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「降り積もれ孤独な死よ」第2話ネタバレと感想【真犯人は蒼佑!?】

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新しい日曜ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」が2024年7月7日からスタートしました。

原作も読んでいますが、まだ完結していない物語です。

第1話では2024年、月島美来が失踪し、その手首には六角形のマークのタトゥーがほられていました。

記者の森燈子はそのマークにつながる事件が2017年にも起きていたことを知ります。

2017年に起きた事件とは、屋敷の地下室から13体の子どもの白骨遺体が発見された灰川邸事件。

その地下室にも六角形のマークが残されていました。

そして灰川邸事件の生き残りの6人は口をそろえて屋敷の持ち主である灰川十三は犯人ではないと言っていますが、さて、どうなっていくのでしょう。

目次

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の基本情報

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の基本情報です。

降り積もれ孤独な死よ
出典:降り積もれ孤独な死よ公式X
放送局日本テレビ系
放送時間7月7日スタート 毎週日曜 夜10:30~11:25
出演者成田凌、吉川愛、小日向文世、黒木メイサ、萩原利久、野間口通る
主題歌 ざらめ/あいみょん
あらすじマガジンポケットで連載されている原作井龍 一・漫画伊藤翔太による同名漫画をドラマ化。2017年とある屋敷で起きた少年少女監禁死体遺棄事件。白骨化した遺体の数は13体。刑事冴木仁が事件解明に乗り出した。謎が新たな謎を呼び、過去と現在が交差するクライムエンターテインメント。
公式HPhttps://www.ytv.co.jp/furitsumore/

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の相関図

「降り積もれ孤独な死よ」の第2話をわかりやすく相関図でまとめてみました。

降り積もれ孤独な死よ第2話相関図
出典:降り積もれ孤独な死よ

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」第2話のネタバレ

では、第2話のネタバレいってみましょう!

2024年東京・事件のおさらい

出典:降り積もれ孤独な死よ

冴木と燈子が喫茶店で事件のおさらいをしている。

燈子は事件についてわかっていることを冴木に話す。

2017年地下室に閉じ込められて餓死した13人の子どもの遺体が見つかった。

屋敷の持ち主である灰川十三は容疑者となる中、灰川は過去に子どもたちを誘拐し一緒に暮らしていたことが判明。

事件の被害者である13人をのぞき、生き残ったものは6人。

彼らは全員、灰川の犯行を否定。

しかし、後日灰川十三はあっさりと逮捕された。

これが7年前の灰川邸事件で最初におこったことですよね?

それを聞いていた冴木が話す。

俺に何が聞きたんですか、俺はもう刑事でもなんでもない。

あの事件は解決している。

本当ですか?と言いながら燈子は資料を冴木に見せる。

その資料には灰川邸事件の壁に描かれていたものと同じマークのタトゥーが手首にある少女が映っていた。

燈子は改めて聞く。

本当にこの事件はもう終わったんですか?

このタトゥー、灰川邸事件の現場に残っていたマークと同じですよね。

私が今探しているこの女の子、美来ちゃんはまた同じような事件に巻き込まれているんじゃ。

すると冴木。

たまたまじゃないですか。

それに何度も言うようですが、あの事件の犯人はもう。

なんにせよ、俺に協力できることはありません。

立ち去ろうとする冴木。

じゃ、せめて、このマークについて教えてくださいと冴木に行く燈子だった。

2017年の山梨・灰川邸事件

確保され連行される灰川

降り積もれ孤独な死よ第2話連行される灰川十三
出典:降り積もれ孤独な死よ

ホワイトボードを眺めながら灰川邸事件について考えている冴木・五味・鈴木。

そこへ、灰川十三の身柄が確保されたと川相が五味と鈴木を呼びにきた。

冴木は驚き目を見開く。

急ぐ五味と鈴木。

連行される灰川十三。

廊下を歩く灰川を冴木がじっと見ている。

灰川が冴木の横を通り過ぎると立ち止まって話す。

刑事にしてはおもしろい臭いがするな、石鹸の香りと煙草の臭いが入り混じっている。朝と夜、日に二度はシャワーをあびるほど清潔さにこだわるくせに、煙草の猥雑な香りが染みつくことはいとわない。

それを聞いた冴木はだったらなんだと灰川に言う。

灰川が振り返り答える。

つまり君は本来の自分がにじみ出ることを恐れてる。

清潔感も煙草も自分をかくすためのカモフラージュか?

そういいながら冴木に近寄る灰川。

そうか、君が蒼佑の…。

警察官が行くぞといい灰川を連れていった。

あっさり犯行を認める灰川

降り積もれ孤独な死よ第2話罪を認める灰川十三
出典:降り積もれ孤独な死よ

川相が灰川を取り調べる。

子どもと屋敷で暮らしていたそうだな。

誘拐だぞ、わかっているか?

お前が殺したのか?

物証がないとたかをくくっているのかもしれんが、絶対に言い逃れは。

そういう川相の言葉に覆いかぶさるように灰川が答える。

俺が殺した。

はっ!?という川相。

灰川が続ける。

子どもたちは全員俺が殺した。

灰川の動機

拍子抜けだよね、灰川がこんなにあっさり自供するなんてと煙草を吸いながら冴木と話す五味。

冴木が犯行の動機は?と聞く。

それがさ、と五味が川相の取り調べを回想する。

川相が灰川に聞く。

何で殺したんだ?

実の子どものように育てていたんじゃないのか?

灰川が答える。

あんたは、血のつながった実の子どもであれば親が子どもを無条件に愛し、育てると思ってるのか?

全ての親が子どもを愛しているとは限らない。

だろ?

はぐらかすな、犯行動機はなんだと聞いていると川相。

手のマークを見つめる灰川。

そして川相の方を向き何も語ろうとしなかった。

黙秘しているのだ。

灰川の手のひらのマーク

降り積もれ孤独な死よ第2話灰川の取り調べについて話す五味と冴木
出典:降り積もれ孤独な死よ

冴木が五味に聞く。

手のひらの傷跡については?

現場に残されていたマークとおなじだったんですよね?

五味は答える。

それについてもだんまり。

ほんと、思ってた以上に不気味な男だわ。

ま、でも犯行を自供したわけだし、ひとまず一件落着か。

早期検挙でうちの本部も上層部も喜んでる。

冴木は言う。

やけにあっさりしすぎじゃないですか。

これまで誰にも見つからず用意周到に子どもさらって殺してたやつが、白昼堂々確保され自供までするなんて。

そういう冴木に五味。

冴木、わかってるよね、警察のルール。

捜査部員でもないあんたがこの事件に口出しする資格はない。

わかってますという冴木だった。

何者かに突き落とされる花音

留置所の中に座っている灰川。

灰川が罪を認めたというニュースを複雑な表情で見ている花音。

何も言わず花屋の仕事を再開した。

夜、花束を持って灰川邸を尋ねる花音。

付近には記者や野次馬たちがたくさんいる。

花音は設けられている献花台に花束を置いて屋敷に向かって手を合わせた。

すると花音の携帯が鳴る。

灰川邸からの帰り道、夜道を歩く花音。

ふと立ち止まり携帯を見ると背後から何者かに突き落とされ階段を転げ落ちてしまった。

花音から連絡を受け病院に向かった冴木

冴木は蒼佑と再開した時のことを思い出していた。

冴木の胸ぐらをつかむ蒼佑。

とっくの昔に俺をおいて逃げ出したくせに、今更何言ってんだよ、ふざけんなよという言葉が頭から離れない。

両手を合わせぎゅぅっと力強く握りしめ下を向く冴木。

すると冴木の携帯が鳴る。

花音が突き落とされたと言う情報が入った。

病院に向かう冴木。

ちょうど花音が受付で会計をしているところだった。

冴木は花音に、蓮水さん、大丈夫ですか?どういうことですか?突き落とされたって、と聞く。

花音は全然大丈夫です、歩いていたら突然と冴木に説明した。

花音を突き落とした人物が真犯人!?

冴木は通報は?と言うが、花音はしていないと答えた。

なぜ?という冴木に花音が説明する。

冴木さん、私を突き落とした犯人は灰川邸事件の犯人です。

はっきりと顔を見たわけではないんです。

でも、私を狙っていたのは確実です。

すると冴木は灰川十三は既に逮捕され罪を認めていますと伝える。

そして続ける。

あなたが灰川を信じたい気持ちはわかりますが、そう思うというだけでは。

すると花音が尋ねる。

灰川邸事件の被害者はすべて灰川と暮らしていた子どもたちですよね?

灰と答える冴木。

また花音。

犯人の目的が灰川の子どもたちを殺すことなら、子どもはまだあと6人残っています。

今回私が狙われていたのが、犯行が続いていると言う何よりの証拠です。

この事件にはまだ何か裏がある。

冴木をじっと見ながら続ける花音。

あなたもそう感じてるはず。

あなたが捜査を続けてくれませんか。

冴木が答える。

無理です。

捜査本部の決定に逆らってまで、灰川と別のホシをあげるって許されません。

それが警察のルールですか?という花音に署で話してくださいと言う冴木。

花音は私は冴木さんにお願いしたいんですと言い、もしこのまま犯人が野放しになって、自分の弟が殺されてもいいんですか?そういう強い動機のある人の方が信頼できるんでと話す。

犯行現場に残っていたマークのストラップを持っている花音

降り積もれ孤独な死よ第2話リッカのマークを持つ花音
出典:降り積もれ孤独な死よ

するとおもむろにお腹すいてます?と冴木に尋ねる花音。

すみません、お菓子しかないんですとバックからお菓子を出そうとすると何かが落ちる。

蓮水が落としたのは事件の現場に残されていたマークと同じ形のストラップ。

冴木が聞くと、リッカのマークですと答える花音。

花音は言う。

父が灰川邸に暮らす子どもたちに必ず話していたんです。

このマークは家族の証だって。

冴木と蒼佑がわかれた幼い日の回想

署で灰川邸事件について書かれた週刊誌の記事を見る冴木。

幼き日の蒼佑との思い出を回想する。

トンボが取れた!と嬉しそうに叫ぶ蒼佑。

家の前で引っ越すために荷物を詰んでいる冴木に、蒼佑はおにいちゃん、すぐ帰ってくる?と聞く。

何も答えない冴木。

帰ってくるよね?と再び聞く蒼佑に、ごめんな蒼佑、俺たちもう家族じゃなくなるんだと答える冴木。

冴木が乗り去っていく車を必死で追いかける蒼佑の姿。

紗身びそう表情の幼き頃の冴木。

蒼佑の職場

灰川邸の事件の記事を見て話している同僚たち。

こわ、灰川十三、こいつ絶対なんかの儀式とかやってるよ、やばくないなどと話す同僚。

それを聞いていた蒼佑は、お前に何がわかるんだよとぼそっといいながらその横を通り過ぎるのだった。

連続傷害事件の被害者の共通点を見つける鈴木

降り積もれ孤独な死よ第2話連続相が事件の被害者の共通点に気が付く鈴木
出典:降り積もれ孤独な死よ

署では鈴木が連続傷害事件の資料を見ながら、灰川邸事件も終わりそうだし、何か他にできることがないかって思ってと五味に話す。

五味は、こないだの富士木町の事件も結局犯人に繋がりそうな目撃情報はなかったみたいだし、どうだろうねと鈴木に言う。

すると鈴木、僕、被害者の共通点に気付いちゃいましたと話す。

えっ?という五味に説明する鈴木。

この事件の被害者、全員男なんです!

五味はそんな見りゃわかんだろとあきれ気味。

それでも鈴木。

でも、こういう通り魔事件の犯人って誰でもよかったっていいつつ、たいてい女性とか子どもとか弱い存在を狙うじゃないですか。

でもこの犯人は男しか狙わない。

つまり、誰でもよくなかったんじゃないですかね。

それぞれの被害者をもう少しよく調べれば何か共通点が見つかるかも。

考える五味。

冴木がいないことに気が付き、冴木は?と鈴木に聞く。

スズキはなんかちょっと出てくるって言ってましたけどと答えた。

灰川邸事件の犯人を調べる決意をした冴木

出典:降り積もれ孤独な死よ

花音の花屋を訪ねてきた冴木。

冴木さんと驚く花音。

2人は喫茶店に異動する。

冴木が花音に話す。

やってみようと思います。

俺に捜査をしてほしいというこの前の話。

ただ、灰川十三以外に新犯人がいるとして、それは蓮水さんにとって必ずしもいい事とは限りません。

えっ!?という花音に週刊誌を見せる冴木。

そして言う。

灰川十三が逮捕されるまでふせられていましたが、事件現場にはこのマークが残されていました。

リッカのマークを花音に見せる冴木。

花音は驚く。

冴木が続ける。

この前蓮水さんが言っていた通り、このマークは灰川と灰川邸の子どもたちが知る家族の証ならそれはつまり…。

すると花音。

真犯人は生き残った子どもたちの中にいる、そういうことですか?

冴木は答える。

その可能性は高いです。

灰川は残った子供たちの誰かをかばっている!?

それなら灰川があっさり自供したことにも納得ができる。

灰川は真犯人である子どもたちの誰かを庇っているのかもしれません。

自分が罪を認めることで捜査を打ち切ることができるから。

花音、かばっている?やっぱりそうですよねと言った。

花音にえっ?と聞き返す冴木。

花音はいえ、なんでもないですと答える。

また冴木が言う。

何にせよ、捜査を続けるということは家族同然に育ったあなたの仲間を疑うことになる。それでもいいんですか?

はい、と答えずずいっとテーブル越しに冴木近づき、冴木さんはいいんですか?と尋ね返す花音。

何が?と冴木。

そして花音。

だってこれは冴木さんにとっても弟の蒼佑を疑うってことですよね。

冴木は言う。

俺は蒼佑が犯人ではないってことを信じています。

それを証明するためにも調べないと。

鈴木から灰川邸事件の捜査情報を聞きだす冴木

署に戻る冴木。

鈴木が冴木に五味が探してましたよと伝える。

あぁ、といいながらも鈴木にちょっといいかと冴木。

休憩室のようなところで鈴木と2人で話す冴木。

生き残りの川口悟

鈴木が生き残りの子どもについて説明する。

川口悟23歳、現在は甲州大学の法科大学院に通っています。実家は県内で大病院を経営するいわゆるエリート家計ですかね。

冴木がなんでそんな子が灰川に?と聞くと鈴木が答える。

いわゆる教育虐待ってやつです。

川口悟の両親は学歴や成績にかなりこだわる人物だったようで、成績が下がるとコンパスで手を刺されてたと身体的な虐待も日常的だったようです。

川口悟にあう冴木

降り積もれ孤独な死よ第2話川口悟
出典:降り積もれ孤独な死よ

手にコンパスで刺された跡が痛々しく残っている川口悟。

悟は僕は知ってることは警察署で全てお話したはずですと冴木に言う。

冴木はすみません、少し追加でお話伺えればとと言うと、試験が近いので手短にお願いしますという川口。

冴木は聞く。

7月12日の夜9時ころ川口さんはどちらにいらっしゃいました?

悟、それってアリバイの確認ですよね?また何か事件があったんですか?僕疑われてるんですか?

冴木、質問にだけ端的に答えていただければ、手短に終わらせるためにも。

川口は答える。

12日なら夜7時から10時まで図書館で勉強してました。

調べてもらえれば入館記録のデータも残ってるはずです。

言っときますけど、僕は他の皆とは違う。

父さんが、灰川十三がいなくてもまともに生きていけるよう努力してやっとここまできたんです。

できれば灰川邸にもあの事件にも関わりたくない。

そういうと川口悟は勉強にとりかかった。

生き残り沖島マヤ

鈴木が沖島マヤについて説明する。

沖島マヤ25歳。

幼いころ事故で両親を亡くし、引き取られた叔父の家で性的虐待にあっています。

9歳の時に叔父が逮捕。

実刑処分となったことで行き場をなくし、灰川邸に辿り着いたと。

現在は県内のタトゥースタジオに勤務しています。

沖島マヤにあいに行く冴木

降り積もれ孤独な死よ第2話沖島マヤ
出典:降り積もれ孤独な死よ

沖島マヤは言う。

12日の夜はここで働いてたけど。

店長に確認してもらえればシフト表のデータもあるはず。

沖島マヤの背中には大きくリッカのマークのタトゥーがほられている。

それを見た冴木が聞く。

それ、リッカのマークですよね?

沖島マヤが答える。

そう。灰川邸を出た後、最初に入れたの。

店長がマヤお客様入ったよと沖島マヤを呼びに来る。

沖島マヤは煙草の火を消して、はい、と冴木のもとを去っていった。

店長が冴木に声をかける。

あんま見た目で判断しないでくださいね。

マヤ、荒れてた時期あったみたいですけど、タトゥー入れるようになって落ち着いたみたいで。

あれが心のよりどころなんですよ、あいつの。

それを壁の向こうで沖島マヤは聞いていた。

連続傷害事件の被害者の共通点

降り積もれ孤独な死よ第2話連続傷害事件の被害者を調べる五味
出典:降り積もれ孤独な死よ

署では五味が連続傷害事件の被害者の資料や写真をサークル上に並べ、その中心に自分が座り、共通点ねぇ~と考え込んでいる。

すると全ての被害者に自分の子どもや連れ子、姪っ子など同居の子どもがいるという共通点が見つかった。

生き残り東優磨

鈴木が東優磨について説明する。

年は26歳で灰川邸では最年長。

彼の母親は信仰宗教にはまっていて、少しでも教義に背くと指導と言う名の激しい折檻があったと。

東優磨の職場を尋ねる冴木

降り積もれ孤独な死よ第2話東優磨
出典:降り積もれ孤独な死よ

同僚からやめたんじゃないかなぁと聞く冴木。

確か7月12日を最後にクビになったって聞いてますけど。

あまりにも無断欠勤が続くから。

冴木が聞く。

7月12日、東は無断欠勤してたんですか?

はい、と答える同僚。

東優磨の自宅前で見張る冴木。

東優磨が出てくる。

冴木が東優磨を尾行する。

東優磨は公園のベンチに座り遊んでいる子どもたちを見ている。

しばらくして立ち上がり去っていく。

座っていたベンチの側に冴木が行ってみると、地面の砂にリッカのマークが描かれていた。

冴木が振り向くとすぐ後ろには東優磨が立っている。

びっくりする冴木。

東優磨はベンチに置き忘れた飲み物を持ってまた歩き出した。

すると冴木の携帯が鳴る。

電話に出ると東優磨の勤め先の上司。

先ほど、東が7月12日無断欠勤したとスタッフがお伝えしたようですが、実は違いまして。

確かに無断欠勤していたんですが、私直接彼の家まで様子見に言ったんですよ。

それは何時ころの話ですか?と冴木が聞く。

すると元勤務先の上司。

確か夜9時ころのはずです。

本人にあった直後に会社に一報を入れたので、その記録ならあるはずです。

冴木はありがとうございますと電話を切り、自分の手帳の東優磨の横にアリバイありと記入した。

連続傷害事件を調べる五味

出典:降り積もれ孤独な死よ

五味は今回の連続傷害事件の被害者に話を聞きに行っていた。

被害者は相手は全身黒ずくめで目出し帽をかぶっていたので、何にも覚えてないと言う。

誰かに恨まれたりするような心当たりは?と五味は聞くが、被害者はないです全然、と話す。

五味が病室を出ると担当刑事がそちらで数年前からおきていた連続傷害事件と同一犯によるものですかねと五味に聞いてきた。

五味は今回の被害者の方に子どもはいますか?と聞く。

担当刑事は答える。

はい、息子が1人。

ちょうど今あそこに。

ただ、事件がよっぽどショックなのか何も話してくれなくて。

五味が子どもの側へ行き話しかける。

かずきくんだよね?今いくつ?

子どもはだんまり。

五味はお腹すいてない?おかし食べない?と差し出すとそれでもだんまり。

しかし、子どものお腹がぐぅ~っとなってしまう。

やっぱすいてんじゃんと五味は笑ってお腹を押すと子どもがお腹を抑える。

その時の子どもの反応に違和感を感じた五味は、ごめん、ちょっと見てもいい?と洋服をたくし上げると、子どものお腹には繰り返し暴力をうけたような大きなあざがあった。

冴木は蒼佑の家に行く

降り積もれ孤独な死よ第2話蒼佑のアリバイを確認する冴木
出典:降り積もれ孤独な死よ

冴木は最後に灰川邸事件の生き残りである蒼佑の家を訪れた。

蒼佑の母・由香がお茶を出しながら、この前はごめんね、なんていうか取り乱しちゃってと話す。

何で逃げたんですか?それにあれは一体どういう?(鞄で顔を多い怯えていた様子)と冴木は聞いた。

由香は答える。

蒼佑が事件について疑われてるんじゃないかって思ってパニックになっちゃっただけ。

ほんとなんでもないの。

冴木はまた質問する。

蒼佑が灰川の家で暮らしていたことは知っていたんですか?

由香は答える。

小学生の頃からだんだんうちに帰って来ない時間が増えてきて、どこの誰かは言えないけど、お世話になってる人がいるから心配するなって本人が。

それでそのまま放置してたんですかと冴木。

由香。

だって、家にいるよりいいでしょ。

仁君ならわかると思うけど、蒼佑はね、ほんとにいい子なのよ。

16でうちに戻ってきた後は生活のために働きに出てくれてるし。

冴木は7月12日の夜9時ころ蒼佑がどこにいたかわかりますか?と聞く。

由香が答える。

うちにいた。

2人でご飯食べてテレビ見てたぐらいだけど。

答える由香の手はそわそわしているような不自然な動きをしていた。

やっぱり蒼佑って何か疑われてるの?と由香。

いえ、そういうわけではと答えた冴木。

全員のアリバイについて花音に報告する冴木

冴木は花音に生き残っている4人について調べたことを話す。

結論から言うと蓮水さんが襲われたとき、4人には全員アリバイがありました。

それぞれ職場や学校関係者、家族に裏付けがとれています。

すると花音は家族…蒼佑のことですか?と言う。

はい、母親が一緒にいたとと答える冴木。

花音、と言うことは結局、灰川邸の真犯人は生き残った子供たちの中にはいないってことですか?

冴木は答える。

そういうことになりますね。

消息がつかめない神代健流をのぞいてですが。

もしくは蓮水さんが襲われたのが灰川邸事件とは無関係でやはり子どもたちを殺したのは灰川十三なのかも。

花音は即座にそれはありえませんと言う。

灰川十三の面会を申し出る花音

そして提案する。

冴木さん、父に面会できませんか?

全てのカギを握っているのはやはり父です。

本人に直接問いただすのが一番の近道ではないですか?

それに対して冴木は答える。

面会はできても事件の内容については一切話せませんよ。

それに灰川が誰かをかばっているなら、あの男がそう簡単に真実を話すとは思えません。

容疑者たちにアリバイがあった以上、別の角度から調べる必要がある。

もう少し客観的な情報を集めないと。

すると花音、客観的?冴木さん、蒼佑のアリバイは客観的なんですか?

家族は家族を守るために嘘をつくこともある。

冴木、蒼佑の母親が嘘をついてるってことですか?

花音、私も蒼佑を疑いたいわけじゃないです、ただ、あの二人ちょっと気になりませんか?

すると花音は突然立ち上がり、でも刑事の冴木さんが嘘じゃないと判断したならそれはきっと正しいと言うことですよね、すいません勝手なこと言ってと店を出ていった。

連続傷害事件の犯人像について話す五味

降り積もれ孤独な死よ第2話傷害事件被害者の共通点を話す五味
出典:降り積もれ孤独な死よ

署に戻る冴木。

五味が冴木を見る鳴、冴木!お前ここんとこずっとどこ行ってたんだよと文句を言う。

ちょっとと冴木が言うと、ちょっとの範疇こえてんだよと五味。

こんな時間まで何やってるんですかと冴木が聞くと、鈴木が例の連続傷害事件の犯人に一歩近づいたんですと言う。

五味が、正確には犯人の動機ねと補足する。

そしてづつける。

こないだの富士木町の事件の被害者、こいつは実の息子に暴力をふるってた。

それで、他の傷害事件の被害者を洗いなおしたところ、全員なんらかの形で子どもを虐待してた。

つまり犯人は子どもを虐待する男を憎んでるってこと。

リアクションがやけにあっさりしている冴木

なるほどと冴木。

五味はこの大発見に対するリアクションがそれだけ?と言うと、冴木は笑いながらさすがだなと思ってとまたちょっとといって出ていこうとする。

五味が冴木、あんたの弟、富士木町に住んでたよね?とおもむろに聞く。

冴木ははいと答えて部屋をでていった。

部屋に残っている五味は、連続傷害事件と灰川邸事件がなんか似ている気がすると鈴木に話す。

どっちも虐待っていう共通点があるでしょ。

かたや虐待されている子どもたちを狙った事件、かたや虐待していた大人たちを狙った事件。

この二つの事件、どっかでつながってたりして。

五味はじっくりとホワイトボードを見るのだった。

煙草を吸いながら考えこむ冴木は蒼佑の写真を見ていた。

蒼佑の家ではがちゃぁん!と音がする。

由香が恐る恐る見に行くと、蒼佑の手が血まみれになっている。

ごめん、かあさん、またやっちゃったと言う蒼佑を驚きの表情で見つめる由香だった。

蒼佑のアリバイを調べなおす冴木

改めて蒼佑の家を尋ねる冴木。

由香にライターを見せながら冴木は言う。

あなたは介護施設の仕事の他に、毎週水曜と土曜はこのスナックで働いていますね?

店に確認したら12日の夜この店で働いていた。

つまりあなたは蒼佑がどこで何をしていたか知らないはずです。

なんで嘘をついたんですか?

由香さん、あなたは何を隠しているんですか?

チャリーンと音がする。

冴木が音がする方に行くと鏡が割れていた。

これ…という冴木に由香が言う。

仁君、やっぱりあの人の子だね、そっくりだよ。

そうやってひとつずつ相手を追い込んで逃げ道なくすところ。

あの人いつもそうだったもんね。

すると冴木はあいつの話はやめろ!と大きな声を出して由香の肩をつかむと、由香の洋服がずれて肩が見える。

その肩に大きなあざ。

それを見て驚く冴木。

由香は言う。

蒼佑はね、ほんとうにいい子なの。

だってごめんね、お母さんごめんねって殴った後必ず謝るんだよ。

でもね、父親と同じように壊れてしまってる。

それを聞いた冴木は割れた鏡をじっと見つめた。

そして車のに戻った冴木。

手帳に記入した蒼佑の横のアリバイありを黒く塗りつぶし、ハンドルに頭をぶつけてあぁぁぁっと叫ぶのだった。

連続傷害事件・富士木町付近の防犯カメラを見る五味

そのころ五味の元には防犯カメラの映像が届く。

それを確認する五味はこれってと驚く。

蒼佑が犯人かもしれないと花音に電話する冴木

降り積もれ孤独な死よ第2話どこかへ向かう蒼佑
出典:降り積もれ孤独な死よ

冴木は花音に連絡する。

蒼佑のことでわかったことがあります。

いや、分っていたことと言った方がいいでしょうか。

蓮水さんの言う通り、自分自身、家族を守るために見て見ぬふりをしていました。

とにかく今は蒼佑に近づかないでください。

灰川邸の真犯人は蒼佑かもしれない。

誰かの後をつける花音。

それは蒼佑だった。

蒼佑は黒いパーカーのフードをかぶってどこかに向かっている。

リッカのマークのストラップを持つ瑕面の男

シーンは変わり、花音がもっていたものと同じ、家族の証であるリッカのマークを持つ瑕面の男の姿があった。

灰川十三が亡くなっていた

留置所では灰川十三が首をつって死んでいた。

蒼佑が花音を突き落とした灰川邸の真犯人なのか!?

ここからは原作やこの先のストーリーのネタバレにもなるかもしれないので、ご注意ください。

鏡を割ってしまったあと、ちょっと出かけてくると家を出た蒼佑。

そんな蒼佑を花音が尾行しています。

冴木が感じているように、蒼佑は灰川邸事件の真犯人なのか?

五味が冴木に蒼佑の住んでいる場所を聞いたりして、蒼佑が連続傷害事件の犯人というような伏線もありましたね。

連続傷害事件の犯人と同じように黒づくめの恰好をしてどこかに向かっています。

フードもかぶりこれで目出し帽もかぶったらまさにですよね。

原作ではこの後蒼佑が向かうのはDV加害者のための支援センターです。

12日の夜も蒼佑はここにきていたんですね。

花音が突き落とされた12日の夜9時ころのアリバイ成立です。

実は蒼佑も父から虐待を受けていて、さらに自分もそういうことをしてしまっていた。

そして蒼佑はそういう衝動にかられる自分としっかり向き合って克服しようとしていたんです。

五味が連続傷害事件の被害者全員が子どもを虐待していたという共通点がある、と冴木に話した時のあっさりしたリアクションから、やっぱり連続傷害事件の犯人はドラマでも冴木説が有力なのかなと思ってしまう私です。

いやぁ~ドラマはどういう風になるんでしょうか。

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」第2話の感想

第2話のラストでは灰川が亡くなってしまうと言う衝撃的な展開が待ち受けていました。

灰川が亡くなってしまうのは原作と同様ですが、ここまでの展開がドラマはすごくスピーディーです。

原作では冴木と花音が好意をよせあっているような描写もあるんだけど、ドラマではないのかなぁ~。

それも見たいんだけどな。

原作を知っていて見るドラマはまた違った視点からいろいろ考察することができて楽しいですね。

まとめ

今回は2024年7月から始まった「降り積もれ孤独な死よ」第2話のネタバレと感想をお伝えしました。見逃してしまった人、あそこってどうだっけ?とちょっと確認したいことがある人など、いろいろな方のお役にたてるとうれしいです。

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