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ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」第5話ネタバレと感想【灰川邸事件真犯人は鈴木!】

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新しい日曜ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」が2024年7月7日からスタートしました。

原作も読んでいますが、まだ完結していない物語です。

第4話では冴木と花音が2人で灰川の故郷に向かい、灰川の過去がわかったり、2人の仲がぐっと近くなったりという展開でした。

ラストでは顔に傷がある男に襲われて花音が撃たれてしまいました。

花音は大丈夫なのでしょうか?

第5話ではとうとう真犯人が判明します。

目次

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の基本情報

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の基本情報です。

降り積もれ孤独な死よ
出典:降り積もれ孤独な死よ公式X
放送局日本テレビ系
放送時間7月7日スタート 毎週日曜 夜10:30~11:25
出演者成田凌、吉川愛、小日向文世、黒木メイサ、萩原利久、野間口通る
主題歌 ざらめ/あいみょん
あらすじマガジンポケットで連載されている原作井龍 一・漫画伊藤翔太による同名漫画をドラマ化。2017年とある屋敷で起きた少年少女監禁死体遺棄事件。白骨化した遺体の数は13体。刑事冴木仁が事件解明に乗り出した。謎が新たな謎を呼び、過去と現在が交差するクライムエンターテインメント。
公式HPhttps://www.ytv.co.jp/furitsumore/

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の相関図

「降り積もれ孤独な死よ」の第5話をわかりやすく相関図でまとめてみました。

降り積もれ孤独な死よ第5話相関図
出典:降り積もれ孤独な死よ
huluなら「降り積もれ孤独な死よ」全話見れます!

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」第5話のネタバレ

では、第5話のネタバレいってみましょう!

2017年の山梨・灰川邸事件

病院に搬送される花音

降り積もれ孤独な死よ第5話責任を感じる冴木
出典:降り積もれ孤独な死よ

顔に傷がある男に撃たれ花音は病院に搬送される。

看護師や医者がバタバタと慌ただしく花音の容態を管理している。

冴木自身も肩に傷を負い、手当をしてもらいつつ、眠ったままの花音を心配そうに見つめる。

冴木は灰川の故郷に一緒に行こうと誘ったことや灰川邸によったこと、花音が撃たれるまでを回想し、責任を感じていた。

冴木は病室で眠っている花音の隣に座りうつむいていた。

鈴木もとりあえず無事

降り積もれ孤独な死よ第5話精神的に参っている鈴木
出典:降り積もれ孤独な死よ

そこに五味が訪ねてくる。

2人は屋上へ。

まだ目を覚まさないのかという五味。

冴木は出血性ショックによる意識不明の状態で命に別条はないと説明する。

五味が言う。

鈴木はもう大丈夫だって。

脳しんとうをおこしただけ。

精神的なショックは大きそうだけど。

それを聞いた冴木は、すみません、俺のせいですと謝り、あの男(顔に傷がある男)は?と五味に尋ねる。

顔に傷がある男と灰川には面識があった

降り積もれ孤独な死よ第5話指名手配される顔に傷がある男
出典:降り積もれ孤独な死よ

五味は話す。

緊急で指名手配をかけ追っているけど、まだ見つかってない。

まぁ特徴的な風貌だしすぐ見つかればいいんだけど。

灰川邸の事件の捜査も正式に再開するってさ。

勝手にとはいえ事件を追ってた刑事とその関係者が襲われたんだからさすがに無視はできないって。

それに灰川邸周辺で聞き込みをしたら灰川が逮捕される前、そいつ(顔に傷がある男)と灰川が一緒にいるところを目撃したという情報が出た。

えっ!?と冴木が驚くと五味が推測する。

灰川とそいつ共犯っていう線もある。

だからそのケガ、早く治しなよ。

あんたも捜査本部に戻すってさ。

それを聞いた冴木がいいんですか?と言うと、五味が言う。

まぁ今までのことはすげぇ怒られるだろうけど、灰川とそいつに一番近づいてるのはあんただから。

花音の過去

降り積もれ孤独な死よ第5話火事場の前に立つ花音
出典:降り積もれ孤独な死よ

じゃ署にもどるわ、あんたは?

冴木は俺は蓮水さんが目を覚ますまでと答える。

すると五味が言う。

冴木、公私混同には気を付けなよ

灰川邸事件が再開される以上蓮水花音はまた重要参考人となる。

容疑者としても排除されたわけじゃない。

冴木が五味に近づきながら蓮水さんは犯人じゃありませんよと言う。

そんな冴木に五味が、あんた蓮水花音のことをどれだけ知ってる?と聞く。

何も答えない冴木に五味が続ける。

蓮水花音の母親はあの子が生まれたばかりの頃、男を包丁で刺した殺人未遂を起こしてる。

刺されたのは蓮水花音の父親。

ただ、他に家庭がある男でそのいざこざが原因らしい。

母親は実刑を食らって、赤ん坊だった蓮水花音は施設に預けられた。

でも7歳の頃、母親が刑期を終えて出所。

後は本人から聞いている通り、母親に育児放棄された彼女は灰川と出会って家を出た。

冴木が言う。

母親のことは蓮水さんが18の時に死んだってことしか聞いてません。

でも母親の過去に何かあっても蓮水さんには関係ないでしょ。

すると五味。

じゃぁ、母親の死因は?

火事で死んだって彼女話した?

五味の話は続く。

火の不始末による事故ってことになってるけど、真相はよくわかってないらしい。

蓮水さんがやったって言いたいんですか?と冴木。

五味が言う。

そこまでは言っていない。

ただ、蓮水花音の周りにはずっと死がまとわりついてる。

そもそもなんであの子は、階段から突き落とされた時あんたにだけ連絡したんだろうね。

ごめんね、刑事だから疑うのが仕事なんだわ。

それに、蓮水花音が被害者だとしても、あの子のことが大事ならこれ以上捜査に巻き込むのは危険でしょ。

そう言って、五味は去っていった。

意識が回復する花音

降り積もれ孤独な死よ第5話目を覚ます花音
出典:降り積もれ孤独な死よ

花音との今までのことを考えながら病院の廊下を歩いている冴木。

すると、看護師さんが走ってきて刑事さん!と冴木に声をかける。

冴木が急いで病室に戻ると花音が目を覚まし「あっ冴木さん」と手を振る。

それを見た冴木は、なんでそんな普通なんですか?まるまる二日間昏睡状態だったんですよと驚く。

花音はそんなに寝てたんですか私?冴木さんは?と逆に聞く。

冴木は俺はこの通り大丈夫ですと答える。

そして花音。

よかった。

私冴木さんが死ぬかもって思った瞬間、悲しいし、絶対に嫌だって思ったんです。

おかしいですよね、父が死んだときは何も感じなかったくせに。

すると冴木。

だからってとっさに火炎放射器を作れる人はそういないと思いますよ。

そうなんですか?と花音。

いや、そうなんですかってと冴木は言い2人で笑う。

花音はよかった、またこうやって冴木さんと会話ができてと安堵している。

そしてお互いすこし見つめ合った後、次の質問の声がかぶってしまう。

花音の質問が優勢。

何者なんですかね?あの男。

ああやって襲ってきたってことは、やっぱり灰川邸事件の真犯人なんでしょうか?

すみません、何か言いかけてました?

冴木。

どうしてそんなに知りたいんですか?

こんな目にあってまでどうしてあなたは?

蓮水さんはもうこの事件に関わらない方がいい。

灰川邸事件は捜査が正式に再開されることになりました。

後は俺たち警察が調べます。

花音が私はと言いかけると、ダメですと冴木がかぶせて言い、続ける。

これ以上をあなたを危険な目にあわせられません。

じゃぁ、俺はこれで。

病室を出ていく冴木を寂しそうに見つめる花音だった。

2024年東京・灰川邸事件の生き残りに接触する燈子

出版社の自席に座る燈子

降り積もれ孤独な死よ第5話出版社の燈子と上司緒方
出典:降り積もれ孤独な死よ

自分のデスクに座る燈子。

花音と冴木が撃たれたという記事を見ていると、お!もしかして例の事件?と上司の緒方が声をかけてくる。

燈子が答える。

はい、冴木さんと言う元刑事と会えたんですけど、最後まで話は聞けなくて。

他にもあてはあるのでそこから探ってみるつもりです。

すると緒方。

がんばってよぉ~。

7年前の凶悪殺人事件とその子の失踪に関連があるなら話題性全然変わってくるからさ。

少し解せない様子ではい、と答える燈子だった。

沖島マヤに会いに行く燈子

降り積もれ孤独な死よ第5話マヤに会う燈子
出典:降り積もれ孤独な死よ

パソコンで沖島マヤについて調べている燈子は実際に会いに行き、美来について聞く。

マヤは失踪した美来の写真を見て答える。

確かにリッカのマークに似てるけど、タトゥーを入れたのは私じゃない。

この子のことは知らないし、未成年相手にそんな無責任なことしない。

そういってマヤが立ち去ろうとすると、燈子はじゃぁ他の方の連絡先を教えてもらうことはできませんか?2017年で生き残った5人の中の誰でもいいんです。

5人?とマヤ。

えっ!?違いますか?だって…と資料を見返そうとする燈子。

マヤは悪いけど帰って、なんにせよ記者に簡単に教えるわけにいかないからとまた立ち去ろうとする。

燈子が追いかけ、これは記事だけじゃなくて、個人的に美来ちゃんが心配なでんすと言う。

それを聞いたマヤ。

私だってそう。

誰も傷ついてほしくないんで、自分の大事な人達に。

マヤの後ろ姿を見つめ、ため息をつく燈子だった。

2017年の山梨・灰川邸事件

ニュースになる顔に傷がある男

降り積もれ孤独な死よ第5話顔に傷がある男ニュースになる
出典:降り積もれ孤独な死よ

花音は退院し自宅に戻っていた。

テレビからは花音たちが襲われた事件が流れている。

指名手配になっている顔に傷がある男の似顔絵と防犯カメラの映像が映る。

それを見ている花音。

ふと携帯をとり、冴木に連絡しようとするが、ためらいやめた。

とある薄暗い部屋では事件についての新聞を見ている顔に傷がある男。

怒り狂い叫びながら机を蹴とばしたり、物にあたりちらしている。

我が子を食らうサトゥルヌスを購入した人物を探す冴木と五味

降り積もれ孤独な死よ第5話川相と捜査について話す冴木と五味
出典:降り積もれ孤独な死よ

冴木や五味たちは灰川邸の差し替えられた絵「我が子を食らうサトゥルヌス」の絵の購入者を割り出そうとしている。

川相が冴木と五味に本当に絵を掛け替えた人物が灰川邸事件の犯人なのか?と聞く。

冴木が答える。

灰川にとって真珠の耳飾りの少女は父親を殺した過去を忘れないための大事なものだったんです。

それをわざわざ、子供に殺されることに怯え子供を殺した男の絵に替えたんです。

犯人からのメッセージとしか考えられません。

五味が後に続く。

それに、犯人は灰川十三のほんとの子供の可能性があります。

すると川相が、それがこいつってことかと顔に傷がある男の指名手配のポスターを見る。

その可能性もあると思いますという冴木。

そしてまた川相。

わかった、だが、できるだけ急いでくれ。

こいつの捜査になんの進展も無い中、お前たちを遊ばせている余裕はない。

鈴木はまだ復帰できそうにないですか?と五味が川相に聞く。

川相は答える。

ああ、新人が精神的にまいってフェイドアウトするのはめずらしいことじゃない。

鈴木のためにも今は犯人逮捕に全力をつくせ、冴木。

冴木は「はい」と返事をした。

真珠の耳飾りの少女の絵とベアトリーチェチェンチの肖像画

降り積もれ孤独な死よ第5話真珠の耳飾りの少女とベアトリーチェの肖像画
出典:降り積もれ孤独な死よ

冴木と五味は画商に我が子を食らうサトゥルヌスの絵を調べてもらう。

画商が状態から見てこれは恐らく最近書かれたものだねと言う。

五味がどのようなルートで取引されたか分りませんかと聞くと、画商はさぁねぇ、画商仲間にも聞いてみるよと言う。

そして冴木、最近この絵が取引されたと言う話はありませんかと真珠の耳飾りの少女の絵を携帯で見せる。

私の知る限りではないねと答える画商。

そして話す。

みんなこの絵が好きだけど、私はどうも好きになれない。

結構不気味な逸話もあるからね。

五味が不気味な逸話?と言うと、画商はもう一つの絵を見せて二つの絵は似てると思わない?と言いう。

確かに、という五味。

そして画商は説明する。

一説によるとフェルメールはこのベアトリーチェチェンチの肖像画を元にして真珠の耳飾りの少女を書いたと言われている。

それがなんで不気味なんですか?と冴木が聞く。

画廊がまた説明する。

この絵のモデルになったベアトリーチェは父親を殺した少女だからだよ。

父親からひどい虐待を受けていたベアトリーチェはある日家族と共謀して父親を殴り殺したんだ。

でもその結果、彼女は父親殺しの罪で斬首刑になる。

この頭のターバンは首をはねる時髪の毛で刃が滑らないようにするためのものらしい。

五味がフェルメールのこの青いターバンは?と聞く。

一説によるとって話だから本当のことはわからないけどね。

でも私はこの絵を見るたびに、父親からひどい目にあって復習したあげく、悲惨な最期を遂げた少女が思い浮かんで嫌な気分になる。

そういって画商は出ていくのだった。

真珠の耳飾りの絵と花音を重ね合わせる冴木だった。

シーンは変わり、何者かが真珠の耳飾りの絵をナイフでずたずたに切り裂いている。

灰川とお別れする子供たち

引っ越しのためきれいに荷物が片づけられている部屋で冴木と母、自分が映る写真を見つめる蒼佑。

携帯にはマヤからやっぱり明日は来られない?とメッセージが入っているが行けないと返事をする蒼佑だった。

蒼佑以外の4人、喪服姿の花音とマヤと悟と優磨が灰川とのお別れに来ている。

マヤがあっけないもんだねと呟いた。

子供の頃の回想シーン

灰川邸の庭でカナブンが死に、お墓を作る子供たち。

灰川が後ろから声をかける。

そんなものいちいち作っていたら庭が墓だらけになるぞ。

でもかわいそうだよ、お墓がないとと花音。

灰川はなぜだ?と尋ねる。

花音が答える。

だってお墓がなかったらただ死んだだけになる。

生きていたこと忘れられちゃう。

それを聞いた灰川。

そうだろうか?

誰かが生きていた証は墓に残るわけじゃない。

人の中に残るんだ。

ま、そのうちわかる。

花音がじゃ父さんも刃かはいらないってこと?と聞くと灰川が答える。

あぁそうだ、墓はいらない。

俺が死んだら灰にしてここに撒いてくれ。

灰川とのお別れが済んだ帰り道。

マヤがあの屋敷はどうなるの?と聞くと悟が、相続するものがいないなら最終的には国のものになるはずだけどと答える。

マヤはなんか実家がなくなる気分だわと言うと花音がだったら最後に皆で戻ろうよ、私たちの家にと後ろから声をかける。

みんなが振り向くと、なんと花音は灰川の遺骨を持っている。

もらってきたとあっけらかんという花音。

灰川の遺灰を庭に撒く子供たち

降り積もれ孤独な死よ第5話灰川の遺灰をまく子供たち
出典:降り積もれ孤独な死よ

だってお父さん死んだらお墓じゃなくてあの屋敷に撒いてほしいっていってたでしょ?

その思いをかなえられるのは私たちだけじゃない?

するとマヤが笑顔で花音の肩を抱いて歩く、悟も優磨も笑顔で後に続いた。

屋敷では皆で灰川の遺骨をさらに細かくしている。

マヤがこれやんなきゃダメ?と言うと、悟が父さんは灰にして撒いてくれって言ってただろ。

それに遺骨をそのまま捨てたり埋めるのは死体遺棄罪になる。

すると優磨がもうすでに窃盗罪と住居不法侵入だよと笑う。

マヤは、まぁ父さんに育てられた私たちに普通の倫理観を求めるほうが無理な話だと言いながら雑に骨をくだく。

悟がもう少し丁寧にやらないとマヤに言う。

花音は笑顔でそのやり取りを見て昔にもどったみたいだと昔を懐かしく思い出す。

皆も楽しかったよねと言い、悟もずっと続けばよかったのにと言うのだった。

4人はベランダに立つ。

じゃあいきますかとマヤ。

優磨が遺灰を撒く。

続いて悟、マヤ、花音と皆で灰川の遺灰を庭に撒いた。

灰川とであったころを思い出している花音の頬を涙がつたう。

遺灰が目に入ったのかなとごまかす花音。

マヤがまぁそういうことにしとこうと花音の背中にそっと手を置いた。

悟が蒼佑も来れればよかったのになというと、マヤが私もそう思って連絡したんだけど、どうしても先に終わらせなくちゃいけないことがあるんだってと言った。

冴木を好きなことに気付いていない花音

冴木にメッセージを送ろうとしている花音。

またためらってしまい送信できずにいた。

なんかあった?とマヤが花音に声をかける。

花音かわったよね、さっき泣いてたし。

誰かの影響?あっ!?もしかして好きな人できたとか?

花音は話す。

好きとかそういうんじゃないと思う。

ただ、今どこで何してるんだろうとか、私のことどう思ってるんだろうって気になるだけで…。

するとマヤ、いやいやそれはもうさぁ~と笑いながら言うが、花音は何?と分っていない様子。

するとマヤ。

大丈夫、なんでもない。

まぁ気になるんだったら自分から行動してみれば?

花音の背中を押すマヤだった。

灰川十三の日記を見つける花音

降り積もれ孤独な死よ第5話灰川十三の日記
出典:降り積もれ孤独な死よ

家に帰ろうと外に出る4人。

ここに来るのもこれが最後かなと灰川邸を後にしようとする4人。

するとサツキという花を見つける。

しかも造花で花びらが6枚。

サツキってもともと花びらは5枚なのにと花音。

父さんが飾ったのかな、死んだ今となってはわからないねとマヤ。

花びらが6枚あることを気にする花音は、冴木が言っていた六つの花と書いてリッカと言っていたことを思い出す。

花音は3人に先に帰っていてと言い、屋敷の周りを調べてみると、周りには6つの造花のサツキが植えられていた。

その場所をつなげた中心地点に何かがあると睨んだ花音はその場所を掘ってみる。

金属製の箱が出てきた。

ダイヤル式の鍵が付いている。

トンカチで壊して開ける花音。

中からは灰川十三の日記が数冊でてきた。

冴木と蒼佑の父

降り積もれ孤独な死よ第5話冴木と蒼佑の父の親戚
出典:降り積もれ孤独な死よ

皆が灰川十三の遺灰を撒いていた日、蒼佑は手土産を持ってある人を訪ねていた。

それは血の繋がった父親の親戚。

父のことを聞きに行ったのだった。

回想シーン

父親の親戚の車いすを押しながら話を聞く蒼佑。

親戚が言う。

まぁ僕は従兄妹って言っても小さい時に遊んだことがある程度でそんなに親しくなかったんだけどね。

なんせあの家怖かったから。

怖い?と蒼佑。

親戚が続ける。

まさかずさんの親父さん、つまり君のおじいちゃんは気性が荒くてね。

気に食わないことがあるとすぐに手が出る人だった。

父にも手を挙げたんですか?と蒼佑。

すると親戚。

もう亡くなってしまったから正直に言うけど、日常茶飯事だったと思う。

こんな話聞きたくないよな。

いえ、知れてよかったですと蒼佑は感謝した。

夜の町を歩く蒼佑。

冴木に電話をするが留守電となる。

メッセージを残す蒼佑。

ごめん、仕事中に電話して。

俺、今日、親父の親戚にあってきたんだ。

結局親父も俺たちと同じだった。

それでなんか、兄貴と話したくなった。

署に花音から灰川十三の日記が届く

居酒屋で五味と食事をしている冴木に同僚から電話が入る。

花音から何かが届いているという同僚。

帰ったら確認してみると冴木は電話を切るが、気になるなら先に戻っておけばと五味が冴木に言う。

五味が署に戻ってきて荷物を受け取り開けてみると中には花音が見つけた灰川の日記が入っていた。

早速読み始める冴木。

灰川十三の日記の内容

降り積もれ孤独な死よ第5話自転車を修理する灰川
出典:降り積もれ孤独な死よ

血のつながりを捨てた孤独な人生、そんなものを記録する意味などあるのだろうか。

だが、ほとんどの日記がそうであるように、この日記も誰かのために書くわけではない。

意味などなくてもいいはずだ。

-1992年5月19日-

少年院を出てから俺は誰とも深く関わらず、ただ日々を生きのびてきた。

そのことに不満はなかったし、それが自分のさだめだと思っていた。

なのに今日…

回想シーン

自転車が故障し困っている女性。

そのそばを通り過ぎる灰川。

女性は助けてほしそうに灰川を見る。

自転車を修理してあげる灰川。

自分でなおせるなんてすごいですねと女性が言う。

灰川は答える。

人に頼りたくないだけです。

自分でできれば無駄に人と関わらずに済む。

すいません、私が何にもできないせいで無駄に関わらせてしまいましたと謝る女性。

彼女の名前はよねだみゆきといった。

なぜ俺は彼女を助けたのだろう。

-5月21日-

先日のパンク修理のお礼を渡されそうになる。

回想シーン

女性はこれ、少しで申し訳ないんですけどと灰川に封筒を差し出す。

いらないと断り去ろうとする灰川だが、でも何かお礼しないと気が済みませんからと灰川の手を掴み引き留める女性。

女性は灰川の手の平の傷を見てしまう。

いりませんと立ち去る灰川。

するとみゆきが、それ、痛かったですよね、すごく…と灰川に言った。

彼女は夫からの暴力に耐えかね出てきていたのだ。

同じ傷を抱えた者同士がひかれあうことは必然なのだろうか。

灰川十三の本当の子供

-10月29日-

みゆきから妊娠したと告げられる。

自分でも意外なほど素直に嬉しかった。

ただ、みゆきと夫との離婚が成立していない現状では、父親は法律上俺ではなく、彼女を苦しめた夫になってしまうらしい。

-1993年6月1日-

夫が離婚に応じるとは考えられず、それよりも彼女の居場所がばれて連れ戻される方が怖い。

悩んだ末、出生届は出さず、2人で育てていこうと決めた。

-1993年6月6日-

男の子が生まれた。

ここまで読んだ冴木はやっぱり灰川には本当の子供が…と呟いた。

サルトゥヌスの絵を買ったのは20代の青年

降り積もれ孤独な死よ第5話灰川の絵を買った青年を知り驚く五味
出典:降り積もれ孤独な死よ

とうとう五味がサトゥルヌスの絵を売った画商に辿り着く。

五味は、絵を買ったのはこの人物では?と顔に傷がある男の指名手配ポスターを画商に見せるが違うと言う画商。

若い20代くらいの青年だと言う。

続いて五味は灰川邸事件の生き残りの子供たちの中から蒼佑・悟・優磨・健流の写真を見せるがこの中にもいないという画商。

灰川邸で撮影した数枚の写真を確認している画商が突然私が絵を売ったのはこの人ですよと1枚の写真を五味に見せる。

五味はその写真を見て驚きを隠せずにいた。

画商はサトゥルヌスの絵を買ったのは鈴木だというのだった。

さらわれる蒼佑

場面は変わり蒼佑が1人で夜道を歩いている。

すると背後から突然誰かに襲われ気を失ってしまう。

どこかに監禁されている蒼佑。

横には男が立っている。

灰川と深雪の間に生まれた息子の名前はジュン

降り積もれ孤独な死よ第5話真犯人は鈴木
出典:降り積もれ孤独な死よ

灰川の日記を確認している冴木。

読み進めてみると、灰川と深雪の間に生まれた息子は「ジュン」と名づけられていた。

冴木も五味も鈴木潤が犯人だと確信。

蒼佑の横に立つ男がゆっくりとフードを取るとその姿は、冴木や五味の部下の鈴木潤だったのだ。

一足先に真実が分った花音は鈴木に電話をし、鈴木さん今どこですか?と尋ねていた。

鈴木は本当に灰川十三の子供なのか!?

原作やこの先のストーリーのネタバレにもなるかもしれないので、ご注意ください。

鈴木はこのままいけば灰川十三の血のつながった実の息子ってことになりそうですよね。

原作では、灰川十三は無精子症なので子供がいるということはありえないという流れで物語が進んでいます。

鈴木自身も自分は灰川の子供だと思い込み、自分は施設で育ったのに、血がつながっていない子供たちを大切に育てていることに恨みを抱き犯行に及んでしまったという。

ドラマではどのようないきさつで鈴木が犯行に及んでしまうのか。

原作にのっとっているのか、それとも少しオリジナルな展開になるのか、次話が待ち遠しいです。

ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」第5話の感想

はぁ~、ここはやっぱり原作と同様、鈴木が灰川邸事件の犯人でした。

蒼佑がやっぱりこれまた原作と同様さらわれちゃって(涙)

この先も原作と同様ならと考えると悲しすぎる~!

ここから先の蒼佑はちょっと原作とは違っていてほしいと願ってしまうのは私だけでしょうか。

でも燈子が生き残り5人って言ってて1人減ってたからなぁ~。

やだ~、もう絶望的。

それにしても冴木役の成田さんですが、コードブルーに出演していた若いころと比べると年々味があるダンディな男性になってきましたよね~。

まだお若いですが、なんだか大人の色気を感じます。

まとめ

今回は2024年7月から始まった「降り積もれ孤独な死よ」第5話のネタバレと感想をお伝えしました。

見逃してしまった人、あそこってどうだっけ?とちょっと確認したいことがある人など、いろいろな方のお役にたてるとうれしいです。

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