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朝ドラ「虎に翼」第24週のネタバレと感想【薫の逮捕と美佐江にそっくりな少女現る】

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2024年4月からはじまった朝ドラ「虎に翼」。

第23週では百合が認知症を患ってしまい、寅子は更年期障害に悩まされながらも百合のお世話をしたり、8年にもおよぶ原爆裁判を担当するなどさまざまなことに向き合っていました。

第24週では長かった原爆裁判が終わり、また考えさせれらる新たな裁判が始まります。

寅子のまわりの人たちにも人生における転機がやってきたり、今週も大きな出来事目白押しです。

目次

虎に翼の基本情報

虎に翼の基本情報です。

虎に翼ポスター画像
出典:NHK虎に翼公式HP
放送局NHK
放送時間毎週月曜~土曜 朝8:00~8:15
出演者伊藤沙莉、岡田将生、森田望智、深山凌輝、青山 凌大、今井 悠貴、土居 志央梨、戸塚 純貴、平岩 紙、松山ケンイチ、塚地武雅、余貴美子
主題歌 さよーならまたいつか!/米津玄師
あらすじ昭和のはじめにできた日本初の女性専門法律学校。その卒業生から初の女性弁護士が誕生します。主人公の寅子もその1人として日本中から注目されあこがれの存在に。日本初の女性弁護士で後に裁判官になった1人の女性の人生が描かれます。
公式HPhttps://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

虎に翼第24週「女三人あれば身代が潰れる?」の相関図

虎に翼第24週に関係する人たちを相関図にしてみました。

出典:NHK虎に翼公式HP

虎に翼第24週「女三人あれば身代が潰れる?」あらすじ

虎に翼第24週「女三人あれば身代が潰れる?」のあらすじです。

病を患い、治療に専念している多岐川(滝藤賢一)を寅子(伊藤沙莉)が見舞う。多岐川は「少年犯罪の厳罰化」を求める声が高まっていることを気にかけていた。昭和44年、学生運動が激化。事件に巻き込まれた香淑(ハ・ヨンス)の娘・薫(池田朱那)が逮捕される。一方、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は、尊属殺人の罪に問われている美位子(石橋菜津美)の弁護を担当していた。穂高(小林薫)が少数意見を出した判決から時代は大きく変わったが、今度は―。

引用:NHK虎に翼公式HP

虎に翼第24週「女三人あれば身代が潰れる?」116話~120話までのネタバレ

「女三人あれば身代が潰れる」とは

娘が3人いれば、嫁入り支度で多額の費用がかかるという例え。

虎に翼第24週のネタバレです。

虎に翼(116)9月9日(月)放送のネタバレ

虎に翼第24週お正月に星家に集まる猪爪家
出典:NHK虎に翼

8年にも及ぶ裁判は国の勝訴で幕を閉じ、世界で初めて原爆の使用を違法とした判決はその後の世界で注目を集めた。

そして、被爆者への国の支援を法制化する根拠のひとつとなっていった。

竹中は原爆裁判をまとめた原稿をなが~い、なが~い記者人生で初めての本だ

といい寅子に渡した。

沢山の方に読んでいただきたいですねという寅子。

竹中は去り際、またどこかでな、佐田判事と言って去っていく。

寅子はその背中に深くお辞儀をするのだった。

山田轟事務所では雲野の写真を机に置き、よねと轟と岩居がお酒を飲みながら話している。

よねが控訴せず判決確定、これでいいんですか?と聞く。

岩居は原告たちにこれ以上負担をかけるわけにはいかない言う。

そして轟は、それに俺達にはこの判決がある!と勇ましく吠えると、岩居もそうだ!と同調して我々で被爆者救済の立法を求める活動をしていこうじゃないか!雲野先生なら絶対にそうする!と力強く言った。

それを受けて轟は、よし!原爆被害者救済弁護団ここに結成!かんぱーい!とグラスを高々とかかげた。

するとそこへ寅子がやってくる。

岩居や轟がさだぁ~よくきたな、一緒に飲むぞと声をかける。

寅子は降りてきて立ち止まり私…と言って頭を下げる。

よねは立ち上がり寅子にコップを突き出し、寅子は受け取る。

よねは寅子のコップに酒をつぎ、黙って飲めと言う。

寅子はぐいぐいと飲み干しす。

その様子を岩居と轟は微笑んでみている。

グラスのお酒を飲み干した寅子は涙ぐんでいた。

星家では寅子が航一に話す。

できることはすべてやった。

でも、これで被爆者の方々が救われたわけじゃない。

航一は、上げた声は、判例は決して消えないと言って寅子に手を差し出し、寅子は握り返した。

航一は苦しいことは分け合いながらこれからももがきながら一歩一歩ですと寅子の目を見つめて言った。

すると百合がぼぉっとやってきて、そろそろ朝ごはんの支度をしないとと言うが、既に時は13時半。

すかさず寅子はいいお天気だしお散歩でも行きましょうかといい、航一もそうしましょうと百合の手を取った。

百合はこの2年後、家族に見守られて亡くなった。

寅子は多岐川を見舞った。

昭和43年1968年がんを患い多岐川は手術をし治療に専念していたのだ。

寅子はやつれた多岐川に、ご退院おめでとうございますと言うと多岐川は腹の傷跡見るかと相変わらずすっとんきょうなことを言ったりする。

玄関では扉があく音がして、薫どこにいってたの!と香子の声。

薫は関係ないでしょ、ほっといてと冷たく香子に言う。

汐見も黙って出かけてこんな時間までと注意するが、香子はずっと黙ってたのはそっちでしょと反論する。

薫は大学生となって学生運動に没頭していた。

香子は寅子に言う。

多岐川さんが入院しているときに話したの。

そうしたら薫は…。

回想シーン

薫が言う。

なんでそんな大事なこと黙ってたの?

朝鮮人である自分は捨てたってそれ、自分の生まれた国が自分の血筋がはずかしいって思ってたってこと?

それは絶対に違う、そういうことじゃないと言う杏子。

汐見もお父さんたちはつらい思いをしてほしくなかったんだと薫に言う。

しかし薫。

信じらんない!

それってだって安全な場所に、加害者側になって、ずっと見て見ぬふりしてきたってことじゃない。

最低だよ。

薫は多岐川の布団の横に座っている。

そんな薫の顔を多岐川はじっと見つめていた。

年が明け、昭和44年1969年お正月。

ここ数年お正月は猪爪家の皆が星家を訪ねてくることがお決まりになっていた。

サックス奏者として全国を飛び回っている直治が皆の前でサックスを演奏している。

それを皆が楽しそうに聞いている。

直人は大学の同期で弁護士の瑞穂と5年前に結婚して男の子を設けていた。

今は横浜地裁で判事補をしている。

そして優未は大学院で寄生虫の研究。

朋一は最高裁の事務総局で働き、結婚して男の子を設けている。

寅子に孫が誕生したのだ。

家族大勢で楽しくお正月を祝った。

仕事始めの日、のどかが文句を言いながら優未に着物を着つけてもらっている。

もう嫌になるわ毎年毎年独身の女子社員だけ年明け振袖なんて。

でも毎年よく似合ってるわと寅子が褒める。

優未はのどかの着物の帯留めを整えながら朋一お兄ちゃんお正月も1人で先に帰っちゃって、仕事で頭がいっぱいって感じだったねぇと独り言のように言った。

寅子は現在家庭裁判所で部総括判事、少年部の部長として働いている。

所長には久藤(ライアン)。

寅子たちが家庭裁判所を立ち上げてから20年、世の中は社会の発展とともに大きな変化をとげ、未成年による凶悪犯罪が増え、日米安保改定やベトナム戦争への抗議デモが徐々に激化していた。

そんな中、寅子は家裁にやってくる未成年に寅子節で接し、寄り添い、最善を尽くしていた。

星家では食事の後のお酒タイムにのどかが年明けの振袖についてまた文句。

私は独身だけど若い子たちと並ぶのは酷だろうからだって!とお怒りモード。

寅子ははて?酷?何それ?と憤慨し、航一もまた許し難しと静かに怒っていた。

しかしのどかはすっきりしたのか、よし!毒はき終わり!ありがとうと煙草を吸いに外に出た。

テレビからは第5代最高裁長官に桂場藤一郎就任というニュースが流れていた。

寅子はよっ!拍手。

その後ろには航一と朋一もうつっていると喜ぶ優未。

昭和44年1月、桂場は司法の頂へ登りつめたのだった。

テレビの桂場はたんたんと最高裁長官としての思いを語っていた。

虎に翼(117)9月10日(火)放送のネタバレ

虎に翼第24週笹竹のれん
出典:NHK虎に翼

薄暗い部屋で女性がうずくまって泣いている。

東京のとある家庭でおこっていたおぞましい事件。

新聞には父親を絞め殺す、娘の恋愛から喧嘩かという見出し。

山田轟事務所では年配の女性がよねと轟に弁護を依頼している。

お金になりそうなものをかき集めてきました。

娘を助けてください。

そう言って年配の女性は土下座をする。

竹本あらためお寿司と甘味が楽しめるお店・笹竹となったお店で道男と梅子がちゃきちゃきと働いている。

その笹竹では寅子と桂場、ライアン、多岐川の4人は桂場の長官就任とと多岐川の快気祝いをかねて集まっていた。

多岐川が言う。

桂場、よくぞここまで登りつめた。

こまった時はいつでも俺たちがついてる。

この国を、司法を頼むぞ。

桂場は何も語らず仏頂面で団子をほおばった。

最高裁判所の長官室では事務総局の事務長として司法行政を担当している汐見が桂場に書類を渡している。

そこへ航一がやってくる。

航一は最高裁調査官室の中枢として上告された事件をどの法廷で取り扱うかうかを選定し、調査報告を最高裁判事に行う業務を担当している。

汐見と航一は調査官室を出て話をする。

汐見が言う。

朋一君は大変優秀ですね。

下についてもらえて助けられてますよ。

勉強熱心でまじめで。

すると航一。

でしょ、優秀なんです。

朋一は優秀がゆえに、昔は現実主義で斜に構える部分が心配だったのですが、寅子さんの影響か最近は理想に燃えていて視野が狭くなり正論を述べることと上にかみつくことを混同しがちと言いますか…。

それを聞いた汐見が、星さんも人の親なんですねとしみじみと言う。

そこへ朋一がかけてきて、どうやら東大当局が警視庁に機動隊の出動を要請していますと報告する。

汐見が安田講堂かと言う。

航一はもし学生たちが抵抗すれば大量の逮捕者がと言うと、朋一は抵抗?そりゃするでしょ?すんなり引き下がるなら最初からこんなことはしないよと言うのだった。

当時戦後生まれの学生が後に70年安保闘争と言われる運動をおこし過激化していった。

東大でも大学改革を訴える若者が安田講堂を占拠。

昭和43年6月から約半年に及んだ籠城は機動隊員により強制的に排除され、若者が数百人逮捕された。

この報道を家で見ている寅子のもとに一本の電話。

よねからの呼び出しだった。

寅子が山田轟法律事務所に行くと汐見と香子がいる。

娘の薫が安田講堂で逮捕され弁護を頼みにきたが、香子が弁護するといいだしたそう。

轟がそこから議論がずっと平行線でなぁといい、よねはらちが開かないからお前がなんとかしろと言う。

香子は司法試験に合格し、去年司法修習も終えていた。

そこへ梅子が休憩しましょうとおにぎりを持ってきてくれた。

梅子と一緒におにぎりを持ってくるとある女性。

あなたは?と寅子が聞くと、そいつの話はあとでいいとよねが話をさえぎった。

汐見は実の娘の弁護をするんだ、とても冷静でなどいられないと話す。

結局結論が出ることはなく、しばらくは様子を見ることに。

その後寅子と轟・よねは3人でお酒を飲む。

梅子はカウンターでうたたね。

そこへとある女性が私もいっぱいもらえるとやってきてよねがお酒をついだ。

轟が今事務所を手伝ってくれている美位子さんだと紹介する。

美位子は言う。

手伝っていうか居候させてもらってるだけ。

今、弁護をお願いしていて。

寅子が弁護?と言うと、美位子は私実は父親殺しちゃってと答える。

寅子がえっ!?と驚いていると梅子が椅子から転げ落ちる。

美位子が梅子さん明日も仕込みがあるんでしょ?と言うと梅子はそうね、お先に失礼するわと奥の部屋へ歩いていく。

梅子連れて一緒に奥の部屋へ行こうとする美位子が立ち止まって言う。

よねさん、轟さん、私のことなんでも話していいからね。

梅子と美位子は部屋へ入っていった。

よねが話し出す。

あいつは尊属殺人の罪で起訴されて、つい先日保釈が認められたんだ。

寅子が話さなくていいというが、よねは話す。

どうせ知ることになる。

新聞や雑誌の格好のネタになるのは時間の問題だ。

轟が変わって説明する。

美位子さんは父親からのおぞましい虐待に長年耐えてきた。

母親が家を出てから何年も彼女は…父親と夫婦同然で暮らすことを余儀なくされ、2人も子供を生まされた。

仕事先で恋人ができた美位子さんは相手と結婚しようとしたが、父親は怒り狂い、彼女を家に閉じ込め、暴力をふるいそして…。

寅子が尊属殺人の依頼を受けたと言うことは…と聞く。

よねが答える。

刑法200条尊属殺人罪は憲法14条に違反していると主張する。

刑法199条の殺人罪を適用し、さらに正当防衛もしくは緊急避難で減刑を訴える。

そして轟、憲法判断を争う限り最高裁まで行くだろうと話す。

またよね。

私達は最後まで戦う。

こんな理不尽が許されてたまるか。

よねたちは昭和25年に尊属殺人の重罰既定を定めた刑法200条は憲法に違反しないという判決を覆そうとしているのだ。

昭和44年3月安田講堂で逮捕された20歳未満の少年たちがぞくぞくと家庭裁判所に送致されてきた。

寅子はそんな少年たちによりそい解決していこうと試みている。

家裁の判事たちは思っていた。

社会や大人への怒り・失望・その気持ちは痛いほどわかる。

だからこそじっくり向き合いたいと。

向き合えば向き合うほど少年少女たちの更生の道を見つけれると確信していた。

廊下で汐見が反町に声をかけられる。

原爆裁判以来ですねと挨拶をする汐見。

反町は今弁護士ではなく政民党幹事長寒河江弘幸の秘書をしていると名刺を出す。

そうでしたかと汐見。

反町は言う。

実は寒河江の地元の名士が憤慨しておりまして。

その名士の息子は21歳で未だ拘留されていて地裁での裁判を待っているそう。

汐見はこのことを桂場に伝えると、桂場は家裁への不満かと言う。

汐見がさらに詳しく説明する。

家裁に送致された少年の多くが不処分となっている。

同じ罪を犯しておきながら、たった1、2歳の歳の差でここまで違う処遇になるのはいかがなものかと。

桂場は寒河江の秘書をやっている反町の名刺を前に険しい顔。

その表情をずっとくずさず一点を見つめたままだった。

虎に翼(118)9月11日(水)放送のネタバレ

虎に翼第24週朋一からのどかの結婚を聞く寅子
出典:NHK虎に翼

昭和44年1969年、笹竹に女性法曹界のメンバーか集まっていた。

皆の前に座る寅子とよねと中山。

寅子が言う。

今日は皆さんに最高裁人事局の会議で行われたとされる発言をご紹介ください。

非公式だと信じたいですが、どうぞ心のご準備を。

中山が泣き出す。

よねが先輩早いですと諭す。

寅子が読みだす。

女性は資質的に裁判官としての的確にかける。

するとよねがはあっ!?と怒ったような声を出し、寅子がよねさんも早いと諭した。

寅子は続ける。

理由その1、生理休暇や出産休暇を取るために男性の裁判官に仕事がしわ寄せされる。

理由その2、性犯罪や暴力事件、また体力的に厳しい現場検証の不向きである。

理由その3、支部長として男性の部下を1人で掌握することができない。

理由その4、公安事件の…

突然中山があああ~っ!とうなりだす。

叫んで涙を流し、許せないと嘆く中山。

割烹着姿の梅子も時代は進んでも何も変わっていないと言い、よねはふざけやがってと吐き捨てた。

寅子は皆さんの意見を集約して最高裁に要望書を提出したいと思っていますと告げた。

そして鳥取の久保田先輩にも連絡しますねと中山に言った。

寅子が家に帰ると朋一と航一が口論していた。

朋一の声が聞こえる。

じゃぁお父さんは裁判官は文句も言わずに働けっていうんだね?

航一はその結論は短絡的過ぎじゃないのかと言う。

寅子がリビングに行くと優未とのどかがおかえりなさぁいと笑顔で迎えた。

のどかは朋一のことを久しぶりに顔出したと思ったらあの調子でと話す。

それを聞いた朋一が振り返り、のどかにはわからないだろうけど、この社会においてとっても大事な話なんだよと言う。

すると優未が社会の話以前にそういう見下しはやめたらと朋一の方を見て言うと、のどかもそうだそうだ!いいぞ優未と同調した。

寅子がみんなその辺にしておいてと言い合いを止めた。

そして寅子は、会話の流れから言うと最高裁判決のことかしら?と聞く。

朋一はええと答える。

すると寅子が、社会において大切なお話ををかわいい妹たちにわかりやすくお話してあげてと朋一に言う。

朋一は説明を始める。

勤務評定に反対した東京の教員たちが有給休暇を使って闘争に参加してほしいと他の教員たちに呼びかけてその行為が違法だと起訴されたんだ。

のどかがどうしてですか?と聞くと朋一が公務員法で争議行為は禁止されてるんだ答える。続いて寅子。

でも最高裁は無罪判決を出した。

教員が争議をする権利は保障されているってね。

また朋一。

そう!それなのにだよ?

同じ日に出た最高裁判決で仙台の裁判所職員が日米安保反対の集会を開いたことに対しては有罪判決が確定した。

優未が朋一の方を振り返ってえっ!?と言うと、朋一はおかしいだろ?同じ校務員なのにこの差はと憤慨する。

僕が開いている勉強会の連中もみんな怒っているよと付け加える。

すると航一。

裁判官は政治的に偏ってはいけない。

あくまでも法の下に全ての判断をすべき立場にいるんだよ。

また朋一。

そうかな?裁判官だって人間だよ?

何も物申してはいけないなんておかしでしょ!

ねぇ寅子さん。

寅子は言葉を選んで言う。

うん…朋一、多くの人は変化を過剰に恐れるものよ。

男女平等に近づいたかと思うとぶり返しが来る。

でもなかなか変わらなくても声を上げていくことに意義がある。

私もあなたも一歩一歩ね。

はいという朋一。

優未は読んでいた寄生虫学の本をそっと閉じるのだった。

朋一が玄関の外でたばこを吸っているとそこへのどかもやってくる。

のどかが結局終電を逃すなんて、真紀さん兵器なの?と言うとお前は自分の心配をしろよという朋一。

のどかがどういう意味?とちょっと怒り気味で言うと、朋一が言う。

絵描きもどきの恋人にいつまでもこだわるなってこと。

見合いでもしてもっとかいしょうあるやつ見つけろよ。

するとのどか。

言われてんの。

来年までに目がでなかったらきっぱり諦めて仕事見つけてお父さんたちに結婚の許しを得るって。

翌朝台所の小窓からのどかが結婚!!と驚く寅子の声。

すると航一もすぐさま小窓から顔を出す。

朋一がそういってたと言うと、寅子が私達にそれ言っちゃダメでしょうと困り顔。

航一はなるほどと一点を見つめて言った。

昭和44年1969年4月、政権与党政民党が緊急記者会見を開いた。

寒河江幹事長は裁判制度に関する特別委員会の設置を表明し、最近の判決に偏向があるとして党として最高裁判決を調査し必要であれば司法人事に意見すると言う。

桂場は記者たちに強い口調で言う。

判決に不服があるならば法の定める手続きによって争えばいい。

人事介入など言語道断だ!

裁判所は憲法に従い不偏不党中立な立場で司法の独立を厳守する。

星家では航一が言う。

裁判官会議での桂場さん、相当なけんまくだったよ。

寅子はニュース映像の桂場を見つめた。

桂場のもとには反町が謝罪に来ている。

寒河江先生の代わりにお詫びに参りました。

先生方は心配性なのです。

司法が法の下に本当に中立なのかどうか。

聞いているのかいないのか、反町が話している間ずっと桂場は椅子のカバーを真っすぐになおし続けるのだった。

反町は手土産の菓子を汐見に渡して去っていった。

これで終わりではなさそうですねという汐見。

桂場は言う。

付け入るスキをあたえねばいいだけだ。

裁判所は自らを律し秩序を保たねばならん。

最高裁の異例の抗議に委員会の設置は棚上げになった。

昭和44年1969年5月、安田講堂事件逮捕者のうち20歳以上の学生たちの裁判が始まったが、東京地裁の混乱はしばらく続いたのだった。

汐見と香子の娘薫は籠城してケガをした学生たちの看病をしていたことが分り起訴猶予となった。

山田轟法律事務所では香子は大騒ぎして迷惑かけてごめんなさいと寅子達の頭を下げる。

寅子たちは迷惑だなんてそんなと香子を気遣うった。

そんな寅子たちに美位子がお茶を入れてくれた。

寅子は夜ビールを飲みながら尊属殺人の条文を見ていた。

そこへ優未がやってきて私もいっぱいもらっていい?と寅子にビールをついでもらうと一気に飲み干す。

そして寅子の法を見て何か言おうとするがお腹のぎゅるぎゅるがはじまってしまう。

するとばたばたと2階から航一が驚いた表情で降りてきて寅子の横に座りグラスについでいたビールを一気に飲みほす。

今、のどかが部屋に来ました。

次の木曜日夕食を食べにくるそうです、恋人が。

寅子も少しびっくりして言う。

あらそう。

じゃぁ仕事もあるから何か出前でもとりましょうかね。

また航一。

つまり例の話ではないでしょうか?

結婚挨拶では?

その日は僕が早くかえって支度をしますので、寅子さんはいつも通りでお願いします。

そう言って航一はよろよろとまた戻っていった。

優未がじゃぁ私もそろそろ寝ようかなと言うと、寅子がまだ話し終わってないんじゃ?と聞く。

優未はおねえちゃんのこと話したかっただけと部屋に行った。

美位子の裁判は1審で尊属殺人が憲法違反とされ情状酌量し刑を免除する判決が言い渡された。

昭和44年1969年6月。

美位子の母が山田轟法律事務所へ礼を言いに来ている。

ありがとうございました。

お金はこれから少しずつですがお支払いしますので。

よねがいう。

まだ終わりじゃない。

これからだ。

警察はかならず控訴する。

すると美位子の母。

でもじゃぁあの…おいくらかかるということでしょうか?

それを聞いていた美位子がもういいよ、お母さんはという。

よねさんと轟さんに引き合わせてくれたことは感謝している。

お金は私が働いてなんとかする。

でもせめて私にできることはと母が言うと、1人で逃げたのはお母さんでしょ?と美位子が母を見て言う。

母はうつむいてそうね…と寂しそうに言い去っていった。

そして、よねの言う通り検察はすぐに控訴し、高裁で2審が行われることになった。

虎に翼(119)9月12日(木)放送のネタバレ

虎に翼第24週のどかの彼氏が来る
出典:NHK虎に翼

のどかが恋人を連れてくる日、寅子が帰宅すると家の中をのぞいているのどかと恋人。

寅子が2人とも何してるの?と声をかけると慌てる二人。

のどかの恋人はロングヘアーで背広を着ていた。

始めまして佐田寅子ですと寅子が挨拶すると、のどかの恋人も吉川誠也ですと挨拶をした。

そして寅子も一緒になって家の中をのぞいてみると、優未と航一が重たい空気。

航一が言う。

やっぱり僕には納得できない。

ここまできて研究の道をあきらめるなんて。

優未さんが一番に話してくれたのも本当は悩んでいるからでしょ?

優未が答える。

お母さんに話そうとしたらおなかがぎゅるぎゅるしちゃったから。

航一が言う。

研究者にならなくてもせめて博士課程をきちんと終えてそこから考えても遅くないんじゃないでしょうか。

そして優未。

本当にごめんなさい。

でも私はそうは思えない。

大学修士課程、博士課程、過程をすすんでいく度にまわりから遠回しに言われてきた。

この先にお前の椅子はないって。

私ね初めて心から勉強が楽しいと思えたからこおこまできちゃっただけ。

博士課程を終えた先の椅子は男女関係なくとても少ないの。

航一。

厳しい戦いかもしれないけれど男女関係なく機会は訪れるはずです。

優未。

もう戦う自信がない。

この先私は自分の目がきらきらしている想像がつかない。

寄生虫の研究をきらいになりたくない。

だからすっぱり諦めたいの。

航一。

やめてどうするんですか?

優未。

それはまだわからない。

航一は立ち上がり上着を脱いでまた座り言う。

今弱気になっているだけなんじゃないですか

諦めずもがいてそれでも進む先には必ず…

すると寅子が航一さん黙って!と割ってはいった。

寅子さんと航一。

寅子は優未を閉ざそうとしないでと言うと、航一は閉ざす?僕は彼女に諦めるなと伝えているんですと言う。

寅子が言う。

それが優未の進む道を妨げてるの。

どの道をどの地獄を進むか諦めるかは優未の自由です。

それを聞いた航一。

じゃぁ寅子さんはこの9年近くの時間を無駄に白と言うことですか?

また寅子。

はて?無駄?

手にするものが泣ければこれまで熱中して学んできたものは無駄になるの?

航一。

なるほど。

抽象的で情緒的な方向に議論を持っていこうとしていますね。

寅子。

私は努力した末に何も手に入らなかったとしても立派に生きている人たちを知っています。

航一。

寅子さんは現実を見ていない。

甘すぎる。

この年齢で何者でもない彼女に社会は優しくない!

寅子も曲げない。

私は優未が自分で選んだ道を生きてほしい。

寅子は優美を見て言う。

あなたが進む道は地獄かもしれない。

それでも進む覚悟はあるのね?

優未がうん、あると答えた。

笑いあう寅子と優未。

航一はまだ諦めない。

駄目だ!

絶対に駄目だ!

僕はかわいい娘が傷つくのは見たくないんだ!

のどかがお父さん!と入ってくる。

航一は慌てて上着を羽織り慌てている。

じゃぁ、あっ、つまり…つまり後ろのあな…あたなが…。

のどがが言う。

お父さん、あのね、例え傷ついたとしてもやっぱり自分の一番で生きた方がいいんだよ。

本当は誠也さんと結婚するつもりだって話そうと思ってた。

でも、私、誠也が好きだけど普通になるならばやっぱり一緒にいられない。

私たとえわがままと言われようと普通の家庭も子供もいらない。

自分の人生を自分のためだけに使いたい。

誠也にも私と一緒になるために芸術の道を諦めてほしくないの。

だから…

すると誠也。

ん?えっ?ちょっと待って。

それはつまり俺が普通にならなくてものどかはずっと一緒にいてくれるってこと?

えっ!?とのどか。

すると航一が大きな声で皆さん!あっすみません、皆さんいったん、いったん落ち着きましょうと声をかけそして身構える。

誠一が言う、

お義父さん、お義母さん、のどかさんはきっと苦労するし、自分の幸せは自分で見つけてもらうことになるし、人が当たり前に持っているものはほぼ持っていないような人生になるかと思いますが、僕たち結婚します。

それを聞いたのどかはびっくりするが、誠也は大人の僕らが親の承諾を得るものじゃないかなとと話す。

のどかはそれもそうねと嬉しそうに誠也の手を握る。

航一は笑い出す。

寅子はそんな航一を見て、あら怖いと呟く。

航一はいや、いや、あの、こんなにも感情が高まり揺さぶられることが人生に起きると思っていなかったのでと説明する。

寅子は明るく仕切る。

じゃあみんな自分の道を選んで進むと言うことで。

そろそろうなぎが届くから届いたらいんなで食べましょう。

荒い息のまま和室に倒れ込む航一。

寅子が隣に座り怒っている航一さんもチャーミングでしたよ、お疲れ様でしたと声をかけてダイニングへ向かう。

航一は何なんだとなかなか呼吸が整わず、また笑い出した。

そして年が明け、昭和45年1970年3月。

棚にはのどかと誠也の結婚式の写真が増えていた。

テレビからは少年法改正についてのニュースが流れていた。

学生運動は未だに続き、暴徒化する学生に社会は不安を抱き、政治家たちは少年法改正論議を行うようになっていた。

家裁では久藤が話している。

刑罰を強化すれば非行少年は生まれない?

まったくもってナンセンスだと思わない?

胸を張っていこう!レッツエンジョイ!

寅子たちはうなずいた。

階段では桂場に汐見が駆け寄って言う。

昨日の国会、速記録から法務大臣の答弁を抜き出しました。

桂場は悪いが長官室に星君を読んでくれと汐見に頼んだ。

そのころ、桂場は水俣病などの公害訴訟に一番力を入れていた。

航一が言う。

ご存じの通り、損害賠償裁判は被害を受けた原告側が被告の過失を立証する責任があります。

それゆえに公害裁判は被告である企業側が原告の主張に科学的根拠がないと言い張り長期化してしまう。

桂場が言う。

裁判長は推論により因果関係が認められれば、原告側の主張は成立していると判断する。

企業側が不服であれば過失がないことの立証をするよう求める。

ないことを立証するのは困難では?と航一が聞く。

桂場が続ける。

公害被害で苦しんで助けられるべき人は速やかに助ける。

それが司法の力であるべきだ。

新たな法解釈の検討は膠着していた公害裁判を一気に原告勝訴へ導く大きなきっかけとなった。

星家で航一と朝食を食べている寅子が疑問に思う。

はて?

今回のこと、公害被害に苦しむ人たちの問題解決が早まるすばらしい判断よ。

でも桂場さんらしくないというか焦っていると言うか…。

はぁいお弁当できたよと明るい元気な声で優未が台所の小窓から顔を出す。

寅子と航一はありがとうと言う。

優未は嬉しそうに話す。

家のことやったら、登戸に行ってくる。

花江さんと2人でね、梅酒を漬けることにしたんだぁ~。

優未は大学院を中退しこの先の人生を考えている最中。

寅子はそんな優未を心配するが何も言えず、微妙な顔でトーストを食べる。

昭和45年1970年6月、長官室にいる久藤が言う。

少年事件の家裁全権送致の見直しと厳罰化ねぇ。

桂場が続ける。

家裁の存在そのものに意義を唱えていると言える。

少年法部会が組織され議論が始まる。

法務省にこちらから推薦する人選を頼む。

寅子が少年法改正要綱をバサッと机に置いて言う。

ありえない。

裁判所側との折衝もせず、いきなり少年犯罪の刑罰優先案を諮問するだなんて。

少年たちのことを何も考えていないんですよ。

久藤が、サディやっぱり君しかいないねと言うと

寅子ははて?と言う。

そんな寅子の方に手を置いて久藤は長い戦いを共に歩むのは君がいいんだと言った。

寅子は壁にかけられた花岡の妻が書いた絵を眺めながら多岐川のことを思い出している。

法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない。

人が幸せになるためにあるんだよ。

このころ多岐川はほとんど寝たきりになっていたのだった。

虎に翼(120)9月13日(金)放送のネタバレ

昭和45年6月、法務大臣から少年法改正に関する諮問が法制審議会に出された。

家庭裁判所創立メンバーが日曜日に多岐川の家に集まり意見をまとめることに。

皆より一足先に寅子が多岐川家を訪ねていた。

香子から薫はほとんど口をきいてくれないけど大学には真面目に通っているみたいと聞いて安心する寅子。

香子はもし自分や寅子が学生だったとしても同じことをしていたと思うと薫を認めている。

香子が寅子が多岐川の部屋に入ると薫がぽつんと座っている。

香子がどうしたの?何かあったのと薫を心配すると、薫は口を開く。

今さっきね、別れてきたの、恋人と。

お母さんのこと話したら、私の血筋が問題だから結婚までは考えられないって。

香子は朝鮮語で呟く、ありえないと。

薫は泣きながらも言う。

あ~、危なかった。

よかった、結婚する前にどうしようもない男ってわかって。

薫と香子は笑いあった。

寅子もそのとぉりよ!わかれて大正解と部屋に入ってきた。

そこへ汐見たちがやってくるが、内緒にしている香子を見せまいと寅子はあわてて扉を閉めた。

汐見が稲垣たちにお着換え中で、ごめんねと取り繕うが、香子が圭さん、もういいよ、もうやめると声をかけた。

香子は話す。

薫の前で崔香淑(チェヒャンスク・さいこうしゅく)も取り戻してみたい。

多岐川が愛だなぁ~、佐田君と床の中から言った。

汐見は障子をあけると稲垣と小橋や腰をぬかす。

お…お前は!さいこうしゅく!と小橋が叫んだ。

汐見と多岐川がが長い間隠していてすまないと稲垣と小橋に謝る。

しかし稲垣はそうしてしまう気持ちも悲しいけれど分るから謝らないでくださいと気遣う。

小橋が笑いながら言う。

いやぁ~でも実在してよかったよな。

ずっと汐見さんは女房に逃げられたのを隠しているか実在しないんじゃないかって話してたんだ。

なんでもぺらぺらと稲垣が少し怒る。

すると多岐川が来いと小橋と稲垣に向かって手を広げる。

小橋と稲垣は照れながらも多岐川の側に行き、多岐川は2人を優しく抱きしめる。

岡山家裁所長、鹿児島家裁所長!遠いところわざわざありがとな。

縁側では香子と薫が話している。

お母さんはさ、どんな弁護士になるつもりで日本に学びに来たの?

香子は話す。

最初は兄にすすめられて。

でも学んでいるうちにね、困った人を助ける仕事ってすばらしいと思うようになったの。

それに朝鮮の女の子たちの法律への道が開ければいいなって。

多岐川が書類を読んで言う。

今さっきの感動が全部吹き飛ぶな、これは。

はいと寅子。

この法務省の少年改正要綱を読んで思うところをお話いただけますか。

多岐川が涙ながらに答える。

法務省の少年法改正青年層の設置による年齢の引き下げ、家裁の刑事裁判化など現少年法の基本的構造を変えることに我々は反対する。

刑罰を科して執行猶予をつけておしまいではなく、保護処分により家裁の人間と己と向き合い、心身の調和をはかる方が適切で、再犯を防げる場合が極めて多い。

非行少年の更生のため愛を持って実務に携わる我々は強く望む!

寅子たちは手帳にしたためた。

多岐川は薫に手伝ってもらい玄関にある電話で桂場に電話をする。

桂場が電話に出ると相変わらずふてぶてしいなと言う多岐川。

多岐川さんと驚く桂場。

多岐川は続ける。

少年法改正反対の意見書を、いや、抗議文の草案を皆で作成したんだ。

だがあいにく俺は身体の自由がきかん、だから来い。

桂場は申し訳ないがその時間は取れそうにないと言う。

それを聞き、ため息をつく多岐川が受話器に向かって叫ぶ。

このドケチ!仏頂面やろう!

桂場は電話を切って一点を見据えた。

多岐川が電話を切ってすぐ、玄関の扉があく。

香子の兄潤哲がやってきたのだ。

潤哲は今は韓国で暮らしているが、薫が多岐川に頼み連絡を取ったのだ。

汐見が潤哲に向きあって言う。

お兄さん…本当に…。

謝らないでと言う香子。

香子は兄潤哲に言う。

あの時のこと私も圭さんも兄さんもみんな悪くて悪くない。

目を潤ませる潤哲。

香子は潤哲に抱き着き涙した。

5人で食事をする。

潤哲の仕草を見て薫が朝鮮だとそうやって食べるの?と真似をする。

香子は無理してマネしないでいいのよと言うが、ごはんくらいいつでも好きなように食べなよと薫は潤哲に言った。

そんな薫に潤哲が話しかける。

薫ちゃんはお母さんに似てるね。

どこがと笑う薫。

お母さんの若いころは本当に気が強かったと言う潤哲。

みんな笑い、香子は否定する。

多岐川も笑顔。

久藤が長官室に入ってくる。

ノックぐらいしろという桂場に久藤はタッキー今さっき亡くなったそうだよと告げる。

久藤はまだ読んでいないならじっくり目を通してと桂場に多岐川が作った意見書を置き出ていった。

桂場は目をつぶりその後意見書をにらみつけ手に取り開いて読み始めた。

顔を上げると桂場の顔のすぐ前に多岐川の幻。

多岐川は頼んだからな桂場、ハハハハハハと言い舌を出しておどけた。

桂場は鬼の形相で涙をこらえていた。

廊下で桂場に声をかける寅子。

お会いしにいくか迷っていたところでした。

多岐川さんのこと…本当に…

桂場は目も合わせずに立ち去った。

虎に翼第24週「女三人あれば身代が潰れる?」の感想

いよいよクライマックスに向けて怒涛の展開という感じなんでしょうか。

星家でも猪爪家でも新しい家族が増えていたり、それぞれが新しい生活の一歩を踏み出したりと。

また、いいこともあれば悪いこともあり、病をわずらっていた多岐川さんがなくなってしまいましたね。

あんなに勢いある人がなくなっちゃうと悲しさもひとしおです。

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