スカイキャッスル第7話あらすじ･ネタバレ【未久転落！犯人は瑠璃!?それとも九条!?】

新しい木曜ドラマ「スカイキャッスル」が2024年7月25日からスタートしました。

韓国で最終回の視聴率が23.8％と大人気ドラマだったSKYキャッスル～上流階級の妻たち～が日本版にリメイクされての放送です。

第6話では、紗英は未久が英世の娘であることを知り、驚愕します。

そして未久に直接話をし、なぜ家にやってきたのか、望みはなんなのかと問いただしました。

瑠璃はますます九条の言いなりになっていき、英世は出世することに頭がいっぱい。

浅見家はどうなっていくのでしょうか。

第7話では未久が転落してしまうという新たな悲劇が起きてしまいます。

ドラマ「スカイキャッスル」の基本情報

ドラマ「スカイキャッスル」の基本情報です。

ドラマ「スカイキャッスル」の相関図

「スカイキャッスル」の第7話をわかりやすく相関図でまとめてみました。

ドラマ「スカイキャッスル」第7話のあらすじ

スカイキャッスルのあらすじです。

DNA鑑定の結果、居候させている苦学生・山田未久（田牧そら）が、夫・英世（田辺誠一）の実娘だと知ってしまった浅見紗英（松下奈緒）。

　この日を境に、浅見家の状況は悪化の一途をたどる。勝ち誇ったかのように、家の中で好き勝手振る舞い始める未久。秘密を握られている紗英はただただ看過するしか策がなく、手を焼くばかりとなってしまう。そんな母の態度に、何ひとつ裏事情を知らない長女・瑠璃（新井美羽）は激怒！ ますます敏腕受験コーディネーター・九条彩香（小雪）だけを頼りにするようになり、親子関係は劇的に泥沼化していく。

　一方、受験生の家族を次々と崩壊へ導いてきた九条に対し、疑念を増大させる南沢泉（木村文乃）、二階堂杏子（比嘉愛未）、夏目美咲（高橋メアリージュン）は偵察を開始。九条の真の狙いとは一体!? 彼女の存在に恐れをなした紗英もまた、現状を打破するため、思い切った行動を起こす。

　そんな中、新たな悲劇の幕が上がり、スカイキャッスルをふたたび震撼させる“事件”が発生する…。

引用:スカイキャッスル公式HP

ドラマ「スカイキャッスル」第7話のネタバレ

では、第7話のネタバレいってみましょう！

浅見家で好き勝手にふるまう未久

未久から浅見家に来た目的や望みを聞いた紗英。

悔しさをにじませながらも瑠璃の受験が終わるまでは誰にも関係を口外しないと約束してという紗英。

そして受験が終わればあなたの望みも叶えてあげるからと続けた。

未久は満面の笑みで約束だよと言うのだった。

朝、浅見家の洗面化粧台で瑠璃が身支度をしようとしている。

すると英世の歯ブラシの隣に未久と書かれた歯ブラシを見つけて手に取り、地下室へ向かった。

未久の部屋の扉を開けると未久と真珠が仲良く一緒に眠っている。

何よこれ！と未久の歯ブラシをベットに向かって投げつける。

未久と真珠がが目を覚ます。

瑠璃が続ける。

勝手に洗面所使わないで。

あんたは家族じゃないの。

勘違いしないで、未久。

あんたは私の学習意欲を高めるためのただの刺激材料なの。

私の受験が終われば追い出されるの。

それを聞いた未久が笑顔で話す。

私が追い出される？

それはあり得ないわ。

未久と真珠は仲良く登校する。

2人が行った後、瑠璃が紗英に歩み寄って言う。

なんとかしてよ、あの女。

同じ空気を吸いたくないの。

紗英が言う。

でも瑠璃も納得して受け入れたクラスメイトでしょ。

そんなこと言わないで仲良くやりなさい。

すると瑠璃。

ママ変わったね。

前は私のためならどんなことでもしてくれたのに。

私の将来のことを本気で考えてくれるのは九条先生だけ。

そう言って瑠璃は学校へ行ってしまった。

紗英を心配する泉・杏子・美咲

紗英は不安げな表情で家へ戻ろうとすると、泉と杏子、美咲が立っていた。

少しやせた？と声をかける泉。

美咲が紙袋を持って紗英に歩み寄りながら言う。

もしかして私がよけいなこと言って瑠璃ちゃんとの関係が悪くなったから？

だったら本当にごめんなさい！

頭をさげる美咲。

これはせめてものお詫びのしるしですと紙袋を差し出す美咲。

紗英は言う。

あなたなんかの言葉で私と瑠璃の関係が壊れるとでも思ってるの？

思いあがらないで。

私はもっと厄介な女たちのことで精一杯なの。

紗英はぶっきらぼうに美咲が差し出した紙袋を取り上げていいから上がってと3人に言った。

美咲が杏子の元に行き、むっとしながら紗英の真似をする。

思いあがらないで。

こっちが下手に出てあげたらなんなのあの態度。

杏子はでもとりあえず関係を修復できそうじゃないと言うと美咲は安心したような表情でうんと答えた。

浅見家のリビングでは杏子が紗英に聞く。

さっき厄介な女たちって言ってたけど１人は九条先生かしら？

紗英が話す。

瑠璃が懐きすぎて。

もう本当に参ってる。

さらに杏子が女たちって事は他にも厄介な人が？と聞く。

紗英は少し笑て言葉を濁すと泉がひょっとして未久ちゃんとうまくいってない？と聞く。

紗英はそれで私と瑠璃も余計ギクシャクしちゃってと話す。

泉はうつむいた。

するとまた杏子。

ずっと疑問だったんだけど、紗英さんはどうして未久さんを受け入れたの？

泉が答える。

私が頼んだの。

母親を亡くした同級生を一緒に支えましょうって。

そして美咲がでも紗英さんってそんなに情に厚い人だっけ？とうっかり発言。

ごまかすように笑う美咲。

紗英が笑い返して言いう。

九条先生にすすめられなかったら受け入れなかったわ。

ライバルに刺激されて瑠璃の勉強のためになるからって。

それを聞いた杏子。

でも結局九条先生と未久さんのことで親子関係がギクシャクしているのよね？

ねぇ何か思い出せない？

九条先生のことよ。

何か引っかかることなかった？

紗英は一点を見つめ考え込んだ後、何かを思いだした表情をした。

九条が未久の素性を知っていたことを知る紗英

九条エデュケーションラボでは紗英が九条を訪ねていた。

九条は話って何かしら？と紗英に言う。

未久さんのことですと答える紗英。

何かありましたか？と聞く九条。

紗英は態度が大きくなってきていて手を焼いていますと告げた。

九条はすべてわかっているような顔つきでそれには理由があるはずですよね？と紗英を見つめて言う。

紗英の表情がだんだんと険しくなり、まさか未久さんの素性を？と聞く。

九条は笑みを漏らし、お母様もお気づきになられたようですねと言う。

紗英は知っていて同居を進めたわけ？と納得いかない様子。

すると九条。

浅見家が面倒を見なければ外で関係を言いまわるかもしれません。

それでは瑠璃さんの勉強にも影響します。

ただでさへお母様を信用できない状況なのにお父様まで信用できないとなれば…。

私を信用できない？とすかさず紗英が言う。

また九条。

瑠璃さんに聞きました。

過去を偽っていたそうですね。

でもご安心ください。

私が瑠璃さんを支えますから。

自信満々な九条に紗英は怒り気味に言う。

あなたに瑠璃を任せられない。

未久さんの素性を知りながら何も教えずに我が家に預けた人をどうして信用できますか？

おかげで私は瑠璃に知られないようにとあの子ばかりに気を使い瑠璃との関係は悪化する一方。

教え子の家族を混乱させてあなたは何が楽しいんですか？

あなたも私のせいにするんですかと九条。

冴島香織さんも遥人君との仲違いを私のせいにしました。

でもそれは私の方が遥人君を理解し信頼を得たから。

母親が子供に歩み寄る姿勢が足りないことが根本の原因です。

ふざけないで！と立ち上がる紗英。

私は瑠璃のためにどれだけ時間をさいてきたか。

お金で雇われてたかだか数ヶ月勉強を見ただけのあなたになぜそんなことを言われなくちゃならないの？

九条は平然と話す。

冴島香織さんも同じことを言いました。

でも最終的には間違いを認めたんだと思います。

そんな自分本位な母親像に嫌気がさしたから自ら死を選んだ。

紗英が悔しさをにじませた険しい表情で九条に言う。

あなたに母親の何がわかるの。

子供に全てを捧げて疲れて眠るだけでやりたいこともできずによわいを重ねる母親の何が！

九条が咎めるような表情と口調で紗英に言う。

子供のために時間を費やしたからいい母親だと言う考え方が正しいとは限りませんよ。

紗英は信じられないと言う表情で見返しあなたとの関係は終わりにさせていただきますと言う。

去っていく紗英のさなかに向かって、でも瑠璃さんが納得するかしらという九条。

お母様としても帝都医大附属に合格させたいわけですよね。

期末試験の結果を見たら考えが変わると思いますよ。

それを聞いても紗英は振り返ることなく失礼しますと言って去っていった。

予想問題のからくりを未久が青葉に教える

光洋学園1学期期末試験の結果が張り出されている。

1位浅見瑠璃と二階堂翔、夏目健作と続く。

500点満点を満足そうに見ている瑠璃。

青葉が1問しか間違えなかった俺が4位ってなんでだよと不満気味。

未久がつまり予想問題の的中率はほぼ100パーセントだったってことと青葉に言う。

そして未久は青葉に近づき、これにはカラクリがあるのと小さな声で教えた。

南沢家のリビングで今回の数学の試験問題と瑠璃の部屋にあった九条先生の予想問題のコピーを見比べる未久と青葉。

青葉は数字や名称を変えただけでほとんど同じじゃないかと驚く。

うん、と未久がカバンからスマホを取り出し青葉に動画を見せる。

担任の小田先生が九条の秘書永峰に封筒を渡す姿。

まずいよこれは…と青葉が言った。

データ改ざんの隠ぺいが進まず焦る大河内院長

帝都病院の院長室では院長の大河内が東原を隠ぺいが進まないことに焦っている。

英世にせっついている。

なんとかしろ！

厚労省の調査が入れば帝都病院の威信は地に落ち、私も失脚に追い込まれるんだぞ！

東原氏さへ取り込めば君たちの未来が開けるが失敗すればデータ改ざんの隠ぺいを画策した君たちも同罪のそしりを免れないんだよ！

英世は追い詰められた表情を見せる。

九条との契約解除に怒る瑠璃

私が九条先生を信用してるの知ってるくせに、どうしてそういうこと言うの!?

聞いて瑠璃と瑠璃の肩に手を置いて目線を下げて話す紗英。

九条先生の指導を受けていた遥人君のお母さんが自殺した時のあの悲しみは覚えてるわよね？

私は怖いの。

うちも九条先生のせいで親子関係がおかしくなるかもしれない。

それを聞いた瑠璃は冷たく言いはなつ。

私とママの関係はもう壊れてるんじゃないの？

悲しそうな表情で瑠璃を見る紗英。

瑠璃は続ける。

でもそれは九条先生のせいじゃないよ。

ママが嘘をついてきたから。

そう言って瑠璃は自分の部屋へ去っていった。

紗英は力を落として座り込む。

そこへ未久が帰ってきて、お母さんも大変ですねと声をかける。

そして言う。

今日の夕飯は私もみんなと食べます。

紗英は勝手に決めないで、あなたがいると瑠璃が過敏になるのと言う。

それを聞いた未久は一瞬で挑発的な表情に変わり紗英に近づき、次の瞬間笑顔で言う。

私が秘密を握ってるってこと忘れないでくださいね。

そう言って未久もまた地下の自分の部屋へ去っていった。

紗英は固まったように立ちすくんでいた。

英世に何度も母との思い出について尋ねようとする未久

浅見家の夕食時。

未久は瑠璃の前に座り美味しそうに夕食を食べる。

真珠はうれしそう話す。

今度未久お姉ちゃんと江の島に行くの。

未久お姉ちゃんのママが好きな場所だったんだって。

紗英は隣の未久を警戒した表情で見る。

未久は英世におじさんは江の島の思い出ってありますか？と話しかける。

英世は幼いころに母親と何度か行ったかなと答える。

未久が聞きかえす。

大人になってからは？

例えば誰かの誕生日に一緒に行ったとか？

首を傾げて考え込む英世を期待の眼差しで見つめる未久。

いや大人になってからは記憶にないなという英世に紗英は安堵の表情を浮かべ、未久はがっかりとした表情を浮かべた。

ごちそうさまと去っていこうとする英世に未久はまだ続ける。

でも…でも一度くらいは行ったことあるんじゃ…。

そんな未久に英世が言う。

悪いが病院がいろいろ大変なんだ。

もう行かなきゃいけない。

瑠璃がなれなれしくしないで、気持ち悪いと冷たく未久にいう。

そんな未久を紗英はなんともいえない表情で見ていた。

自分の部屋にもどった未久は母と英世の写真を取り出しながらいう。

お母さんはバカね。

誕生日の思い出も忘れているような人を一生好きでいたなんて。

するとノックもなく紗英が入ってきていい加減にしてくれないと言うと、何の話ですか？と未久。

受験が終わるまでは内緒にする約束でしょ？と紗英。

未久に同情する紗英

未久はいう。

お父さんはお母さんの大切な思い出を覚えていませんでした。

お母さんがかわいそう。

寂しそうにベットに座る未久を見て少し同情する紗英。

ねぇ、お父さんのことはいつ知ったの？と紗英は聞く。

未久は答える。

お母さんが死んだあと写真や携帯の履歴を見てわかったんです。

おかしいとは思ってました。

お父さんは私が生まれてすぐ死んだと言われてて。

写真も見せてくれなかったし、思い出話も江の島行ったことくらい。

あなたからは聞かなかったの？と紗英。

また未久が答える。

お母さんが言いたがらないから聞いちゃいけないことのような気がして…。

遠慮しないで聞いておけばよかった。

そしたら何か変わったのかもしれない。

紗英が未久の隣に座り未久を見つめて言う。

大丈夫。

受験さえ終わればあの人にも話す。

それで全てが変わる。

事情を知れば英世さんはあなたへの支援を惜しまない。

なんでもしてくれる。

あたなの人生が大きく広がるの。

だからそれまでは我慢して受験に集中して。

春を信じましょう。

すると未久。

そんなに待たなきゃ駄目ですか？

その日まで私は耐えて続けるんですか？

今日だって母の惨めさに心が痛くて仕方なかった。

せめて何かで埋め合わせてくれませんか？

未久は立ち上がる。

この部屋の壁紙を変えてください。

テーブルやベッドも瑠璃と同じような高級品に。

紗英もまた立ち上がり、そんなことして瑠璃が何か勘ぐったらどうするの？と言うと、じゃぁクレジットカードを1枚と未久が言う。

紗英は言う。

未成年は駄目よ。

必要なものがあるんだったら買ってあげるから言って。

約束を守ってほしいなら、もう少し私を大切に扱った方がいいと思いますけどと言う未久だった。

子供の受験で東原と意気投合

帝都病院では険しい表情で廊下を歩く英世に龍太郎がかけよってくる。

先輩！やりました！東原氏が態度を軟化してまた会えることになりました。

どうやって懐柔した？と英世。

龍太郎が答える。

カギはお子様の中学受験でした。

東原家では4年生の息子さんの成績が悩みの種だとわかったんです。

子供の受験はどの親にも切実な問題ですから。

料亭で東原と再度食事をする英世たち。

東原が嬉しそうにスマホの待ち受け画面にセットされている息子の写真を見せる。

龍太郎がお父様に似て賢そうなお子さんだぁと言うと、東原氏は勉強嫌いで妻も手をやいてましてと話す。

受験生を持つ親の苦労は我々も痛いほど分りますと言う英世。

東原は遠い目でどこかに合格できる魔法でもあればいいんですがねと言って笑う。

すると亘がここぞとばかりに話し出す。

メガバンク主催の秘密の教育セミナーがある。

えりすぐりの受験指導のプロの中から子供に合う受験講師を選択できるんだ。

たった1年で合格圏外から帝都医大附属に合格した知人もいる。

東原は話に引き込まれる。

亘は興味があるなら招待状手配しようか？と話す。

東原は頼むよ二階堂と言い、亘はおうと快く返事をする。

それを聞いた龍太郎は机の下でガッツポーズ。

みんな笑いながら食事会は大いに盛り上がった。

褒美に翔の入学の便宜を図ってくれという亘

翌日の院長室では大河内が満面の笑みで二階堂君助かったよと話す。

出世を望まない二階堂に他に何かほしいものがあるのか？と大河内は尋ねる。

亘は息子の未来ですと真顔で言う。

帝都医大附属への入学の便宜を図っていただければと…。

大河内は少し困った表情でそれは私の一存ではと言うが、亘は身を乗り出し、我々はすでに秘密を共有する共犯者の間柄ですよねとぐいぐいいった。

瑠璃の前で青葉にキスをする未久

スカイキャッスルの橋では青葉が未久に未久の誕生日に塔のパーティールームでお祝いしないかと提案する。

私のために誕生パーティーを？と言う未久にぱぁ～っとやったら元気もでるよという青葉。

すると未久がどうして青葉は私みたいなのが好きなの？と青葉に聞く。

えっ？と青葉。

未久は好きなんでしょうと言うと青葉は肯定も否定もせずにはにかむ。

どうしてわかった？と青葉。

バレバレだったよと笑って言う未久。

僕のことはどう思う？と未久に聞く青葉。

未久は私は…と迷っていると、瑠璃が見ていることに気が付く。

青葉が変な事聞いてごめん、今の質問は忘れてくれというが、未久は突然青葉にキスをした。

それを見た瑠璃はショックをうけ、驚く青葉も固まったまま。

瑠璃は動揺して駆け足で去っていく。

その姿を見た未久は青葉をゆっくりとみて微笑みんだ。

父親の事を瑠璃に話してしまう未久

浅見家では帰宅した瑠璃がイライラしてカバンを投げつけるが必死で冷静になろうと息を整える。

そこへ未久が帰宅しどうしたのかな？何か悔しいことでもあった？とわざと瑠璃に話しかける。

話かけないでという瑠璃に、未久は青葉が私の誕生会をしてくれるって、瑠璃もくる？と話す。

瑠璃が未久をゆっくり見てソファーに座り言う。

それを自慢したいの？

育ちの悪い子は下品で卑しくてほんとに嫌になる。

未久は瑠璃に近づいて言う。

育ちが悪い？

あなたの母親だって近所じゃ笑いものよ？

瑠璃が立ち上がって勝ち誇った顔で言う。

じゃぁあんたの母親は何？

父親が誰かもわからない娘を産んだくせに偉そうに言わないで。

自覚して。

私はこのスカイキャッスルの住人で、あなたはお情けで我が家に寄生させてもらってる居候なの。

名門病院の医師を父に持つ私とは根本的に遺伝子が違うの。

それを聞いた未久は真顔で瑠璃のほほをひっぱたく。

瑠璃もまた未久のほほをひっぱたき返す。

にらみ合う2人。

つかみ合い未久をソファーに押し倒す瑠璃。

未久もまた力で瑠璃をソファーに押し返すて言う。

言葉には気を付けて！

父親はわかってるの！

瑠璃の父親が私の父親なの。

優秀な遺伝子を持つ帝都病院の浅見英世がね！

それを聞いた瑠璃。

何言ってるの？

夢でも見た？

パパが父親？

あんたバカなの!?

すると物音がする。

その方向を見ると紗英が立ちすくんでいた。

未久が紗英の方を向き謝る。

ごめんなさい。

ついカッとなって秘密にする約束を守れませんでした。

未久は紗英に近づいて言う。

私を追い出したいならどうぞご自由に。

でもそうなったら私も何をするかわかりませんよ。

紗英は何も言わず未久を見る。

未久は自分の部屋へ行ってしまった。

不安げに瑠璃は聞く。

まさか本当じゃないよね？

紗英は瑠璃の側にかけより説明するから聞いてというも、説明なんていらないと声をあらげる瑠璃。

紗英は大きな声出さないで、真珠に聞こえたらどうするの!?と言う。

それを聞いた瑠璃。

ほんとなの？

未久と私が血の繋がった姉妹だっていうの？

紗英が答える。

私も最近知った。

パパは気付いてない。

若いころに付き合っていた女生との間に…。

瑠璃が耳をふさいで叫ぶ。

聞きたくない！

そんな話信じない！

紗英もまた叫ぶ。

私だって泣きたいわよ！

でも瑠璃のことを思って耐えてきたの。

瑠璃は泣きながらパパまでそんな…、私はもう誰を信じていいかわかんない…！

パニック状態の瑠璃を力いっぱい紗英は抱きしめて言う。

何も変わらない。

ママの娘は瑠璃と真珠だけ。

大丈夫。

瑠璃は紗英を力いっぱい付き飛ばして言う。

いらない。

ママもパパもいらない！

瑠璃は玄関へ走り去る。

紗英は瑠璃の背中を悲しい表情で見つめるだけで追いかけることができなかった。

瑠璃は九条の元に向かった。

取り乱した様子の瑠璃を見て、瑠璃さんどうしましたか？と九条。

瑠璃は未久が…未久が私のパパの…と泣きじゃくる。

そんな瑠璃をそっと優しく抱きしめる九条。

その顔には笑みがこぼれていた。

未久が九条エデュケーションラボのビルの前に立っていた。

未久の誕生日パーティー

スカイキャッスルのパブリック塔では未久の誕生日パーティーが行われていた。

沢山の料理が並べられている。

青葉がこんなに食べきれるかなと言うと、大丈夫よ、今日は夜まで貸し切りなんだからと言う泉。

やったという真珠。

今夜は遊び放題だぞと健作も喜ぶ。

翔がお母さんたちも楽しそうだねと言うと、杏子が久しぶりに大人のディナーを楽しむ約束なのと話す。

美咲が紗英さん御用達の三ツ星レストランでねと付け加える。

かわいらしく着飾った未久を見る紗英。

そこへ普段着のままの瑠璃が現れる。

瑠璃と未久はじっと見合う。

紗英が瑠璃に歩み寄り大丈夫と声をかけるが無視して瑠璃は席につく。

青葉がコップを持って立ち上がり言う。

先月からスカイキャッスルの仲間になった未久の誕生日を祝って。

未久はにっこりと立ち上がる。

青葉が続ける。

そして皆の夏休み突入を祝って乾杯！

子供たちは皆乾杯をした。

母たちは拍手。

暗い顔で乾杯をする瑠璃を紗英は心配そうに見つめる。

美咲があとは子供たちにまかせてというと、杏子が私たちは行きましょうかと紗英と泉と杏子と美咲は三ツ星レストランへ向かった。

紗英は瑠璃を心配しながら出ていくのだった。

帝都病院では龍太郎と大河内院長を見送る英世と亘。

英世が私も同行したかったのですが、宿直ですのでと言う。

続いて亘。

大丈夫ですよ。

今や東原も選挙資金の悩みまで打ち明けてくれるようになりました。

もう話もまとまったも同然です。

今夜で決めてくると大河内。

調査会社を使って九条を調べている杏子

レストランではピアノの音色。

母たちがワインを飲みながら食事を楽しんでいる。

しかし紗英の表情はどこか不安げ。

紗英さん食べないの？何かあったの？と気遣う美咲や杏子。

すると泉が未久ちゃんと何かあった？と聞く。

紗英が答える。

心配なのよ。

瑠璃と未久さんが一緒にいると何かおこりそうな気がして。

杏子も心配だわと話す。

九条先生のことを調べているって言ったの覚えてる？

依頼した調査会社の報告では九条先生のラボに入っていく瑠璃ちゃんを未久さんがつけていったって。

2人の間に何があったの？と泉が聞く。

紗英が子供同士のささいないさかいよと言うが、杏子は私にはそうは思えない、力になるからちゃんと言ってよと言う。

紗英は感謝をしつつも言えないこともあるのよとワインを飲んだ。

予想問題のカラクリを皆に話そうとする未久

未久の誕生日会では未久がケーキのろうそくを吹き消した。

未久はこんなに楽しい誕生日は生まれてはじめてですと言う。

青葉がじゃぁひとことスピーチをと言う。

すると未久。

じゃぁ誕生日を記念してちょっとした秘密を発表します。

瑠璃が未久を見て何を話す気？と言うと、大丈夫、あっちの秘密じゃないからと未久が満面の笑みで言う。

そして未久が続ける。

瑠璃の受験講師が作る予想問題、なぜあんなに山があたるのか、そのカラクリを発表したいと思います。

カラクリ？と皆不思議そう。

未久は携帯を取り出し動画を再生しようとするが青葉がそれをさすがにまずいよと止める。

未久は、離して、邪魔するのと青葉に言うが学校に知れたら大問題になるぞと青葉が未久にささやく。

未久はそうだねと言って動画を見せるのをやめた。

そして未久は言う。

勉強だけの瑠璃が受験に失敗したらあんまり惨めよね。

私が受験に失敗する？と瑠璃。

にらみ合う未久と瑠璃。

瑠璃が立ち上がてバカ言わないで！と叫ぶ。

真珠がやめてよ、こんな日くらい仲良くしてと止める。

翔と健作はゲームやろうと必死で空気を変えようとする。

瑠璃は出て行ってしまった。

青葉が未久に外で話さないかと優しく声をかる。

青葉は未久に誕生日プレゼントと言って青い小さな紙袋を渡す。

ありがとうと未久は微笑む。

青葉が池の前で待ってるからと出ていった。

未久を殺してやりたいと言う瑠璃

自宅マンションで熱帯魚を見ながらワインを飲む九条。

瑠璃から連絡が入り電話に出る。

瑠璃が言う。

電話してごめんなさい。

でも私、未久といるのが耐えられない。

何かありましたか？と九条。

瑠璃が答える。

青葉のことでマウントとったり、私の受験が失敗するって言ったり…。

あんな奴と姉妹だなんて。

未久なんか、不幸のどん底に落ちればいい。

許されるならこの手で未久を殺してやりたい。

そう話す瑠璃の表情は険しい。

それを聞いた九条は笑み浮かべて言う。

落ち着いてください。

実の父親に認められているあなたに嫉妬しているだけですよ。

大丈夫。

あなたには私がついてるから。

先生の声を聴くと私落ち着けますと瑠璃は礼を言って電話を切った。

瑠璃がパーティールームに戻ろうとすると未久が出ていく。

瑠璃はその姿を憎々しい表情で見ていた。

バルコニーにから転落する未久

未久はバルコニーで青葉からのプレゼントの箱をあけるとキレイな腕時計が入っていた。

メッセージを見て未久は微笑む。

未久は誰かが来る気配に気付き、振り向くとこれ以上ないほどの笑顔を向ける。

ゲームをしている真珠と背負うと健作。

バルコニーから青葉からのプレゼントの箱と未久の携帯が落下していく。

続いて鈍い音がした。

真珠たちは未久や瑠璃、青葉がいないことに気が付く。

探しに来た真珠がバルコニーから下を覗き込むと倒れている未久が見えた。

翔と健作がやってくる。

3人は階段を降りて未久にかけよっていく。

未久は頭から血が流れ倒れて動かない。

青葉もまた反対方向からやってくる。

真珠が駆け寄り泣きながら未久お姉ちゃんがと青葉に伝えようとする。

未久に歩み寄り未久、未久と声をかける青葉、そして救急車を！と叫び翔が救急車を呼んだ。

バルコニーには険しい顔で下を見ている瑠璃がいた。

レストランにいる紗英に真珠から連絡がはいり未久の意識がないことが伝えられる。

それを聞いていた母たちは皆唖然としている。

実の父英世によって手術が後回しにされる未久

未久は帝都病院へ運ばれた。

青葉がつきそい励ましている。

青葉のポケットから未久の携帯が落ち、病院に駆けつけた紗英がそれを手に取り未久のものだと分った途端バッグにしまった。

そして青葉のもとにかけより紗英もまたここは日本一の名門病院だから大丈夫よと声をかける。

未久を心配そうに見る紗英。

そこへ英世と亘がかけつけ、オペ室は抑えたと英世が言う。

青葉が父さんは？と聞くと亘が担当患者のオペ中だと答える。

英世が安心してください我々が全力で未久さんを治療しますのでと言う。

すると英世の携帯電話に着信。

龍太郎からだった。

英世が急患だから後にしてくれないかと言うが、龍太郎もこっちも急患なんです！もうすぐ到着しますからと焦っている。

なんだと！と驚く英世のもとにもう1台ストレッチャーが運ばれてくる。

自転車で車にひかれ、昏睡状態の10歳の少年。

ストレッチャーにかけより私が対応しますと言う英世。

亘が未久さんに瞳孔不動が出てきたからオペを急ぎましょうと英世にかけよる。

しかし英世はこの急患も重症で体力の劣る10歳の子供だと言う。

そして子供を優先してオペをすると続けた。

亘がしかし未久さんも急がないとと言うも、彼女の対応は君にまかせたという英世。

私の指では無理ですと言う亘。

非番の医者を向かわせてくれという英世。

そしてさらに亘。

何言ってるんですか！

あなたの家に暮らす子なんですよ。

予断を許さない状態なんですよ。

すると英世が言う。

この急患は東原政務官のお子さんだ。

亘の脳裏に東原とのことがよぎる。

そんな亘にすぐに医師を手配しろという英世。

亘はわかりましたとすぐ対応した。

紗英が亘に状況を聞く。

先に緊急性が高い患者をオペすると言う亘に、紗英は後回しにされるんですか？と憤慨する。

青葉も先に来たのは未久なのに！と泣く。

亘は信頼できる医師がこっちへ向かっているから大丈夫ですと取り繕う。

英世が少年のオペに向かおうと紗英の横を通り過ぎる時、紗英があなた！と英世を呼び止める。

英世は紗英の不安そうな顔を見てからストレッチャーの未久に目を向ける。

未久がわずかに目線を動かし英世を見て、お父さん…と消え入りそうな声でつぶやく。

英世は首を傾げる。

未久が弱弱しく英世に手を伸ばそうとするが英世は振り返り少年の手術に向かっていった。

未久は涙をこぼし、再度お父さんと声を出す。

紗英は未久を見てから悲しい顔で英世の背中を見つめた。

そしてまた痛ましい顔で未久を見るのだった。

未久を突き落としたのは瑠璃!?九条!?

未久の件では瑠璃が疑われるようですね。

韓国版では九条役本人が手を汚さず、未久役の子を落とすようスカイキャッスルの警備員（確か…）にお金で依頼していました。

では日本リメイク版ではどうでしょう？

未久の転落前、未久は誰かの気配を感じ振り向きました。

その時の顔が満面の笑みだったことを考えると心を許している近しい存在？と考えてしまいます。

でも、未久は瑠璃の後をつけて九条エデュケーションラボに行っていましたよね。

未久は九条を予想問題の件で脅し、九条は未久が邪魔になった。

とすると、韓国版のように九条の指示で誰かが未久を落としたのか？

しかし、やってきた人の顔を見た未久は笑顔だったので未久が知っている人。

つまり九条。

九条が未久のところにやってきたということは、未久が出した条件を九条が受け入れる気になったからと思い満面の笑みを見せたとか？

来週には犯人がわかるのでしょうか。

ドラマ「スカイキャッスル」第7話の感想

期末テストに3人も500点満点がでるっておかしいですよね、どう考えても（笑）

そんなことより、未久の転落と言う大変な事態になってしまったスカイキャッスルの7話。

これは韓国版と同じ展開。

韓国版では未久役の子は命を落としてしまいますが日本リメイク版はどうなるんでしょう。

それにしても悲しすぎますよね。

本当の親子なのに…。

未久の最近の行動にはちょっとそういうやり方どうだろ？お母さん望んでないよそれ、と思ってしまうところも多々ありましたが、まだ15歳なのに母も亡くして自分も転落なんて不憫すぎる。

まとめ

今回は2024年7月から始まった「スカイキャッスル」第7話のネタバレと感想をお伝えしました。

見逃してしまった人、あそこってどうだっけ？とちょっと確認したいことがある人など、いろいろな方のお役にたてるとうれしいです。