新空港占拠第10話・最終回　ネタバレと感想　【山猫の本当の正体は武蔵の○○だった！】

毎週土曜日夜10時日本テレビ放送の「新空港占拠」が最終回でした。

最終回もまさかまさかの怒涛の展開。

とうとう山猫の正体も明らかになりました。

新空港占拠最終回ネタバレ

武蔵は岩槻（犬）に皆殺しとはどういうことなんだと問う。

岩槻たちけものは罪を暴いた後は人質を開放するつもりだったが、大河（鼠）は全員殺すべきだと考えているとこたえる。

岩槻もまた逮捕される。

その頃、警察が大河たちのトラックを発見する。

獣の面をかぶった二人が運転席と助手席に座っていたが、それは人質となっていた秘書の宇和島と客室乗務員の庭瀬だった。

大河（鼠）達と人質は車を乗り換えさらに移動していた。

大河の本当の目的を聞く

武蔵と本庄は大河（鼠）の情報を聞き出すため、大河を裏切った瀬奈（鶏）の元へ向かう。

武蔵は瀬奈の妊娠をしっていることから「守りたいもののために少しでも罪を軽くするため質問に答えるんだ」と瀬奈を諭す。

すると瀬奈は「大河は逃げているわけではなく目的地の横浜ベイサイドホテルに向かっている」と話す。

そこは、「かながわ新空港促進協議会（総会）」が行われる場所。

全てを殲滅するために、総会会場を占拠することが大河たちの本当の目的だったのだ。

総会会場占拠は最初から計画されていたこと。

当初総会開催場所として予定されていた空港近くの会場では警備が厳しく大河達5人では占拠が無理と判断し、今回の悠月たち獣の空港占拠を逆手にとり会場を変更させたとのこと。

獣達によって空港が占拠されれば会場を他に変更せざるを得ないと判断し、警備が厳しい他の空港近くのホテルは全て大河（鼠）たちがあらかじめ予約を入れて取れないようにして、大河たちが占拠しやすいホテルを予約するよう誘導していた。

全ては最初から計算ずくだったのだ。

そして、今回の計画をすすめるためには必要なものが2つあった。

1つ目は総会の警備計画実施書。

それは極秘のため前日にならいとデータは配布されないもの。

大河は前日の夜に協議会の会長丸亀洋一の事務所に侵入し機密情報をコピーしていた。

2つ目は、セキュリティーを突破できる権限をもつ人物。

それが武蔵の奥さんSE-MATに所属する裕子だったのだ。

総会にはSE-MATも出動予定だった。

そして、大河たちは最終的に人質もろとも自爆するつもりだということがわかる。

総会会場ホテルの占拠が始まる

和泉は目的がわかるとすぐ横浜ベイサイドホテルへ電話させるも回線はすでに大河たちによって着られつながらない。

電波も遮断され携帯も繋がらない。

大河（鼠）たちはすでにホテル占拠のための作戦を開始していた。

大河と裕子は医者の白衣を着てホテルの入口からどうどうと入り込み、裕子のSE-MAT権限をつかって次々とセキュリティーを突破。

清掃員に変装しているほかのケダモノメンバー、人質と合流し総会が行われている会場までたどり着き、あっという間に占拠。

総会会場には詩（羊）と奏（兎）、松長（猪）を見張り役に置き、大河は裕子と紗季をつれて5階のビジネスフロアに移動。

ホテルから大河による配信が始まる

カメラが次々と設置され、配信の準備が整う。

大河による配信が始まる。

裕子と紗季がとらわれている姿が映し出される。

その配信をバイクにまたがる悠月もタブレットでじっと見ている。

大河は武蔵と悠月に人質（裕子と紗季）が殺されたくなかったら30分以内にここに来いと告げ、配信終了。

総会会場の爆弾のセッティングが完了し、松永（猪）は二葉と北見を連れて大河の元へ移動する。

武蔵たち横浜ベイサイドホテルへ到着

その頃、指揮官本部では和泉が丹波（虎）の元へ行き、大河を止める方法を聞く。

丹波がいうことには、大河の目的は人質を殺すところを配信で見せつけることだから、配信を遮断できれば人質を救うことができるかもしれないとのことだった。

和泉は配信を止めたその隙にSATを突入させる作戦を計画。

志摩が大河たちの配信をとめるため、ホテルの映像を遮断する作業にとりかかる。

武蔵と本庄たちが時間を稼ぐため大河のもとへ向かおうとしたとき、SATに変装し忍び込んでいた悠月が現れる。

武蔵と悠月二人だけで大河の元へ向かうことに。

本庄はSATと階段に待機し、和泉からの突入の合図を待つ。

武蔵と悠月、大河の元に到着

二人が到着すると、大河は「お前たちはまだ本当の真実にたどり着いていない」と言い出す。

新・真実とは！？

志摩のホテルの映像遮断作業が難航。

また配信が始まる。

和泉、映像を通して、人質の無事と爆弾を確認。

大河が丸亀から手に入れたデータを見せながら、今日の総会の本当の目的を語りだす。

総会の真の目的とは、莫大なメタンの利権の山分け。

そのためなら人が死んでもおかまいなし。

総会に集まっている奴らは利権に群がるクズどもだと。

そして、その全ての黒幕こそが山猫。

しかも、山猫は北見じゃない。

北見は山猫のしもべ。

万が一の時には本当の山猫に代わり北見が山猫だと身代わりになれるように嘘の証拠を残していたのだ。

大河は丸亀から手に入れたもう一つのデータを持っていた。

そのデータとは10年前に初代山猫が死んだ直後のもの。

そのデータによると初代山猫から財団などの全ての利権を受け取った人物がいた。

それは武蔵の姉、二葉だった。

武蔵二葉が本当の山猫だったのだ。

それでもかばおうとする北見に、二葉は「もういい、下がりなさい」といい、自分が山猫であることを認めた。

二葉が北見をあやつりメタンの利権を守るために邪魔な人間は全て排除したと大河は言う。

しかし、二葉はそれを否定して「それは違う、新たなエネルギーを見つけない限りこの国に未来はない。国を守るために死んでいった人は必要な犠牲だった」と言うのだった。

武蔵が「にぃちゃんも必要な犠牲だったのか！？」と二葉に言うと、北見は「お前の兄はそんな高潔な人間ではない」と笑う。

実は、武蔵の兄は告発しない代わりに300万円を要求していたのだった。

大河によって話はさえぎられ、詳しい話は聞けず。

大河は「全員殺すが、山猫に先に死んでもらう」と悠月に拳銃を渡し、「お前の敵である山猫をここで殺し俺が正しかったと認めろ」と言うのだった。

悠月は拒否するが松永（猪）によって妹の紗季に銃口が向けられる。

１分以内に山猫を殺さなければ紗季が殺されることに。

映像の遮断にまだ成功していない志摩。

時間がない！！

和泉が協力してもらうために岩槻（犬）に無線をつなぐ。

残り30秒。

岩槻（犬）は志摩に自分（岩槻）の端末を開き、自分（岩槻）が作ったプログラムを使ってと伝える。

5、4、3、2、1カウントダウン始まる。

志摩が岩槻作のプログラムを使いホテル全ての映像遮断に成功！

うろたえるケダモノたち。

SAT突入開始

和泉の命令で本状とSATが次々と突入する。

奏（兎）と詩（羊）、確保される。

配信はもうできないやめろと武蔵は大河たちに言うが、大河はこうなったらと起爆スイッチを押す。

1分後に爆発。

武蔵と大河争う。

悠月が爆弾をとめようとパソコンを操作。

SATの侵入をとめるため、大河の命令により松永（猪）が足止めしに行くが、最終的に確保される。

悠月、ぎりぎりのところで爆発阻止に成功。

大河がやけくそ気味に裕子に銃を向ける。

武蔵が裕子に抱きつきかばう。

武蔵撃たれた！？と思いきや、先に大河が悠月に撃たれていた。

悠月は「私がケダモノを作った、だから私はお前を葬る」と大河の胸を撃ったのだった。

大河は「ねーちゃん」と言って床に倒れる。

悠月もSITによって連行される。

現場は制圧するも二葉が消えた！

裕子が武蔵の姉がいないことに気が付く。

武蔵が屋上らしきところで二葉を発見する。

二葉は銃を片手に「三郎だけには知られたくなかった。」と。

続けて、「最後に伝えたいことがある。お父さんとお母さんは借金を残して亡くなった。にーさんはそれを返しながら三郎の養育費を稼いでいた。だから北見にお金を要求したのは三郎のため、にーさんは三郎をまもりたかった、ただそれだけ、それだけは忘れないで。」と伝え自殺しようとする。

三郎は「姉貴はこれまで嘘をつき続けていたのかもしれない。でも姉貴は俺のたった1人の姉貴なんだ、それだけは俺にとっての真実だ。姉貴の全てを受け入れる。だから生きるんだ」と二葉の自殺を止めたのだった。

事件はこれにて終結。

獣は全員逮捕され、Mプロジェクトは白紙になり、空港占拠は幕を閉じる。

武蔵家族には平穏な日々が戻る。

最後にあの人物登場

武蔵家族が手をつないでいる映像の後、最後の最後、青鬼がとあるビルの屋上に！

「助けていただいてありがとうございました」と誰かとスマホで話している。

どういうこと！？

また新シリーズがありそうな予感を残し終了。

隠し動画の英文メッセージ全文はこうでした

この占拠事件の結末で明らかになる真実は、野良猫の正体は武蔵三郎の姉、双葉だったということだ。

感想

新空港占拠終わってしまいましたが、ちょっと無理矢理感というか説明が足りていないような感じがしてしまったのは私だけでしょうか。

二葉はなぜ初代山猫から全ての利権を相続することになったのでしょうか。

二葉は結局何物だったのか。

武蔵の兄が不正を訴える話から300万要求したようですが、お金を渡さずに秘密を知ったものとして殺さざるを得なかったのでしょうか。