新しい木曜ドラマ「スカイキャッスル」が2024年7月25日からスタートしました。
韓国で最終回の視聴率が23.8%と大人気ドラマだったSKYキャッスル~上流階級の妻たち~が日本版にリメイクされての放送です。
第3話では、遥人の二の舞を恐れる二階堂家では杏子が亘に内緒で翔の部屋に窓を作ったり、浅見家では瑠璃の生徒会立候補に向けて、紗英が手段を問わず当選のために動きます。また、未久の母が英世の元恋人だということがわかったりもしました。
今後はそれぞれの家族はどういう方向に進んでいくんでしょう。
韓国版はセレブ達の生活はとんでもなくかけ離れて豪華なようです。Amazonプライムで見れますよ。
ドラマ「スカイキャッスル」の基本情報
ドラマ「スカイキャッスル」の基本情報です。
放送局 | テレビ朝日系 |
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放送時間 | 7月25日スタート 毎週木曜 夜9:00~9:54 |
出演者 | 松下奈緒、木村文乃、髙橋メアリージェン、比嘉愛未、小雪 |
主題歌 | We All Lie/milet |
あらすじ | 韓国のケーブルテレビ局で放送されたSKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜を日本版にリメイク。高級住宅街スカイキャッスルにはいわゆる人生の勝ち組と言われるセレブ妻たちが暮らしている。しかしこのきらびやかな世界も一皮むけば猛烈な見栄とプライドからできている。誰にもいえない秘密をかかえたセレブたちのドロ沼マウントバトル・サスペンス。 |
公式HP | https://www.tv-asahi.co.jp/skycastle/ |
ドラマ「スカイキャッスル」の相関図
「スカイキャッスル」の第4話をわかりやすく相関図でまとめてみました。
ドラマ「スカイキャッスル」第4話のあらすじ
スカイキャッスルのあらすじです。
浅見紗英(松下奈緒)は、長女・瑠璃(新井美羽)の内申評価を上げるため、生徒会長選挙で当選させようと画策。その矢先、対立候補となっている人望厚き優等生・山田未久(田牧そら)が秘密裏に同級生の提出課題を代行し、金を稼いでいることを知る。紗英から報告を受けた敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)は、この極秘ネタをちらつかせ、未久に立候補辞退を促すよう指示。重病を患ったシングルマザー・希美(映美くらら)が入院し、苦労が絶えない未久――その心情をおもんばかる紗英だが、九条の言葉巧みな誘導で一転、罪悪感を一掃した彼女は、未久との直接交渉に踏み切る!
一方スカイキャッスルでは、妻の自死を機に崩壊した超エリート一家・冴島家の“謎多き悲劇の真相”を追い求め、小説にしようとする南沢泉(木村文乃)をめぐり、対立が高速激化する。なんと、小説化に断固反対する紗英に対し、彼女の“秘密の過去”を知る泉が一歩も譲らぬ姿勢で宣戦布告! その直後、冴島家の悲劇に自分たちの未来を重ねずにはいられない二階堂杏子(比嘉愛未)から、詳細を知り得る人物として九条の存在を知らされた泉は、直接話を聞こうと動き出す。
そんな中、未久は母が大切にしまっていた写真を発見。若かりし頃の母の隣には、すでに亡くなったと聞かされていた父と思われる人物の姿があった! しかも、その顔を見た未久は顔色を変え…!?
引用:スカイキャッスル公式HP
ドラマ「スカイキャッスル」第4話のネタバレ
では、第4話のネタバレいってみましょう!
未久の弱みを九条に報告する紗英
紗英は未久の弱みを握ったことを動画を見せながら九条に報告する。
九条はこの動画を使って立候補をあきらめるよう未久と話をつけろと紗英にアドバイスする。
紗英は母子家庭で病気の母の入院費など未久は本当にお金にこまっていたんだろうと家庭に同情発言をすると、九条は同情など一切必要ないと言う。
そして続ける。
あなたは勝つために何でもできる人。
私の最高のパートナーです。
不正を働いた生徒が会長になるのは学校としても問題ですよね。
それを防ぐわけですから何も遠慮はいりませんよ。
紗英は九条からこの言葉をもらい気持ちが楽になったと言った。
幸せそうな瑠璃と英世を見かける未久
帝都病院では未久が入院費をしはらっている。
すると、浅見英世と瑠璃が歩いてくるのが目に入る。
瑠璃が生徒会長に立候補したことを英世に報告している。
九条先生が私なら当選できるってと笑顔で英世に報告している。
英世はじゃあ前祝いに今日は奮発するかというと瑠璃はありがとうと英世の腕をだきしめた。
その様子を瑠璃を複雑そうに見る未久だった。
病室で母の身の回りのことをしている未久。
未久のカバンや靴は擦りきれ穴が開いている。
それを見た希美は未久に謝るが未久は希美の手をにぎり、気にしないでいいよ、お母さんが元気でいてくれたら私は幸せだからと声をかける。
希美は微笑みながらあなたを産んだことだけが私の自慢ねと言う。
未久は退院したら江ノ島に行かない?と希美を誘う。
江ノ島は母・希美と死んだ父の思い出の場所だから行ってみたいと言うのだ。
たまにはお父さんのことも聞かせてよという未久。
希美はおだやかな笑みを浮かべて話す。
未久に似て頭がいい人。
私なんかのことも気にかけてくれた。
優しくて素敵な人よ。
それを聞いた未久は目に涙を浮かべて微笑み、好きだったんだねと言った。
報酬をちらつかせ翔を瑠璃の推薦人にと亘にお願いする紗英
スカイキャッスルパブリック塔では紗英が亘にお願い事をしている。
翔に瑠璃の推薦人になってほしいと言うのだ。
亘が翔の力不足で落選してしまったらと心配する。
すると紗英。
勝算はあります。
それに引き受けてくださるなら、翔君の内申点アップのお役にたってさしあげられますよ。
亘は紗英いぶかし気に見る。
封筒を亘に差し出す紗英だった。
二階堂家では、亘が帰宅後紗英からもらった封筒の中身を翔に渡す。
それは、九条が瑠璃のために作っている校内学力試験の予想問題集だった。
亘はとにかく山が当たり内申点をかせぐにはありがたい話だと翔に言う。
杏子がどこからもらったのと聞いてくる。
浅見さんの奥さんから受験講師が作ったと譲り受けたと言うとどうしてそれをあなたに?と杏子。
亘は話す。
生徒会選挙で翔が瑠璃ちゃんの推薦人になる約束をしたお礼ですよ。
杏子は翔の意思を聞かずに勝手に約束したんですか?今すぐお断ってきてくださいと言う。亘は僕のやることにはなんでも反対するんですね、予想問題までもらって今更断れないでしょと不満そうに言う。
すると杏子、それはあなたの勝手な理屈です。
亘、君は受験を甘く見過ぎてる、もっと危機感を持てよ。
すると翔が頼むから揉めないでくれよと止めにはいる。
亘はお父さんは翔のためを思って言ってるんだぞと言うと、翔はわかったよ、僕が推薦人になればいいんだろ。
心配する杏子。
亘が大丈夫ですよ、勝算もあるらしいと亘が言った。
未久に近づく紗英
光洋学園廊下では生徒会役員の立候補者が貼り出されている。
翔が推薦人になっているのを見た健作はお前も大変だなと翔に言う。
翔は家庭の平和のためだからと答えた。
瑠璃が歩いているとその反対側から未久と青葉が歩いてくる。
瑠璃は未久に向かって言う。
度胸あるね~、未久。
でもさ、貧しいおいたちへの同情票だけじゃ当選はできないよ。
翔がよせよ瑠璃と言うと健作もそうだよと同調する。
すると未久も負けてない。
瑠璃こそさ、自分が陰でどんなふうに言われてるかわかってないの?
はぁ?と瑠璃。
教えてあげるよという未久に青葉が未久もやめろよと止めに入る。
瑠璃と未久はにらみ合った。
下校する未久の横に高級車が止まる。
降りてきたのは浅見紗英。
未久に歩み寄って話す。
未久さんですよね。
浅見瑠璃の母です。
戸惑う未久。
紗英はお話があります、ちょっと付き合っていただけませんか?と言う。
後部座席のドアを開けて未久に乗るように促す紗英。
立候補を辞退するように未久に迫る紗英
海辺のカフェで話す紗英と未久。
未久が話って何ですか?と聞く。
紗英は話す。
あなたに見てもらいたいものがあるの。
そういって紗英は玲と未久との動画を見せた。
そして言う。
あなたがやっていることは校則違反ですよね。
そのうえ恐喝と言われても否定できないことまで…。
動画を止めて続ける。
こういう不正を働く人が生徒会長になるのは学校としても迷惑じゃないかしら。
強張った顔で未久は紗英を見ている。
すると紗英。
安心して。
あなたが立候補を辞退してくれたら秘密は守りますから。
お母様の入院費のためにやったってことはわかってる。
私はあなたの理解者のつもりよ。
未久はうつむいて突然笑い出した。
すごいねお母さん。
瑠璃を生徒会長にするためにここまでやるんだ。
紗英もとまどう。
未久は窓の外を見て話し続ける。
ずるいなぁ瑠璃。
こんなお金持ちの両親がいて、こんなことにまで手を回してもらえて…。
スカイキャッスルに住んでるんですよね?
こんな素敵なところに住ませてあげたかった母にそういわれたのを思い出しました。
紗英は若菜園での幼いころの自分を思い出して未久に言う。
困ったことがあったらいつでも私を頼って。
私はあなたを応援するから。
そういうと紗英は10万円を財布から出し未久に本当は突き返したいところよね、でも受け取ってと言う。
どんなお金でもお金はお金。
あなたの生きる糧になる。
紗英を見据え、にっこり笑って紗英は続ける。
大丈夫。
あなたは頭がいいから絶対に這い上がれる。
紗英は店を出た。
未久は悔しさのあまり札束をはらい落し海を見るのだった。
立候補を辞退すると告げる未久
南沢家では浅見家の次女真珠が数学の問題を解いている。
未久が教えてあげているのだ。
真珠はずいぶんと未久になついている様子。
泉がクッキーとジュースを持ってそろそろ休憩にしようとやってくる。
青葉もその後ろをついてくる。
真珠が話す。
生徒会選挙でおねえちゃんと戦うんだって?
それで青葉が推薦人なんでしょ?
あいつの鼻へしおってやって。
私も未久お姉ちゃんに投票するから。
青葉が真珠に言う。
そういうこと言っちゃだめだって。
瑠璃もキリキリしてるんだしさ。
すると未久。
そのことなんだけど、私、立候補を取り下げようかって思う。
泉は驚き、青葉は推薦入学のためにがんばるんじゃなかったのかよ?と聞く。
未久が答える。
でもさ、自分の合格のために生徒会長目指すってなんか間違ってるんじゃないかなぁ~。
お母さんの病状も良くないし、生徒会なんてやってる場合じゃないかな。
だから…。
納得いかない青葉は帰り道、本当にあれが理由なのかと未久に聞く。
僕には本当のことを言ってくれよと青葉。
未久は振り返り私は悔しいと言葉を振り絞った。
生徒会長は瑠璃
光洋学園では生徒会選挙結果が張り出されている。
会長は瑠璃。
未久が立候補を取り下げたため、無投票で当選とある。
それをおもしろくない表情で真珠が見ていた。
スカイキャッスル水辺の公園を歩く紗英と杏子と美咲。
天真爛漫な美咲が瑠璃ちゃんが生徒会長なんて私も鼻がたかいわぁ~とはしゃいでいる。
よかったら主人同伴でお祝いしないと話す。
健作の成績があがったお祝いに亭主の実家からシャンパンとキャビアとトリュフが届いたの~という美咲。
紗英は美咲さんいいわね、ありがとうと誘いを受けた。
そこで杏子。
でもどうして未久さんは立候補を取り下げたのかしら?
紗英が微笑みさぁと歩き出すと美咲が言う。
敵前逃亡よ。
学年1位の瑠璃ちゃんに恐れをなしたの。
あのいまいましい小説家がなんて言うか見物だわ。
すると前方のガーデンテーブルで泉がパソコンで執筆作業をしていた。
泉に歩み寄っていく紗英たち。
紗英がこんな所で何してるのかしら?
杏子、ひょっとして礼の小説を?
泉は答えない。
紗英が泉の隣に座って言う。
一家の不幸を書くのはやめてほしいって言ったはずよね。
すると泉。
でもどうしても私には人ごとには思えなくて。
冴島家の悲劇と私たちの日常はどこかでつながってる気がして。
だからどうしても書きたいの。
紗英は、一度話し合う必要がありそうね。
そうだ、瑠璃の当選お祝い会に南沢ご夫妻もご招待して差し上げたらと提案する。
美咲があぁ~そうねぇ、優秀な名医で脳外科部長のご主人ともまだごあいさつできてませんものねと言った。
また紗英。
でもお祝いするのがどうしても嫌なら断ってくれてもいいのよ。
まさか嫌だなんてと泉が言うと、じゃ決まりねと紗英と美咲は去っていった。
杏子はそんな泉を心配そうに見つめるた。
未久が立候補を辞退したことを不思議に思う親たち
夏目家リビングに瑠璃の当選祝いのため、浅見夫妻・二階堂夫妻・南沢夫妻が集っている。
瑠璃の当選を祝ってと乾杯をするそれぞれの夫妻。
それにしても美咲さんがんばったわねと豪勢な料理を褒める杏子
美咲はそりゃそうよ、大切な先輩方をおもてなしするんだからと答える。
エプロンを身にまとった夫の龍太郎も料理の皿を並べながら瑠璃のことをさすがですよね、英世さんと紗英さんの優秀な遺伝子がしっかり受け継がれてらっしゃるとほめちぎる。
美咲がシャンパンもどんどん召し上がってねと持ってくる。
すると突然英世が、でも未久さんはどうして立候補をとりやめたんでしょうかと話し出す。
泉がそれは…と何か言おうとするが、美咲が瑠璃ちゃんが出るから勝ち目がないって諦めたのよとかぶせてきた。
紗英がそれは申し訳ないことをしたわねぇとご満悦に話すと、美咲が仕方ないわよ、だって瑠璃ちゃんは学年1位なんだからと言う。
泉が言う。
それはちょっと違うんじゃないかしら。
皆えっ!?という表情で泉の方を見る。
泉が話す。
青葉から聞いたわよ。
あなた未久ちゃんにあったのよね?
その後未久ちゃんが立候補を取り消した。
何があったのかしら?
美咲が失礼よ泉さん、まるで紗英さんがやめさせたみたいな言い方じゃないと言う。
そして泉。
未久ちゃんは親の入院費でお金に困っていたの。
紗英さんがお金でやめさせたとでも言いたいわけ!?と強い口調で言う美咲。
龍太郎が横でなだめる。
英世が言う。
南沢さん、奥さんを黙らせていただけませんか?
公平が言う。
ああ、いえ、妻はただ事情を知りたいだけでして。
すると紗英。
誤解しないでほしいわ。
私は未久さんに関する問題を知ってしまったからアドバイスをしてあげただけ。
問題?と杏子。
そして泉。
そのアドバイスの内容を聞きたいわね。
また紗英。
泉さん、私は未久さんを守りたいの。
これ以上言うと未久さんの未来がゆがむことになるけど、それでいいのかしら?
泉は言葉を飲み込んだ。
泉の小説をやめさせようとする人達
すると龍太郎がそれより今日の本題につてい話し合いましょうよと話題を変える。
本題?と亘。
龍太郎が説明する。
南沢泉さんが書こうとしている小説の話です。
小説?と英世。
美咲がさらに説明する。
知らない方もいるでしょうが、泉さんは小説家なの。
泉が、とはいっても2冊しかだしていない無名作家ですがと言うと、杏子が読みましたよ私と言う。
2冊ともとても興味深い小説でしたと感想を述べた。
どういった小説なんですか?と亘が尋ねる。
杏子が答える。
社会派っていうのかしら。
ひとつは受験期の少女の葛藤を。
もうひとつは養護施設を舞台に教育格差の問題を描いていて。
紗英が皮肉っぽく言う。
社会派を装えばなんでも許されるわけじゃないですよね。
公平が何がいいたいんですか?と紗英に聞く。
紗英は言う。
冴島さん一家の悲劇を小説にするのはやめてほしいんです。
皆驚く。
英世はあの痛ましい事件を小説に?と。
亘がそんな小説誰も望んでないよと。
龍太郎は冴島先輩も遥人君もそっとしておいてほしいでしょうしと。
続いて亘。
帝都病院にとってもブランド価値を損ないかねない話です。
続いて美咲。
スキャンダルが世に広まったら家の資産価値も下がっちゃう。
泉さんにその損害を補償できるの?
そしてまた英世。
南沢さんはその小説を書くことを許したんですか?
公平は毅然とした態度で答える。
妻の創作活動に夫の許しが必要だとでも?
そして美咲。
わかんないかな。
それで冴島家や帝都病院、スカイキャッスルの住人たちが傷つくことになるのを。
そして紗英。
それで瑠璃たちが動揺して受験にでも失敗したらどう責任が取れるの?
そこまでしてやめさせたいんですかと公平。
紗英が言う。
話題性のために人の不幸を小説にして社会派ぶる偽善者に私たちが振り回されるのは理不尽でしょう?
公平は唖然とした表情で偽善者?と呟く。
泉は表情ひとつ変えずに聞いている。
すると公平。
どうやら我々がここに来たのは間違いだったようですね
せっかくのお招きでしたがこれで失礼します。
そういって公平は立ち上がり行こうかと泉に声をかける。
立ち上がる泉の前に紗英が立ちふさがり、逃げるの?と挑戦的な態度。
すると泉が不敵な笑みを浮かべ、これ以上小説の邪魔をすると私だって何をするかわかんないわよと紗英を見据えて言う。
紗英は一瞬ひるむ。
紗英は泉が自分の過去を知っていたことを回想する。
2人はしばらく沈黙して見合うが、紗英が道をゆずった。
2人が去った後に亘が言う。
あの夫婦は帝都病院とスカイキャッスルの価値を何もわかっちゃいない。
小説を書いてほしいと言う杏子
帰宅中の泉が公平に雰囲気が悪くなってしまったことを謝る。
公平は君のせいじゃない、帝都病院とスカイキャッスルのブランドにすがる彼らが異常なんだと話す。
すると杏子が泉さん!と2人のもとに走ってきた。
そして杏子が自分の思いを告げる。
私は書いてほしいです。
泉さんが言う通り、あの悲劇と私たちの日常は繋がっていると思うの。
ありがとう杏子さんと言う泉。
杏子はパブリック塔を見ながら言う。
なぜあの悲劇が起きたのか私も知りたい。
泉はその謎に迫れる人はいませんか?と杏子に尋ねる。
杏子は少し考えて答える。
遥人君を指導していた受験講師の九条先生なら何か知ってるかもしれないわ。
泉は九条に早速電話をしてメッセージを残した。
そのメッセージを九条エデュケーションラボの執務室で聞く紗英と九条。
九条は口を開く。
独学放任主義の青葉君の母親がなぜ受験講師の私に連絡をしてくるのでしょうか?
紗英が答える。
冴島家のことを取材したいんじゃないですか?
取材?と九条。
紗英はそれを題材に小説を書こうとしてますからと話す。
面白い人ねと九条は笑みを浮かべた。
泉の過去
南沢家では泉が執筆しているがふと手を止めて考え込む。
若菜園ではクリスマス会が開かれている。
プレゼントの時間だよとサンタに扮した泉がやってくる。
子供たちがいぇ~いと群がってくる。
すると携帯電話に城崎栞から着信。
廊下に行き電話に出る泉。
栞は泉先生助けて、お願い、すぐに来てと泉に助けを求める。
泉は言う。
ごめんなさい。
若菜園のクリスマス会があってまだ抜けられないの。
終わったらすぐ連絡するから。
ぼろぼろになった栞が何度もこんな電話迷惑だよねと話す。
泉は言う。
そんことないよ。
私は栞さんに頼られてうれしいんだから。
必ずいくから絶対待ってて。
栞はありがとうと電話を切った。
鏡に映る栞の顔は殴られて腫れ、口元からは血が流れている。
部屋のドアを見るとロープがかかっている。
そのロープにゆっくりと近づく栞だった。
考え込む泉を見た公平がどうした?と声をかける。
ごめんなさい、昔のことを思い出していただけと言う泉。
公平は栞さんか?と言う。
泉の表情は決意をかため、私にはやっぱり書く使命があると執筆を再開した。
九条エデュケーションラボでは秘書の永峰が南沢泉について調べたことを九条に報告する。
高校教師を志望して教育実習に行った際に受験期の教え子が自殺したショックから教職にははつかずに小説を書き始めたようです。
処女作ではその子がなぜ死んだのかなぜ自分は止められなかったのかを深く掘り下げています。
九条が永峰から差し出された泉の本「彼女の事情」を開く。
タイトルの横のページにはSさんに捧ぐというメッセージが添えられていた。
希美の死
南沢家のリビングではまた真珠が未久に勉強を教わっている。
すると帝都病院から未久の携帯が鳴る。
未久は激しく動揺する。
未久はお母さんと叫びながら病室に駆け込む。
その後に青葉と泉。
未久は希美に呼びかける。
お母さん聞こえてる?
お母さん!
手を握りしめ懸命に呼ぶ。
かすかに希美の指が動く。
目をゆっくりと明けた希美はごめんね、未久、でも未久なら1人でも大丈夫だからととぎれとぎれに話す。
1人にしないでと泣く未久。
希美は大丈夫、未久は頭がいいんだし、絶対幸せになれるからと精一杯笑いそのまま眠るように亡くなってしまった。
泣いて希美にすがる未久をみて、青葉と泉も涙を流した。
霊安室で希美に手を合わせる未久と泉と青葉。
泉が未久に声をかける。
後の手続きは私がやるから心配しないで。
そして、泉は未久の肩に手をおき、困ったことがあったらなんでも言ってと言うのだった。
青葉もまた、未久のためにできることはなんでもやるからと励ました。
ありがとうと精一杯言う未久だが、泣き出してしまった。
希美の隣に写っている英世
未久は病室の希美の身の回りのものを整理し箱に入れていく。
スカイキャッスルの絵本を手に取り開いてみると、江ノ島で幸せそうに笑う希美の古い写真が出てきた。
その写真には希美の隣に若き日の英世が写っている。
先日瑠璃と一緒に歩く男性を思い出す未久は動揺していた。
未久は希美の携帯の通話履歴を確認してみると浅見英世に電話をかけた履歴が残っていた。
タップするとメッセージを送ろうとしている形跡があった。
急で申し訳ありません。
でもあなたにしか相談できない話なんです。
実は私には娘が
メッセージはそこまでで未送信のまま残っていた。
九条エデュケーションラボでは九条が彼女の事情を読み進めていた。
永峰がやってきて、未久の母親が亡くなったことを九条に伝える。
そして、念のため父親についても調べてみたんですが、亡くなったとされていたのが実はいきているかもしれないと永峰は話す。
父親の可能性のある男性が…と九条が呟くと、永峰はスカイキャッスルで暮らしていますと言う。
英世が父だと確信する未久
朝、浅見家では真珠がテストで満点を取り、紗英と英世が褒めている。
瑠璃に早くしないと学校後れるよとせかされ真珠ははぁいと言って2人は学校へ向かう。
英世も紗英に見送られて出勤。
すると英世の携帯が鳴る。
希美からの着信。
英世はため息をつきながら出る。
なんのようだ?
金の話ならとっくの昔に終わった関係。
もう迷惑だから電話しないでくれ。
電話を切る英世。
その声を聞いていたの未久だった。
紗英が英世に言う。
今の電話もしかして…希美さんですか?
英世はうなづくいて言う。
俺を金ずるにしたいらしい。
わざわざ帝都病院に入院するなんてゾッとするよ。
君も気をつけろ。
英世は歩き去った。
その様子を未久はじっと見ていた。
パブリック塔の図書館では真珠が満点を褒められたよと未久に話している。
未久は真珠を見つめながらうらやましいなと言う。
真珠がえっ?というと未久は言う。
優しいパパがいて。
私も真珠ちゃんちに生まれれば良かった。
未久の今後の生活を考える南沢家
南沢家では公平が希美の預金通帳を確認している。
借金はないが、預金残高も多くはないな。
未久さんの学費だけはなんとかなりそうだが…。
泉が言う。
親戚もいないみたいなの。
アパート代や生活費のことを考えるとかなり厳しい状況ね。
若菜園であきはないのか?と公平が言うと、この年で施設に入るのは受験期の女の子にはちょっとつらいと思うのと答える。
すると公平。
ならいっそうちにすんでもらったらどうかな?
空いてる部屋もあるし、食事や生活の面倒も見てやれる。
青葉もそうだよね、それで未久が助かるならそうしようよと同調する。
あの…と未久と真珠が来る。
いろいろ考えていただいて申し訳ありませんという未久。
青葉が聞いてたのかと言うと、ありがたくて嬉しくてと未久は言う。
でも…同級生の男女が同じ家に住んだら変な噂が立って青葉に迷惑をかけてしまうと思いますと話す未久。
それを聞いた泉。
そうね…。
青葉より未久ちゃんのほうがつらい思いをすることになるわね。
うちにおいでよと提案する真珠
一部始終を聞いていた真珠。
つまり、女の子の家だったら問題ないってことだよね?
まぁそうだねと未久。
すると真珠がうれしそうに提案する。
ならうちに住めばいいじゃない!家政婦さん用の地下室があるの。
私も未久おねえちゃんと一緒にいたいし。
うちは女子2人だから変な噂も立たないよ。
未久の目が何かを企んでいるか
のように生き生きとする。
青葉はいいかもそれと言う。
そして続ける。
お向かいなんだからうちもいろいろやってあげられるし。
公平はけどあの浅見夫妻がそんな話を受け入れてくれるだろうかと心配する。
未久ちゃんの気持ちはどう?と泉が聞く。
未久はそうなったらそれは嬉しいけどと答える。
すると泉はわかった、私が一度紗英さんに話してみると言うのだった。
紗英に未久の件をお願いする泉
浅見家のリビングには泉が訪ねてきている。
紗英が未久さんをうちに!?と驚く。
泉がそれが彼女にとって一番いい方法だと思うのと話す。
紗英が言う。
そんなこと突然言われても、うちのはうちの事情があるのよ?
それはもちろんわかってると泉。
瑠璃が私は絶対に嫌よ!未久と同じ家で暮らすなんてと反対する。
紗英が瑠璃もそう言ってることだしうちは無理よと話す。
真珠がでもお母さんが死んで困ってるんだよ?
瑠璃、全くの他人の家に転がり込むなんて普通ありえないでしょう?
だったら青葉んちしかないねと真珠。
すると瑠璃がえっ?青葉んち?と反応する。
真珠が、うちが駄目ならそれしかないよねと泉に向かって言う。
泉が、でもそれだと妙な噂が立ちそうだから…だから助けてほしいの。
泉が立ち上がり紗英に頼み込む。
未久ちゃんの食費や生活費の面倒はうちで見ます。
賃貸料も払います。
だから、お願い。
頭をさげる泉。
考える紗英。
真珠も立ち上がり頼み込む。
そうしようよ。
私も未久おねえちゃんに勉強見てもらえるし。
勉強?と紗英。
真珠は言う。
内緒にしてたけど、青葉んちで未久お姉ちゃんに教えてもらってたの。
そんなことが?と紗英。
満点取れたのはそのおかげだよという真珠。
すると瑠璃。
そんなに言うなら真珠のために我慢してもいいよ私。
紗英がえっ?と言うと、瑠璃は青葉に悪い噂が立つのもかわいそうだしと話す。
泉はうれしそうに、ありがとう!瑠璃ちゃん!と礼を言うが、紗英はまだ決まったわけじゃないわよ、これは主人や九条先生とも相談しなければきめられないことなので、私がいったん預かりますと話す。
紗英と泉は家の外に出る。
紗英は話があるっていうから小説をあきらめたのかと思ったら、ずいぶん迷惑な提案ねと言う。
泉が返す。
人はひとりではどうにもならない、私たちは常に救いあえる関係でいたい、あなたそういったの覚えてる?
未久さんには誰も身寄りがいないの。
助けられるのは私たちだけなの。
あなただって幼いころ若菜園で助けられたんでしょう?
すると紗英。
受けれなかったら私の秘密をバラすと脅してるわけ?
冷たく言い放ち紗英は家の中に戻っていった。
泉はため息をついた。
九条に未久の件を相談する紗英
九条に相談すると九条はありがたい話じゃないかしらと話す。
九条は未久を住まわせることに賛成している。
九条は理由を説明する。
一緒にいれば優秀な未久さんの勉強方法を知ることができます。
生徒会長当選で推薦枠入学を引き寄せた今こそ前向きに検討すべきです。
紗英は言う。
ですが、立候補を辞退させた私を彼女が恨んでいたとしたらもめ事の火種になりませんか。
すると九条が自信満々に言う。
大丈夫です!
お母さんは未久さんを退学させられる証拠も握ってるんですから。
紗英はわかりましたと出ていった。
泉に合う九条
九条の携帯にはまた泉からメッセージが届く。
一度お会いした方がいいかもねという九条に永峰が頭を下げた。
永峰が運転する車に泉が乗っている。
車が止まり泉が降り立つと冴島家の墓に花を捧げている九条がいた。
泉が永峰に何度メッセージを送ってもお返事がなかったのにどうして急に合ってくれることになったんですか?と質問する。
永峰が泉の小説・彼女の事情を取り出して言う。
あなたの小説を読んで教え子の悲劇を繰り返したくないと言う真摯な思いに共鳴したそうです。
泉が九条のもとに歩いていき一礼する。
九条も丁寧に礼をする。
泉がお時間作っていただいてありがとうございますと礼を言う。
九条は冴島さんが住んでいた家に引っ越してきたんですってねと言う。
泉ははい、それで冴島香織さんのことを知ってと話す。
また九条。
その悲劇を繰り返したくないと言う思いで、冴島家のことを小説にしようとしているんですよね?
はいという泉。
九条は続ける。
あなたが小説を書くことで少しでもいい方向に動くなら私は協力を惜しみません。
香織さんのご主人とその息子の遥人君と連絡が取れたのならあなたに合えるよう計らいます。
ありがとうございますと言う泉。
九条は、どんな小説になるのか楽しみにしていますと言うと、ごめんなさい九条先生
私勝手に怖い人だと思っていたんです、でも優しい人でしたと泉が九条の印象を伝える。
九条はそう思っていただけて嬉しいわと優しい笑顔で言うのだった。
そういうと泉は冴島香織の墓に手を合わせる。
その様子を見ている九条は不敵な笑みをうかべるのだった。
泉に未久を受け入れると伝えに来た紗英
泉は自宅で執筆をしている。
リビングでは未久と青葉が勉強をしていた。
すると玄関のチャイムがなり出てみると紗英だった。
紗英は言う。
こないだの話だけど、あなたの言う通りだわ。
人はひとりではどうにもならない。
私も人の助けを借りてここまできた。
未久さんにうちの地下室を提供します。
泉は安堵の表情をした。
リビングで外の二人の会話を聞いていた未久と青葉。
青葉はよっしゃ!よかったな未久と喜ぶ。
未久もうんと微笑む未久の眼差しはまるで何かを企んでいるようだった。
浅見家へやってきた未久
浅見家へ未久がやってくる。
広々としているリビングに驚く未久。
紗英に案内され、長い廊下を歩き扉をあけると地下階段があった。
降りていき、地下室のカギを開け、紗英が今日からここがあなたの部屋よと未久に言う。
部屋の上部には採光の窓もあり、ベットやミニキッチンもある。
きれいですねと未久。
紗英が言う。
足りないものがあれば言ってちょうだい。
嫌じゃなければ洗濯物はこのかごに入れて渡して。
私が洗っておくから。
そして未久。
こんなによくしていただいてなんてお礼を言ったらいいのか。
立候補を取り下げてと言われたときは私お母さんのこと嫌な人だと思ってた。
そしてまた紗英。
あの状況じゃ仕方ないわよ。
でも言ったでしょう。
私はあなたを応援してるって。
未久は紗英に笑顔を作りありがとうございますと言う。
真珠が来て、未久おねえちゃん、良かったね、パパもご挨拶したいってと言う。
未久の顔から笑顔が消え少しこわばった。
リビングに行くと英世と瑠璃。
未久を見ると英世は笑顔でああと立ち上がり瑠璃も立ち上がる。
英世も未久も歩み寄る。
英世が言う。
未久さん、真珠がお世話になっているようでありあがとう。
君のような優秀な友人がいると瑠璃にもいい刺激になる。
歓迎しますよ。
英世は右手を差し出す。
未久は希美が言っていた未久に似て優しくて素敵な人よという言葉を思い出しながら、英世の手を握り返しよろしくお願いしますと言った。
ドラマ「スカイキャッスル」第4話の感想
あぁ、やっぱり未久と瑠璃は半分血がつながっている姉妹っぽいですね。
しかも、未久が何か企んでいる感じ。
なんか昔の昼メロ的なにおいがぷんぷんですが嫌いじゃない(笑)
そしてひとつ、冴島家のことを小説にするって、スカイキャッスルの価値とかそういうのはいいとして、冴島家に許可はとらなくても大丈夫なのかな?と思ってしまいました。
思い出したくない過去だったら嫌ですよね。
まとめ
今回は2024年7月から始まった「スカイキャッスル」第4話のネタバレと感想をお伝えしました。
見逃してしまった人、あそこってどうだっけ?とちょっと確認したいことがある人など、いろいろな方のお役にたてるとうれしいです。