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スカイキャッスル第5話あらすじ・ネタバレ【ばれる紗英の過去!嘲笑う九条の企みは?】

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新しい木曜ドラマ「スカイキャッスル」が2024年7月25日からスタートしました。

韓国で最終回の視聴率が23.8%と大人気ドラマだったSKYキャッスル~上流階級の妻たち~が日本版にリメイクされての放送です。

第4話では、紗英が未久の弱みをにぎり立候補を辞退したことで瑠璃が会長になります。そして未久の母希美が亡くなってしまい、未久は自分の父親が英世であることを知ってしまいます。

泉の小説執筆については九条も協力をおしまないと前向きな姿勢を見てました。

第5話ではとうとう紗英が秘密のしてきた自分の本当の過去が皆にばれてしまようです。

韓国版はセレブ達の生活はとんでもなくかけ離れて豪華です。Amazonプライムで見れますよ。

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目次

ドラマ「スカイキャッスル」の基本情報

ドラマ「スカイキャッスル」の基本情報です。

出典:スカイキャッスル公式Instagram
放送局テレビ朝日系
放送時間7月25日スタート 毎週木曜 夜9:00~9:54
出演者松下奈緒、木村文乃、髙橋メアリージェン、比嘉愛未、小雪
主題歌 We All Lie/milet
あらすじ韓国のケーブルテレビ局で放送されたSKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜を日本版にリメイク。高級住宅街スカイキャッスルにはいわゆる人生の勝ち組と言われるセレブ妻たちが暮らしている。しかしこのきらびやかな世界も一皮むけば猛烈な見栄とプライドからできている。誰にもいえない秘密をかかえたセレブたちのドロ沼マウントバトル・サスペンス。
公式HPhttps://www.tv-asahi.co.jp/skycastle/

ドラマ「スカイキャッスル」の相関図

「スカイキャッスル」の第5話をわかりやすく相関図でまとめてみました。

スカイキャッスル第5話相関図
出典:スカイキャッスル

ドラマ「スカイキャッスル」第5話のあらすじ

スカイキャッスルのあらすじです。

長女・瑠璃(新井美羽)を指導する敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)から「いい刺激になる」と言われ、浅見紗英(松下奈緒)は、母を亡くして身寄りのないライバル優等生・山田未久(田牧そら)を居候させることに。ところが何を隠そう、すでに他界したと聞かされていた未久の父は、ほかならぬ紗英の夫・英世(田辺誠一)だった! 「お母さん、とうとうこの家に入り込んだよ」――未久は“衝撃の素性”と“得体の知れない思惑”をひた隠し、浅見家で新生活をスタート。一家を揺るがす爆弾を抱えた存在とはつゆ知らず…英世は慎ましく振る舞う未久を、すっかり気に入ってしまう。

 その矢先、紗英を未曾有の窮地に陥れる事態が、スカイキャッスルで発生する。新住民・南沢泉(木村文乃)の両親が経営する児童養護施設の出身であることを、我が子にすらも徹底的に伏せ、華々しい偽りの経歴を掲げながら、優雅な暮らしを送ってきた紗英。ところが一転、ある出来事を機に、秘密の過去がスカイキャッスルじゅうに知れ渡ってしまい…!

 そんな中、「先生だけが支えです」――信じてやまなかった母の正体を知り、ショックを受けた瑠璃は、九条により一層心酔していく。

引用:スカイキャッスル公式HP

ドラマ「スカイキャッスル」第5話のネタバレ

では、第5話のネタバレいってみましょう!

始まった未久との同居生活

スカイキャッスル第5話瑠璃の食事も運ぶ未久
出典:スカイキャッスル

夕食時、今日は未久さんは一緒じゃないのか?と気にかける英世。

紗英は家族じゃないし1人の方が気が楽でしょと言う。

真珠も寂しくないかなと心配するが、瑠璃が居候なんだし食べさせてもらえるだけで十分よと冷たく言い放った。

地下室では未久が薄暗い中1人で夕食を食べる。

食べ終わり希美と英世の写真をを見ながら「お母さん、とうとうこの家にはいりこんだよ」と言った。

光洋学園の学食で未久がコロッケ定食を受け取ると瑠璃が未久のトレーの上に自分の焼肉定食の食券を置き、「ごめん未久、青葉と話があるから席までもってきて」と言う。

未久は何も言わず不服そうにする。

瑠璃は青葉の隣に座り未久との同居は順調だから安心してと話す。

前には翔と健作も座っている。

2人は未久と同居してるのかと驚く。

瑠璃が言う。

身寄りのないクラスメートをほっとけないでしょ?

青葉も生活費を支援してるのよね?

健作がつまり、浅見家と南沢家で面倒を?と聞く。

瑠璃が答える。

そういうこと。

でもかわいそうな気もするの。

だって私服がださくて、スカイキャッスルじゃちょと浮いてるでしょ?

翔と健作は返す言葉に困っている。

未久がトレイを二つもって瑠璃たちが座るテーブルにやってきた。

瑠璃が未久から焼肉定食を受け取りたべよぉと食べだした。

未久を気に入る英世

浅見家。

真珠が英語も満点と順調に成績を上げていた。

英世がご褒美奮発するかと言うと、真珠はこれは未久お姉ちゃんのおかげだからと未久を気にかける。

英世がそうだな、未久さんにこそご褒美をと未久に声をかけるが、未久はとんでもありません、ここにいられるだけでありがたいのにと遠慮する。

英世が感心したように見つめ歩み寄って言う。

本当にいい子だな君は。

お母さんも立派な人だったに違いない。

未久は微笑んだ。

紗英がそろそろ行くわよと出てくる。

お義母様とのお食事会なんだから遅れないようにしなきゃと真珠と瑠璃に声をかけた。

瑠璃はきれいな恰好をして二階から未久に見せつけるように降りてきて待ってよ~と紗英たちを追いかけた。

スカイキャッスルの絵本を発見する未久

家族が出て行った後、未久は家中を散策する。

紗英の部屋に入ってみると高級ブランドのバックや洋服、アクセサリーがずらっと並んでいた。

ドレッサーにある家族写真を乱暴に伏せると、複雑な表情を浮かべる未久。

すると棚の中に見覚えがある絵本を見つける。

それは未久の母も持っていたスカイキャッスル。

こんな素敵なところに住ませてあげたかったわという希美を思い出し憎しみの表情を浮かべるのだった。

未久を浅見家に住まわせた九条の思惑

九条エデュケーションラボの執務室では秘書の永峰が未久の素性を知りながらなぜ浅見家にいれたのか、恐らく未久も自分の父親が誰であるか知っているのにと九条に聞く。

九条は答える。

だからこそ浅見家が温かく迎え入れるべきなんです。

浅見家が拒むほど未久さんの恨みは大きくなります。

それで瑠璃さんが動揺すれば受験にも影響しますから。

九条エデュケーションラボの学習室では未久が九条に教わりながら勉強を進めている。

それとは対照的に浅見家の地下室では未久が1人で勉強していた。

未久は深夜まで試験勉強を続けていた。

5月期の試験結果とボランティア活動

スカイキャッスル第5話5月期試験結果
出典:スカイキャッスル

光洋学園では5月期の試験結果が張り出されていた。

1位は瑠璃、2位は翔、3位が未久、4位青葉。

険しい表情で見ている未久。

瑠璃がまあ居候に負けるわけにはいかないからと未久の後ろからささやき瑠璃は上機嫌で去っていく。

立ち尽くす未久に青葉が近づき、仕方ないさ、それより翔を誉めてやろうよと話す。

健作が俺だけおいてけぼりだなと言うと、翔が予想問題のおかげだからと健作を慰める。

それを聞いていた青葉と未久。

翔が青葉たちの前へ歩み寄り、声をひそめて話す。

瑠璃の受験講師が作った予想問題をお父さんがもらってさ、9割以上ヤマがあたってたんだ。

じゃぁ今度俺にも見せてくれよと言う健作にお父さんには内緒だよと翔は言った。

未久は怪訝なまなざしで聞いていた。

瑠璃の5月期は最高の結果だったと褒める九条。

ただもうひとつ入試で重要視される、ボランティア活動についてはどうされるつもりですか?と紗英に聞く。

紗英が義理の母が運営するリハビリセンターでボランティア体験をしてみてレポートを提出させようと思っていると答える。

九条は内容確認のため自分も同行するが、同居する未久も連れてきてくださいと言う。

紗英が疑問に思っていると九条が説明する。

瑠璃さんにどういう影響をもたらす子か確かめさせていただきます。

紗英はわかりましたと納得した。

小説は九条の後押しもあるという泉

翌日水辺の公演を紗英と杏子と美咲がウォーキングしている。

美咲は翔が学年2位ってすごいことよと杏子に言うが、たまたま予想問題があたっただけでと謙遜する杏子。

紗英がもともとの実力がなきゃ取れない点数よ、自信にするべきだわと話す。

川を挟んで小説を執筆している泉を見つける。

紗英たちは苛立ちながら泉に近づき、あれだけ皆が反対しているのにどういうつもりかと聞く。

泉は立ち上げり書くか書かないかは私が決めることですと毅然な態度で話す。

あなたがやとっている九条先生は書くべきだと後押ししてくれましたよ。

紗英が顔をゆがめて九条先生が?と言う。

紗英は帰宅後早速九条に電話をする。

九条は紗英に話す。

楽しみにしているとお伝えしました。

なぜ冴島家の悲劇が起きたのか。

彼女がどう小説に描くのか。

興味もそそられましたから。

紗英が不満を言う。

困ります。

そんな小説が出てスカイキャッスルが好機の目にさらされれば瑠璃の受験にも影響します。

また九条。

我々が目指す推薦合格が決まるのが10月。

小説の完成前に瑠璃さんの受験は終わっています。

そして紗英。

生徒の親の頼みを聞き入れてはくださらないんですか?

九条が、それは受験講師の仕事じゃないので、どうしても止めたいならご自身でどうぞと言い電話を切った。

冴島哲人に手紙を送った九条

秘書の永峰が冴島哲人さんの居場所がわかりましたと入ってきた。

九条は私が託した手紙は?と聞く。

もう届いている頃かとという永峰。

渓谷の山荘で手紙を呼んでいる哲人。

九条が冴島へ宛てた手紙の内容

冴島さんがそうであるように、私もまた悲しみの海から抜け出せずにいます。

奥様のことを思うと今も胸が張り裂けそうであり、悩みを抱えて苦しんでいた遥人君を救えなかった事も受験講師として痛恨の極みです。

哲人は手紙を読み終えると家族写真の方を見た。

哲人は今まで起きた不幸の数々を思い出し手紙をぐしゃぐしゃに握りつぶした。

小説出版反対署名が行われる

スカイキャッスル第5話署名活動
出典:スカイキャッスル

パブリック塔の図書室では紗英が他の住人と小説について話をしている。

美咲もまた他の住人に話を聞いている。

他の住人も小説を出版することには反対な様子。

杏子が通りを歩いていると人だかりができていた。

路上にはテーブルと椅子がセットされ、夫の亘が座っている。

何をしてるんですか?と杏子が近づくと亘は署名を集めていると言う。

美咲が泉さんの小説に反対する署名だと付け加える。

亘さんが取り仕切ってくださってと紗英もきた。

すると亘は住民の皆さんに言われたら、自治会長として動かないわけにはいきませんからと話した。

美咲が杏子に署名用紙を渡すが困惑しながら私は遠慮しておきますと断った。

亘がまた僕のやることに反発するんですかと言ってくる。

杏子は私は泉さんの思いに共鳴する部分もありますからと説明する。

美咲があの生意気な小説家の味方するの?と声を荒げる。

すると泉と公平が立っていた。

公平がずいぶん大事になっているようですねと話すと、次の日曜に小説執筆に関する住民集会を開く予定ですと話す。

当事者である泉さんにはぜひご出席頂きたい。

署名に来ていた他の住民たちが泉と公平を冷たいまなざしで見つめた。

小説執筆に関する住民集会

日曜日、小説に関する住民集会が開かれている。

18歳以上のスカイキャッスルの住民95%が小説に反対していると言う亘。

公平が妻ような無名作家の作品をどうしてそこまで警戒するんですか?と問う。

亘が逆に聞き返す。

香織さんを失って悲しみの中にいる冴島哲人さん、遥人君の親子への配慮が書けているのではありませんか?

泉が説明する。

冴島哲人さんにはお会いする約束を取り付けましたので理解を求めるつもりです。

美咲の隣に座っている龍太郎が驚きながらそこまでするんですか?と口を挟む。

美咲が小説でスカイキャッスルのスキャンダルが世にしれたらブランド価値が損なわれるという言う。

それが子供たちにどんな影響を及ぼしてしまうのか、子供たちを守るために執筆をやめるべきじゃないかしら?と厳しい口調で話す紗英。

泉は反論する。

小説を書くことこそが子供たちを守ることに繋がると私は考えています。

冴島香織さんの自殺と遥人君の入学辞退は無関係ではないはずです。

恐らく親の過度な期待が遥人君を苦しめたんです。

すると杏子。

私も同感です。

冴島家同様にここの住民の多くは教育に大金を費やして子どもに親の理想を押し付けます。

自分の人生を、将来を決めるのは子供自身であるべきなのに。

親の理想が親の願望が子供を追い詰めているんです。

亘が言う

君に意見は必要ない。

今は泉さんの見解を聞いているんです。

泉は杏子に私も全く同じ思いですと話しかけた。

かつて私の教え子も親の圧力に押しつぶされ命を絶ちました。

私はそういう悲劇から子供たちを守りたいんです。

亘が言う。

妻にすすめられてあなたの作品は拝見しました。

養護施設の愛情を描いた作品では教育格差がテーマでしたが、今回の作品でも格差について描かれるおつもりですか?

泉が問題提起はしていきたいですと答える。

また亘。

その場合、我々スカイキャッスルの住民は批判的な描かれ方になりませんか?

なりますよね。

現にあなたは私たちの教育方針が子供を追い詰めていると批判している。

泉が反論。

たとえそういう描写があったとしても貧富による教育格差を改善するきっかけになれば。

紗英の過去が知れ渡る

スカイキャッスル第5話紗英の過去を暴露する泉
出典:スカイキャッスル

テーブルを叩き立ち上がる紗英。

大きなお世話だわ。

子どもの未来のために親が情熱を注ぐことの何がいけないの?

母親は24時間子供のことばかり考えて生きてるの!

自分で子供も産んだこともないあなたが偉そうに言わないで。

泉もテーブルを叩いて立ち上がる。

産んでなくても私は母親です。

大切な子供もいます。

それを聞いた紗英が言う。

その子だってこの街で豊かな暮らしを謳歌してるんでしょう?

それは親が努力してこの街に辿り着いたからなの。

どうして貧しい人のために批判されなくちゃならないの。

小説で名を上げるために弱者の味方と言う免罪符を振りかざすのはやめてくれない?

すると泉もヒートアップする。

そんな乱暴な理屈で弱い人を切り捨てていいの?

私は知ってます。

親が運営する若菜園という施設の子供たちがどれだけ大変な境遇か!

それは施設ですごしたあなたが一番よくわかってるでしょう!?

紗英の顔色がかわる。

泉は続ける。

若菜園にいたころの洋子は塾にも行けず惨めだって泣いて。

そこまでいって泉はハッと我に変える。

英世は紗英を見上げて心配する。

会場に皆がざわめく。

事態を把握しきれない一同。

美咲が、施設で過ごしたってまさか紗英さん…?

泉がごめんなさい、私カッとなってついと紗英に謝る。

美咲が言う。

何言ってるの?

紗英さんはハーバード大出のお嬢様でご両親はアメリカで医者をしてるの。

いい加減なこと言わないで!

紗英が口を開く。

もういいわ。

今さら何を言っても手遅れよ。

泉さんのいう通り、私は施設の出身よ。

そこから努力して這い上がってこの街に辿り着いたの。

そもそも施設で暮らすようになったのは親のせいで私のせいじゃない。

だって私の父は…。

英世がテーブルを叩きさえぎるように立ち上がる。

もういい。

険しい表情で去っていく英世。

紗英は出ていくことなく静かに椅子に座った。

瑠璃にも紗英の過去が知られてしまう

スカイキャッスル第5話紗英の過去知ってあれる瑠璃
出典:スカイキャッスル

浅見家のリビングでは英世が紗英を問いただす。

なぜわざわざ施設の出身だってこと言ったんだ?

あんな公衆の面前で。

おまけに父親のことまで話そうとした。

自分の父親が盗みや詐欺をした犯罪者だと言いふらすつもりだったのか!?

紗英が大きな声出さないで!子供たちに聞こえたらと英世を止める。

時すでに遅し!階段で瑠璃が聞いていたのだった。

ショックをうけ部屋へ駆け上がっていく瑠璃。

紗英が焦って追いかける。

そんな様子を者の陰から未久が見ていた。

紗英が瑠璃の部屋に入ると瑠璃はベッドに入って落ち込んでいる。

瑠璃が言う。

ずっと私を騙し続けてきたの?

誕生日のたびにアメリカのおじい様とおばあ様からプレゼントが届いてたよね。

あれも嘘だったの。

紗英はたまらず瑠璃の元に歩み寄り聞いてと語りかける。

ママは父親のせいで辛い思いばかりしてきた。

あなたと真珠にはそんな思いをさせたくなくて、必死で演じてきたの。

進学校に行くなんてママには叶えようがない夢だった。

あなたたちにはそんな思いをさせたくなくて最高の教育環境を与えた。

あなたたちを幸せにするために必死にやってきたの。

そのことはわかって?

瑠璃が起き上がり紗英を見つめる、

私の成績がいいのは優秀な遺伝子のおかげだって言い続けてきたよね?

でもママは嘘つきでおじい様は犯罪者じゃない!

違う!と瑠璃を抱きしめる紗英。

あなたのパパとそのお母様は違う。

大丈夫。

ママの過去がどうだって何も変わらない。

瑠璃は学年一の秀才であなたのパパは帝都病院のエリート医師。

今まで通り何も変わらない。

しかし、瑠璃は紗英をふりほどき1人にして!この部屋から出ていって!と紗英を部屋から引きずりだした。

紗英の過去を知った杏子と美咲の反応

紗英は自分の部屋でがっくしとドレッサーに座る。

鏡にうつっている自分の顔をじっと見つめる。

若菜園での幼いころやこれまでのことを思い出し、紗英は嗚咽をあげて泣き出す。

翌日から紗英は住民たちの注目の的となり、嘘つきや信じられないなど陰口を言われるように。

しかし、紗英は誹謗中傷の言葉を気にせず察そうと歩く。

通りの一角に美咲が立っている。

美咲は紗英に向かって言う。

10年以上も騙されてきたのね。

あなたの友人であることが誇らしくていろんなところで自慢してきた自分がバカみたい。

美咲はそう言い捨てて起こった顔で去っていった。

すると杏子がやってくる。

そんなに責めることじゃないと私は思うな。

ここの住人はみんな背伸びして着飾って幸せを装っている。

あなたと同じ。

私もそう。

すると紗英。

私を庇ってるともり?

大きなお世話よ。

立ち去っていく紗英を杏子は悲しい表情で見つめていた。

瑠璃に対する未久の態度

光洋学園の食堂で瑠璃が浮かない顔で食事を待っている。

未久が笑顔で近寄ってきて言う。

落ち込まなくてもいいと思うよ。

親が嘘つきでも瑠璃は私より全然恵まれてる。

大丈夫。

お世話になってる恩義があるから誰にも言わないよ。

瑠璃が未久をにらむ。

すると未久が自分のコロッケ定食の紙を置き、私の食事を運んでくれる?と瑠璃に言う。

瑠璃は悔しさのあまり配膳カウンターをぎゅっと力いっぱい握りしめた。

紗英の過去がばれて起こる雪乃

スカイキャッスル第5話紗英の過去がばれたことで起こる雪乃
出典:スカイキャッスル

浅見家の実家では雪乃が怒りまかせに紗英に罵声を浴びせる。

よくも英世に恥をかかせてくれたわね。

約束が違うじゃない!

秘密はばれないはずじゃなかったの!

瑠璃は大丈夫なの!

もしそれが原因で受験に失敗でもしたら私はあなたを一生許しません。

離縁を本気で考えさせてもらいますよ。

すると紗英が雪乃の方を素早く向いて土下座して頼み込む。

そうならないためにも日曜のボランティア体験はよろしくお願いします!

英世に対する亘と龍太郎の反応

帝都病院のトイレで顔を洗っている英世。

気が付くと隣に亘。

先日はお疲れ様でしたと言う亘。

過去がどうあろうが紗英さんがすばらしい奥さんであることは変わりません。

あのハングリー精神は見習いたい。

これからも我々は浅見家の友人ですので。

ありがとうという英世。

亘が去っていくとため息をつく。

すると個室にいた龍太郎が水を流しながら聞いていましたよ、持つべきものは仲間ですねと出てくる。

英世が龍太郎に言う。

鈍いやつだな。

二階堂くんは俺を嘲笑いに来たんだよ。

目の奥で俺をさげすんでいた。

龍太郎は言う。

考え過ぎです。

僕だって浅見先輩と紗英さんへの尊敬は何もかわりません!

英世は余計な気遣いはかえって気分が悪くなると素直に受け入れずうんざりした表情でトイレを出ていく。

龍太郎はあわてて追いかける。

しかし、扉の向こうから公平の声が聞こえ立ち止まる龍太郎。

院長の企みを知る英世たち

スカイキャッスル第5位英世たちが復権するための計画
出典:スカイキャッスル

そのようなことに私を巻き込まないでくださいと公平が困っている。

院長は脳外科部長に取り立てた恩義に報いないのか?と言う。

公平は部長にしてくれと頼んだ覚えはありませんと反論。

院長は舌打ちをして言う。

当院の重大なミッションなんだ。

そのことと私は何も関係がありませんと断固拒否する公平。

龍太郎は扉に耳をくっつけて聞き耳姿。

浅見家では英世と亘と龍太郎が話し合っている。

龍太郎が言う。

院長が南沢部長をスカウトした本当の狙いがわかりました。

不祥事のもみ消しを依頼することです。

最先端医療機器の臨床試験データをうちが改ざんしていた噂があり、厚労省が調査に乗り出そうとしています。

そこで院長は南沢先生の活動を支援してきた東原政務官にお力添えをいただいて、不正を隠ぺいしようとしていたいんです。

ですが、南沢先生は疑惑はきちんとただすべきだと仲介を拒み、院長とは険悪な関係になりつつあります。

つまりこれはちゃぁーんすですっ!

龍太郎は興奮のあまり勢いよく立ち上がってしまう。

龍太郎はさらに続ける。

東原政務官を院長に紹介できたなら浅見先輩が部長の座を奪い返し我々も復権できます。

英世は言う。

しかし東原氏とは縁もゆかりもない。

すると龍太郎が小中学校の同級生がなんと二階堂先生なんですと亘を指す。

亘は調べたのか?今でも連絡を取り合う間柄だよと笑いながら言う。

龍太郎がそれはねがったりかなったりとテンション高めで亘の隣に座る。

帝都病院を救うためにも東原政務官をご紹介願えませんか?

亘は浅見先生も同じ考えですか?と英世に問いかける。

お願いしますと英世は頭を下げる。

するとひとつ条件があると言う亘。

上機嫌で帰宅する亘

二階堂家。

亘は手に入れてきましたよ~6月期の校内学力試験の予想問題ですと家に入るなり翔のもとへ行く。

またですかと杏子。

すると亘は今後もずっともらえる約束を取り付けてきました。

杏子はヤマがあたってもそれは本当の実力じゃありませんよねと否定的。

また亘。

成績上位を保てば意識もかわります。

成功体験が意欲を駆り立てて順位がさがらないようにと努力します。

お父さんが翔の誕生日にピラミッドをプレゼントした時の言葉を覚えていますか?

翔はうつむく。

亘は覚えてますか?と再度聞く。

ピラミッドの頂点を目指せと翔はぼそぼそ言う。

亘がそうだよ!目指せ翔!学年トップを取れば見える景色が変わる!

亘はピラミッドをテーブルにおいて話す。

ピラミッドは社会の象徴です。

底辺を這いまわる人生と、頂点で光を浴びる人生があるならばどっちを選ぶのか答えは明白ですよね。

そういう価値観を翔に押し付けるのはやめてくださいと杏子が口を挟む。

亘が言う。

君だってピラミッドの頂上で何不自由なく育ったお嬢様だよね。

お父さんは翔に帝都病院の頂点に立ってほしいんだよ。

すると翔。

でも受験で失敗したらその時点で終わりだし…。

お父さんには秘策があると言う亘。

笑い出しながら、あの古だぬきの弱みを握れるんだぞとはしゃぎ気味で話す。

最高じゃないか!と大声で叫ぶ亘。

そんな亘を杏子は戸惑いながら見ていた。

泉の執筆を応援する杏子

翌日の水辺の公園で杏子はため息をついている。

テーブルで執筆してる泉を見つけて歩み寄っていく杏子。

泉は私とんでもない失言をしちゃった、紗英さんにあやまらないとと落ち込んでいる。

そしてこの前は味方してくれてありがとうと杏子に感謝する。

杏子は言う。

あなたの小説のテーマはまさに我が家の問題だから。

父親の期待が子供を苦しめている。

だから負けないでほしい。

泉は、大丈夫、あんなことであきらめないわよと言い、立ち上がってあなたも負けないでと杏子を応援した。

未久を気に入る雪乃

スカイキャッスル第5位未久を気に入る雪乃
出典:スカイキャッスル

雨が振る中、浅見リハビリセンターに九条と永峰がやってくる。

リハビリ室では瑠璃が医療従事者の立ち合いの元患者のストレッチを手伝っていた。

明るい笑顔で接する瑠璃。

そして未久もまたリハビリセンターで患者を手伝っていた。

雪乃があの子なんなの?と未久を見る。

紗英が説明する。

うちで預かっている未久さんです。

あの子がうちに?驚く雪乃。

紗英が言う。

肉親を失ったかわいそうな彼女をせめて受験が終わるまではと英世さんが受け入れることに決めました。

雪乃は瑠璃の受験によくない影響が出たら…と心配する。

すると紗英がこれは合格実績100%の受験講師のすすめでもありますからと説明。

それを聞いた雪乃受験講師が私生活にまで口を出すの?と驚く。

紗英は九条先生にはすべてをおまかせしていますので言うと、雪乃が強く言う。

何を言ってるの!?

受験講師なんて受験が終われば使い捨てにされる参考書と一緒よ。

もっと距離を置くべきです。

その会話を九条と永峰は離れたところで聞いている。

そしてボランティアも終盤、瑠璃と未久は児童を集めて紙芝居を披露している。

子供たちは熱心に聞き、紙芝居が終わるとありがとうと拍手をした。

児童たちが解散すると九条が雪乃と紗英のもとに行き、丁寧にお辞儀をして自己紹介する。

ありがとうございました。

さすがもと院長婦人が経営する福祉施設です。

大変有意義なボランティア体験でした。

雪乃はご苦労様でしたと答える。

また九条は紗英に未久さんも気配りのできるとてもいい子で安心しましたと伝えた。

瑠璃が駆け寄ってくる。

紗英がお疲れ様と労いの言葉をかけるのを無視して瑠璃は真っ先に九条に駆け寄り、九条先生お疲れ様でしたと紗英より先に声をかける。

そんな様子を不安げに見ている雪乃。

すると未久が雪乃に近づいていき言う。

瑠璃のおばあ様ですよね。

今日は素敵な機会をいただきありがとうございました。

雪乃が返す。

未久さんとおっしゃったかしら。

はい、浅見家でお世話になっていますと未久は言い、こういう慈善事業をしているおばあさまがいらっしゃるから、おじさんも私に手を差し伸べてくださったんですねと丁寧に雪乃に話す。

雪乃はゆっくりと微笑んで言う。

そんなにかしこまらなくてもいいのよ。

雪乃の未久に対する対応に驚いている紗英。

すると未久がそっと雪乃の手を取り、きれいな爪ですね、うらやましいな、私にもこんな素敵なおばあさまがいたらいいのにと涙声の未久。

それを聞いた雪乃はまぁ!またいつでも遊びにいらっしゃい、ねっ、と未久に言い、未久を抱きしめた。

瑠璃はその様子を怪訝な表情で見ている。

そんな瑠璃を見ている九条、誰にも気付かれないようにわずかな笑みをこぼすのだった。

哲人に合う泉

スカイキャッスル第5位哲人の会う泉
出典:スカイキャッスル

泉は永峰に連れられて冴島哲人が滞在している山荘に来た。

泉が哲人に自己紹介をする。

すると哲人はあなたが初めてのおきゃくですよと返した。

泉は哲人に聞いてい見る。

あの悲しい出来事から2ヶ月。

奥様のことはどうお考えですか。

哲人が答える。

わたしのせいだ。

遥人のためだと信じてた。

遥人を医師にするため勉強を無理強いし殴ることすらいとわず私が遥人を追い詰めた。

南沢さん、小説で世間が変えられるとお思いですか?

読者が我々の痛みに共感し、考えを変えてくれるとでも?

泉はそういう悲劇を少しでも減らすきっかけになると私は信じています話す。

すると哲人。

無駄ですよ。

受験期の子供を持つ母親が自殺した新聞記事なら私も見たことがありました。

その時の私は子供を残して死ぬなんてなんて無責任なんだって心の中で母親を責めました。

夫や子供に対してもどうして気付いてあげられなかったんだと憤りすら覚えました。

結局うちとは関係のないことだと片づけた。

人は自らが経験しなければその痛みは理解できないんです。

それを聞いた泉が話す。

ですがそういう思いを受け止めてくれる読者もいるはずです。

何かが起こる前に止めたいんです。

そしてまた哲人。

だとしても。

私の妻の死を知って私や遥人を責める声も出るでしょう。

それを遥人はどう思うのか?

母親を失った悲しみと責任を背負い込んでいまだ私にも会いに来られず、どこかでふるえているであろう息子を非難の目にはさらせない。

せめて息子だけは守ってやりたい。

あなたが小説を書いても遥人と私が満身創痍になるだけです。

泉が何も言えず立ち尽くす中、哲人はさっていった。

永峰が待つ車に戻りぐったりと座る泉はため息をついた。

私は余計なことをしているんでしょうか。

思いあがっていたのかもしれませんね。

紗英の過去を知り大笑いする九条

九条エデュケーションラボの執務室。

九条が泉さんは小説を諦めましたかと納得の表情を見せる。

永峰がもうひとつ報告がありますと話す。

スカイキャッスルで瑠璃さんのお母様の嘘が発覚しました。

施設にいたことがばれてしまったようで。

九条は思わず笑い出してしまう。

その笑いは止まることなく、声を上げてますます面白がって狂ったように笑う九条。

そんな九条の様子に永峰は戸惑っていた。

瑠璃をとりこんでいく九条

スカイキャッスル第5位瑠璃を取り込んでいく九条
出典:スカイキャッスル

めい想室では九条が瑠璃に話す。

あなたの集中できない理由がわかりました。

母親の本当の姿が自分が信じていたものと違っていた。

生まれてからずっと母親に嘘をつかれていた。

それは本当に辛いことだわ。

瑠璃が泣き出してしまう。

九条が瑠璃の側にしゃがみ両肩に手を置き語りかける。

なのにあなたは懸命にがんばっている。

私はあなたが誇らしい。

瑠璃は私、もう何も信じられなくてと弱音をはく。

大丈夫、あなたには私がついてると九条。

九条を見上げて頼り切ったような眼差しの瑠璃。

九条は私は嘘をつかない、信じてついてきてと話すと先生だけが支えです、私を導いてくださいと瑠璃は九条にすがりついた。

浅見家のキッチンでは紗英が瑠璃を心配しながら夕飯の支度をしている。

真珠がまたおねえちゃんの好物ばっかりと不満を言う。

紗英がわかって、瑠璃は今受験で大変なのと言うと、真珠はぷいっと去っていった。

すると、九条から着信。

紗英がでると九条が話す。

瑠璃さんが帰りたくないと言っています。

ひどく思い悩んでいるようです。

お母様にもお会いしたくないそうなので、今夜はうちで預からせていただきます。

電話を切った紗英の表情は心配と驚き絵呆然としている。

九条が瑠璃を見つめて語りかける。

私も母親が苦手でした。

でも自立すれば自由になれる。

これからは母親の言葉に従う必要はありません。

親こそが使い捨てにされるべき存在なのです。

ドラマ「スカイキャッスル」第5話の感想

過去を偽っていた紗英でしたが、とうとうスカイキャッスルの住人にばれてしまいましたね。

泉も信念があるのだろうけど、子供のころから人前で言わなくてもいいことを言ってしまうところはちょっと人としてどうかなと思ってしまいます。

でもまあドラマですからそうしないと面白くないですもんね(笑)

しかし、皆に嘘をついていたことがばれても自分を変えず今まで通りにふるまっている紗英のメンタルの強さにはあっぱれです。

私、韓国版も気になってとうとう見始めてしまいました。

韓国版では嘘がばれた後のソジン(韓国版紗英)とジニ(韓国版美咲)の争いがすさまじく、取っ組み合いになったりソジンがジニの頭からメープルシロップをかけたりするのですが、日本版ドラマではどのように描かれるのでしょうか。

気になります。

まとめ

今回は2024年7月から始まった「スカイキャッスル」第5話のネタバレと感想をお伝えしました。

見逃してしまった人、あそこってどうだっけ?とちょっと確認したいことがある人など、いろいろな方のお役にたてるとうれしいです。

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