新しい木曜ドラマ「スカイキャッスル」が2024年7月25日からスタートしました。
韓国で最終回の視聴率が23.8%と大人気ドラマだったSKYキャッスル~上流階級の妻たち~が日本版にリメイクされての放送です。
第7話では、瑠璃が未久の父親が自分の父親だと知りますます九条を頼りっきりになってしまいます。
そして、未久の誕生日会という楽しいイベントで未久自身がバルコニーから落下してしまうと言う大事件が発生しました。
第8話では帝都病院に運ばれた未久の運命はどうなってしまうのでしょうか。
韓国版はセレブ達の生活はとんでもなくかけ離れて豪華です。Amazonプライムで見れますよ。
ドラマ「スカイキャッスル」の基本情報
ドラマ「スカイキャッスル」の基本情報です。
放送局 | テレビ朝日系 |
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放送時間 | 7月25日スタート 毎週木曜 夜9:00~9:54 |
出演者 | 松下奈緒、木村文乃、髙橋メアリージェン、比嘉愛未、小雪 |
主題歌 | We All Lie/milet |
あらすじ | 韓国のケーブルテレビ局で放送されたSKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜を日本版にリメイク。高級住宅街スカイキャッスルにはいわゆる人生の勝ち組と言われるセレブ妻たちが暮らしている。しかしこのきらびやかな世界も一皮むけば猛烈な見栄とプライドからできている。誰にもいえない秘密をかかえたセレブたちのドロ沼マウントバトル・サスペンス。 |
公式HP | https://www.tv-asahi.co.jp/skycastle/ |
ドラマ「スカイキャッスル」の相関図
「スカイキャッスル」の第8話をわかりやすく相関図でまとめてみました。
ドラマ「スカイキャッスル」第8話のあらすじ
スカイキャッスルのあらすじです。
スカイキャッスルで開催された誕生会の最中、この日の主役・山田未久(田牧そら)が高所から落下。意識不明の重体となり、帝都病院に救急搬送された。宿直中だった浅見紗英(松下奈緒)の夫・英世(田辺誠一)は、よもや未久が自分の実娘だとはつゆ知らず、同じく一刻を争う厚生労働大臣政務官の幼き息子のオペを優先。未久のオペは非番の医師の到着後、ようやく開始される。
時を同じくして、警察は事件性も視野に入れ、未久の落下事故の捜査を開始。あろうことか、かねてより未久と折り合いが悪く、落下時に単独行動を取っていた紗英の長女・瑠璃(新井美羽)に疑惑の目が向けられる。そんな中、母親である紗英からも疑われてしまった瑠璃は、今や唯一信じられる存在である敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)に助けを求め…。
やがて、事態は思いも寄らない方向へと舵を切る。ついに紗英が英世に、未久が実娘だと明かし、浅見家は崩壊限界値に到達。さらに、九条に関する“闇深き新事実”が発覚! 隣人のセレブ妻たちとともに九条の本性を調べていた南沢泉(木村文乃)に、身を引き裂くような未来が忍び寄る――。
引用:スカイキャッスル公式HP
ドラマ「スカイキャッスル」第8話のネタバレ
では、第8話のネタバレいってみましょう!
亡くなってしまう未久
未久が運ばれた帝都病院に非番の医師が到着。
紗英と青葉が心配そうに見守る中、あわただしく未久を診察し声をかけるが心停止してしまう。
急いで心臓マッサージをする医師。
青葉は今までの未久とのことを思い出しながらこんなところで死んじゃだめだと泣きながら未久に声をかける。
それでも心肺はもどらない。
やがて心電図の音がとまり医師が未久の瞳孔を確認した後に告げる。
21時3分お亡くなりになられたことを確認しましたと。
未久へのプレゼントを握りしめながら、涙を流し続ける青葉。
紗英は未久の言葉を思い返していた。
お父さんはお母さんの大切な思い出を覚えていませんでした
今日だって母の惨めさに心が痛くて仕方なかった。
紗英は立ち尽くしていた。
助かる東原の息子
東原の子供・誠也のオペが終わり英世が出てくる。
廊下では龍太郎と東原が待っていた。
オペは成功したことを秀夫が告げると東原が頭を下げて礼を言う。
ストレッチャーで運び出される誠也に東原がかけより、よかったよかったと声をかけ、再度英世に頭を下げて病室へ向かった。
英世と龍太郎は医局に戻る。
龍太郎が英世に言う。
東原政務官がデータ改ざんへの厚労省調査をやめさせる約束をしてくださいました。
英世が安心して息をはきうなずく。
龍太郎は続ける。
これで浅見先輩は間違いなく院長へと続く出世コースに乗りました。
僕も後に続きます。
すると公平がやってきて英世たちに話しかける。
未久さんのことは聞きました。
オペは無事に?
龍太郎が答える。
浅見先生にはより緊急性の高い患者を優先していただきました。
じゃぁ未久さんは?という公平に、別の医師を呼んで対処させましたと答える英世。
ああ…と公平。
未久の死を知るスカイキャッスルの住人
そこへ亘が強張った顔で駆け足で入ってくる。
そして未久さんが亡くなりになりましたと告げた。
英世が愕然として立ち上がる。
亘は説明する。
手術を待つ間に出血が続いて血種が広がりついに心停止してしまいました。
その原因は事件性が疑われる落下事故ということで遺体は司法解剖にまわされるようです。
公平はくやしくやりきれない表情をうかべ、英世は机に手をついて信じられないと言った顔で愕然としていた。
浅見家のリビングには真珠や翔・健作、そして泉や杏子・美咲が不安げに報告を待っていた。
そこにとぼとぼと紗英と青葉が帰ってくる。
真珠がママ!未久お姉ちゃんは?手術はうまくいったんだよね?と聞く。
紗英が真珠に歩み寄り目線を合わせて言う。
未久さんは天国に行ったの。
そんなの嘘だと泣きわめく真珠。
待ってたメンバーは皆悲しみにくれる。
真珠を抱きしめる紗英。
青葉が皆で未久のために祈ろうと言った。
事件性が疑われる未久の転落
美咲が気力を振り絞って紗英に言う。
紗英さん、未久さんの転落が事故なのか自殺なのか警察が捜査中だって。
警察?と驚く紗英。
杏子が言う。
スカイキャッスルの共用部分はプライバシー保護のために防犯カメラが設置されていないから捜査は難航するかもしれないって。
そして泉。
パーティーの参加者にも事情聴取があるかもしれないみたいなの。
皆が緊張と不安でいっぱいな中美咲が言う。
殺人事件の可能性もあるってこと?
誰かが未久さんを突き落とした可能性が?
それを聞いた杏子がたまらず言う。
やめましょう!
子供たちもいるのよ。
子供たちを落ち着かせるために、とりあえずそれぞれ自宅に帰ることに。
皆は動揺をしたまま自宅へ帰っていった。
紗英が真珠に優しく真珠もベッドでやすみなさいと言い、ねぇ、瑠璃はどこ?と聞いた。
真珠はそういえばさっきからいないと答える。
瑠璃の不在を聞いて紗英は不安にならずにいられなかった。
瑠璃の反応
紗英が瑠璃の部屋に行くと瑠璃がベッドで横になっていた。
紗英が近づいていくと瑠璃は不安げに紗英を見上げた。
紗英がどうしてみんなと一緒にいなかったの聞く。
瑠璃は、私…未久の不幸を願ったのと話す。
未久さんの不幸を願った?と紗英。
瑠璃はそれが現実になってと不安がる。
紗英は瑠璃に言う。
人に言っちゃダメ。
パパとの関係も誰にも言わないで。
警察は殺人事件も視野に入れているかもしれないの。
瑠璃が身体をおこして聞く。
殺人って…。未久は死んだの!?
紗英が未久さんが落ちたとき瑠璃はどこにいたの?聞く。
すると瑠璃はまさか私を疑ってる?と動揺した眼差しで紗英を見た。
九条を頼る瑠璃
自宅にいる九条のもとに瑠璃から電話が入る。
どうしましたか?と九条。
瑠璃が話しだす。
未久が死んじゃったの。
私が疑われてる。
先生助けて。
九条は優しく瑠璃に語りかける。
心配しないで。
あなたは何もしていない。
そんな九条に瑠璃は先生は信じてくれるの?と言うと九条はあたりまえじゃないと言った。
そのやりとりを聞いていた秘書の永峰が少し離れたところから九条をじっと見ていた。
未久の私物を捨てる紗英
帝都病院霊安室のいる英世と亘と龍太郎。
英世が悲しそうな表情で未久を見ている。
亘が言う。
幼い子を優先したと言うのは医師として決して間違った判断ではありません。
龍太郎も続く。
浅見家は彼女を受け入れて立派に世話をしてきたんですし…。
浅見家では紗英が未久の部屋に入り、バックから半透明の袋を取り出し、その中に新聞紙をつめる。
そして未久が使っていた引き出しを開け、絵本スカイキャッスルの中に挟んである未久の母希美と英世の写真を袋に入れる。
ノートなども次々と袋に入れていく紗英。
紗英は未久のスマホを思い出しバックから取り出しロックを解除しようとする。
しかし解除できず、スマホを破壊して袋に入れた。
紗英は翌朝その袋をゴミとして集積所に捨て、周りから見えないように他の家のゴミ袋で覆った。
その様子を少し離れたところから見ていた杏子は怪訝そうな顔をしていた。
瑠璃に事情を聴きにきた刑事
紗英が家に戻ろうとすると刑事が2人お話を伺わせてもらってよろしいでしょうかと訪ねてきた。
瑠璃と紗英はリビングで刑事からいろいろと聞かれる。
未久さんが落下した時、他の子供たちはパーティールームにいましたが瑠璃さんはそこにいませんでしたよね?
どこで何をしていたのかな?
紗英が瑠璃を疑ってるんですかと言うが、刑事は再度どこで何を?と瑠璃に尋ねる。
瑠璃が話し出す。
みんなはゲームをしていましたが、私はそんな気分じゃなかったので外に出て受験講師と電話で話してその後夜風にあたっていました。
それを証明できる人はいますか?と刑事が言うと、1人だったのでいませんと瑠璃は答える。
刑事は確認のため、携帯電話を預からせていただいてよろしいでしょうか?と言うと瑠璃が強張った顔でスマホを差し出した。
青葉に事情を聴きに来た刑事
南沢家でも青葉が事故当時どこで何をしていたのかな?と刑事から聞かれていた。
青葉が答える。
静かな場所で話そうと公園で未久を待っていました。
それを証明できる人はいますか?と刑事が聞くが1人でいたのでと青葉は話す。
刑事が携帯電話をお預かりしてもよろしいでしょうか言う。
それを聞いた泉は憤慨する。
ちょっと待ってください。
青葉は救急車から病院までずっと未久さんに付き添っていたんですよ?
確認のためですからとなだめる刑事。
青葉はうつむいている。
泉は心配そうに青葉を見つめた。
浅見家では刑事が帰っていくのを見ている紗英。
ちょうどそのころゴミ収集車がきてゴミを回収。
紗英は自分がだした半透明のゴミ袋が回収されるかしっかりと確認した。
出世の道に戻る英世
帝都病院では公平がの院長の大河内によって脳外科部長解任を告げられた。
理由を説明してくださいという公平に大河内が答える。
弱者救済の志にあふれる君のような人材は管理職の仕事から解放されたほうがいい。
すると公平。
データ改ざん隠ぺいのために東原政務官を紹介することを和菓子が拒んだからですか?
いやいやいや、あれね、単なる報告ミスだったんだとごまかす大河内。
そこへ英世がやってくる。
大河内が言う。
おお、浅見君、ちょうどよかった、そうそうに南沢君から脳外科部長の業務引継ぎを済ませてください。
英世が公平の方を向き、よろしくお願いしますと言うと、公平は疑念の目で英世を見た。
英世が家に帰ると紗英がおかえりなさいと出迎える。
英世は今日はいい報告があると言う。
紗英は首をかしげる。
英世は話す。
部長就任が決まった。
大河内院長は将来の院長昇進も視野に見据えた人事だと明言してくれた。
紗英はおめでとうございますと静かに言う。
未久が自分の娘だと知る英世
あまり喜ばない紗英に英世が言う。
反応が薄いな。
君も望んでいたことだろう。
おふくろが家族でお祝いをしようと言ってきた。
準備を頼む。
紗英が険しい表情で言う。
その前に未久さんの弔いが先じゃないですか?
警察の鑑識捜査が終わったら遺体を引き取って日曜にはお葬式をします。
英世が言う。
日曜は行けないよ。
院長や東原政務官とのゴルフがある。
すると紗英。
キャンセルしてください。
お葬式にはあなたも参列してください。
どうした紗英?と英世はとまどう。
紗英は続ける。
そうしなければ一生後悔することになります。
どういうことだ?と英世。
紗英は答える。
未久さんは…
あなたが昔つきあっていた希美さんの子供だったんです。
英世は唖然として、まさか…父親は?と紗英に聞く。
紗英は涙をこらえて話す。
あなたです。
未久さんは、あなたの子です。
お父さん…と呟いた未久のことを思い出した英世。
じゃあ俺は自分の子のオペを後回しにして…。
紗英が力なくソファに座り込み、英世は激しい後悔に襲われる。
知っていたのか君は?と言う英世に、紗英はもうしわけないといった表情でうなずく。
英世は立ち上がり、なぜ言ってくれなかったんだ!?と大きな声をだす。
紗英がつらそうな表情で言う。
瑠璃の受験が終わるまでは波風を立てたくなかったの!
そして英世。
そうやって…!
君がなんでも隠そうとするからいつも余計に傷が大きくなる…。
もし言ってくれてたら、俺は…
英世は泣き出す。
そんな紗英と英世の会話を真珠が階段で聞いていた。
それに気が付いた紗英。
真珠は泣きながら言う。
未久お姉ちゃんは本当のお姉ちゃんだったの?
未久お姉ちゃんかわいそう!
真珠は自分の部屋へ走る。
紗英が追いかける。
英世は後悔のあまり嗚咽を上げ泣き崩れた。
未久の父が英世だとスカイキャッスルのメンバーも知る
未久のお葬式。
未久の遺影の前にプレゼントの箱を置き、祈る青葉。
そして振り返って言う。
未久の人生は…なんのためにあったんだ?
それを聞いた泉。
生きていたら明るい未来が待っていたはずなのに。
そして真珠。
せめて生きている間に本当のお姉ちゃんだってこと知りたかった。
よしなさい真珠と紗英が言うが、真珠はパパだってそう思ってるでしょう?と英世を問いただす。
苦しそうな表情でうつむく英世。
杏子がその会話を聞き、本当のお姉ちゃん?と話に入ってくる。
そして言う。
まさか、未久さんは英世さんの…?
お次は泉。
そんな秘密を抱えてたなんて。
それで未久ちゃんと瑠璃さんがいさかうようになったの?
瑠璃の表情は固いまま。
紗英は今はその話を聞かないでと一点を見据えて言う。
そして美咲。
そうよ、そんな話になったら。
瑠璃ちゃんが未久さんを突き落としたって疑われるかもしれない…。
するととっさに龍太郎が美咲の口をふさぎ、余計なことは言うなと諭す。
皆の間には重苦しい空気がただよう。
真珠が聞いてしまう。
まさかお姉ちゃんが殺したわけじゃないよね?
紗英が言う。
そんなことはあり得ないの!
公平が言う。
そうですよ。
たとえどういう理由で転落したとしてもその時はまだ未久さんは生きていました。
未久さんを死なせたのは、他の患者を優先してオペを後回しにした浅見先生、あなたなんじゃないですか!?
泉がやめて、未久さんの霊前なのよと公平を止める。
警察に連れていかれる瑠璃
するとそこへ刑事たち数人がやってきて、浅見家族の前で立ち止まり、浅見瑠璃さん、署までご同行願えますか?と言う。
瑠璃は動揺して私は何もしてません!と訴える。
紗英が瑠璃の目線まで腰を下げていう。
大丈夫、説明すればわかってもらえる。
ママも行くから。
瑠璃と紗英は刑事たちに連れられてホールから去っていった。
動揺する英世はただ立ち尽くすだけだった。
警察署では事情聴取は終わったので瑠璃さんの携帯はお返ししますと紗英に言う刑事。
そして、未久さんの携帯にお心当たりはありませんか?と紗英に聞く刑事。
刑事は続ける。
南沢青葉君の携帯にはパーティー中も未久さんとやり取りした履歴があるのに現場からも病院からも未久さんの携帯はみつからない。
GPS反応もないです。
そうですか…と小さく言う紗英。
刑事は、まあ犯人が処分したということでしょうかねと結論付けた。
事情聴取が終わった瑠璃が廊下を歩いてやってくる。
紗英が大丈夫と瑠璃に駆け寄るが瑠璃は無言のまま紗英からスマホを奪い取る。
2人は警察署から一緒にでる。
紗英が不安だったでしょと瑠璃の肩に手を置くが、瑠璃は払いのけて言う。
未久の父親の秘密をママが隠さなかったら、パパも未久のオペを優先して死ななかったはずよね?
ママとパパのせいで未久が死んで、そのせいで私まで犯人扱いされてるのよ?
瑠璃を見る紗英の表情は悲しみにくれていた。
九条エデュケーションラボに連れていかれる瑠璃
そこへ1台の車がやってくる。
九条の秘書の永峰が降りてくる。
紗英が驚きどうしてここに?と聞く。
永峰は答える。
九条先生から瑠璃さんをお守りするよう言われていますので。
お二人ともお乗りください。
瑠璃はさっと後部座席に乗る。
紗英もしぶしぶ車に乗った。
九条エデュケーションラボめい想室にいる瑠璃と九条。
警察は事情を聞いているだけだから安心するようにという九条。
髪の毛まで採取されましたと怯える瑠璃。
それを聞いた九条は鑑定で瑠璃さんの無罪はすぐに証明されますと話す。
瑠璃は目を開き九条に話す。
事件前日に未久とつかみあいの喧嘩をしたんです。
瑠璃はその痕跡が遺体に残っていたらDNA鑑定の結果で犯人にされてしまうかもしれないと思っていたのだ。
そのことを紗英に伝える九条。
そして九条は紗英に尋ねる。
お母様は捜査状況を何かお聞きになっていますか?
紗英は話す。
未久さんの携帯が見つからずGPS反応もないそうです。
犯人が処分したと考えているようです。
それを聞いた九条。
それでは瑠璃さんを疑うのは仕方ないのかもしれません。
事件の夜の瑠璃との会話を録音していた九条
これは事件当夜私に電話してきた瑠璃さんの録音音声です。
九条は紗英に瑠璃が未久の不幸を願った会話を聞かせる。
それを聞いた紗英は、瑠璃がそんなことをと激しく動揺する。
九条はこの情報を警察に教えることはないから安心してくださいと紗英に言う。
私の仕事は瑠璃さんを合格させること。
秘書にも目撃情報を探させています。
一緒に潔白を証明しましょう。
紗英はありがとうございますと礼を言った。
九条が今日はこれでお引き取り下さいと紗英に言う。
紗英がでは瑠璃をと連れて帰ろうとするが、九条は瑠璃さんは非常にナーバスな状態であり精神が落ち着くまで私が預かりますと言う。
瑠璃は私の子ですよと言う紗英に、九条ははっきりと言う。
今は私を頼りにしてます。
家に帰りたくないとも。
ご両親を信頼できない今の彼女をお母様に包み込めますか?
紗英は何も言わなかった。
本音をぶつけあう英世と紗英
浅見家では英世が酒によった状態で、瑠璃は俺たちより九条先生をと笑い出している。
英世は言う。
我が子である未久さんを娘の瑠璃が突き落として、父親の俺が見殺しにした。
それを聞いた紗英。
瑠璃は否定してるの。
あなたも医師としておかしな判断はしていない。
また英世。
だが、瑠璃は君の子でもある。
嘘をついているかもしれない。
それを聞いた紗英が私のせいにするのと言う。
また英世。
君が隠さなければこんなことにはならなかった。
都合の悪いことは全て隠して嘘で塗り固めた君の生き方がこの悲劇を生んだんだろう!
そして目に涙を浮かべながら紗英。
そうやって生きるしかなかったの!
犯罪者の娘のままじゃあまりにもつらすぎた。
私だってあなたみたいな恵まれた星のもとに生まれたかった!
自分を責める紗英
紗英は少し冷静になり続ける。
でも確かに私が過去を偽ったせいで、あなたや瑠璃を傷つけた。
私が経歴を偽らなければあなたと結婚することもなかったし、瑠璃も生まれなかった。
あなたは希美さんや未久さんと幸せな家庭を傷いたのかもしれない。
頬から涙を流しながら紗英は続ける。
未久さんも死ぬことはなかった…。
未久さんを殺したのは…私かもしれない。
私かもしれない…。
そういって紗英は何度も間仕切りに何度も額を打ち付ける。
泣きじゃくる紗英を落ち着けと抱きしめる英世。
紗英が言う。
未久さんはね空に希望の城を描いたスカイキャッスルっていう絵本を持ってたの。
施設にいた頃の私がボロボロになるまで愛読した本よ。
紗英はリビングを見渡しながら言う。
いつかはこんな場所に住めると思うことで自分を慰めてきた。
若菜園で過ごした小さなころを思い出す紗英。
きっと未久さんもそう…。
親に恵まれず貧しい環境で育った未久さんを私は昔の自分と重ね合わせて、幸せになってほしいと願ってたのに…!
床に泣き崩れる紗英。
浅見家を立て直そうとする英世
英世は紗英に歩み寄り紗英の背中に手を置き、紗英の左手を優しくにぎり言う。
君のせいじゃない。
希美を捨てて君を選んだのは俺だ。
そのことで希美が傷ついたことにも向き合わず逃げてきたのも俺だ。
勝手な男だよ。
英世はゆっくり立ち上がりフラフラと歩き出す。
どこに行くの?と紗英が声をかける。
英世は言う。
真珠の部屋だ。
ずっと泣いていたからな。
せめて今生きている娘の苦しみには向き合わないとな。
お願いしますと紗英は英世にいった。
心配してやってくる泉と杏子と美咲
すると玄関のチャイムがなる。
インターホンを見ると泉と杏子と美咲。
紗英は3人に素直に感謝する。
ありがとう。
私を心配してわざわざ…。
すると美咲。
相変わらずずうずうしいわね~。
私たちが心配してるのは紗英さんじゃなくて瑠璃ちゃんよ。
ふふふと笑う紗英。
すると泉が本当にごめんなさいと頭をさげる。
主人が皆の前で英世さんのことを責めてから瑠璃ちゃん余計傷ついたでしょう?
すると紗英。
ご主人は本当のことを言っただけ。
嘘偽りのない人だもの。
杏子も話し出す。
私たちは瑠璃ちゃんの潔白を信じているわ。
疑いを晴らすためだったらなんだってする。
美咲が瑠璃ちゃんはどうしてるの?と聞く。
紗英は辛そうに答える。
今日は九条先生の家に。
私や主人に複雑な思いがあって、今は一緒にいたくないらしいの。
杏子が憤りをおぼえて言う。
おかしいでしょそれ?
家族一丸で乗り越えるべき一大事に瑠璃ちゃんがこの家にいないなんて。
紗英が言う。
でも今の私は九条先生には逆らえない。
もうどいしていいかわからないの。
すると泉。
冴島さんに相談してみるのはどうかしら?
何か答えが見つかるかもしれない。
哲人を訪ねる紗英と泉
紗英は泉と一緒に冴島家の山荘を尋ね、哲人にあう。
哲人は言う。
泉さんからのお電話でだいたいのお話は伺っています。
瑠璃ちゃんのことは私も本当に心配です。
ときどき思うんです。
九条にさへ出会わなければ今も香織と遥人と楽しく暮らせていたのではないかって。
泉が遥人君からの連絡はまだ?と聞くと哲人はうつむいて首を振った。
するとチャイムがなる。
玄関に哲人が向かうと、赤ん坊を抱きかかえた女性・もと冴島家の家政婦さくらが赤ん坊を抱いて立っていた。
ご無沙汰しておりますとさくら。
哲人は言う。
まさかあなたが…。
あんな仕打ちをした私に会いに?
さくらは、私こそお母様をあんなに傷つけてしまってと謝る。
そして実はご報告したいことがあるんですと。
さくらは赤ん坊の顔を見せる。
まさかその子はと言う哲人に、あなたの孫ですとさくらは言う。
じゃぁ遥人と君の?と哲人が言うとさくらはうなずく。
遥人から九条の話を聞く紗英と泉
すると遥人がゆっくりと姿を表した。
哲人は遥人!と言い駆け寄って抱きしめる。
遥人もまた哲人を抱きしめる。
親子の感動の再会を紗英と泉は山荘の中から見つめている。
しばらく哲人と遥人は2人で語らい、その間紗英と泉とさくらは山荘で待っていた。
すると哲人と遥人がもどってくる。
遥人君痩せたわねと紗英が声をかける。
遥人が言う。
紗英さんこそ。
瑠璃の話は父から伺いました。
僕は医師になれと強要する両親にずっと反発してきました。
自分の人生は自分で決めたかった。
そのためにいろんな経験もしたかった。
しかし両親は僕の希望を聞き入れずに暴力さへいとわなかった。
その話を聞き哲人は後悔の表情を浮かべる。
遥人は続ける。
唯一の支えだった彼女にもひどい言葉を浴びせて追い出した。
僕は心の底から両親に憎悪し、どうするべきか九条先生に相談しました。
九条先生は遥人君に何を言ったの?と聞く紗英。
回想シーン
めい想室にいる遥人。
九条が語りかける。
ご両親がしていることは教育ではなく飼育です。
ご自身の成功体験を信じるご両親は何を言ってもあなたの望みには寄り添いません。
ご両親に深い絶望を抱かせることがそのための唯一の方法であり、同時にそれは子供に深い傷を負わせてた彼らへの復讐を果たすことにもなります。
遥人の両手を握る九条。
あなたが自分の人生を生きていきたいのなら、ご両親と決別するしかありません。
遥人が僕はどうすればと聞く。
九条が続ける。
まずはあなたが努力して帝都医大附属へ合格する。
彼らに最高の喜びを与えた後、あなたは入学を辞退し家を出て自分の人生を始める。
ご両親を幸福の絶頂から地獄の底へ突き落とすんです。
遥人は紗英に僕はその通りに実行しましたと言う。
それを聞いた紗英と泉は呆然とする。
遥人は続ける。
僕を追ってきた母にもひどい仕打ちをした。
今思えばどうしてあんなことができたのか…。
母に会って謝りたい…。
言えなかった感謝の言葉も伝えたい。
一緒に食事をしていろんな話もしてみたい。
だけど母は…。
哲人は遥人の背中に手を当て、もういいと落ち着かせる。
遥人は九条先生に心を支配されていたんだと思います。
あの人の言葉しか信じなくなっていた。
そして瑠璃さんも同じ状態ではと危惧しています。
あの頃の遥人のように心を支配されていたのだとしたら、何をしてしまうかわからない。
私は妻を殺したのは九条先生だと考えています。
瑠璃を連れ戻しに行く紗英たち
翌日、九条のマンションの駐車場で紗英が九条を待っていた。
やってくる九条と永峰の前に紗英が立ちはだかる。
瑠璃を引き取りにきましたと言う紗英。
九条は申し訳ありませんが、まだ帰せる状態ではありませんと言う。
すると一緒に来ていた、杏子と泉・美咲も降りてくる。
杏子が子供を親に引き渡さないなら警察を呼びますよと言う。
拉致監禁ですよねと美咲。
九条は腕をくみ、ずいぶん大げさねと余裕な態度。
紗英は真剣な表情で瑠璃を返してくださいと言う。
九条が答える。
私は娘さんを合格させるために仕事をしているだけ。
それを邪魔したいのならどうぞご自由に。
永峰がこちらへと紗英たちを案内する。
泉は行かず、九条の前にとどまる。
あなたは行かないんですか?と九条。
泉は話す。
お話したいことがありますので。
昨日冴島遥人君に遭いました。
あなたは遥人君の心を支配して冴島家を破壊したんですね!
全く動じる様子のない九条。
私は遥人君に目標を与えて子供の受験成功と言う親の望みをかなえてあげただけですよ。
悪びれない九条に泉が言う。
誰が彼女を殺したのか?
少なくとも冴島さんはあなたが香織さんを殺したと考えています。
九条があきれ気味に言う。
殺した?
香織さんは自ら死を選んだんです。
また泉。
導いたのはあなたでしょう。
そして今は浅見家を標的にしている。
どうしてですか?
あなたが答えないなら小説であなたの罪を世に問います。
小説は冴島家のためにあきらめたはずですよね?と言う九条。
遥人君が背中をおしてくれましたと泉。
そして力強く言う。
九条先生の悪意を世にさらして罰を与えるべきだと!
九条はすこし笑みをこぼしながら言う。
世間がそう受け止めるかしら?
家族の悲劇を受験講師のせいにして失笑を買うのはあなたのほうですよ。
紗英たちが瑠璃を連れて戻ってくる。
瑠璃が不安げに九条先生と言うと、瑠璃さんのことはかならず守り抜くからという九条。
信じちゃダメ!と言う美咲。
杏子が言う。
この人がどういう人間か話したでしょう。
関わり合っちゃいけない人なの。
不安な眼差しの瑠璃を連れて皆が車に乗り込んだ。
走り去る車をじっと見ながら九条が目撃者捜しはどうなりましたか?と永峰に聞く。
見つかりましたと永峰。
それはよかったと含みのある笑みを浮かべながら九条は言った。
逮捕されてしまう青葉
紗英たちはスカイキャッスルへ戻ってきた。
真珠と英世が瑠璃を出迎える。
真珠がお姉ちゃんと瑠璃に抱き着き、パパも心配して病院から駆けつけてくれたんだよと言う。
英世が瑠璃と真珠を抱きしめた。
それを紗英もまた抱きしめた。
青葉と翔と健作も瑠璃おかえりとやってきた。
みんな瑠璃の事信じてるから何も心配いらないと言う青葉。
瑠璃はありがとうと微笑んだ。
そこにパトカーが2台。
刑事が降りてきて、青葉の前に立ち、南沢青葉君傷害致死の容疑であなたを逮捕しますと逮捕状を見せる。
泉がどうして青葉が?何かの間違いです!と青葉に駆け寄る。
手錠をかけられる青葉。
刑事は彼の犯行を目撃した人間がいるんですという。
僕は何もやっていないという青葉。
青葉!青葉!何かの間違いです!話を聞いてくださいと叫ぶ泉。
抵抗する青葉を乗せてパトカーは出発した。
泉はそのまま道路に座り込んでしまった。
呆然と見ることしかできない一同。
原作と同じ展開!未久の事件の黒幕は九条で決まり!?
やっぱり原作同様に未久は亡くなってしまったんだ。
お母さんも亡くなってすぐ未久も亡くなるってほんとに悲しい展開過ぎて、原作見たときもえっ!?死んじゃったの?と声に出してしまったくらいです。
ここは原作と展開がかわらないようですね。
犯人も自分が手をくだしてなくても九条で決まりでしょう。
原作ではすごい高いIQを持つ娘が九条にはいるんですよね。
その娘が事故にあってしまい脳に傷害をもってしまうという。
来週そのあたりももしかしたら描かれるのでしょうか。
ドラマ「スカイキャッスル」第8話の感想
このドラマにひとつだけう~んとおもうところがあります。
原作でも遥人役は家政婦さんと関係をもってしまうという展開なんですが、あちらは大学受験。
高校生という年齢だからなんとなくいいんですけど、リメイク版は高校受験だから中学生なんですよね。
あまりリアルじゃない感じがして、もっと何か違う設定にしてほしかった。
しかも生まれちゃってるじゃん、赤ちゃん。
まぁそりゃ生まれるんでしょうけど。
なんかちょっとこの展開だけがどうしてもとっつきにくい。
まとめ
今回は2024年7月から始まった「スカイキャッスル」第8話のネタバレと感想をお伝えしました。
見逃してしまった人、あそってどうだっけ?とちょっと確認したいことがある人など、いろいろな方のお役にたてるとうれしいです。