スノードロップの初恋:10話ネタバレ･あらすじ･感想【陸が奈雪のために母親を連れてくる】

2024年10月スタートのドラマ「スノードロップの初恋」。

原作がないオリジナルストーリーのドラマです。

第9話ではとうとう幸せの味のグラタンが完成します。

和真と政和はお互いが本心を話しやっと心が通じ合いますが、そんな矢先病気で政和は亡くなってしまいましたね。

今回は第10話のネタバレをご紹介します。

スノードロップの初恋基本情報

スノードロップの初恋の基本情報です。

スノードロップの初恋10話のあらすじ

スノードロップの初恋第10話のあらすじです。

伊勢（杉本哲太）が亡くなった。主のいない社長室で朔弥（宮世琉弥）が物思いにふけっていると、そこへ和真（曽田陵介）がやって来て、最後に親子のわだかまりが解けたのは朔弥のおかげだと礼を言う。その言葉をうれしく思いながらも、自分を友人だと言ってくれた伊勢を失い、やはりどこか寂しさを覚える朔弥。そんな胸中を察してか、奈雪（小野花梨）はクリスマスに自宅を飾りつけ、ごちそうを作って、望月家恒例のパーティーをやろうと提案する。しかし、クリスマスは奈雪に死が訪れる日——。陸（岩瀬洋志）は、そんな姉の姿にいたたまれなくなり、同時に、奈雪の死を平然と受け入れる朔弥にいら立ちを募らせる。

『FORTUNA』では、販売を開始したクリスマス限定メニューが好調なスタートを切り、開発メンバーはクリスマスパーティーを兼ねて打ち上げをやろうと盛り上がる。しかも、奈雪の自宅がその会場に決まり、帰宅した奈雪は朔弥と一緒にクリスマスツリーを飾りつけることに。すると朔弥は、飾りつけが入った箱の中に、陸が願いごとを書いた何年分もの短冊を発見。なかには、陸が奈雪のために作ったという折り紙のクリスマスツリーも。それを見た朔弥は、奈雪の願いごとも教えてほしいというが、まるで人生最後の願いを聞かれているようで、言葉に詰まる奈雪。するとそこへ、陸がある人物を連れて帰って来る。それは、かつて自分たち家族を捨てた母・波子（堀内敬子）で…。

引用:スノードロップ公式HP

スノードロップの初恋10話ネタバレ

スノードロップの初恋第10話の詳しいネタバレになります。

病気で亡くなってしまった政和

朔弥は社長室に飾られている政和の写真を見つめている。

そこへ和真がやってきて、創業者として写真を飾ることにしたと説明。

朔弥が政和の荷物がないことを気にすると、年明けから社長室は社長代理の人が使うから片づけたと言う和真。

そして、いずれは会社を継ぐつもりだが今はまだ未熟なため、商品開発部で修行すると話す。

もっと落ち込んでいるかと思ったと朔弥が心配していたが、最後は本音で話し合って看取ることができたからと和真。

和真は、そうできたのも朔弥のおかげだと感謝した。

朔弥は言う。

伊勢が後悔なく最後まで生きられたならよかった。

和真は笑顔で答えた。

やり場のない怒りをぶつける陸

奈雪がクリスマスパーティーでお祝いしようと話している。

朔弥は何を祝うものなんだと聞くと、奈雪は家族や友達や恋人と過ごせることと答える。

そして、今年は朔弥も一緒にやろうと奈雪が誘う。

朔弥はクリスマスパーティー楽しみだと言うが、一緒に食事をしている陸はそんな話を聴きながらなんだか怒っている様子。

奈雪が出勤後、陸は朔弥と食事の後片付けをしながら言う。

どうにかすると大口叩いたのは俺だけどさ、クリスマスパーティーとか浮かれて。

朔弥さんは姉ちゃんの運命の日、わかってるんだよね？

すると朔弥。

俺は奈雪が後悔なく楽しく過ごせるようにしたいだけだ。

絶対に死なせないって言ってるじゃんと陸。

そんな陸に朔弥は静かに話す。

死は変えられない。

運命はどうすることもできないんだ。

陸は怒って出ていった。

すると陸のスマホに「久しぶりに会いたいな」とメッセージが入る。

打ち上げ兼クリスマスパーティーを望月家ですることに

会議室ではクリスマス限定メニューが売り上げ目標を達成したと和真が報告する。

チームのメンバーは拍手をしてよかった～と喜んだ。

開発チームは解散することとなり、和真は皆に礼を言う。

そして完成したお疲れ様でした会ということで打ち上げをやりませんかと提案。

クリスマスパーティーも兼ねていいですねと皆乗り気。

しかし忘年会シーズンでお店があいてないかもしれないと。

すると鈴木シェフはせっかくなら自分の料理も持っていきたいですねと言うと、望月さんちはどうですか？と羽田が言う。

最初はとまどう奈雪だったが、皆に見つめられ押し切られてOKしてしまうのだった。

奈雪と陸の母が現れる

家でクリスマスツリーを飾る朔弥と奈雪。

望月家ではサンタさんへのお願い事を短冊に書くことが恒例となっていたのだ。

朔弥は陸の願い事ばかりだなと話すと陸は願い事が多くて次々書いてたと奈雪は笑う。

短冊の中から陸がくれたという折り紙で作られたクリスマスツリーが出てきて懐かしそうにする奈雪。

朔弥は奈雪は願い事はないのか？と聞き、奈雪のためにできることはなんでもしたいと話す。

奈雪は思いついたら言うねと礼を言う。

するとドアが開き陸が帰ってくる。

続いて後ろからある女性が入ってくる。

それは奈雪と陸の母だった。

海外に住んでいるが一時帰国しているのだという。

テンション高く奈雪に久しぶり～と近寄る母親とは違い、奈雪は怪訝な顔つき。

朔弥は奈雪が母親をよく思っていないことを思い出す。

陸は朔弥を奈雪の恋人だと紹介。

母親はへぇ～と朔弥をじろじろ見た後、奈雪が作った料理をうれしそうにつまみ食い。

はしゃぐ母親に奈雪は何しに来たんですかと冷たく言う。

夕飯一緒にどうかなと思って俺が呼んだという陸。

奈雪は何も答えない。

歓迎されてない感じなら退散しようかなと母親は出ていった。

せっかく来たのにという陸に、なんで急に連れてきたの？と眉間にしわをよせて聞く奈雪。

そして奈雪は自分に隠れてずっと陸が母親と連絡をとっていたことも気に入らない様子。

陸はずっとっていうか高校卒業したくらいに向こうがふらっと会いに来たんだよと言う。

奈雪は外では陸の好きにしていいけど、家にはあげないでほしかったと話す。

陸も陸で、俺はよかれと思って連れてきたんだ！と自分の気持ちをぶつける。

奈雪がこのまま母親と合えなかったら後悔すると思ったからだ。

もういいよと陸は出ていき、奈雪は今にも泣き出しそうな表情をしていた。

陸の思い

翌朝開発チームとのパーティーの支度をする奈雪。

今日は母親は呼ばないのかと朔弥は聞く。

すると奈雪はあの人はもう家族じゃないから話すこともないと言う。

そうやってさけようとするのは執着がある証拠、言いたいことは言ったほうがいいと朔弥は言う。

それに対して奈雪。

本当に、もう遭わないままでよかった。

ショックだったのかも、陸が隠れてあの人とあっているって知って。

陸寂しかったんだなって。

それは違うと朔弥は否定し、陸は奈雪のために母親を連れてきたのだと話し、陸が作った折り紙のクリスマスツリーを奈雪に渡す。

そのツリーを開くと、仲には陸の字で「おねえちゃんがままにあえますように」と書いてあった。

それを見た奈雪。

お母さんがいなくなってすぐの頃はお父さんが仕事で遅い日とか、私も寂しくてこっそり泣いたりして。

見られてたのかな。

朔弥が今は寂しくないのか？と聞くとうなずく奈雪。

すると朔弥は奈雪が本当に大切なものを大切にできているならそれでいいと言うのだった。

夜の便で帰ることになった母親

陸はカフェで母親にあっていた。

今日の夜の便で帰ると言う母親に驚く陸。

姉ちゃんとこのままでいいわけ？と聞くと、元から合わせる顔なかったからねと話す。

陸はもしこのまま一生合えないとしても姉ちゃんに言いたいこと本当にない？と聞くと母親はこのまま一生？と目を見開いている。

例えばの話だけどと陸。

すると母親が奈雪に言いたいことがあるのは陸の方なんじゃない？と聞き返す。

そして続ける。

少なくとも17年も離れて暮らしている母親よりもよっぽど言えることあると思うけど。

開発チームに朔弥が恋人だとバレる

奈雪の家を尋ねる開発チームのメンバー。

朔弥が出迎えたことでなんでいるんですか？と皆驚く。

奈雪が慌てて出てきて取り繕おうとすると、朔弥は奈雪の恋人だからと言いかけ奈雪は大声を出し朔弥の口をふさぐ。

しかし、時すでに遅しで恋人!?と皆は驚くのだった。

シェフの鈴木は自分が作ってきた料理をおまたせぇ～と言いテーブルに並べる。

パティシエの吉井もスイーツを作ってきていた。

すると羽田が2人っていつからつきあってるんですか？と突然ぶっこみ質問。

微妙な空気になる中、吉井が和真を気遣い話題を変えた。

食事もひととおり終わり、くつろぎながら楽しそうにトランプをするメンバーたち。

和真が外で仕事の電話をしていると奈雪が寒いかなと思ってとホットワインを持ってきて和真に渡し、2人はベンチに座って話をする。

和真が陸を気にかけるとそのうち来ると思いますと奈雪。

子供だと思ってたのにもう大学生だもんなと陸を懐かしむ和真。

陸が子供でいられたのは奈雪がしっかりしていたおかげだよと奈雪を労うも奈雪は言う。

私そんなにすごくないですよ。

ただ臆病で強がりで。

ほんとは今だって逃げ出したい。

和真さんありがとうございます。

開発チームに誘っていただいた時言われたこと図星でした。

私これまで仕事は仕事って思って、私自身のやりたいこととか将来のことから目を背けてました。

すると和真はこの前奈雪を商品開発部に誘った件について考えてくれたってこと？と聞く。

奈雪は和真を真っすぐ見て辞退させてくださいと断る。

これまでただ漠然とこなしていたことにもう一度向き合いたいと言うのだった。

奈雪と陸がお互いを思いやる

開発チームのメンバーが帰ったころ、ちょうど陸が帰ってくる。

そして陸はごめんと奈雪に謝る。

奈雪は陸の好きなものを作って待っていた。

陸はおいしいと言いかみしめながら食べる。

すると奈雪も陸に謝り、陸が自分のことを考えていてくれたのに気付けなかったと話す。

陸もまた暴走したことを謝る。

奈雪は言う。

私ね、陸と朔弥にご飯を作って食べてもらえるとすごい幸せ。

今みたいな毎日を今よりもっと幸せにしたいって思ってるんだ。

それを聞いた陸。

わかった。

安心して。

俺は姉ちゃんのご飯おいしく食べるのには自信ある。

奈雪は笑って両手を広げる。

陸もまた両手を広げ奈雪はぎゅっと陸を抱きしめた。

母親と和解する奈雪

その夜、奈雪は母親に電話して気持ちを伝えた。

あなたのこと何とも思わないのはやっぱり無理なんだと思います。

でもそんな自分に気付けたから会えてよかったです。

それだけ伝えたくて。

それを聞いた母親は、そっか、了解、わざわざありがとうと言い、2人は電話を切るのだった。

カフェに和真。

陸がやってくると、急に呼び出してごめんねと和真。

そして奈雪のことで聞きたいことがあるんだと言う。

スノードロップの初恋10話感想

お姉ちゃん大好き陸の思いが奈雪に分ってもらえてよかった。

陸目線で見ると、奈雪と過ごせるのもあと少し。

寂しいですよね。

そしてあと少しで自分が死んでしまうと知りつつ取り乱すことなく過ごしている奈雪がすごすぎる。

自分が作ったものをおいしいといって食べてもらえたら幸せなんて泣けますね。

小さな幸せにも満足を感じるって重要だなぁ。

日々の暮らしをもう少し大切に感じながら丁寧に生きようと考えさせられました。

まとめ

今回は2024年10月から始まった「スノードロップの初恋」第10話のネタバレと感想をお伝えしました。

見逃してしまった人、あそってどうだっけ？とちょっと確認したいことがある人など、いろいろな方のお役にたてるとうれしいです。