2024年4月からはじまった朝ドラ「虎に翼」。
第11週では花岡が亡くなったことにいろいろと考えさせられながらも、少年審判所と家庭審判所とを合併させ家庭裁判所を設立するために仲間たちと奔走した寅子でした。
よねは轟と事務所をひらくことになり、催香淑は香子として日本に来て汐見の奥さんとなっていました。
盛りだくさんだった11週ですが、12週はどんなとらちゃんの活躍が見られるのでしょうか。
虎に翼の基本情報
虎に翼の基本情報です。
放送局 | NHK |
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放送時間 | 毎週月曜~土曜 朝8:00~8:15 |
出演者 | 伊藤沙莉、森田望智、松山ケンイチ、沢村一樹、滝藤賢一、三山凌輝、土居志央梨、戸塚純貴 |
主題歌 | さよーならまたいつか!/米津玄師 |
あらすじ | 昭和のはじめにできた日本初の女性専門法律学校。その卒業生から初の女性弁護士が誕生します。主人公の寅子もその1人として日本中から注目されあこがれの存在に。日本初の女性弁護士で後に裁判官になった1人の女性の人生が描かれます。 |
公式HP | https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/ |
虎に翼第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」の相関図
虎に翼第12週に関係する人たちを相関図にしてみました。
虎に翼第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」あらすじ
虎に翼第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」のあらすじです。
昭和24年1月、全国に家庭裁判所が設立される。最高裁判所家庭局事務官、そして東京家庭裁判所判事補になった寅子(伊藤沙莉)は多岐川(滝藤賢一)とともに戦争孤児の問題に向き合う。視察に出かけた寅子は上野の街でスリの少年・道男(和田庵)を追い、よね(土居志央梨)と再会する。轟(戸塚純貴)とよねは焼け残ったカフェー「燈台」に弁護士事務所を開いていた。寅子ははる(石田ゆり子)の了承を得て、道男を猪爪家に居候させるが、花江(森田望智)にとった態度が誤解され、道男が家を飛び出してしまう。
NHK虎に翼公式HP
虎に翼第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」56話~60話までのネタバレ
家に女房がいないのは、炉の中に火がないのと同じ。
大事なものがかけていて寂しいことの例え。
虎に翼第12週のネタバレです。
虎に翼(56)6月17日(月)放送のネタバレ
昭和24年1月3日、多岐川から寅子に電報が届く。
その内容はこう。
「急用あり。今夜7時拙宅へ来られよ。多岐川。」
人使い荒荒すぎるでしょと憤慨する寅子だった。
多岐川の家へ出向く寅子。
香子が中へ案内する。
中庭ではふんどし一兆の多岐川が万歳のポーズで手をプラプラ振っている。
香子はどうぞごゆっくりと笑顔で寅子に言って去っていった。
多岐川は振り向いて言う。
待ちかねたぞ佐田君。明日は仕事始め。そして家庭裁判所発足を祝う大事な記念式典が開催される。
それを聞いた寅子は返す。
だから準備を万全にしたく、このように急に呼び出されるといささか迷惑です。
それを聞いてか聞かずか多岐川。
さぁ始めようか。
寅子、何を?
汐見がごめんね佐田さん、急に呼び出してとやってきた。
寅子は訳が分からず汐見に何が始まろうとしているのか聞く。
汐見は答える。
多岐川さんは演技を担いでよく滝行をするんだ。でもここらへんには好みの滝がないらしくて。だから滝の代わりに庭で水行をするのが最近の日課でね。僕がいつもおけで水をかけてるんだ。
多岐川が言う。
今から俺が何か月も考え抜いた家庭裁判所に必要な5大基本性格を発表する。
寅子はそんな大事なことをなぜこのような状況で?と聞く。
多岐川、いいんだ!ほら、佐田君と半ば強引にすすめる。
寅子がおけに水を汲む。
多岐川、来たまえ!と力む。
寅子肩に水をかける。
多岐川、独立的性格!
汐見がそれを筆でしたためる。
多岐川、佐田君派手に頼むね、滝らしくと続く。
一杯かけられる毎に性格を言う多岐川。
それを筆でしたためる汐見。
民主的性格!
科学的性格!
教育的性格!
社会的性格!
以上!
1月4日の仕事始め、家庭裁判所開所記念式典で多岐川は5大性格を発表した。
寅子と多岐川はライアンに連れられてやってくると桂場とその隣には星朋彦最高裁長官がいた。
桂場が言う。
君に事例を出すと言ったら星長官自ら伝えたいと。
寅子は事例?
多岐川、おい、聞いてないぞ。
桂場、言ってないから君にも来てもらったと多岐川に言う。
最高裁長官からの辞令。
佐田寅子君、君には東京家庭裁判所判事補。兼、最高裁判所家庭事務官として今日から頑張ってもらう。
それを聞いた寅子は兼?という言葉にひっかかる。
桂場がまずは言うことがあるだろ!と言うと寅子ははい、ごめんなさい、ありがとうございますと言い直した。
それであの兼とは?と聞く寅子。
最高裁長官は言葉通り兼務と言うことだね、まだまあ裁判所は人手不足だからと答える。
多岐川は当然ですな、家庭局の仕事を放り出されては困ると寅子を凝視しながら言う。
そして、桂場は形はどうあれ念願の裁判官だろと寅子に言う。
判事補とは裁判官の最初の職員、寅子はついに裁判官になることができたのだった。
最高裁長官は言う。
話せてよかった。くせ者3人に引けを取らないくせ者の君ならばきっとねじ曲がってしまった子どもたちと立派に対峙してくれるだろう。
子どもたち?と寅子。
戦争の一番の被害者さと言う星長官。
戦争で親を失った多くの孤児たちをどうするかが大きな社会問題になっていた。
家庭局の面々は視察のため上野を訪れる。
終戦から3年過ぎても孤児たちは路上に会う売れている。
昭和20年9月、戦後すぐ政府は戦災孤児保護対策要綱をとりまとめ戦争孤児たちへの対策に乗り出した。
個人家庭への保護委託、養子縁組のあっせん、集団保護の3つ。しかしこの方針はほぼ実行されず、戦災孤児は生きていくために働くか犯罪に手を染めるようになる。
昭和23年9月には浮浪児根絶緊急対策要綱が閣議決定された。
まるで子どもたちを厄介者のように扱うその背景には…
視察中の小橋にふらついた少年がぶつかる。
小橋の財布をとったのだ。
それに気が付いた寅子は何気なく後を追おうとするが、小橋がやられた~と大きな声をだしてしまい、子どもは走って逃げる。
寅子はもぉなんで大きい声だすのと小橋をしかりちょっと君!と後を追いかける。
小橋の財布を盗んだのはタカシという少年。
タカシはバラックの陰に行き、その財布を自分より大きな少年道男に渡す。
寅子はその場所まで行き財布を返しなさいと言うが、2人はちりぢりに走って逃げる。
それを追う寅子。
すると見おぼえるのある路地。
カフェー燈台が会った場所には轟法律事務所という看板がたっていた。
寅子はその事務所に入ってみる。
だからスリだけはやめろっていっただろというよねの声。
寅子は思わずよねさんと声をかける。
振り返るよね。
よねさん!と歩み寄ろうとする寅子にこっちに来るなと言うよね。
道男はあの人よねさんの知り合い?と聞く。
よいしょと轟が奥から出てくる。寅子を見て佐田?生きてたのか!よかった!本当によかった!と喜ぶ。
轟さんもと寅子も喜んだ。
道男から財布を受け取る寅子。
轟が何か言うことあるんじゃないのかと道男に言うと、道男はすられる方が悪いと言う。
それを聞いた轟はこらっ!頭くらいさげろ!と叱る。
うるせぇと道男は出ていった。
よねは机に向かって作業をしている。
轟は久しぶりの再開はうれしいがなんでお前がこんな所にいるんだ?と寅子に尋ねる。
寅子は答える。
視察で来ていて…。
実は私今家庭裁判所で働いているの。
人手不足でね。
家庭局で事務官をやりつつ家裁の判事補を。
判事補!?そうか、女も裁判官になれる日がきたか!と轟は喜ぶ。
寅子はお二人もここで弁護士事務所を?と聞くとよねは資格がないのにどう弁護士になる?と皮肉たっぷりに言う。
おい!なんだその言い方はとよねをたしなめる轟。
そして説明する。
復員して上野で再開して名山田には助手をしてもらってる。
とっても実質上の親分はコイツだがな、はははは!
笑う轟。
いつまでたってもむっとしているよねにおい!いつまで睨んでいる!どんな道を歩もうと佐田の自由だろと言う。
するとよね、ああそうだな、好きな道を行けばいい、お互い死なずにすんでよかった。
ただ、顔を合わすのは今日が最後だと机に向かう。
轟は、佐田、すまない、今日は無視の居所が悪いようだと謝る。
寅子は裏切ったのは私だからと言う。
寅子はよねに何もかもごめんなさいと頭を下げ、あの時は逃げることしか出来なかったのと話した。
よねは思い出していた、こっちの道には戻ってくるなと言ったこと、寅子が出ていった後に泣いたことを。
すると助けて道男にいちゃんとタカシの声が外から聞こえた。
小橋と稲垣がタカシを捕まえていた。
離せよ、財布ならあんたの知り合いに返したという道男。
そんな嘘信じられるかという小橋。
道男は捕まえるなら捕まえろよ、またすぐ逃げ出すだけだ、と小橋の顔をつかみすごむ。
小橋はおどおど。
寅子やよね・轟も何事かと出てくる。
稲垣にお財布なら返してもらったから話してあげてという寅子
小橋と稲垣を見た轟は何だ何だ今日は同窓会か!?と興奮する。
轟と稲垣は抱き合って再開を喜ぶ。
小橋はというと、道男にすごまれひよってしまい、再開の抱擁に入っていけないなんとも情けない有様だった。
虎に翼(57)6月18日(火)放送のネタバレ
稲垣や小橋たちも轟法律事務所に入る。
よねは大鍋に作ったすいとんを子どもたちにふるまう。
轟が言う。
上野はずっとこんな有様だ~。
このままじゃまたこの寒さでまたガキがどんどん死んでいくぞ。
子どもたちは路上やがれきの陰で眠って過ごしていた。
寅子はわかってる、だから今対策を練ろうと…。
よねが言う。
どうせお前らはほかのお役人と同じさ、机の上で理想をこねて結局さじを投げる。
手に余るガキどもを街から追い出せばいいと思っているんだろ。
寅子、そんなつもりは…。
道男、大人はみんなそうさ、俺らを虫けらみたいに見てきやがって。
轟が言う。
佐田、道男もタカシも空襲で両親を亡くしてる。
お前を疑っているわけじゃない。
ただ、頼むからこれ以上子供らにここ(胸に手を当てる)に余計な傷を作らんでやってほしい。
それだけなんだ。
そこへ汐見と多岐川がいたいたぁ~と入ってくる。
よねは誰だおっさんと聞く。
多岐川は今顔を合わせた相手をおっさん呼ばわりするやつに名乗る名はないと答える。
寅子が多岐川とよねたちを紹介し間を取り持つ。
すると汐見があなたがよねさんなのか~とうれしそうに言った。
うちの山田が失礼をして申し訳ありませんと轟が謝罪をし、続ける。
連れていかれても食べ物がなくひもじくなった子どもたちが次々に脱走していってる。
そしてよね。
家庭裁判所高なんだか知らんが、どうせ同じ轍をふむことになるだろう。
決してそんなことにならないと誓うわと寅子が言う。
それを聞いたよねは案に誓うなんて言うな、お前に何ができると寅子に言う。
それに対して寅子。
そう、私だけでは無理よ、でもよねさんと轟さんだけでも無理、何万人もいる孤児たちを全員は救えない。
多岐川が道男に君名前は?と聞く。
道男は名前を答えた。
すると多岐川は道男君、仲間に伝えたまえ、家庭裁判所は愛の裁判所だ、困っているものには必ず手を差し伸べる、君たちを拒んだりはしない。じゃぁなまた会おう。
多岐川はよねの肩に手を置き、地域に根ざした支援と言い、次に轟の肩に手を置き、すばらしいじゃないかと言った。
寅子はカフェーの壁に書かれた憲法14条をじっと見ていた。
そしてじゃあねとカフェーを後にした。
震災孤児はどんどん増え、警察は浄化作戦といってトラックの荷台に子ども達を乗せて施設に連れて行く一斉補導に乗り出した。
しかし、孤児院などの施設はどこもいっぱい。
警察があてにしたのはできたばかりの家庭裁判所だった。
小橋がシラミを持ち込まれちゃ困るんだよと殺虫剤をふりかける。
寅子はひとりひとりに名前を聞いたり聞き取り調査をしている。
人手が足りず家庭局の手も借りて聞き取り調査を行い、必要な場合は審判を開きその後の処遇を決定する。
その間子どもたちが寝泊まりする施設が全く足りず、看護所も少年院も常に満員。
そのため子どもを預かり指導してくれる補導委託先を増やそうと個人商店や工場などを開拓していくことになった。
寅子たちも頑張りましょうと委託先開拓に励むがなかなか見つからない。
子どもたちを預かる余裕などどこもない。
寅子は家に帰り、現状を話す。
子どもたちも寒くてひもじいはずなのに保護されるのを心底嫌がるのよ。
それを聞いた直明は言う。
親戚の家でやっかい者扱いされて逃げてきた子や施設でひどい目に遭った子も大勢いるからね。
安心できる場所を見つけてやりたいわよね、と花江。
本当にそう、と寅子は心の底から言った。
家庭裁判所の廊下に集められた子供たちの中には道男とタカシがいた。
その傷どうしたのと道男に声をかける。
タカシが答える。
警察が皆の迷惑だから連れていくって、それはおかしいって道男おにいちゃんが言ったらあいつら急に。
もういい黙ってろという道男。
寅子はいたたまれない顔で2人を見つめる。
夕方になると廊下に残っているのは道男だけ。
それを見た寅子は言う。
ごめんなさい。タカシと一緒の場所にあなたも行けたら良かったんだけど…。今はまだあなたの引き取り先が見つからなくて。
すると道男。
じゃぁつまり俺は帰っていいってこと?
寅子、そう伝えてくれと言われた、でも私が探すから。
道男、今度サツが来たら全員とっちめてやるよ。そしたら少年刑務所だろ、あんたの仕事も減らせるだろうし。
寅子、バカなこと言わないで。
道男、何で?俺が消えたらうれしいだろ。
寅子、うれしいわけないでしょ
道男、目みりゃ分るよ、俺の事はほっとけ。
寅子、ほっとかないってば
道男、何?じゃぁあんたは何してくれるの?家にでも泊めてくれるの?
何も言えない寅子。
道男、ほらな、あんた生ぬりぃよ、あんな恰好つけてたくせに。
すると寅子は道男を真剣な眼差しで見つめる。
去ろうとする道男。
寅子は道男の前に回り込み言う。
あんたそこまで私に心開いてくれてたのね。いいわよ、いくらでも泊めてやるから。
猪爪家。
一部始終を話した寅子に花江、それで私達に相談もなく連れてきちゃったの?
寅子はごめんなさいと頭を下げた。
道男はずっとむすっとしている。
優未はこわぁ~いとはるにすがりつく。
直明は子どもたちが怯えてるだろと道男を諭す。
花江、君ね、それが泊めてもらおうって人の態度?
道男、おばさんは俺がひれ伏せば満足?
花江、お…おばさん…
直人、とらちゃん、僕こんな人無理だよ、早く追い出して。
はる、泊めてあげなさい、今夜だけじゃない、必要なだけここにいればいいわ。
花江、おかあさん?
はる、人生持ちつ持たれつ、助け合いですよ、お天道様は見ています。
直人と直治ははいと返事をした。
道男はそれを黙って聞いていた。
そしてはるは道男に言う。
道男、お風呂に入りなさい。
直明、いろいろ教えてあげて。花江さんはご飯の準備。
菜緒と直治はお手伝いして。
とりあえず着るものはお父さんの浴衣でいいわね。
優未ちゃん、お手伝いして。
寅子もいらっしゃい。
さ、動く動く。
こうしてはるはちゃきちゃきと各々の役割を分担した。
皆が動きだそうとすると道男は花江を見て言う。
おばさん、よくみたらきれいな顔してんな。
面を食らう花江。
それを聞いていた直人がおかあさんのこと見るなと道男の前に立ちはだかった。
ケンカはやめとけよと直明が言う。
箪笥から直言の浴衣をだし、優未が持っていった。
寅子はあらためてはるに道男のことに感謝を告げる。
はるは道男は何をしてつかまったの?と聞く。
スリや置き引きとかいろいろ…でもそれは生きていくためでと説明する寅子。
はるはそう、とうなずいた。
寅子は言う。
預け先は必ず見つけるし、その間はなるべく早く家に帰れるようにするから。
はる、ああいう子が日本中にいるのよね、この寒い中、外で眠っているのよねと悲し気に言う。
そして続ける。
寅子からずっと話は聞いてたのにあの子を見るまでどこかずっとひと事だった。
子どもたちを置いて亡くなった親御さんたちはさぞ無念でしょうね。
寅子はうん、と言った。
朝食の時間、道男はがさつにご飯を食べている、直治からおかずをとり、あくびまでする。
はるは、食事の時に大きな口をあけない、と道男を叱る。
うるせぇな飯くらい好きに食わせろよと言い、ご飯をほぉばる道男。
直人や直治は2人して鋭い視線を寅子に向けていた。
虎に翼(58)6月19日(水)放送のネタバレ
寅子は壇と浦野に道男を引き取ったことを報告する。
2人ともバカかねと寅子のやったことを非難していたがが試験観察の間だけ預かっていいとお許しが出たのだった。
それを聞いた小橋はなぁんで自分からどんどん問題を抱え込むかね、子ども、しかもあんな問題児を預かるなんてと皮肉を言う。
それを聞いた稲垣は佐田だって善意でやったんだろ?
寅子は壇さんも浦野さんもあんなに反対するなんてと不服そうに言う。
すると小橋。
だから、みんな多岐川さんの理想に乗ったんじゃなくて合併に従っただけなんだよ。現実問題1人の人間ができることに限界があるんだって。
現実ばかり見てちゃ子どもたちは救えないでしょと反論する寅子。
すると、もぉやめだ、やめ!と多岐川が奥のソファからむくりと起き上がり、君らな根っこの考えが違うと言う。
多岐川さんいたんですか?とさらっと聞く寅子。
風邪ひきますよという稲垣。
そんな話を聞いてか聞かずか多岐川。
道男少年、年は16か17くらいか?昼間君の家にはご婦人しかいない、そう考えると預かったのは軽率な判断だったかもしれん。自分の身だけで収まらん善意は身内がしんどいだけだしな。
そぉ!俺はそういう部分も言ってるんです!と小橋が同調。
すると多岐川が小橋に言う。
ただ、理想のためにもがく人間に、やいのやいの口だけだすのもいささか軽率だと俺は思うね。
寅子は立ち上がえり皆に言う。
皆さん、ご心配おかけしてすみません。少年部を手伝って急いで預かり先を見つけますので、何日かは早めに上がらせていただけないでしょうか。
すると多岐川、そりゃ無理だ。
寅子、は?
多岐川が寅子に告げる。
君、明日から俺と一緒に全国の家庭裁判所を回って意見交換と現地視察をするから。
寅子、ええぇぇっ!
寅子帰宅。
優未がおかぁさん!と駆け寄る。
まきを持って歩くはる、その後ろに同じくまきをもった道男。
次はお風呂の沸かし方おしえますからねと道男に言うはる。
道男、ばぁちゃん、それくらい教わらなくてもできるからと言う。
そのようすをほほえましく見る寅子。
夕食で寅子は出張の事を話す。
はるは身支度について寅子にアドバイスし、花江は優未や道男のことはまかせてねと言った。
直明も授業が終わったらすぐ帰るようにするからと言うと、はるはいいんですよ、いつも通りでと返す。
道男は心配しなくてももう悪さはしねぇよと言った。
寅子、もお?
道男ははるの財布を盗んで逃げようとしていたのだった。
それを見つけたはるは道男に言う。
我が家にはお金なんてありませんよ。はした金盗んでにげるより、この家の手伝いをして三食食べて、あったかいお布団で眠る方がお得じゃありませんか?
道男ははるが言ったことが正しいと納得し、このばぁちゃん頭いいよなとはるを箸で指す。
はるが人に箸を向けるのはやめなさいと叱った。
寅子が出張の支度をしていると、外から直明の声が聞こえる。
道男に干し柿をすすめていた。
直明は道男に言う。
君の話は上野でよく耳にしていたよ。
子どもたちを使って集団でスリをしてるって。
でも僕が関わっている子供たちは誰も君を悪く言わない。
道男はそうやって小さい子や女の子を守っていたんだよね。僕から話すよ、助けになりたいんだ。
それを聞いた道男。
いいやつなら助けてやるって?じゃ悪いやつは助けないってこと?あんたそうやって自分がいいことしたって思って気持ちがよくなりたいだけなんじゃないの。
隠れてみていた寅子がもうその辺にしておきなさいととめにに入ってくる。
道男は別に追い出してくれていいぜ。
寅子、追い出さない。
でも私の留守の間ケンカはよしてよ。
道男、家族が心配か?
寅子、そりゃ心配ですよ、家族も道男もね。
直明、道男の言う通りだよ、ごめん。
道男、どいつもこいつもいいヤツぶりやがって
そして隠れてみていたはるもまた皆の前に姿を現す。
道男、んだよ、説教か。
はる、慣れてないのよね、誰かに優しくされることに。
道男は家の中に入っていった。
直明はおねえちゃんごめん、勝手なことをと寅子に謝る。
寅子はううん、悪くないよ、直明も道男も。
出張から帰ってきたら必ず道男にあった預かり先を見つけるから戻ってくるまでどうかお願いしますと頭を下げた。
翌日から寅子は全国の家庭裁判所を回っていた。
どこからも困惑している様子や手が追い付かないといいう話が聴こえてくる。
猪爪家では直道のジャケットをたたみながら直人が言う。
これお父さんの服でしょ、僕が着たかったな。
花江は大きくなったら直人と直治が着ればいいのよと言う。
そんな直人を道男は隣の部屋から見ている。
道男に向かって見んなよという直人。
直治が花江に言う。
ねぇおかあさん、今日とらちゃん帰ってくるんだよね。
帰ってきたら早くあいつどっか行ってもらってよ。
花江、もうそんなこといわないの、道男君がいろいろとお手伝いしてくれるからおかあさん助かってるのよと言った。
直道の背広を着た道男が花江の前に姿を見せる。
それを見た花江はあら、似合ってるじゃないと声をかける。
そうかなと照れる道男。
花江はとってもといいながら顔をそらして涙をこらえる。
道男は花江ちゃん?
花江、ごめんなさいね、実際に来ている姿を見たらちょっと直道さんのことを思い出してしまって、本当はねずっと考えてるの、直道さんが側にいてくれたら、泣いてたことはあの子たちには内緒ねと話した。
すると道男は正座をしていう。
俺、なれないかな、その人の代わりに。花江ちゃん、優しいしいい人だしきれいだし。だから俺・・・俺・・・。
花江はご飯にしようかと立ち去ろうとする。
道男は花江の割烹着を掴んで頼むって花江ちゃん、といった。
するとそこへやってきた直人が何をしてるだよ!道男にとびかかる。
2人は取っ組み合う、そこへ直治も貼ってきて大喧嘩。
花江は直人と直治をいい加減にしなさい!と道男から引き離す。
はるが何事ですかとやってくる。
直人がコイツがお母さんにと言うと、道男はそんなんじゃねぇよと言う。
はるは道男、あなた・・・、と驚きと軽蔑の目で道男を見る。
道男、んだよ、結局そんな目で見てくんのかよと言い、ジャケットを脱いで飛び出していった。
寅子が帰ってきてはるは謝る。
寅子はおかあさんが謝ることじゃないでしょと言う。
はるは続ける。
花江さんもごめんなさい、私が道男を泊めると言ったばかりに。
そして直明も僕のせいだ、油断した、ごめんと言った。
寅子が路地裏に行くと施設に引き取られたはずのタカシがいた。
ご飯も満足に出てこないと逃げ出してきたのだ。
寅子はタカシに道男のことを聞く。
タカシはにいちゃんはいい家に引き取られたって聞いたけどと知らない様子。
道男の消息がわからないまま10日が過ぎた。
猪爪家の炊事場では花江がはるに言う。
おかあさんは十分やっていたと思いますよ。子どもたちと変わらぬように道男君に接していてすごいと思いました。
それを聞いたはるは花江に語る。
道男はね、名前の候補だったの。直道が生まれたときにどっちにしようか迷ってね。だからほっとけなかったのよ。とにかく何か、何かしてあげたかったのよ。でも花江さんにあんな思いさせちゃってごめんなさいね。
そのことはもう本当に謝らないでくださいと言う花江。
はるは勝手に息子と重ね合わせたのは私なのに・・・道男にあんな目を向けてしまうだなんて、と後悔をにじませる。
一段落したはるは優未におやつにしましょうと軒下の干し柿を取ろうとするが胸を抑えて突然倒れてしまう。
虎に翼(59)6月20日(木)放送のネタバレ
寅子が飛んで帰ってきて花江にはるの病状を聞く。
花江は答える。
心臓の発作じゃないかって。脈が弱くて夜を越せるかどうかわからないって。
寅子はそんな…と言葉を失う。
奥から寅子帰ったの?とはるの弱弱しい声が聞こえる。
はるのそばには直明と子どもたちがいた。
寅子は座りはるの手を握りちょっと待って、こんなの急すぎると声をかける。
はるは言う。
ごめんなさいね、本当はお父さんの代わりにあと10年はがんばって皆を支えるつもりだったんだけどねと言う。
でもね、母さんは愛する子どもたちと自慢のお嫁さんの花江さんと、宝物の孫たちに囲まれて何にも悔いは・・・。
はるは遠い目で天井を見る。
おかあさん?と花江が声をかけはるを見つめる。
花江は察する。
道男君・・・!?
ねぇとらちゃん、とらちゃん、道男君を探してと花江は寅子にお願いする。
はるも寅子にうなずく。
寅子もうなずいて飛び出していった。
寅子は轟法律事務所に駆け込む。
よねがここにはくるなと行ったはずだと言う。
そんなことお構いなしに寅子は言う。
お願い。
道男がどこにいるか心当たりを教えて!
本当は知ってるんでしょ。
お願い。
緊急事態なの。
帰りなというよね。
お願い!と食い下がる寅子。
すると奥から鍋を持った轟とお盆を持った道男がやってきた。
寅子を見てまた奥の部屋にもどりカギをかける道男。
扉越しに語りかける寅子。
お母さんが危ないの。
お母さんが最後に道男に会いたいって言ってるの、だから。
道男、そんなこと言うわけないだろ、ばぁちゃんが、とっつ構えて締め上げる気だろ。
寅子、そんなしょうもないうそつくか!あなたには人の心ってものがないの!?いいから一緒に来て!
道男、さんざん虫けら圧化してきたのそっちだろ!
寅子、してない。
道男、自分で分ってんだよ、俺はどこでも邪魔者なんだよ、戦争なんて始まるずっと前から。
道男は自分の事を話す。
父ちゃんは飲んだくれで俺と母ちゃんの事いつも殴ってて。
その母ちゃんは空襲ん時俺をおいて父ちゃん探しに言って、そのまま2人とも・・・。
あんたら大人は都合が悪くなると俺から逃げたり捨てた利するんだよ。
だから1人でいる方がましなんだよ。
それを聞いた寅子。
私の家族から逃げたのは道男でしょうが!
道男、うるせぇよ、それはあんたらが・・・。
寅子は言う。
黙って聞いて!
いい?誰でも失敗はするの。大人もあんたも!
でもまっとうな大人はね、一度は二度の失敗で子どもの手を離さないの、離せないの!
関わったらずっと心配なの!そういうもんなの!
それでも道男は、かっこつけんなよ、母親のために探しにきただけのくせにと憎まれ口をたたく。
そんな道男に寅子は言う。
だったら何!?お母さんはね私が出会ってきた中で一番まっとうで優しい人なの。
だから今あんたのことが気になって仕方ないの。
このままじゃ最後に絶対悔いが残っちゃう。
そんなの絶対嫌なの!
会ってくれたならそのあとは道男の好きにすればいい。
だからお願い!
ずっとずっと心配ばかりかけてきたの。
最後のお願いぐらいかなえてあげたいの!
だから・・・。
お願いします!
扉に向かい頭を下げる寅子。
道男は黙って考え、そしてゆっくりと扉をあけた。
寅子は道男を連れて猪爪家へ帰り、道男来たよとはる告げる。
はるは遠くから見ている道男に道男、こっちへいらっしゃいと呼び寄せる。
直明に支えられながら体を起こすはる。
ためらう道男にいいからおいでと声をかける。
道男はためらいながらもはるのそばに行き前に座った。
するとはるは道男の頬に触れ、そして肩をつかみ道男を抱きしめ、んっ、これでいいと言った。
道男は何がだよと聞く。
はるはあなたにしてあげたかったことと答える。
はるは道男の手を両手でつかみ、よくここまで1人で生きてきたねと言う。
直明ははるをそっと寝かせる。
道男、ばあちゃん死ぬのかよ?死ぬなよ。じゃぁ俺また1人じゃん。
するとはる。
それは、これから先の道男次第。
全てを突っぱねちゃ駄目。
泣きべそ顔の道男。
夜も更け、直明は直人と直治を布団に寝かせる。
道男と優未は一緒に眠っている。
外には雪がちらついていた。
はるは寅子と花江にとぎれとぎれに言う。
机の…机の真ん中の引き出しにね、今年の日記が入ってます。
それに私が死んだあとのことは大体書いてあります・・・。
それ以外の日記は全部燃やしてちょうだい。
それを聞いた寅子。
えっ燃やす?どうして?
はるは、それは…恥ずかしいですと言い、絶対にお願いねと念をおした。
ゆっくりと息をはいたはるは、写真を持ってきてちょうだいというと花江は家族写真を持ってきた。
家族写真を手に取り見つめるはる。
それを胸にあて、これでいいとゆっくり目をつぶる。
そんなはるに寅子は泣きながら駄々をこねる。
やだっ!やだっ!やだっ!死んじゃやだっ!
お願い、居なくならないで、ずっと側にいてよ!
お母さんいなかったら私!
はるは言う。
何を子どもみたいなことやってるの、地獄だやめろって言っても、好き勝手に飛び回っていたのはあなたじゃない。
寅子、今それ言いますか!今!
はるは寅子と花江に言う。
寅子、花江さん、母さんはね何も悔いはないの。
いろんなことがあった人生だったけど悔いは何ひとつない。
この家のことは2人になら任せられる、先のことはよろしくね。
寅子は大きな声でやだぁ~っっ!と叫ぶ。
はるは寅子、はいといいなさいと言うが、寅子は泣きじゃくった顔で首を横にぶんぶん振りはるにしがみつく。
はるは寅子の頭をぽんぽんなでながら微笑んでいる。
その日の夜更け、はるは息を引き取った。
虎に翼(60)6月21日(金)放送のネタバレ
猪爪家にははるの祭壇ができていた。
小さなコツ箱にむかい、お母さんお帰りと語りかける寅子。
少し後ろでは直道の背広を来た道男が花江ちゃんごめんと頭を下げた。
そして続ける。
この前のことずっと謝らなきゃいけないって思ってたけど、ずっと言えてなくて…ごめんなさい。
頭を下げる道男に花江もすまなそうにいいのよという感じで頭を下げた。
そして道男は続ける。
俺さ、バカみたいなんだけどさ、猪爪家の人になりたいって思っちゃったんだよね。
だから、花江ちゃんの大事な人の代わりになれたらって・・・。
でも俺がなりたいのは直人や直治、優未なんだよな。
そんなこと無理なのに。
猪爪家の皆はそんな道男をじっと見つめる。
道男、立ち上がってごめんともう一度頭を下げた。
それを聞いていた寅子。
産んであげることはできないけど、もうおおむね同じようなもんよ。
そして花江も言う。
そうね、これから先はもっとそうなっていく、それじゃ駄目かな。
道男は首を横にふる道男だった。
直明はその光景を笑顔で見ている。
そして、よし!ご飯にしようかと立ち上がる。
寅子と花江も立ち上がろうとするが、直明は2人は休んでて、いいからいいからと気遣う。
そして直明はみんなで作ろうと直人と直治、優未に声をかけ、炊事場に行こうとする。
直人が道男にほら、道男も行くぞ!と声をかけ、道男もおうとついていった。
その様子を見ている寅子と花江は笑顔だった。
そして2人であらためて祭壇に向き合い祭壇の写真をじっと見つめた。
家庭裁判所では非行の事実がある道男の処分を決めるため、面接などの審判がはじまった。
部屋から出てきた道男にお腹減った?何か食べる?と声をかける寅子。
首を横に振る道男。
じゃぁこれから上野に行くけど来る?と誘う寅子。
路地では七輪を囲んでいるタカシたち。
道男を見つけると道男にいちゃんと子どもたちが道男に駆け寄ってきた。
寅子は轟法律事務所に入っていく。
そんな寅子に話が通じないのか?ここには来るなと何度言えばと言うよね。
寅子はごめんなさいと謝り言う。
どうしてもよねさんに相談したくて。私、道男をひきとるべきなのかしら。
よねは言う。
関わりがあったところで所詮他人だ。お前が引き取るのは無理がある。
寅子が言う。
私達、現実はこうだって切り捨てられてあきらめる苦しさたくさん味わってきたじゃない。
生ぬるい理想でも今できる一番を探したい。
だから嫌がられるのを承知で会いに来たのよ、ねさんとならいい案が浮かぶ気がして。
それを聞いたよね。
手をかせることは何もない、いついなくなるか分らん奴の言葉は届かない。
顔をそむけ目もあわせてくれなよねに寅子は言う。
そうよね。もう一度自分でできることを考えてみる。
寅子は事務所を後にした。
すると轟が顔を出して言う。
今やっとお前の気持ちを理解した。
佐田が去ったとき、お前は心の底から傷ついた、だから怖いんだなまた関わるのが。
よねはバカ言うなと言う。
すると轟。
俺の前でかっこつけるな。
まぁ生きてりゃ道が離れることもまた交わることもあるさ。
道男が審判の決定を受ける日が近づいてきた。
家庭裁判所で道男に結局何も力になれてないと謝る寅子。
それを聞いた道男は、お天道様はちゃんと見てる、ばあちゃん言ってただろ?だからしょぼくれんなよと寅子に言った。
じゃあ行くわと道男。
そんな道男を涙をこらえて見送る寅子。
するとえっ!?家庭裁判所の事件は傍聴できないの?と聞き覚えがある声がする。
なんとそれは笹山だった。
目が合う2人。
2人と喜ぶ。
シーンは変わり猪爪家。
猪爪家の前には笹山が座り話す。
おいちゃん、もうかれこれ15年はトラちゃんひいきなの。
田舎に帰ったんだけどまたこっちで店開こうと思ってね。
寅子が話す。
それで道男に住み込みで働いてくれないかって。
また笹山。
とらちゃんから話を聞いていたら君のこと雇いたくなっちゃってね。
道男、どうかな?と道男に聞く寅子。
道男は行きます!と答えた。
笹山も来てくれるのかい!と嬉しそう。
道男は笹山に言う。
はい!俺、本物のお寿司食ったことねぇから食ってみたい。
笹山はおぉ、いくらでも食わしてやるよと言う。
直明はそんな理由で大丈夫か?と心配する。
道男は冗談だよと言い、笹山によろしくお願いしますと頭を下げた。
こちらこそという笹山だった。
道男は一人前になったらさ、一番にみんなに寿司ごちそうするよと言うのだった。
それを聞いた皆は嬉しそうに笑う。
その夜、寅子と花江ははるの日記を燃やしていた。
最後の一冊を開く寅子。
そこには具体的な子どもたちのために貯蓄節約と貯蓄計画が書かれていた。
笑いながらそれを見る寅子と花江。
はるは寅子の先々の年収まで予測し、期待している様子が伺える。
花江も自慢の娘ねと寅子に言った。
寅子は、そんなことない、迷惑と心配ばかりかけてしまったと言う。
2人ははるを思いながら泣き出してしまう。
涙が止まらない2人だった。
時は変わり道男の審判が決まった。
道男は試験観察を経て自分で立ち直ることが認められ、不処分となった。
寅子は笑顔でよかった!と道男に言うと、道男もうなずいた。
屋上では多岐川が汐見に話している。
佐田君を見ていて思わんかい?愛が理想を超えて軌跡を起こすわけだよ。
その後も寅子たちは戦争孤児たちの対応に忙しくしている。
しかし寅子の目はいきいきとしていた。
そして、家庭裁判所の仕事は子どもたちのことばかりではない。
寅子とともに女子部で学んだ梅子の嫁ぎ先では問題が起きようとしていた。
虎に翼第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」の感想
はるもとうとう亡くなってしまいました。
心残りだった道男のことが解決したのはよかったですが、年末年始にかけて家庭裁判所のお引っ越し作業なんかもお手伝いしていた元気なはるだけに、今回倒れたのは本当に突然すぎです~(涙)。
とらちゃんが何度も何度も引き留めるシーンは朝から号泣でした。
きっと、はるさんも直言さん・優三さんと一緒にとらちゃんを見守ってくれることでしょう。