MENU
当ホームページのリンクには広告が含まれている場合があります。

朝ドラ「虎に翼」第16週のネタバレと感想【相関図でわかりやすくさくっとネタバレ】

当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。

2024年4月からはじまった朝ドラ「虎に翼」。

第15週ではとらちゃんが新潟に赴任することが決まったり、とらちゃんに対する直明や子どもちの不満が爆発したり毎度のことですが、出来事盛りだくさんでした。

第16週では優未と二人っきりの生活がはじまる新天地新潟でとらちゃんはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

目次

虎に翼の基本情報

虎に翼の基本情報です。

虎に翼ポスター画像
出典:NHK虎に翼公式HP
放送局NHK
放送時間毎週月曜~土曜 朝8:00~8:15
出演者伊藤沙莉、岡田将生、高橋克実、田口浩正、遠山俊也、岡部ひろき、堺小春、望月歩、森田望智、深山凌輝
主題歌 さよーならまたいつか!/米津玄師
あらすじ昭和のはじめにできた日本初の女性専門法律学校。その卒業生から初の女性弁護士が誕生します。主人公の寅子もその1人として日本中から注目されあこがれの存在に。日本初の女性弁護士で後に裁判官になった1人の女性の人生が描かれます。
公式HPhttps://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

虎に翼第16週「女やもめに花が咲く?」の相関図

虎に翼第16週に関係する人たちを相関図にしてみました。

虎に翼猪爪家相関図第16週
出典:NHK虎に翼公式HP
虎に翼寅子の仲間相関図第16週
出典:NHK虎に翼公式HP

虎に翼第16週「女やもめに花が咲く?」あらすじ

虎に翼第16週「女やもめに花が咲く?」のあらすじです。

桂場(松山ケンイチ)や多岐川(滝藤賢一)らに送り出され、新潟地家裁三条支部に赴任した寅子(伊藤沙莉)は支部の職員たち、地元の弁護士・杉田太郎(高橋克実)らから大歓迎を受ける。家では親子二人の生活が始まり、優未(竹澤咲子)との溝を埋めようと努力するものの、なかなかうまくはいかない。そんな中、山の境界線をめぐる現地調停で書記官の高瀬(望月歩)と申立人との間にトラブルが発生。高瀬には何か事情があるようで、寅子は断られる覚悟で高瀬にぶつかる。

NHK虎に翼公式HP

虎に翼第16週「女やもめに花が咲く?」76話~80話までのネタバレ

「女やもめに花が咲く」とは

女性が未亡人になると、夫にわずらわされることがなくなり、自分の身を美しくできるので、周囲の男性たちの目を惹きもてはやされること。

虎に翼第16週のネタバレです。

虎に翼(76)7月15日(月)放送のネタバレ

虎に翼第16週新潟支部に歓迎される寅子
出典:NHK虎に翼

昭和27年春、新潟県三条市の桜並木を歩く寅子。

新天地新潟で寅子は支部長としてほぼ全てを担う。

そのために寅子は新潟に来る前に、刑事・民事について一から勉強しなおしてきた。

送り出される前の竹もとで桂場・多岐川・ライアンと団子を食べている時のこと。

多岐川が新人時代のいびりの一つや二つ、覚えがあるだろと桂場やライアンに言う。

ライアンは、そぉ?僕はどこでも楽しくやってきたよと話すと、多岐川が、これだから殿様判事はと顔をしかめた。

新しい職場へ行く参道を通る寅子。

寅子にもそんないびりが待っているのか。

東京から来た女判事、風あたりが強いことは100も承知。

裁判官としての土台を固めるためにどんな困難でもと意気込んで出向く寅子。

しかし、新潟支部は皆が暖かく寅子を迎えてくれ、拍子抜けする寅子だった。

花束をもらったり、荷物を持ってくれようとしたり、いたれりつくせりに少し戸惑う寅子。

支部長室前でぱちりと写真をとってもらう寅子の表情はなんともいえない笑顔だった。

初日をなんとか終えて、急いで家へ帰る寅子。

玄関扉を開けると、優未が洗濯物をたたんでいた。

急いでご飯にするからね、洗濯物はお母さんやるから優未はべ…、遊んでなさい、と勉強しなさいと言う言葉を飲み込んだ寅子。

優未ははいと返事をした。

優未との溝を埋めようと必死だが、なかなかうまくいかない。

食事中の会話も弾まず2人とももくもくと食べる。

こんなに家族の会話って難しかったっけと思ってしまう寅子だった。

夜、床に入り、優未の背中を見ていると、ごめんくだせぇ、支部長!と誰かが訪ねてきた。

寝巻に綿入れをはおり、玄関へ向かいどちらさま?と寅子。

訪ねてきたのは書記官の高瀬と警察官だった。

高瀬は夜分に申し訳ありません、令状をいただきたく参上いたしましたと言う。

寅子はご苦労様です、どうぞと高瀬と警察官を中に入れた。

資料を確認するとそれは酔っ払い通しのケンカ。

判事は緊急の事態に夜中でも対応しなくてはならない。

署名捺印し、高瀬に書類を返す寅子。

高瀬はありがとうございましたと出ていった。

その様子を優未は襖を少し開けて見ていた。

ごめんね、起こしちゃった?という寅子に、ううんと首を振ってまた布団に戻る優未だった。

翌朝、寅子と優未は家の前で体操をしている。

朝から体を動かすとすっきりするわねと言う寅子。

優未は微妙な感じで体操を続ける。

支部長室にいる寅子のもとに、庶務課長深田と書記官高瀬が入ってくる。

続いて小野が備品購入の決済をお願いしますと入ってきた。

ハンコを押して小野に書類を渡すと小野は受取って出ていく。

次は高瀬が、これが係争家屋の検証申請です、ご検討お願いしますと寅子に書類を渡し支部長室を出ていく。

最後に深田。

寅子に笑いかける。

寅子もまた深田の笑顔に答えて笑顔。

しばし見つめ合う2人。

寅子が何か?と言うと深田は話し出す。

支部長、実は新潟本庁から例の書類はまだだかと催促がありまして。

前任の山添裁判官が未決済で残していかれた。

あっ…はい、分りましたと答える寅子。

机の上にある山盛りの書類を眉間にしわをよせて確認する寅子。

はんこを押していたらあっと言う間に開廷の時間が来てしまった。

寅子が法廷に入ると、被告側には兄の杉田太郎弁護士、原告側には弟の杉田次郎弁護士が座っている。

書記官の席には高瀬が座っていた。

開廷しますと寅子。

太郎弁護士は立ち上がり、被告は心から反省の弁を述べております、以上ですと言う。

続いて、違う裁判・不貞行為の慰謝料請求訴訟。

法廷に入ると被告側には弟の次郎弁護士、原告側には兄の太郎弁護士。

2人が入れ替わっていただけ。

書記官は高瀬。

居心地の悪さを感じながら判事席に座る寅子、開廷しますと言う。

次郎弁護士、被告は心から反省の弁を述べておりますと話すと、太郎弁護士が反省なんて口ではいくらでも言えるでしょ!と大きな声を出す。

寅子が支部長室を出ると、杉田兄弟が待っていた。

太郎はたまげらったでしょうと寅子に話しかける。

そして続ける。

ここらにはね、弁護士は我々2人しかいねぇもんだけ、ようあんげようなことが起きるんですて。

そうなんですねとうなずく寅子。

次郎が尋ねる。

ところで判事、急いでどちらへ?

寅子が答える。

昼食を食べに自宅へ。

ついでに夕飯の買い物もしようかと。

すると太郎。

それだめ、何が必要なんだか教えてもらえれば全部ご自宅まで運ばせますて。

次郎が、兄さん、魚丸に何か焼かせて持っていかせっかね。

太郎、そりゃいい、今の時期やったわサワラらな。

次郎、サワラらなと繰り返した。

それを聞いていた寅子は、ありがとうございます、お気持ちだけありがたく頂戴しますと深々頭を下げ2人の横を通り過ぎた。

寅子を笑顔で見つめる太郎と次郎だったが、寅子が通り過ぎると太郎は舌打ちをするのだった。

戻ってきた寅子はハンコを押して書類の山をどんどん減らしていく。

時計を見たとたん、もうこんな時間!?と寅子はあわてて部屋を飛び出す。

書記官室兼庶務室を通り過ぎようとすると中から深田の支部長!支部長!という声が聞こえ振り返り寅子は扉を開ける。

すると深田が、お帰りですか?と。

寅子は、はい、お先に失礼しますと答える。

深田、あのあの、え~と、あの、あっ、あっ…、本庁に送る書類は?

寅子ははっとした表情で明日必ず、すみません、失礼しますと帰っていった。

ただいまと寅子が家に帰ると、優未が台所に立ってお漬物を切っていた。

既に、お味噌汁も作っていたのだ。

翌日。

支部長室から庶務室に行く寅子。

深田に昨日の書類を渡そうとすると、深田に前に星航一が座っていた。

航一は立ち上がりご無沙汰しておりますと寅子に声をかける。

寅子は嬉しそうに笑顔で航一さん!驚いた、急にいらっしゃるから、フフと航一に歩み寄る。

その様子を見た職員たちは皆固まっている。

星航一は昨年から新潟本庁刑事部に配属されていたのだ。

自動車の交通事故が増えてその取扱いの説明で各支部をまわっているという航一。

三条の交通事故もまとめてもらえませんかと言う航一にわかりましたと寅子は答えた。

すると航一。

ついでに事務局から庁舎増築の予算計画書を回収してこいと。

寅子はあっ、わざわざご足労おかけして申し訳ございませんと脇に抱えていた冊子を航一に渡す。

航一はじっと寅子を見てなぜ謝るんですか?と聞く。

ん?と寅子。

すると航一は慣れましたか?新しい暮らしに?と尋ねる。

寅子は答える。

えぇ、まだわからないことばかりですが、でもこの街の皆さん、とても親切で。

航一、親切…。

寅子、落ち着いたら娘と新潟観光にでも行こうと老いまして、どこかおすすめの場所ありますか?

航一、わかりません、裁判所と自宅の往復ばかりで。

寅子、あら、じゃ、お休みの日は何を?

航一、休みの日は…休んでいますね。

拍子抜けの寅子、相変わらず読めない人と思いながらも、すぐ愛想笑いで、あ、そうですかと返した。

虎に翼(77)7月16日(火)放送のネタバレ

虎に翼第16週現地調停で川に落ちる寅子
出典:NHK虎に翼

航一と寅子が話している支部長室に杉田兄弟が入ってくる。

次郎がいらっしゃるなら教えて下さればいいのに、水くさいと言う。

太郎が、あっ、そうだ、2人とも昼飯まだでしょ?店屋物でも取りましょうか?

航一、結構ですと断る。

次郎、まぁ!もうそうおっしゃらずに。

航一は結構ですと再び断り立ち上がると次郎が扉を開ける。

航一は、では、何かあれば本庁にお電話くださいと寅子に言って去ろうとするが、部屋を出る前に杉田兄弟の方を振り向いて、見送りは結構ですのでと言うのだった。

また舌打ちをする太郎。

それを驚いた表情で見る寅子に気付いた次郎が、はぁ~さすが佐田判事!初代最高裁長官のご子息とご友人とはと取り繕うように話しかける。

寅子はああ、いえ、星さんとは友人と言うわけでは答える。

すると太郎が言う。

今度いついらっしゃんだか分ったらおしえてくんなせえて。

佐田判事の歓迎会もかねて、うんめごっつぉ食いに行きましょうて。

ぱぁ~っと、ぱぁ~っと。

寅子は笑いながらはい、と答えた。

学校帰りの優未が郵便受けを開けると花江たちから手紙がとどいていた。

そこへちょうど寅子も帰ってきて、手紙の封を開ける。

寅子には花江から、優未には直明たちから手紙が届いていた。

優未は喜んで奥の部屋で手紙を読み始める。

寅子もまた花江の手紙を読みはじめる。

花江からの手紙の内容。

トラちゃんへ。

無事、引っ越しを終えられたようでほっとしました。

こちらは皆元気です。

さてここからが本題。

手紙には仕事も優未の事も手を抜かず全力で完璧にこなしますとありましたね。

トラちゃんあなた何も分ってないわ。

そのフレーズを見たとたん、手紙を置き、遠くに目をやる寅子。

ふぅ~とため息をつき、そろそろ夕飯の支度をしないとと立ち上がると、まるで花江が側にいて、最後まで読みなさいと言いながら寅子の腕を引っ張っているように感じる。

花江からの手紙の続き。

トラちゃんにしかできないことがあるはず!

それを見つけてちょうだい、ねっ。

優未への手紙。

直明、優未がいないと寂しいよ。

直人、ちゃんとごはん食べてる?

直治、優未、いつでも帰っておいで。

道男、寅子に何かされたらいつでも言えよ。

まるで皆が側で見守ってくれているような気持ちになる優未。

翌日は寅子が民事調停の場に同席。

三条で林業を営む森口と原が所有する山林の境界をめぐってもめている。

原の代理人太田弁護士が言う。

とにかくまずは原さんが扱っている材木伐採及び搬出を妨害する行為をやめていただきたい。

森口の代理人、太郎も言う。

森口さんが自分とこの木材を守ろうとするのは普通のことでしょう。

登記簿や過去の公図などの推移をさかのぼって確認することにしてその日の話し合いは終了した。

調停室を出る原が、あの欲たかりがと森口を悪く言って去っていく。

まだ調停室にいる森口が高瀬に話しかける。

おめさん、高瀬んとこのせがれらか。

高瀬がはいと答える。

そして森口。

相変わらずしょっきがねえなあ。

どうせまた本ばっかり読んでんだろ。

きちんとまんまは食ってっか?

笑顔でうなずくようにしてその場を立ち去る高瀬。

昼休み、高瀬が本を読みながらおにぎりを食べている。

そこへ寅子が話しかける。

高瀬さん。

その姿、直明を思い出す。

私の弟。

弟も読書家で年も高瀬さんと近いんじゃないかしら。

高瀬さん本はどこで?

すると高瀬。

いいんですよ、こういうの。

アハハ…。

僕と関わろうとしなくていいですし、いちいち気にせんでもいいですから。

失礼します。

高瀬は立ち去った。

夜、寅子が駆け足で帰宅して、ごめんね、今すぐごはんにするからね、と言うと、既に用意ができていた。

メバルの煮つけと、筍の酢味噌和え。

優未、これ全部あなたが?と寅子が聞くと、お魚屋さんと八百屋さんが持ってきてくれたと味噌汁をよそいながら答える優未。

翌日。

太郎が、商店街の連中に佐田判事の話したらね、ぜひお役に立ちてえと。

あの、それでお代は?と言う寅子。

すると太郎が言う。

とりあえずツケで、月末にまとめて払ってやってくんなせえ。

今日も何かしら届けに行くでしょうから。

それは…と遠慮しようとする寅子。

太郎、佐田判事はお子さんと2人暮らしなんでしょう?

慣れねぇ土地で、子ども1人育てるってのは難儀なことだて。

寅子は、いや~でも…と困ってしまう。

太郎がさらに言う。

子どもがいっちゃんうれしいのはね、親がぴりぴりせかせかしねえで、自分のこと構ってくれることなんだて。

ただでさへ一緒にいる時間がすくねぇんだすけ、そのためには持ちつ持たれつ。

頼れるもんは頼った方がいい。

笑顔の太郎。

ありがとうございますと寅子は答えた。

その日の夕食は刺身の盛り合わせと野菜の天ぷら。

優未はおいしそうに刺身をほおばる。

寅子は毎日献立を考えない、買い物もない、非常に助かると思いつつも、今後の調停への影響を考えてしまうのだった。

調停室では太郎が、昭和16年に移転登記された際に誤って表記されたのではありませんか?と言っている。

それを聞いた相手側弁護士は言いがかりはやめていただきたいと言う。

調停が終わり、現地調停を提案する寅子。

らちも開かないですし、公図だけではどうしても分らない部分があります。

いっそのこと関係者を現地に集めて、境界線の確認を行ってはどうかと。

それを聞いた深田は、少し上を向いて考えた後、さすが支部長!高瀬君、早速関係者一同の日程を調整してくだせやと高瀬に言った。

はいと返事をする高瀬。

現地調停の日。

太郎が山頂からは海が見えるんですよね。

原と森口が声をそろえてええと言う。

太郎、佐田判事、森口さんとこのお嬢様もね、容姿端麗でば~か優秀なんですぜ。ねぇ。

森口、将来は佐田さんとおんなじに人のためになる職に就けさせてぇと思ってるんですわ、一度合ってお話してくだせえや。

寅子、是非裁判所に遊びにいらしてください、ねえ、高瀬君。

高瀬は皆についてこれずずっと後ろにいた。

太郎が高瀬に向かって言う。

おいおい、男だろ、こんげぐれでくたばってどうするて!

佐田判事見てみれ、しゃぁ~んとされてんでっか。

すると森口も言う。

おめえは昔っからそうらな。

兵隊にも行けねえでお国のためにもならねえで。

親にも迷惑ばっかりかけて…。

情けねぇ!

そういうと振り向いてどんどん山を登る森口。

皆もその後に続くが、寅子は高瀬をじっと見つめた。

高瀬もつらそうながらも歩き出した。

沢のほとりにつくと皆はご飯にするべと休憩する。

ぐったりと座っている高瀬を寅子はそっと見た。

太郎がいかがですか佐田判事と声をかけてきた。

寅子は森口さんからはお話をお聞きしたので、次は原さんの主張される地境を見て再度検討して。

それを聞いた太郎。

まぁ検討した上で、そこは、うんめえことよろしくお願いしますて。

はて?と寅子。

太郎は続ける。

森口さんは地元一の名士らっけね。

ここで気に入らっておけば赴任中もいろいろ楽になりますて。

寅子、楽になるってまたまた。

太郎、ハハハハハ、うめかったでしょ、メバルの煮つけにたけのこの酢味噌和え。

持ちつ持たれついきましょて。ねっ、ハハハハハ。

寅子、私は法にのっとった判断をします。

太郎、当然のことですて、ただ、その土地の風土人間に寄り添う気持ちを忘れねえでくんなせえ。

寅子、私の考えは変わりません、これまでのお心遣いは感謝いたします…。

突然聞こえてきた高瀬の声。

黙れ!

高瀬が森口に掴みかかってもめている。

高瀬さん?と間に入り止ようとする寅子だったが、高瀬に払われた勢いで川に落ち、流されていく。

と思ったら、意外と浅くて川底に座ってしまった寅子。

一同はあっけにとられ、高瀬はバツが悪そう。

庁舎に戻ると、太郎が、森口さんばぁ~かご立腹らと言う。

深田が誠に申し訳ございませんと謝罪する。

寅子も申し訳ございませんと頭を下げる。

太郎は言う。

森口さんは高瀬書記官を訴えると言うてる。

寅子、そんな…。

深田が言う。

どうか穏便におねげえします!高瀬君は苦労人なんです、お兄さんたちを戦争で取られて、休学して、うちの田んぼてつどうて、そっから復学して、やっとこの思いで書記官になったんです。

2番目のお兄さんは戦死されました。

復学した大学の奨学金を今も返済し続けていまして、だすけ、なにとぞ…!

太郎が言う。

私は法にのっとった判断をするまでだ。

フフフフフ…。

といいてえとこですが、まぁ、こっちも話してみますわね。

そうせば。

そういうと太郎は寅子に近づき言う。

森口さんの調停についても検討お願いしますて。

そうせば、風邪ひかんように。

太郎は出ていった。

虎に翼(78)7月17日(水)放送のネタバレ

虎に翼第16週緊張するとお腹がぎゅるっとなる優未
出典:NHK虎に翼

庶務室では深田が前代未聞だて、高瀬君、よりにもよって、なんで森口さんに?と嘆いている。

高瀬は言いたくありませんと答える。

言いたくねぇって君ね!と深田怒る。

寅子が割って入る。

無理に話さなくていいわ。

きっとひどいこと言われたのよね?

ずっと耐えてきた高瀬さんがあんなにお怒りになるんだから。

だから、もういいですから!と声を荒げる高瀬。

よそ者のくせにこっち側のふりをしなくて!

それを聞いた深田。

何だ君、そげんくちの聞き方して!

支部長は君のことを思ってだね!

それに対して高瀬も話す。

懸命になさろうとしてることは分ります。

お優しい方なんだろうなとも思います。

ですろも波風を立てず、立つ鳥後を濁さずでお願いしたい!

すみません、支部長!と深田が謝る。

すると小野が言う。

そらろも深田さんらって高瀬君とおんなじきもちじゃねんですか。

深田は急にそ、そ…そんげこと…とどもってしまう。

全身生乾きの寅子が言う。

高瀬さん、皆さんありがとう、思っていらっしゃることをお話して下さった方が、黙っていられるよりずっといいわ。

高瀬さんのことは私からも森口さんにお話してみます。

深田はありがとうございますと言い、寅子は庶務室を出た。

ため息をつく高瀬。

廊下を歩く寅子は半泣き。

ノートに何かを書いている優未。

そこへ寅子が帰ってきて、優未はさっとノートを閉じる。

そして今日は誰も来なかったよと寅子に言うと、寅子はお母さんがお魚屋さんと八百屋さんに断ったの、だから今日からまたお母さんのご飯になっちゃうけどごめんねと謝る。

わかったという優未。

お風呂沸かすねと寅子が言うと、私やりますと優未がお風呂を若しに行った。

教科書の下に隠したノートが気になる寅子。

いけないとはおもいつつ開いてみてみる。

すると数字44の4を8や9に書き換えようと練習した形跡がある。

寅子は直明に聞いた、優未の点数偽装のことを思いだす。

優未がもどってきてノートをひったくり寅子に背を向けて座った。

寅子はもしかして今日テストが返ってきた?と聞く。

優未は言う。

知ってたんだ、私がテストの点数うそついたこと。

寅子、うん…、優未、ごめんなさい。

優未、なんでお母さんが謝るの?

寅子、嘘は良くないけど、でも嘘をつかせたのはお母さんだから。

優未は寅子の前に座りなおし、ごめんなさいと44点のテストを見せた。

そして言う。

毎日頑張ってべんきょうしてもおうちではできてもテストの時になるとぎゅるぎゅるってなる…。

どうせまたお腹痛くなる。

それを聞いた寅子は思わず吹き出し、お父さんに似ちゃったか~と言うと、ほんとに?

と目を輝かせて他にお父さんにはどんな駄目なところがあったのと優未は聞いてきた。

どんな人だったの?と聞いてくる優未に寅子は泣きそうになりうまく答えることができなかった。

ごはんの支度あるからまた今度にしましょうと寅子が言うと優未はスンとした顔になり、はいと言うのだった。

その夜、優三の写真を見ながら、優三のことを伝えることこそが花江がいうトラちゃんにしかしてあげられないことなのにと考えてしまう寅子。

優三との思い出を数々思い出す寅子、どんな時も笑顔がいっぱいあった優三との日々、なぜか胸が詰まって話せない、布団をかぶって泣いてしまう寅子だった。

朝、優三のうつっている写真をじっと見ている優未。

寅子が夕ご飯何か食べたいものある?と優未に聞くと、お母さんの食べたいものでいいよとそっけなく答えて優未は学校へ向かった。

1人になった寅子は、たたみに寝転がり、大の字になり、あ~ん~何か仕事いきたくない~とじたばたしていると、優未が戻ってくる。

それに気が付いた寅子はすっと起き上がり何事もなかったような顔をして、どうしたの?と声をかける。

優未は全て見ていたはずなのに、忘れ物とだけ言い、忘れ物をとって行ってきますとまた学校へ向かった。

寅子はまた畳に倒れこんだ。

おはようございますと庶務室に行く寅子は、高瀬のことを気にかける。

小野が今日は具合が悪いそうでお休みですと言う。

支部長室には航一が来ていた。

寅子は交通事件の集計を航一に渡す。

すると寅子をじっと見た航一が夕べ泣きましたか?と聞く。

真顔になる寅子。

そこへ失礼いたしまぁ~すと次郎がやってきた。

これ、お昼にいかがかな~と思いましてとお弁当を持ってきたのだ。

航一は寅子に疑いの目を向けるが、寅子はぶんぶんと首を振る。

次郎はああああ小せえ町ですから、普段と違うことがあればす~ぐ耳に入りますと言う。

そして続ける。

私がひいきにしている料理屋のお弁当なんですが、これがもうなかなかうんめんです、大急ぎで作らせました。

ニコニコしながら聞いている航一だが、申し訳ないですが受け取れませんと断る。

そうかたいことおっしゃらずにと次郎は言うが、裁判官とはそういう仕事ですからと言う航一。

せっかく作らせたんですけどね、無駄になっちゃもうなぁと残念そうな次郎。

そして出ていこうとしない。

見かねた寅子。

じゃぁお代をお支払いさせてください。

お重は私が帰りに洗ってお返ししますので。

そうすれば料理が無駄になりませんので。

召し上がりませんか?

どうでしょう?

笑顔を作る航一だが目は笑っていない。

寅子があたあたしながら、ならば、私が持って帰ります、料理を無駄にしたくはありませんからと付け加えた。

次郎は仕方ない、そうしましょうと言い、寅子が次郎を見送ろうと立ち上がると、次郎は寅子が座っていた席にちゃっかり座りなおす。

あれっ!?という顔で見る寅子をよそに次郎は言う。

いやぁ~驚いてしまいますよね。

まさか書記官があんげことをね。

森口さんもおっしゃっておられましたよ。

よかれと思って活を入れただけらてにって。

活?と当時を思い返す寅子。

高瀬の次男坊の話ばかりをしている森口。

次郎がさらに言う。

最近のわけぇもんはどこで堪忍袋の緒がきれるのかさっぱりわかりませんな。

まぁ、兄のおかげで大ごとにはならずに済んだということらて。

感謝しなさいよと言わんばかりに寅子を見る次郎。

航一が言う。

思い出にできるほどお兄さんの死を受けいれられていなかったんでしょ。

虎に翼(79)7月18日(木)放送のネタバレ

虎に翼第16週ずる休みをしていた高瀬に話しかける寅子
出典:NHK虎に翼

支部長室で高瀬の事件について話をする寅子と航一と次郎。

高瀬について思い出にできるほどお兄さんの死を受けいれられていなかったんでしょという航一。

次郎は、そらろももう何年も前に戦死の知らせは届いているわけですからと言う。

すると航一・

死を知るのと、受け入れるのは違う。

事実に蓋をしなければ生きていけない人もいます。

寅子、だから語りたくもないし、語られたくもない。

うなずく航一。

次郎もまた言う。

分らなくもないけど、皆戦争で誰かしら大事な人を亡くしてるわけでうからね。

そこは乗り越えていかねぇと。

航一、なるほど、そういわれるとわかっているから、彼は乗り越えたふりをするしかなかったんでしょうね。

そしてまた次郎。

いやいや、東京の人はなんだかしゃれてますな。

そせば私はこれで。

お弁当をお楽しみ下さい。

次郎は支部長室を出ていった。

書類の確認をするという航一に突然寅子が自分の話をされているようでしたと話す。

航一は寅子を見る。

寅子は航一の前に座り話す。

私も娘に夫の話ができなくて。

娘はまだ赤ん坊だったので、夫のこと何も覚えていなくて。

話を聞きたがってるのに、でも、できなくて。

お恥ずかしい話なのですが、仕事ばかりしていたせいで、娘との間に大きな溝ができてしまっていて。

だから、溝を埋められるのならば、話したくはないけど、話せるようにはなりたいといいますか。

それを聞いた航一は言う。

僕は、どちらかといえば、溝を自らつくりにいくタチです。

でも佐田さんは、溝を埋めようと必死にもがいていて、とんでもなく諦めがわるいですね。

寅子は航一をじっと見る。

航一はすみません、褒めたつもりでしたと言う。

寅子はそうなんですねと笑った。

航一は去り際に、では、あきらめないで頑張ってくださいと寅子に言った。

航一が見えなくなるまで目で追っていた寅子は首をかしげるのだった。

帰宅中、道端の木下で読書をしている高瀬を見つける寅子。

熱心に読書をする高瀬。

寅子の顔はほころび、本当に本が好きなのねと声をかける。

私の弟もねそんな目で本を読むのよと付け加えた。

高瀬が寅子の元へ行く。

寅子は帰り道なの、よかったわお会いできてと言う。

すると高瀬は謝りませんよ、ずる休みも昨日のことも、訴えられるなら甘んじて受け入れますと話す。

寅子はごめんなさいと頭を下げ言う。

私この先もきっと波風をたててしまう、あなたが嫌でも高瀬さんのために上司として人としてできることをしたいと思ってしまう。

高瀬は話だす。

変わると思ったんです。

勉強を頑張れば、大学に行けば、卒業すれば、書記官になれば、周りが、毎日の息苦しさが。

らろもどこに行っても同じだった。

そう言い高瀬は一礼をして去っていく。

寅子は高瀬の背に向かって言う。

そんな中でも、仕事は手を抜かずに一生懸命頑張っていて、ありがとうね。

振り返る高瀬。

でも結局面倒を起こして…。

すると寅子。

ほんとにそうよ、フフフ。

高瀬さんがいないと仕事がまわらなくて大変なんだから。

だから、明日はちゃんと来てちょうだいね。

寅子は微笑み去っていった。

寅子が家につくと、優未がご飯を炊いて、お味噌汁を作ってくれていた。

寅子は、お礼を言い、あのさ、優未と、優三の件にふれようとする。

しかし優未はいいからね、もう、お父さんのおなかぎゅるぎゅるのことが分っただけでいいと言うのだった。

優未の背中を見ながら全て一気に解決することは難しいけど、ひとつひとつやっていくしかないと思う寅子だった。

翌日庶務室を覗くと高瀬が来ていた。

寅子は例の調停の件でお願いがあるのだけどと話すとなんでしょうかと高瀬。

寅子は話す。

まだ過去の判例などしれべが尽くせていないように思うの。

資料の保管庫を案内してくださらない?

わかりました行きましょうと案内する高瀬。

そんな2人をよかったよかったと言わんばかりに見つめる深田たち、おはようございますぅ~と明るい声で庶務室に入っていった。

昼、高瀬が図書館であの辺りの境界線が書かれた明和8年の古文書が見つかったとやってきた。

そんな2人を離れたところから苦々しくて見ている杉田太郎。

弟の次郎もいる。

数日後調停が開かれる。

寅子が席につくと、佐藤が、今日は佐田裁判官よりお二方にいくつか質問をさせていただければと、と調停が始まった。

では、はじめに、と寅子が話し出すと、あのぉ~よろしいでしょうかと太郎が手をあげる。

そしていう。

実は新たな証拠が見つかりました。

森口さんと蔵の奥の奥底に眠っていました。

明治初期に近隣5村間で作られた地境協定文書です。

その文書に記されていた山林の境界は驚いたことに森口さんとの主張とも、原さんの主張とも食い違っている。

恐らく売買などで、登記簿上はひとつの土地を分けて登記し直すことが繰り返された結果、公図が謝った記載になってしまったものと推測されます。

つまり森口さんも原さんも先人たちの過ちに翻弄された被害者なんです。

寅子がこちらの信憑性や証拠に値するのかを調べましょうと、原さんもご確認されたいでしょうしと言う。

すると原は、いえ、構いません、太田さんも納得されていますすけと断る。

では、条件だけ確認しあって、これにて円満解決ということで、あぁえがったえがった、と太郎が調停をまとめた。

しぶしぶうなずくものや、かるくうなずくもの、微妙な表情のもの、関係者たちはそれぞれ。

部屋に1人残った寅子のもとに高瀬が来て言う。

事前に話し合いをすませてきたってことですね。

あの人たちがやりそうなことだ。

ええ、あんなに言い争っていたのにと寅子。

するとまた高瀬。

お互いにうまみのある取引がされたんですかね。

なら、民事調停なんかしなきゃいいのに。

そこへ太郎が入ってきて、つまりまるく収まっていかったってことらて、ここ三条の大地主が和解したんだっけ、それをよろこびましょう、ねと言う。

寅子が太郎に聞く。

杉田弁護士はいつからあの協定文書ん存在をご存じだったんですか?

すると太郎が答える。

都会とちごて、ここじゃ人のつながりはふっけて濃いんですてえ。

だけん私は、ここらのもんがむやみにいがみ合わねえように、みんなが平和に穏やかに生きていけるよう守ってんですて。

この土地流のやり方でね。

だけえ、お前さんが訴えられることはねえけん、安心せえて。

ここじゃ持ちつ持たれつ、困ったときは支え合えばいいねっか。

恐縮している高瀬。

すると寅子が立ち上がって言う。

いいえ、いけません。

寅子を見る高瀬。

そして寅子もまた高瀬を見て、また太郎の方を向き話す。

高瀬さんは書記官としてあるまじき行動をした。

それはしっかりと処分されなければ裁判所の信頼に関わります。

すると太郎。

そらったら何ですか、佐田判事は彼が訴えられた方がいかったというがね?

また寅子。

森口さんにこうお伝えください。

この暴行の一件はこちらできちんと処置しますと。

彼のために動いていただきありがとうございます。

彼にはしっかり反省させますので。

太郎ははぁ~っと深いため息をついて言う。

せっかく穏便に済ませようとしたてやに、頭のかってぇ支部長さんでおめさんも災難らな。

太郎は去っていく。

高瀬は寅子に一礼し、出ていった。

力が抜けたように椅子に座る寅子だった。

虎に翼(80)7月19日(金)放送のネタバレ

深田が寅子に高瀬の件を尋ねに来た。

支部長どうしてですか?

杉田弁護士がせっかく訴えを起こされねえようにして話してくれたでがに、それをわざわざ本庁に報告して注意処分すっだなんて。

どうか穏便にすましてやってくんなせえ。

頭を下げる深田。

そして高瀬にも頭をさげんけぇと言うが、小野がいいんけ?高瀬君はそれでと声をかける。

高瀬は答える。

僕は支部長の考えをきちんと言葉で聞きたい。

お願いします。

寅子はわかったと高瀬の前に立ち、しっかりと高瀬を見て話す。

この仕事をしている以上、どんなにひどいことを言われても、手を出しては駄目。

ひどい相手と同じ次元に落ちて仕返しをしては駄目。

だからしかるべき処分を受けるべきだと思った。

穏便に済ませたりして、ああいう人達に借りなんか作ってほしくない。

あなたを確実に傷つけて心にできたかさぶたをことあるごとに悪気なくはがしていくような人達、彼らにずっとへえこらしてほしくない。

自分の意思で物事を受け流すのと、受け流さずをえないのとは違うから。

私がいなくなった後もこの件にあなたが縛られないように、したいようにできるように、怒りたいときに怒ることができるように、そう思って処分しました。

高瀬はありがとうございます、概ね自分の予想と一致していましたと言うと寅子が、さぁ、この話はもうおしまい!と言った。

職員たちも皆納得したようで、はい!失礼いたしますと部屋を出ていった。

皆が部屋をでていった後、ふぅ~と力が抜ける寅子は椅子にどかっと座り込むみよかったと安堵した。

寅子が夜寝ていると高瀬が支部長!支部長!とやってきた。

資料に目を通し、押印し高瀬に渡す。

高瀬が娘さんにと、キャラメル差し出し話す。

死んだ兄さんとこれをよぉたべてて。

兄さんはは勉強ができるお前が行くべきだと大学進学を僕にゆずってくれたんです。

だから書記官を続けることができて感謝しています。

すると寅子は、私は感謝されるようなことは何もと答えるのだった。

ではと高瀬は去っていくとその様子を襖の隙間からじっと見ていた優未。

寅子が、起こしちゃったと声をかけるとうんという。

ごめんね、優未は赤ちゃんのころから一度目が覚めるとなかなかねつけなかったもんね。

キャラメルいただいたからおやつにでも食べたらいいわ。

優未は今食べちゃダメ?

寅子がえ!?と少し驚く。

優未がだって、おいしいもの1人で食べてもつまらないと言うと、寅子は優三といつもおいしいものは2人で食べていたことを思います。

夜だしだめだよねという優未に寅子はううん、一緒に食べましょう。

2人はいただきますとキャラメルを口に入れて見つめ合って微笑む。

そして、寅子は優三との家族写真を手に取り優未の元へ持っていき、優三について話し出す。

お父さんはすぐごめんなさいする人だった。

言いたいことは全部押し殺して人に合わせて謝っちゃう。

でもずいぶん立ってからぽろっと本音をこぼして、それいま言うってなるの。

そういう、不器用で、優しいところも優未は似ちゃったのかもね。

あ、お腹ぎゅるぎゅるに関しては解決策があるの。

お父さんのぎゅるぎゅるもお母さんがなおしたのよ。

どうやって?と優未が聞くと、こうやってと変顔を見せる寅子。

優未はきょとん顔。

お母さんの変顔を見せて思い出して緊張をほぐすってことなんだけど。

次の変顔を見せると優未は笑った。

翌日、航一が寅子のもとのやってきた。

よくこられますねと寅子が言うと、航一は心配性なものでと微笑む。

2人が支部長室を出ると、また杉田兄弟と出くわす。

太郎が言う。

あんげことがありましたが、困ったことがあったらいつでも言って下せえ。

またご飯のことなど困ったことがあったら…。

寅子はそれはもう解決しましたと解決策を説明すると、太郎はつまり手助けは無用?と聞く。

それを聞いた寅子は、これからも手を取り合って三条のために頑張ってまいりましょうというと、へばまたと太郎がさっていく。

それを、次郎がどうしたてえと追いかけていった。

2人が去っていくと、航一がうまいコーヒーとカレーを出す喫茶店がある、そこならばご紹介ができますと寅子に言う。

寅子が、誘ってくださるのうれしいわぁと言うと、真顔の航一。

その表情を見た寅子は、あ、誘ってくれたわけじゃないの?と真顔になるのだった。

翌月寅子は新潟裁判所本庁に呼び出された。

本庁に欠員がでたため、毎週水曜日に本庁に出向き、刑事事件をを担当することになったのだ。

航一が少し早いですが昼食にしましょう、その後担当してもらう事件を説明しますと言う。

すると寅子が目を輝かせて言う。

例のお店に連れて行ってくれるんですよね?

そう思ってお弁当も持ってきませんでした。

ちょっと面食らう航一だが、行きましょう!と2人でお店に向かった。

お店の名前はLight house。

外から中を覗いてみると、お店の中には名律大学で共に学んだ涼子がいる。

2人は扉越しに見つめうのだった。

虎に翼第16週「女やもめに花が咲く?」の感想

杉田弁護士が言うように、地域の人がいがみあわないようにうまく納めるようにしているというのも田舎育ちの私としては一理あるのかなと思ってしまいました。

小さな地域ではもめ事によって暮らしにくくなることもあるので(^^;

でも法律にのっとってというとそれは間違いなんですよね。

なかなか皆がうまくいくようにというのも難しいですね。

そして涼子さん~~!

女子部の仲間たちが次々と出てくる中、法律が変わってしまって華族だった涼子さんはどうしてしまったんだろうと心配でしたが、再登場うれしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次