2024年春ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第10話「野心は保身へと変わる」が放送されました。
第9話では若林の両親も巻き込んで若林が医療過誤について外部に話さないように画策していた海斗でしたが、大友により木下の気持ちを利用していたことが木下本人にばれてしまいます。
木下は海斗に全てを記事にすると言い陽月にも医療過誤の事を伝えて病院を後にします。
そしてラストシーンでは最大の事件、木下が屋上から転落してしまうシーンが描かれていました。
果たして木下はどうなってしまったのでしょうか?
Re:リベンジ-欲望の果てに-基本情報
Re:リベンジ-欲望の果てに-の基本情報です。
放送局 | フジテレビ系 |
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放送時間 | 毎週木曜 夜10:00~10:54 |
出演者 | 赤楚衛二(天堂海斗)、錦戸亮(大友郁弥)、芳根京子(朝比奈陽月) |
主題歌 | WHY?/Stray Kids |
あらすじ | 日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」。理事長の息子海斗(赤楚衛二)は、父との仲違いから医師にはならずに週刊誌の記者として出版社で働いている。父親が事件に巻き込まれたと聞いた海斗は天堂記念病院を訪れるが、理事長の座を狙って権力争いが起きようとしていた。 |
公式HP | https://www.fujitv.co.jp/re-revenge/index.html |
Re:リベンジ-欲望の果てに-の相関図
Re:リベンジ-欲望の果てに-の第10話をわかりやすく相関図でまとめてみました。
Re:リベンジ-欲望の果てに-第10話のネタバレ
では、Re:リベンジ-欲望の果てに-第10話のネタバレいってみましょう。
元気がない海斗
病院では海斗が理事長の椅子に座り呆然と一点を見つめている。
そこへ秘書の高村がまもなく講演会の時間ですとやってくる。
海斗は立ち上がり行きましょうと歩き出す。
高村は心配そうに海斗を見る。
廊下では陽月が海斗を見つけ立ち止まり、大友から海斗が医療過誤の隠ぺいに関わっていると聞いたことを回想する。
陽月は海斗に直接確認すると言うが、今問い詰めてもかわされるだけだから、記事が出るまでは待つべきだと大友に止められていたのだった。
高村にスケジュールを確認し高村と別れ疲れたようにとぼとぼと階段を登る海斗。
するとずいぶんと浮かない顔をしているなと上から声が聞こえた。
皇一郎だった。
皇一郎は言う。
これからの心臓血管外科をけん引していく病院の理事長がそんなことではいかん。何か気に病むことでもあるのか。
皇一郎の横を通り過ぎようとする海斗は立ち止まり、いえと言う。
それなら正々堂々前を向きなさいと海斗の肩を叩く肯一郎だった。
海斗は壇上で心臓血管外科病棟の竣工や世界各国から患者を受け入れ治療を行うことが可能になることなどについての講演を行っている。
話し終わり笑顔になる海斗だが、だんだん顔はこわばり手は小刻みに震えていた。
その様子を会場の隅から見ている皇一郎は少し笑みを浮かべた。
木下が亡くなったことを知る陽月
大友は週刊文潮を見てみるも木下紗耶の天堂記念病院に対する記事は掲載されていなかった。
陽月はそのことについて新栄出版の木下を訪ねていたが、上司の薮田がやってきて、木下の業務は今私が引き継いでまして、ご用件は?と言う。
陽月は今週号に掲載されるはずだった天堂記念病院の記事について木下に直接話したいと言う。
しかし薮田は下を向き、木下は1週間前にビルの屋上から飛び降り亡くなったと言う。
遺書も残っていたので自殺として処理されたと薮田は言う。
絶句する陽月だった。
理事長室には若林がやってきて、週刊文潮の件はどうなりましたかと海斗に尋ねる。
海斗はその件ならもう解決して記事が出ることはないと答える。
若林はどのような手をつかったんですかと心配するも、若林先生は大きく構えてればいいんですという海斗だった。
それを聞いた若林は失礼しますと理事長室を後にした。
その後海斗は暗い表情で宙を見た。
陽月は木下の自殺について大友に電話で話す。
大友も自殺?と驚く。
陽月は亡くなった前日木下に会って医療過誤の件を聞き、記事を出すと言っていたことを回想しながら、確かに冷静ではなかったけど、ほんとに自殺だったのかなと大友に言う。
大友は言葉を失うが、陽月はあまりにもタイミングが…まさかと思うけど、彼女に記事を書かせないために…。
大友は木下紗耶については俺も調べてみるといい電話を切った。
海斗に医療過誤と隠ぺいの件を確認する陽月
理事長室で窓の外を見つめている海斗。
するとノックの音が聞こえごめん急にと陽月やってきた。
どうした?と海斗が聞く。
陽月は木下さんに会いに新栄出版に行ってきたと言う。
それを聞いた海斗の目は泳ぎ、驚いたよ、今でも信じられないと言った。
陽月は言う。
木下さんが亡くなった前日、私彼女と会ったの。美咲の手術で医療過誤があったって聞いた。それを海斗が隠ぺいしたことも。それを知った彼女を懐柔するために彼女の海斗への気持ちを利用したことも。
それを聞いた海斗はすこし苛立った様子で資料を片づけながら何の話だよと白を切る。
ごまかさないで!という陽月。
そして続ける。
木下さんはこの件を全部記事にするつもりだった、だけど、記事を出す前に亡くなった。信じたくない。信じたくないよ、だけどさ…。
海斗は資料をどさっと置き、陽月の方を見て言う。
どうして俺が木下を殺さなくちゃいけないんだよ。少し落ち着こう、なっ。
なんで海斗は落ち着いていられるのと陽月、
取り乱したってあいつが生き返るわけじゃないだろという海斗。
そして海斗は言う。
俺だってよくわからない、でも、誰にだって人には言えない苦しみはあるだろ。確かに今、病院内で美咲ちゃんの手術に関する妙な噂が広がってる。木下がその噂を聞きつけて記事にしようとしたのも事実だ。だけど全ては憶測にすぎない。この病院の権力争いはいまだに続いている。外部からきた岡田先生や医師でもない俺が病院の中枢にいることをねたんでおとしめようとしてる人たちがいるんだ。
海斗は陽月に近づき、木下の件は他言しないでほしい、このままじゃ美咲ちゃんの死だけでなく木下まで権力争いに利用されかねないと言った。
そこへ高村がやってきて来客があることを伝える。
すぐ行くという海斗。
陽月は険しい顔で出ていった。
大友と木下の死について話す陽月
病院の一室で陽月と大友は話す。
大友は仮に木下を殺したのが天堂海斗だったとしても証拠がない以上口を割ることはないだろうと言う。
陽月、分ってる、だけど…、もし本当に海斗が木下さんの死にも関わっているんだとしたら、もう私達だけの問題じゃない。ここで止めないと。このまま終わらせちゃいけない。
大友は理事会を開こうと言う。
陽月はえ!?と驚く。
大友、理事たちの前で医療過誤と隠ぺいの件を天堂海斗に問い詰める。
それを聞いた陽月は証拠がないと結局かわされるだけなんじゃないかと言う。
大友は言う。
若林先生はまだ木下が亡くなったことを知らない、事件を追っていた記者が亡くなったことを知れば気持ちも変わるかもしれない。理事会で若林先生に証言してもらい天堂海斗の逃げ場をなくす。
若林の自宅を訪ねる陽月
夜夫婦でくつろぐ若林家。
そこへ話したいことがあると陽月が尋ねて行く。
若林と陽月は外に出て話すことに。
若林、それでお話と言うのは?
陽月、妹の朝比奈美咲の手術に関して若林先生はどうお考えですか?
若林、どうとは?
陽月、ある人から医療過誤の可能性があると聞きました。そしてそれを病院側が隠ぺいしたことも。
若林、誰から聞いたんですか?
陽月、明日午後1時から緊急の理事会が開かれます。その場で美咲の医療過誤と隠ぺいの疑惑を理事の皆さんに告発します。若林先生にも証言していただきたいんです。
若林、そんなことできるわけないでしょう、実際医療過誤なんてなかったんだから。
陽月、人が死んでるんです。
若林、だから美咲さんの死は…。
陽月、美咲だけじゃありません。
若林、えっ?
陽月、週刊文潮の木下紗耶さんが亡くなりました。屋上から飛び降りたそうです、1週間前に。
若林、1週間前?
陽月、警察は自殺として処理しました。
考え込む若林。
そんな若林に陽月は言う。
彼女からこの件について取材の依頼を受けていたんですよね?本当に自殺だったのか真相は分りません。でもこのまま隠ぺいを続ければまた新たな被害者が出るかもしれない。それだけは止めないと。
それを聞いている若林はおどおどして帰ろうとする。
陽月は若林を呼び止めそして言う。
医師の皆さんは手術に全力を尽くしてくれたと信じています。たとえ医療過誤があったとしてもそれ自体を怨むことはしません、ただそれを隠そうとしているなら、隠したまま前に進もうとしているのならそれは間違っています!私にも家族がいました。彼女はまだ12歳でした。これからの人生でまだやりたいことがたくさんありました。若林先生はこれから生まれてくるお子さんに胸をはれることをしていますか?若林先生!
医療過誤について話し出す若林
若林は答える。
手術ミスは…なかった。そう…思っていました。術後にレントゲンを見て肺の陰に気づいた私はまず岡田先生に報告しました。しかし取り合っていただけず、その後私は医療過誤の可能性を指摘したうえで遺体が焼かれる前に確かに病理解剖を提案しました。
それは誰にですか?と聞く陽月。
若林は泣きながら言う。
天堂理事長です。だけど聞き入れてはいただけなかった。その後レントゲンはデータベースから削除され自身の出世と引き換えに黙っているよう言われました。それでも証言するならしかるべき処断を下すと。理事長に脅され…言いなりになっていたんです。私は…
若林は土下座をして申し訳ありませんと泣きながら陽月に謝る。
陽月は涙を流しながら立ち尽くし、ありがとうございますと膝をついて若林のそばにしゃがみ、1人で抱え続けて本当に苦しかったことと思います、今のお話を明日の理事会でしていただけますかと言う。
若林は顔をあげる。
もう終わりにしましょう、お願いしますと頭を下げる陽月だった。
理事会で話す決心をした若林
若林先生、理事会で証言してくれるってと大友に報告する陽月。
そうかと大友。
これで全部終わるんだよねと陽月。
明日の理事会で全てを明らかにする、決着をつけようと言う大友。
陽月と話している大友がいる場所は木下が転落した第三日の出ビル。
そこで大友は停車中の車に気づき足を止めた。
木下のパソコンから何かを発見する薮田
新栄出版では薮田が木下のデスクに供えられた花瓶を持ち上げようとするとマウスにあたりパソコンの画面がついた。
デスクトップに保存されたファイルに気が付き薮田は開いてみる。
確認する薮田は驚いた表情をしている。
医療過誤について理事会が開かれる
理事会議室にはぞくぞくと理事たちが集まっている。
陽月も隅でそわそわして待っている。
陽月は廊下に出て若林に電話をするが繋がらず留守電にメッセージを残す。
海斗も理事会議室にやってきた。
陽月は会議室に入ってきて若林が電話にでないと大友に首をふって伝えた。
理事会が開催され陽月が理事たちの前に立ち今回集まってもらた件を説明。
美咲が手術後亡くなったのは皆さんご承知の事とおもいます。それが不測の心不全として処理されたことも。しかし、真実はそうではないと私は思っています。美咲の死は手術中に肺を傷つけたことにより生じた気胸が原因かもしれません。そして隠ぺいが図られた可能性があります。天堂理事長によって。
皆は海斗を見る。
今の話は事実でしょうかと聞く小笠原。
身に覚えがあません、いきなり気胸だの隠ぺいだの言われましても、現場からそういった報告はうけていませんしと海斗は言うも、証人ならいますと陽月は言う。
美咲の担当医の1人だった若林先生が本日この場で証言すると約束してくださいましたと。
それで若林先生はどちらにと小笠原が聞くが、現在こちらに向かっているはずですと答える陽月。
若林はなかなか来ない。
いつまでも理事の皆さんを引き留めて置くことはできないと海斗は言うが必ずいらっしゃいますと陽月。
そして、若林先生の証言を聞いたうえで天堂理事長には真実を話していただきたいと思っております!と強い口調で陽月は言った。
若林ではなく岡田が理事会議室に入ってきた
すると扉が開き岡田が入ってきた。
若林先生は?と陽月が聞くと、彼ならプロジェクトに関連したカンファレンスに参加していて本日は出勤していないと言う岡田。
陽月は今日の理事会に来ていただけると聞いていたのにというが、岡田はそのようなことは聞いていなと言う。
それをうけ、海斗は言う。
若林先生の話はなしということでしょうか?だとすればお二人の話はあまりに信憑性に欠けます。もちろん朝比奈さんのおっしゃる通り、美咲さんの手術において医療過誤があったとすれば、徹底的に真実を追求する必要があるでしょう。が、現状は議論のしようもありません。
ですが…と陽月。
では、執刀医だった岡田先生に証言していただきましょうと言う海斗。
海斗は岡田に聞く。
朝比奈美咲さんの手術において医療過誤はあったのでしょうか?と。
岡田は陽月に歩み寄り言う。
朝比奈さん、遺族として患者の死を受け入れることに時間がかかることは理解できます。ただ証言もなしに理事の皆様の前で私と理事長をつるし上げるようなやり方はいかがなものでしょう。結果として妹さんを救うことが出来なかった私達を恨みこのようにおとしめようとするのは決してほめられるようなやり方ではないかと思います。こんなことをして亡くなった妹さんは喜ぶと思いますか?
次に岡田は理事たち全員に向かい言う。
私と理事長の名誉のためにもこの場であらためて理事の皆様にご報告いたします。手術に一切のミスはありませんでした。朝比奈美咲さんは不測の心不全で亡くなった。それ以上でもそれ以下でもございません。
それを聞いた海斗は言う。
では今日はここまでにしましょう。もし再度話し合う必要が出てきたらそれは重大な事案です。どうぞ気兼ねなくお声がけください。
こうして、理事会は終了したのだった。
理事長室に怒鳴りこんでくる陽月
理事長室に入る海斗と岡田。
岡田は陽月が若林先生の家まで直談判に言ったそうですと告げる。
ですが結局証言することはなかった、若林先生も彼なりに何を守るべきかを考え思いなおしてくれたんでしょうと言う海斗。
これ以上彼が遺族と接触しないよう私の方でも注意を払っておきますとういう岡田。
すると陽月がまた脅したの!と入ってきた。
岡田は一礼をして部屋を出ていく。
海斗はなんの事だよと言うと、陽月は若林先生のこと!と言い、そして続ける。
若林先生言ってたの、確かに病理解剖を勧めたって、なのに海斗がそれを私に伝えようとしなかったって。
陽月を見る海斗。
どうして本当のことを言ってくれないのと言う陽月。
海斗は言う。
患者の命を救えなかった医師の心の負担は計り知れない。そうやって強い口調で何度も迫られたら本当に自分がやったんじゃないかって思い込む。
私が若林先生に無理矢理言わせたってこと?そんなわけない、私は!と陽月。
海斗は、もういいかげんにしてくれ!と大きな声を出す。
そして言う。
理事会にまで出てきて、そうやってあることないこと言われたら、嫌でも院内の足並みが乱れる!プロジェクトにも影響をもたらす!この先救えるはずの命が救えなくなる!こんなこといくら続けても美咲ちゃんが生き返ってくるわけじゃない、美咲ちゃんは死んだんだ、もうもどって来ないんだよ。
それを聞いていた陽月は力のない目で海斗を見て静かに言う。
海斗は今何を守ろうとしているの?真実をゆがめてまで。その椅子に座り続けることがそんなに大事?海斗さ、ずっと苦しそうだよ。
海斗は何も言い返せず、視線をさまよわせながら、もう帰ってくれと陽月に言うのだった。
陽月が出ていったあと、海斗は椅子の背もたれにどっと寄りかかった。
病院を辞めようとする陽月
ナースステーションでは陽月が看護師長に退職する旨を伝え退職願いをだしている。陽月はお世話になりましたと頭を下げた。
病院から帰ろうとする私服姿の陽月。
ベンチで座っていた大友が立ち上がり陽月に言う。
まだ終わりじゃない、終わらせるべきじゃないと。
皇一郎に医療過誤について理事会が開かれたことを報告
皇一郎に今回の理事会の件を報告する海斗。
そして今後について海斗が話す。
この先も彼らに騒がれ続けると何かと面倒だから大友先生には天堂記念病院を去ってもおうと思っています。そうすることで遺族も心の支えをなくし口を閉ざすのではないかと。そして今、東亜大学病院で心臓血管外科の医師が不足しているから大友先生にはそちらにいっていただくように先方とはすでに話をつけ、彼に見合ったポストを用意してもらうことになっています。
さらに海斗は、欠員が出てしまう理事には岡田先生を推薦しようと思っていると伝え、本日の理事会にて早速大友の解任に関する動議を出すという。
そして海斗は皇一郎にあるお願いをする。
それは本日の理事会に皇一郎にも参加してもらいたいということ。
解任に理解を示さない理事もいるだろうから、会長の後押しがほしいとお願いする海斗だった。
皇一郎は見違えたなと言い席を立つ。
きれいごとばかり吐いていたお前はもういない。人間の最も強い欲は何だと思う?それは保身と言う欲だ。何かを得たいという欲よりも得たものを失うことを人は最も恐れるものなんだよ。権力を得れば得るほどその欲は色濃くなる。何が何でも今の立場を守りたいと言う欲がお前をどこまでも駆り立てる。理事会には出席しよう。お前のその欲を満たしてやろうではないか。
海斗はありがとうございいますと言った。
大友理事解任についての理事会が始まる
海斗と大友がそろって理事会議室に入る。続いて皇一郎と永田もやってくる。理事たちは立ち上がり一礼。皇一郎が席につくと他の理事たちも座った。
理事会が始まる。
本日の議題は大友理事の解任について。
海斗は言う。
非常に残念ではありますが、東亜大学病院からの要請がありそちらに転院していただくための措置です。
小笠原が会長もよろしいですか?と聞く。
皇一郎は言う。
これまでこの病院につくしてくれたこと感謝する。その上で理事長の提案を認めよう。岡田先生にも大友先生同様の働きを期待する。
それを聞いた岡田は頭を下げる。
皆拍手する。
すると大友が立ち上がり、ひとつよろしいですかと言う。
どうされました?と小笠原。
医療過誤と隠ぺいについて話し出す大友
大友は言う。
最後に皆様にひとつお話ししたいことがございます。私がこの病院を去れば、遺族を含め真実を追うものはいなくなるでしょう。全てが闇に葬られるその前にいまいちど私からも問いただします。朝比奈美咲さんの手術における医療過誤とその隠ぺいについて。
皇一郎は先日の理事会でもご遺族の方から同様の話がなされたと聞いてるがと言う。
すると大友。
このまま終わりにすることはできません。
皇一郎、去り行く人間1人にそう時間はさけませんよ。
大友、私1人ではありません。
扉が開き、陽月と若林が入ってくる。
ようやく全ての状況が整いました、若林先生、証言の準備よろしいでしょうかと大友が聞く。
若林ははいと答える。
小笠原がもうすこし時間を頂戴できますでしょうか、会長もご多忙とは思いますが、ここは若林先生の話をお聞きいただきたいと言う。
医療過誤について証言をする若林
若林が一礼し皆の前に立ち話始める。
私は医師としてここにいる皆様に比べれば大した実績もない若輩者です。それでもこれまで1人1人の患者に真っすぐに向き合ってきたという自負だけはあります。未熟だからこそ正直に誠実に患者に尽くすべきだと。それなのに私は進むべき道をいつの間にか踏み外していました。これ以上朝比奈美咲さんの遺族や現場で戦う全ての医療関係者そして私の家族を裏切るようなことはできません。朝比奈美咲さんがなくなったのは不測の心不全ではなく手術中の医療過誤が原因であったと私は考えます。
理事たちはざわめく。
若林は続ける。
そして私はそのミスの可能性を把握していながらその隠ぺいに加担しました。到底許される行為ではありません。本当に申し訳ございません。
深く頭を下げる若林に大友が聞く、その隠ぺいは誰に指示されたのでしょうかと。
天堂理事長ですと答える若林。
また理事たちざわめく、皆海斗を見る。
陽月もじっと海斗を見る。
皇一郎は身じろぎもせず。
大友はどや顔。
海斗はふと視線を下げた。
Re:リベンジ-欲望の果てに-第10話気になったポイント
Re:リベンジ-欲望の果てに-第10話で私が気になったポイントです。
①木下紗耶は本当に自殺なのか?
天堂記念病院の暴露記事を書くといって強気な姿勢でいたんだからやっぱり自殺なんてありえないっていうか、そもそも若林から証言を取るために待ち合わせで屋上いったわけで、死ぬために言ったわけじゃないからどう考えても自殺じゃない。
突き落とした犯人は遺書まで用意してるとは計画的な犯行ですね。一体誰?
Re:リベンジ-欲望の果てに-第10話の感想
紗耶ちゃん亡くなってましたね。もしかしたら意識不明の重体とかそういう感じかなと思っていたのでこんな展開悲しいです。
リリベもいよいよ次週が最終話、海斗はどうなるんでしょう?海斗には何も残らないんでしょうか?
そして大友先生の真の目的は?
芳根さんがクランクアップのインタビューで次はもう少し楽しい作品で皆さんとご一緒したいと言っていましたが、かなり辛かったんでしょうね、役的にもドラマのストーリー的にも。
いち視聴者の私としてもすべてが明らかになって、それでもって皆にとって希望が持てる最終回だといいなぁと思ってしまいます。
まとめ
今回は2024年春ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第10話「野心は保身へと変わる」のネタバレと感想を紹介しました。
私のオリジナルな言葉で作成した相関図もお役にたつとうれしいです。
しっかりおさらいして最終回の第11話も楽しみましょう♪