2024年春ドラマ「約束」 第7話 ネタバレと感想【天草は特殊詐欺!?香坂の過去が明らかに】

2024年注目の春ドラマから「約束」のネタバレと感想です。

今回は第7話「懺悔」交錯する、ふたつの物語になります。

第6話では再開された連続殺人事件の被害者・和田瑠璃殺害について葵の同級生・桃が疑われましたが、桃は暴力をふるう彼氏から逃げてきた和田瑠璃をかくまっていただけでした。

そして、葵の実家の庭から発見された連続殺人事件の被害者の1人がずっと桃を捨てたと思っていた桃の母だったことがわかり桃はショックを受けてしまいます。

ラストシーンでは、天草のタクシーの中から和田瑠璃が持っていたはずの携帯電話が発見さたりして、今週は天草君の回です。

約束～16年目の真実～基本情報

約束～16年目の真実～の基本情報です。

約束～16年目の真実～相関図

約束～16年目の真実～の第7話をわかりやすく相関図でまとめてみました。

約束～16年目の真実～第7話懺悔のネタバレ

では、第7話のネタバレいってみましょう。

天草のタクシーから和田瑠璃の携帯電話を発見

桃のお店を掃除中、和田瑠璃が持っていたはずのスマホが天草のタクシーから発見された。

１台のスマホは壊れていたが、交際相手の聞き込みから和田瑠璃はもう1台スマホを持っていたことがわかったのだ。そのスマホが天草のタクシーから発見されたスマホ。

香坂は天草を署まで連行してくださいと葵に言った。

葵は署まで同行してもらえると天草に言うと、天草は桃の次は俺かと言った。

天草の話を聞く葵と香坂

署では香坂がなぜ和田瑠璃さんの携帯をあなたが所持していたんですかと天草に聞く。

天草はタクシーの中で拾いお客さんの忘れ物かなと思いながらも警察に届け出るのを忘れていたと答えた。

天草への質問は続く。

香坂、5月1日21時過ぎ（和田瑠璃殺害時刻）何をしてました？

天草、その時間は1人でドライブしていました。

香坂、2008年7月23日の夜と7月30日の夜は？

天草、僕が連続殺人犯だって言いたいんですか!?

香坂、アリバイはありますか？

天草、そんな昔のこと覚えてるわけないでしょ

葵、お客さんが忘れていったってことは和田瑠璃さんをタクシーに乗せたってこと？

天草、たぶん…覚えてないけど。

葵、ドライブレコーダーの映像のこってない？

タクシーからドライブレコーダーの映像を抜き葵に渡す天草。

すると、香坂は失礼しますと言って勝手に天草のタクシーのダッシュボードを開ける。

天草はおい！といって止めに入り、やめてください、もういいでしょ、帰ってくださいとタクシーに施錠をし家に戻っていった。

署では天草のタクシーの映像について話す葵。

その映像を確認したところ、和田瑠璃を乗せた映像が残っていたが特に不自然な点はなかった。ただ、手荷物には白い手袋があり、和田瑠璃殺害現場にいた男である可能性も考えられますと。

白骨遺体2名の身元からわかった新たな犯人像

木崎が葵の実家から発見された白骨遺体の残り2名の身元がわかったと言う。

1人は会社員・沼田晶子（当時28歳、4年前に殺害）、もう1人は大学生・斎藤梢（当時22歳、3年前に殺害）。

どちらも観光目的で望野町に来ていた。

これを聞いていた香坂は、連続殺人犯はある一定の共通点で被害者を選定しているのかもしれないと言う。

それは、被害者全員がショートヘアと言う共通点。

そしてシリアルキラーの特徴として拠点を変えながら犯行を繰り返すこともあることから、

最初の殺人は16年前そして次の殺人はここ4年以内、その間の空白の期間は別の場所で殺人を犯していた可能性もあると香坂は言った。

それを聞いた矢吹、今一番疑わしい天草を徹底マークしつつ、4年前から16年前までの間に他の地域で似たような事件が発生してないか調べてくださいと皆に指示を出した。

犯行のきっかけは葵!?

香坂は葵に、捜査会議ではふせていたことがあるという。

それは天草のタクシーのダッシュボードに葵の高校生時代の写真が入っていたこと。

え？と驚く葵。

香坂は続ける。

おそらく天草はあなたに固執しています。アメリカのある有名なシリアルキラーは初めて交際した相手と同じ特徴の人ばかりを殺害していましたと。

じゃぁ被害者が殺されたのはという葵に香坂はあなたに似ていたからという可能性がありますと言う。

葵は被害者の写真付きリストをぱらぱらと確認し、私のせいで無関係の人々の命が奪われたのかと心でつぶやきながら同級生たちを思い浮かべていた。

シナリオには天草の意見も反映されていた

不破翔は葵を呼びだし、井出尚哉を覚えているかと聞く。

そして、当時映画シナリオを読んだ可能性がある人間に和田瑠璃の事件の日のアリバイを聞いているが井出尚哉だけにはまだ確認できていないと言う。

葵は井出尚哉のことを覚えていないことを詫びた。

不破はそうかといい、天草はなんで連行されたんだ？と聞くが、捜査情報は明かせないと言う葵。

不破は言う。

あいつが連続殺人犯のわけない。想像もしてなかった、俺が書いたシナリオで殺人がおきるなんて。天草とは放課後残って意見をだしあったり。皆との思い出をけがされた気がすると。

それを聞いた葵は、あのシナリオって天草の意見も入ってるの？と聞く。

不破は答える。

クライマックスのゆびきりのシーンは天草が考えてくれた。ずっと一緒にいようという意味をこめて主人公の葵が相手とゆびきりした方がいいんじゃないかってと。

天草は葵に執着している!?

署に戻った葵は香坂に伝える。

ラストシーンのゆびきり部分をシナリオを確認しながら、被害者は全員右手の小指がゆびきりしている形になっています。これは映画シナリオを模しているのではないでしょうか？しかもこのシーンは天草のアイディアのようですと。

それを聞いた香坂は言う。

天草の犯行なら私の疑問も解決します。桐生さんは連続殺人犯と思われる人物に2回襲われているのになぜ犯人は桐生さん自身を殺害しなかったのか？天草はあなたに異常な恋愛感情を抱いていた。手に入れたい思いは報われず、被害者をあなたに見立てて殺害し、遺体は芸術作品のようにビー玉で飾り、ずっと一緒にいようという意味をこめて指を整えた。しかし、あこがれの存在であるあなたのことは失いたくなかったと。

別の場所にもいた被害者

そしてさらに続ける香坂。

それと、望野町と別の場所で連続殺人犯の被害者とみられる女性の遺体が発見されていたんです。福田なつみ、殺害されたのは5年前遺体発見時はすでに白骨化しておりビー玉も一緒に埋められていました。本人がＳＮＳで自殺をほのめかす書き込みをしていたため事件性なしと判断されたようです。

被害者の写真を見る葵、その写真の女性はまたしてもショートヘアだった。

そして彼女の住所・千代田区神田橋は葵も5年前に住んでいた場所だった。

実は葵の近くに住んでいた天草

葵が桃のお店に行くとお店は再開され、恵も来ていた。

天草どうだった？と聞く恵

なんともいえない表情で今は解放されていると答える葵に、桃は申し訳なく思わなくていいよ、葵は葵の仕事をしているだけだってわかってるからと声をかけた。

葵はありがとうと言い、そして天草ってここでずっとタクシー運転手をしているの？と聞く。

すると高校卒業後しばらくカメラマン目指してたけど4年前に見切りをつけて戻ってきたと言う桃たち。

当時天草はどこに住んでいたかなどの情報を桃たちから聞いた葵は天草を尋ねた。

家の前でタクシーを掃除している天草は葵が訪ねてきて驚く。

そんな天草に葵は言う。

5年前は神田橋に住んでたんだってね、そのころ私も近くに住んでたんだ。あそこに入ってるのって私の写真なの？

天草はダッシュボードから葵の写真を取り出し、葵が好きだった、だから近くに引っ越した、ずっと一緒に、近くにいたかったからと言う。

そして天草は葵を見つめて全部葵のせいだよと言い去っていくのだった。

葵は署に戻り、メンバーと天草のこれまでの足取りを話し合う。

5年前に神田橋で福田なつみを殺害し、4年前に町に戻ってきて沼田昌子と斎藤こずえを殺害したと。

それに対し、これ以上犠牲者を出さないように天草をまた任意で引っ張って自供させるべきではと言う夏目。

矢吹は今の時点で落ちるとは思えない。逮捕にいたる証拠をつかむのが先決。天草を24時間体制で張り込んでくださいと言った。

特殊詐欺に関わっていた和田瑠璃

そこへ木崎が和田瑠璃の携帯についての情報を持ってきた。

データは何も残っていないがなぜか契約者が清水まことという架空の人物になっていると。

スマホは飛ばし形態の可能性があり、和田瑠璃はなんらかなの犯罪に加担している疑いがあると言う。

それを聞いた香坂は言う。

特殊詐欺ですよ、覚えていませんか？以前特殊詐欺組織の人間が同じ名義の飛ばし形態を使用していたことを。彼女の身辺を捜査するためにも警視庁の捜査二課に協力を要請するべきではないでしょうか。

矢吹は、特殊詐欺がらみならその必要はあるかと呟く。

香坂は、私に行かせてください！私がもっとも適任のはずです！お願いしますと頭を下げた。

矢吹は有村に捜査二課に香坂をおくる話をすると、香坂には夏目をつけろと有村は指示した。

捜査二課の担当者は状況的に和田瑠璃は特殊詐欺に関わっていたと考えられると判断した。

香坂は、彼女について詳しく知りたい、そっちの情報と照合してどのグループにいたのか調べてもらえないかと依頼すると担当者はやってみると答えた。

そして香坂は5年前の事件どうなってる？と尋ねる。

担当者からは捜査は続けているがまだ手がかりはつかめていないという答えがかえってきた。

香坂はよるところがあるから先に帰ってくれと夏目に言うが夏目は一緒に行きますと答えた。

すると香坂は上からの指示か、有村刑事部長に言われたんだろ、俺を監視するようにと。

夏目は、桐生さんは天草について詳しいので一時的にバディを変えたほうがという判断かとと言い香坂についていく。

香坂の過去について木崎に聞く葵

そのころ、葵と木崎は天草を見張っていた。

その車内で葵は木崎に聞く。

さっきの香坂さんの言葉、自分がもっとも適任のはずだってというのはどういう意味ですかと。

木崎は話す。

5年前、香坂と矢吹さんは警視庁の捜査二課にいた。当時課長だった有村刑事部長もなと。

葵はさらに聞く。

エリートだった香坂さんが今所轄にいるのは何か理由があるからですよね？5年前に何があったんですか？と。

香坂の過去について香坂に聞く夏目

香坂は花とコーヒーを持って雑居ビルに到着。

後をついていく夏目、先輩、ここでなにかあったんですか？と聞く。

刑事部長から聞いているんだろと香坂。

先輩が本部にいる頃重大なミスをしたということくらいしか聞いていないという夏目。

香坂は扉を開け中に入ると部屋の一角に花とコーヒーを備えて手を合わせた。

香坂の過去

おとり捜査をさせてくれという香坂

末端の人間ばかり逮捕していても組織の上層部にたどり着けないから内部に入る必要がある、おとり捜査をさせてくれと有村に頼んでいる香坂。

有村はおとり捜査は我々には認められていないと答えると、ですからあくまで指示役にたどり着いた経緯は伏せる形で処理してほしいとお願いしているんですと香坂は食らいつく。

有村、私に法をおかせと？

香坂、杓子定規なやり方では被害の拡大はとめられませんよ。

有村、強行的な手段はそれ相応のリスクがともなう、そんなことでキャリアを無駄にしていいのか？

矢吹、頭冷やせ香坂。

と有村と矢吹は去っていった。

少し離れた場所で一部始終を聞いていた少し険しい表情の麻生。

おとり捜査やりませんかという麻生

香坂が1人本部に残っていると麻生がコーヒーを差し入れて指示役にたどり着く方法思いつきました？と話しかける。

うるさいと香坂。

麻生、嫌っすねぇ上は頭が硬くて。

香坂、からんでくるな。

麻生、ちょっと思ったんすけど、おとり捜査俺らでやるっていうのはどうっすか？いいアイディアじゃないですか絶対うまくいきますって。

香坂、ダメだ危険すぎる、上の許可がなければ手は出せない。

麻生、香坂さんも所詮課長や矢吹さんと一緒ですね、もっと度胸ある人だと思ってました。

香坂、どうせお前は手柄をたてたいだけだろう。

麻生、そんなんじゃありません。大学生の時、ばぁちゃんが振り込め詐欺にあったんです。受け子が俺の名前を使って、ばぁちゃんに助けを求めて、大金をだまし取られました。ゆるせないんですよ、ばぁちゃんを騙した奴らを、だからどうしても捕まえたいんです、力を貸してください。

香坂、悪いが協力できない。

麻生、なんでですか？

麻生、復讐と捜査を混同させるな。

1人でおとり捜査をやってしまった麻生

麻生知らないかと同僚に聞かれる香坂。

いや来てないのかと聞き返す香坂。

寝坊でもしてるのかと同僚は立ち去る。

すると香坂の携帯が鳴る、麻生からだった。

どこにいるんだと香坂。

麻生、錦糸町5丁目の曙陸橋です。指示役のしっぽがつかめそうです、応援に来てください、先輩が言っていた作戦1人でやってみたんですよ。

香坂、闇バイトに応募したってことか？

麻生、被害者から金を受け取って、指示された通り空き家のポストに封筒入れたらしばらくして男がそれを回収しに来たのでその男を追ってきました。橋の隣にある黒いビルに入っていきます。多分ここで指示役に金を渡すんですよ。やっと上の人間を捕まえられるかもしれません。

香坂、麻生すぐそこから離れろ！

麻生、何言ってるんっすかこんなチャンス二度とないですよ。

香坂、危険だ相手が一人で来るとは限らない！

麻生、香坂さん、俺このために刑事になったんでよ、詐欺組織を撲滅させたいんです。

背後から声をかけられる麻生

麻生は背後から誰だと声をかけられる。

携帯を耳からはなしゆっくり振り向く麻生。

香坂は麻生、麻生と電話越しに呼びかけるが麻生は応答しない。

麻生の元に急ぐ香坂。

階段を駆け上がり扉を開けると座り込んでいる麻生が見える。

呼びかけながら徐々に近寄る香坂。

麻生の側に血が付いたナイフが転がっている。

麻生に駆け寄り身体を揺さぶるが麻生は腹部から血を流し反応しない。

香坂は麻生を抱きしめあそぉぉ～あそぉぉ～と叫ぶのだった。

この件について上層部は香坂一人に責任をとらせて望野署に左遷したのだった。

麻生を殺した詐欺組織と和田瑠璃が関係する詐欺組織は同じ

香坂は夏目に言う。

現場検証の際、麻生が尾行していた相手のものと思われる飛ばし携帯が残されていた。

その名義が清水まこと。

麻生を殺した特殊詐欺組織と和田瑠璃の関わっていた組織は同じグループということになる。

夏目は、香坂さんやっぱり刑事部長を敵にまわすべきではないですよ、早く本部にもどって麻生さんの事件の捜査したいんでしょと。

すると香坂は復讐と捜査を混同させるな、それは今も変わっていない、俺はただ目の前の悪を追及するだけだと答える。

そして香坂は夏目に問いかけた。

夏目、お前の思う悪はなんだと。

それを聞いた夏目は考え込んだ。

井出尚哉を思い出す不破

不破は井出尚哉について聞くために恵の家を尋ねた。

恵はその名前を聞き思い出したように父の葬儀の芳名禄を持ってきて確認する。

すると井出尚哉の名前があった。

不破は恵の父尾藤誠の葬儀ですれ違いざまにぶつかりビー玉を落とした男を思い出した。

望野町で発生している空き巣事件

場面は変わり、天草の張り込み捜査中。

香坂は葵に天草はどういう人間だったのか聞く。

葵は天草についてムードメーカーで誰とでも仲良くなれるタイプの人間と答える。

それを聞いた香坂は、社交的や二面性など天草は今回の犯人像である秩序型のシリアルキラーの特徴に一致する部分が多くあり、疑いをかけざるをえませんと言った。

すると室内からきゃぁーと言う声が聞こえる。

香坂は車から飛び出し、家の前でタクシーに乗り待っていた天草は立ち去る。

葵はそのまま車で天草を追うが見失ってしまう。

香坂は家から出てくる男に近づき警察です、お話よろしいですかと声をかけた。

その男はSNSの闇バイトに応募した空き巣犯だった。

しかし今回は初犯。指示役に動かされていた。

香坂は望野町で発生していた連続空き巣事件の背後には特殊詐欺組織の存在があるのかもしれませんと葵に携帯で報告。

葵は天草も空き巣に関わっていたんですか？と香坂に聞く。

香坂は調べてみます、そちらも何かあったら連絡くださいと言った。

児童養護施設に女性と入っていく天草

木崎と連絡を取る葵に不破から連絡が入る。

井出尚哉を追って児童養護施設の跡地に来てみたら天草が観光客らしい女性と中に入っていくという連絡だった。

今葵が天草を追っているんだったら来て確認した方がいいと不破は言う。

葵はすぐに木崎や夏目に連絡し3人は養護施設で合流した。

中に突入する葵・木崎・夏目

夏目は有村に突入しようとしていることを報告。

有村は、止めろ、捜査令状もなく勝手に中に入ることはできない、逮捕できる状況じゃなかったら建造物侵入罪が成立すると言えと言った。

夏目は中に入ろうとする葵たちを止める。

何もなかった時どうするつもりですか？もし白だったら違法行為ですよと。

葵は、私が責任を取ります、今、目の前で殺人事件が起きているかもしれないのに見過ごすわけにはいきませんと言い入っていく。

夏目は桐生さん！と呼び止め香坂に言われたお前の思う悪はなんだを思い出し、僕も一緒に行きますと言った。

木崎もよぉし皆で始末書書くかと乗り込む。

中は特殊詐欺のルームだった

中に入るといろんな人の声で少し騒々しい。

そこは特殊詐欺組織のかけ子が詐欺の電話をかける部屋・ルームだった。

葵がずかずかと入っていき警察です、全員動かないでおとなしくしなさいと言うと、奥の方でガサガサっと音がし、飛び出していく人物。

それは天草だった。

葵は後を追う。

特殊詐欺に関わっていた天草

天草に追いついた葵は、特殊詐欺に関わっているのと聞くと、天草は葵のせいだと言う。

そして続ける。

俺カメラマンになりたかったんだ、あの時撮った葵の写真がきっかけで。俺は皆みたいにキラキラした人間にはなれない、だからせめて輝いている人を映し出せる仕事につきたいと思った。葵を撮っている時が一番楽しかった。葵の事が忘れられなくて近くに住んだりしたけど、刑事になったって知って声をかけられなかった。

葵は聞く。

その時にはもう犯罪に手を染めてたってこと？

天草はうなずき、金に困っているときに写真関係の知り合いからアルバイトを紹介され、それが詐欺だと気が付いたのは報酬を受け取った後だったと言った。

そして、4年前に望野町に逃げてきたけど結局見つかって、ここで掛け子や空き巣達がとばないように運ばされていたと言う。

和田瑠璃もまた掛け子の1人だった。罪悪感から耐えられなくなって逃げてきてその時に組織に返しておいてほしいとあのスマホを預かったのだと。

だから、和田瑠璃の殺害時もルームにいて何も知らないと言う天草。

葵は連続殺人事件のことも？と聞く。

天草は、あたりまえだろ、和田さんが殺されて組織が殺人に関わっているかもしれなくてとずっと気になっていたけど逃げることも出来なくて怖くて、どうすればいいかわからなくて、本当に何も知らないんだ信じてほしいと言う。

葵は言う。

天草が犯罪に手を染めたのは誰のせいでもない、天草が弱かったからだよ！と。

全ては天草の甘えが招いたことと手錠を出す葵はあなたを詐欺容疑で逮捕しますと言った。

すると後ろから天草に向けて拳銃を構えた香坂が入ってくる。

天草の指紋が5年前の麻生殺害現場の携帯の指紋と一致

少し前、香坂は天草の指紋と5年前に押収した飛ばし携帯から出た指紋とを照合してみてくれと依頼していた。その結果指紋は一致。5年前麻生が尾行していた相手は天草だったのだ。天草が麻生を殺したと思う香坂もまた養護施設の天草のもとへ向っていたのだ。

銃をおろしてくださいと止める葵のことも聞かず、銃を構えたまま天草に近づき、5年前麻生が殺害されたときお前もそこにいたのか！おまえがやったのかぁ！と叫ぶ香坂。

天草もまた微動だにせず真剣な顔で香坂を見返している。

児童養護施設の持ち主は尾藤恵

そのころ望野署では矢吹が有村に葵たちが突入したことの報告をしている。

有村は突入した!?と驚くが、結局特殊詐欺のルームに使われており逮捕できたから問題はなかったと矢吹は伝える。

そして、1つ気になることがあると有村に言う矢吹。

それは、ルームに使われていた物件の所有者が尾藤恵ということだった。

葵の最後の言葉

「人は、深い悲しみを背負うと、強さを得る。しかし、時としてその重荷は人を恐ろしい姿に変貌させてしまう。」

というのが葵の最後の言葉でした。

約束～16年目の真実～第7話3つの気になったポイント

約束～16年目の真実～第7話で私が気になったポイントです。

①麻生の背後から聞こえた「誰だ」の声は天草の声？

麻生が殺害される時、誰だと麻生の背後から聞こえた声は確かに天草の声のようでした。

天草が麻生を刺すシーンもあったりしましたが、はたして本当に麻生を殺したのは天草なのでしょうか？

普段から刃物を持ち歩いていることや、飛ばし携帯をその場に残していくこと、また凶器のナイフも落としていくことなど少し疑問が残りました。

別に誰かが来るような場所じゃないわけだから落ち着いて全て回収できたような。

それかそんなに同様してた？そんなに動揺する人が人をさせますかね？

②有村が「これが最後だぞ」と電話で話していたのは誰？何が最後？

このシーンはほんとに一瞬だけでした。何か犯罪をもみ消す手助けを有村がしていたように感じますが、なんでしょうか？そして誰と話していたんでしょうか？

③誰も思い出せない井出尚哉って？

同級生で文化祭実行委員までやっているのに誰も思い出せないってあります？

尾藤誠のお葬式まで来てるからそれなりに関係深そうだけどな。

どんだけ影薄いのかしら。

わかっているのに都合が悪くてあえて知らないといっている人もいるのではないかと思ってしまう。

約束～16年目の真実～第7話の感想

天草君は犯罪に手を染めちゃってましたか～。

ちょっと葵のストーカーみたいで気持ち悪いですが、今までの同級生はセーフだっただけに、天草君残念です。

そして、香坂の過去がやっと明らかになりました。

香坂が悪いわけではなく、後輩君が勝手に突っ走ってしまった結果最悪のパターンになってしまったということだったんですね。全ての責任を香坂にきせて左遷って、上司たちは香坂に恩こそあれど、なんであんなに冷たい態度なんですかね。

最後にまた新たな謎が出てきましたが、第8話も待ちきれないです。