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朝ドラ「虎に翼」第9週のネタバレと感想【相関図でわかりやすくさくっとネタバレ】

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2024年4月からはじまった朝ドラ「虎に翼」。

第8週では弁護士として順調に依頼を受けていた寅子は子供を授かります。

しかし、仲間のためにも自分ががんばらなくてはと無理をしすぎ倒れてしまい、弁護士をやめてしまいました。

そして、猪爪家では直道、続いて優三も戦争に。

今週は終戦を向かえますが、猪爪家はどうなっていくのでしょうか。

目次

虎に翼の基本情報

虎に翼の基本情報です。

虎に翼ポスター画像
出典:NHK虎に翼公式HP
放送局NHK
放送時間毎週月曜~土曜 朝8:00~8:15
出演者伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、森田望智
主題歌 さよーならまたいつか!/米津玄師
あらすじ昭和のはじめにできた日本初の女性専門法律学校。その卒業生から初の女性弁護士が誕生します。主人公の寅子もその1人として日本中から注目されあこがれの存在に。日本初の女性弁護士で後に裁判官になった1人の女性の人生が描かれます。
公式HPhttps://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

虎に翼第9週「男は度胸、女は愛嬌?」の相関図

虎に翼第9週に関係する人たちを相関図にしてみました。

虎に翼猪爪家相関図第9週
出典:NHK虎に翼公式HP

虎に翼第9週「男は度胸、女は愛嬌?」あらすじ

虎に翼第9週「男は度胸、女は愛嬌?」のあらすじです。

昭和20年。度重なる空襲から逃げるため、寅子(伊藤沙莉)と花江(森田望智)は子供たちを連れて疎開していた。やがて終戦。岡山にいた弟・直明(三山凌輝)と再会するも、働いて家族を助けると言う直明に納得できない寅子。そんな中、体調を崩していた直言(岡部たかし)がある重要な知らせを隠していたことが発覚。これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言は安らかに亡くなる。悲しむ寅子の目に飛び込んできたのは新聞の「日本国憲法」の文字。そこには、「すべての国民は法の下に平等」だと書かれていた。

NHK虎に翼公式HP

虎に翼第9週「男は度胸、女は愛嬌?」41話~45話までのネタバレ

「男は度胸、女は愛嬌」とは

男に大切なのは度胸、いわゆる何事にも動じない強さや姿勢。女に大切なのは愛嬌、いわゆるにこやかでかわいらしく気遣いができ魅力的であること。

虎に翼第9週のネタバレです。

虎に翼(41)5月27日(月)放送のネタバレ

虎に翼第9週戦後上野の様子
出典:NHK虎に翼

1945年 昭和20年3月10日 東京大空襲。

カフェー燈台ではマスターを無理矢理引っ張って逃げようとするよねの姿があった。

7月。

直言とはるは登戸に残り、寅子と花江は子供たちを連れて疎開していた。

花江の両親は3月の空襲で亡くなってしまった。

寅子と花江が歩いていると、疎開先へ直言が来ていた。

直道の戦死を知らせるために。

それを聞いた花江はその場に泣き崩れてしまう。

直道の死亡告知書には昭和20年6月20日、南西諸島方面にて戦死とある。

どこかの島にいたのか、船が沈んだのか…と直言は言う。

花江はちょっと前に直道から手紙が来たんですよ、炊事当番をやっていて大変だけどおもしろいって、花江ちゃんやお母さんの大変さがわかったよと軽口を書いていたのにと涙する。

そこへ直人と直治が帰ってきて直道の戦死を知る。

泣いている花江にお父さんは国のために戦ったんだよねと言いながら、子供たち二人は花江を慰めた。

ここからい一月もたたずして日本は終戦を迎えた。

疎開先から上野に降り立った寅子たちは荒れた町を見て敗戦をひしひしと感じていた。

そしてカフェー燈台の前に立ち中を覗いてみる寅子。

そこの店の人は空襲で亡くなったそうですよと通りに座っていた女性が教えてくれた。

登戸に到着するとはるが出迎えてくれた。

工場は稼働していない。

直言の工場は戦争が終わって仕事がなくなり工場の人達にはやめてもらっていたのだ。

夕食時、直言は体調がすぐれないようで咳をしていた。

夜、優未を寝かしつけるため外に出ると咳がとまらないのか直言も外にいた。

寝ないの?と聞く寅子に俺がいない方がいいだろうという直言。

中からははると花江の子供たち直人と直治の声が聞こえてくる。

はるはごめんなさいね、一緒に寝たいなんて言ってというと、おばちゃんと寝れてうれしいですという直人。

はるは直人と直治に言う。

おばあちゃんには2人が今までお母さんを懸命に支えたこと、辛いことがあっても耐えたこと、ちゃんとわかってますよ、よくがんばりましたね。でももういいのよ。これからその役割はおばあちゃんとおじいちゃんが引き受けるから、もう泣き虫弱虫で弱音をはいていいのよと。

おばあちゃんと泣き出す2人。

疎開先のやつらがいつもいじめてきて、かぁさんには言えないし、僕にはわかる、とらちゃんに言うと面倒なことになるってと言う直人だった。

それを外で聞いていた寅子はどういうこと?

直言、とうちゃんに似てきたなと2人は笑った。

仕事もなく毎日の生活は大変だがそれでも生きていくしかない。

着物を売ってお金に変えたりして必死に生活をしてく寅子たち。

でもふとした時に優三はどこにいるんだろうと考えてしまう寅子。

優未を抱きしめながら会いたいねぇと言う寅子だった。

直明が岡山から帰ってきた。

はるをはじめ、みんな大喜び。

岡山も空襲をうけて校舎も焼けてしまい繰り上げで卒業資格をもらって帰ってきたという直明。

寅子は明日にでも帝大の願書を取りに行こうと言うが、直明は大学へは行かず家族のために働いて皆を支えたいんだと言う。

寅子は納得いかない様子だが、直言は頭を下げお前を大学に行かせてやる自信がない、だからお前の提案に甘えさせてくれと言った。

そんな直言を見て直明は僕がそうしたいからするんだ、子供たちが少しでもひもじい思いをしないようにがんばるからさと言った。

ううぅ~(涙)後もう少しだったのに直道さん。後もう少し頑張ってくれてれば戦争は終わってた~。悔しいです。もう俺にはわかるが聞けないなんてと思ったら直人が継承してくれていましたね。よかった。

虎に翼(42)5月28日(火)放送のネタバレ

虎に翼第9週戦後コソコソ本を読む直明
出典:NHK虎に翼

直言の知り合いからマッチのラベルはりと箱詰めの仕事をわけてもらうことになり、寅子と直明がその仕事をしていた。

長年登戸火工を支えた重田さんにも手伝ってもらっている。

直言の体調は相変わらずすぐれず寝込みがちだが、少し楽な時は優未の子守をしてくれる。

はると花江は繕いの仕事をはじめた。

昼食中、直言はやはり咳をしている。食欲があまりないからと直明に自分の分をゆずろうとするが、直明は少しでも食べなくちゃダメだよと突き返す。

年が明け昭和21年。

食事中に直言は皆のおかげで年をこすことがでた、こうして家族そろって新年を迎えることができたこと幸せに思わないとなと言う。

それを聞いた寅子、出征の日に泣き笑いしていた優三の顔が浮かぶ。

そして直言も、いや、そろってはいないんだがと言いなおし、はるはあなた!とその話を止める。

花江は寅子に言う。

とらちゃん、もっと優三さんの話をしていいのよ。写真も飾っていいの。すぐにこう言ってあげられなくてごめんね。私に気をつかわないで、一緒に優三を待ちましょうよ。と。

皆も優三は帰ってくる、帰りを待とうと言った。

寅子は優三の写真を飾り、見つめ、早く帰ってきてねと語りかけた。

昭和21年5月

ラジオからは11年ぶりにメーデーが復活と流れている。

未だ優三の消息はわからないまま。

ラジオからは続いて帝大の入学式が執り行われたと流れる。

それを聞いた直明は少しかたまるがすぐ作業を再開した。

夜、台所にしゃがみこみ本を読む直明。

何読んでたのと声をかける寅子。

アドラーの問題児の心理という本を見せながら、持っていた本を売って岡山からの切符代にしてたけどこの本だけは売れなかったという直明。

そして言う。

ずっとみんな気にしてるんでしょ?僕を大学に通わせれなかったこと。でも、自分で決めたことだから。眠れない夜に活字を目で追っているだけで落ち着く、ただそれだけだ。と。

そんな直明に寅子はちょっと待っててと言い自分の部屋に行き、弁護士をやめて以来ずっとしまいこんでいた法律の本を取り出し直明に渡した。

うれしそうにページをめくる直明を見つめる寅子は、直明にも学ぶ喜びを知ってほしいと思った。

そして、寅子自身も目をそむけていたことと向き合う覚悟を決めた。

寅子はやとってもらうため雲野法律事務所を尋ねた。

入口の前で立ち止まってしまうが、ちょうど外から戻ってきた雲野と岩井が寅子をあたたかく迎え入れた。

岩井はお茶を出しながらあの時やめておいて正解だったよ、結局扱う案件が少なくなって常盤さんにも山田さんにもやめてもらうことになってねと言う。

雲野は相変わらず弁護料を支払えない依頼人からも仕事を受けていて経営は厳しそうだった。

もう一度雇ってもらうつもりだったがとてもじゃないが言い出せず近くに来たからよっただけという寅子に報酬の代わりにもらった野菜を持って帰りなさいとニコニコしながらお土産にくれる雲野だった。

登戸の家では優未のお守りをしながら一枚の紙を見つめる直言。

そこへ寅子が帰って来る。

すると直言はその紙を隠した。

直言はどうだったと寅子に聞く。

寅子はダメだったけど他の事務所を探してみる、優三さんが帰ってくるまで私がこの家を支えないとねと言うのだった。

昭和21年10月終戦から1年が過ぎた。

寅子はいくつか弁護士事務所をあたったが雇ってくれるところはなかった。

そんな寅子に直明は辛くてやめたんだから無理に弁護士に戻る必要はないよと声をかける。

姉ちゃんは十分頑張ったよ。今度は俺が頑張る番だからと言って。

すると家の方から物音がした。

直言が胸を抑えて倒れたのだった。

そのはずみで落ちた写真たてをなおそうとする寅子は一枚の紙を発見する。

直言は見るんじゃない!というが、寅子はその紙をひろげる。

それは優三の死亡告知書だった。

昭和21年4月25日に優三は戦病死していたのだ。

優三さんは戦争を生き抜いたのに、病気で亡くなってしまったんですね。とらちゃんと優未に後少しで会えたのにさぞ無念だったろうなぁ。やりきれませんね。

虎に翼(43)5月29日(水)放送のネタバレ

虎に翼第9週懺悔する直言
出典:NHK虎に翼

直言は優三の死亡告知書を半年近くも隠し持っていた。

寅子は無表情で死亡告知書を見つめている。

優三にお守りを渡した日のことを思い出しながら。

直言は栄養失調なうえに肺炎も悪化している、もう長くはないでしょうと医者に告げられる。

優三の死を知り、直言が死亡告知書を隠していたことで、家族間に何とも言えない空気が流れるが、寅子はそのことにはふれることなくたんたんと平静を装っている。

はるも花江も直明もそんな寅子を心配そうに見つめる。

その後直言はみるみる衰弱していった。

直明と寅子はもくもくとマッチの仕事をする。

そんな寅子の脳裏に浮かんでくるのは優三の顔だった。

昼食中、体調が悪く寝ている直言がはるを呼んで起こしてもらう。

そして、直言は家族皆を呼んだ。

皆は布団の側に座る。

直言は寅子に直道が亡くなっても花江はずっと猪爪家の人間か?と聞くと、寅子ははいと答える。

直言、そっかよかったと言い、花江に言う。

花江ちゃんは猪爪家の人間だ、いつまでもこの家にいていい、でもこの先だれかいい人が現れたらその人と幸せになりなさい、息子たちは連れて行ってもおいていってもいいと。

寅子は終わりましたかといい立ち去ろうとするが、花江が終わりなわけがないでしょうと大きな声を出す。

そして続ける。

おとうさん今する話それじゃないです。とらちゃん、私ね、お父さんがやったこととんでもなくひどい事だと思う、優しくする必要なんてない。怒ってもいい、罵倒してもいい、とらちゃんはきちんと伝えるべきよ、お父さんとは生きているうちにお別れできるんだから。

花江は寅子の手をとりお願いよとらちゃんと言う。

それを聞いた寅子はまた座りなおす。

すると直言は寅子に頭をさげ優三くんのことをすぐ知らせなくてごめん、今とらが倒れたら我が家がダメになると思って言えなくて時間がたつほど言いにくくなってと言い訳ばかり。

俺はこのとおり弱くてダメな愚かな男なんだ、いっつもとらに頼りっぱなしでごめんと謝り続ける直言。

花江は寅子に許したくなかったら許さなくてもいいのよと言う。

寅子がお父さんと何か言おうとするがそれをさえぎり直言は突然今まで思ってきたこと言いだした。

結婚したときに優三くんかぁと思った、花岡君がいいなぁって思ってた、花岡くんの下宿先を見に行ったりお土産を持って行ったり佐賀の実家を知り合いにみてきてもらったりした。

それを聞いた皆はえぇ!と驚く。

直明は優三さんが本当の家族になったと喜んでいたじゃないかと言うと、もちろん優三君には感謝している、かわいい孫にも合わせてもらった、でも直道と花江ちゃんの結婚とは違うと言うか、だって寅子の夫は花岡君と思い込んでだから、こりゃ、とらは確実に幸せを勝ち取ったぞ、周りに自慢できるぞ、老後も安泰だって思ったりしちゃったもんだからという直言。

花江と直明は口を開けてあんぐりした表情。

それを見た直言、あ、ごめん、これは話すべきじゃなかったと謝罪。

その後も続く直言の懺悔。

直言の懺悔

共亜事件の時寅子がしつこくて腹が立ったことがある

はるさんが怖くて残業って嘘ついて飲みに行ったことがある

直明ができすぎるもんだから本当に俺の子なのかと疑ったこともある

花江ちゃんがどんどん強くなって嫌だなと思ったこともある

うちの家族は女が強いから直道とこっそり寿司を食いに行ってごめん

寅子が見合いに最初に失敗したとき嫁に行かないでくれてうれしく思った

優未を高い高いした時、鴨居に頭をぶつけてしまったことを黙っていてごめん

直道が死んだあと闇市でこっそり1人で酒を買って飲んで

寅子はうんうん、一旦やめてくれる?まだ続く?

直言はあと少しだけと。

寅子一生分の懺悔する気?

だってお前らにこんなに苦労掛けて申し訳なくて死にきれないと咳こむ直言。

こんなお父さんでごめん。ごめんな。とまた頭を下げる直言。

何度もごめんって言われてもと直言を見据える寅子。

でも、お父さんだけだったよ、家族で女子部にいってもいいって言ってくれたのは。女学校の先生、お見合い相手、誰の前でもうちのとらはすごいって、どんな私になっても私をかわいいかわいいっていっぱい言ってくれたのはお父さんだけ。

それを聞いた直言は涙する。

寅子も涙しながらそれはこの先もかわらないからと言い、直言との思い出を回想する。

直言、当たり前だろ、とらは俺のほこり、宝物なんだからと寅子の手を取り言う。

そのまま眠ってしまう直言の顔はとてもすっきりとしていた。

そんな直言、数日後静かに息をひきとった。

虎に翼(44)5月30日(木)放送のネタバレ

虎に翼第9週お守りを披露国民服姿の男
出典:NHK虎に翼

昭和21年10月

直言が亡くなっても生活は続いていく。

ラジオからは佐世保に復員船が到着しましたと流れている。

立ち止まりラジオを聞く寅子。

場所は変わり闇市。

歩く国民服姿の男から鞄を奪う男の子。その子を追いかけ鞄を取り返す。落ちたお守りを拾い砂を払い大切にあつかう男。

猪爪家では直明が違う仕事を探すよと。

これから子供たちにもどんどんお金がかかるし早く一人前になってこの家の大黒柱になれるようにがんばると言う直言。

そんな言葉を聞いた寅子は直明はどんな将来を思い描いていたのだろうと小さかったころからの直明を思い返す。

昔から本が好きで優秀で帝大を出て役人になろうとしていて、それから、それから、とやりきれない思いで家事をこなす寅子。

すると国民服の男性が寅子を訪ねてきて優三のお守りを見せた。

その男は小笠原といい優三とは復員を待つベッドで隣同士だったという。

小笠原は言う。

私の病状が悪化した際、佐田さんがそれを握らせてくれた。このお守りにはとてつもないご利益があるから絶対に助かるってと言って。私はその後持ちなおしましたが、優三さんは亡くなってしまって、私がご利益を吸い取ってしまったんじゃないかとずっと申し訳なくて。

それを聞いた寅子、そんな風に思うことないですよと返す。

小笠原は、ほんの短い間でしたがとても優しいいい男でしたと頭を下げた。

直人と直治に遊んでもらっている優未をぼんやり見つめる寅子にはるがやってきてはいとお金を渡した。

どうしたの?と聞く寅子にお父さんのカメラを売ってきたと言うはる。

そしてこれは自分のためだけに使いなさいと言う。

そんな贅沢できないという寅子に、使いなさい、これは必要な事、花江さんも私もどうしようもなくなった時内緒で思い切り贅沢しました、そうするしかなかった、これ以上心が折れて粉々になる前にお願いだから立ち止まって優三さんの死とゆっくり向き合いなさい。

闇市に行く寅子。

屋台で焼き鳥とどぶろくを注文。

それを見つめておいしいものは一緒にと言う優三の言葉を思い出す。

寅子は屋台にお金を置き食べずに歩き出した。

ちょっとおねえさん!と屋台のおかみが新聞紙にくるんだ焼き鳥を持って追っかけてきた。そしてもったいないから持ってお帰りと寅子に渡す。寅子の顔を見つめしっかりするんだよと励ます屋台のおかみにこくりと頭を下げ、思い出の河原に向かう。

河原で座り包みを開き焼き鳥を一本持って分け合って食べるって言ったじゃないと涙をこらえながら呟く。

必ず帰ってくるって言ったじゃない、たまらず涙があふれでる。

焼き鳥を頬張る。

怒った顔で泣きながらむしゃむしゃ食べる。

膝の上に開いた新聞、そこに掲載されていた第14条に目が留まる。

寅子の隣に優三の幻影。

河原で優三に言われたことを思い出し大泣きする寅子。

優三の言葉

とらちゃんが後悔せず心から人生をやりきってくれること、それが僕の望みです。

虎に翼(45)5月31日(金)放送のネタバレ

虎に翼第9週詰襟を着る直明
出典:NHK虎に翼

手で涙を払い立ち上がる寅子。

家に帰ると押し入れからノートを取り出し、焼き鳥を包んでいた新聞を開き、ノートに日本国憲法を書き写した。

そして皆を集めて家族会議を開く。

花江が何かいいことあった?ずいぶん嬉しそうだけどと寅子に言う。

寅子は新しい憲法が公布されるの、これから私達は皆平等なの、男も女も人種も家柄も何も関係ないの、すばらしいことだと思わないと言った。

そして第13条と第14条を読み上げすばらしいでしょと。

花江は直明にすごいことなの?と聞くと直明もすごいことだとは思うけどと言うが戸惑っている。

そんな直明に寅子は自分には関係ないと思ってるでしょ、この国は変わるの、私達1人1人平等で尊重されなきゃいけないと言い、おかさん、お母さんの幸せってとはるに聞く。

はるは生活が楽になって家族皆がおなかいっぱい食べられる。

続いて、花江。

花江は子供たちが幸せになってくれること。

そして寅子。

私の幸せは自分の力で稼ぐこと、自分がずっと学んできた法律の世界で。もう一度法律の世界に飛び込んで人生をやり切りたい。だから直明、あなたはあなたの幸せのために大学に行きなさい。

それを聞いた直明、そんなお金どこにあるんだよと。

寅子、だから私が稼ぎますと言う。

寅子は直明に言う。

ずいぶん離れている間に直明が何が得意なのかはっきり理解できていないと思うけど、あなたがずっと勉強が好きで知識を得ることに喜びを感じていることは知っている。これからきっとやりたいことは見つかる。大好きな勉強をしてやりたいことを見つけていくあなたを、あなたが幸せになるのをおねえちゃんは見たいの。と。

直明、勉強が好きってそんな理由で進学なんて。

それを聞いた寅子はまた直明に言う。

直明、あなたは昔っからできた弟よ、帰ってきてから何度も何度も助けられた、でも無理に大人ぶるあなたを見ていると胸がざわざわするの、と。

僕はもう二十歳だよ、大人だよと言う直明。

寅子は、二十歳なんて、私はまだ女子部で学んでいたころよ、花江はおかあさんと折り合いが悪くてお饅頭作りながら泣いたりしてと言った。

それでも直明は、そんなこと言っていられる状況じゃ、僕は猪爪家の男としてこの家の大黒柱にならないとと頑固。

すると寅子は、そんなものならなくていい!新しい憲法の話はしたでしょ、男も女も平等なの、男だからってあなたが全部背負わなくていい、そういう時代は終わったのと強く言う。

花江もそうよね、これからは家族皆が柱になって支えていけばいいわよねと寅子に共感する。

寅子、そう、その通り、さすが花江、いいこと言う。

直明、僕、勉強していいの?とやっと自分の気持ちに素直になってくる。

寅子、していいじゃなくて必死になって勉強しなさい、わかった?と言う。

うん、とうなずく直明の頭をうれしそうにグリグリとなでる寅子。

昭和21年11月3日日本国憲法が公布。

新たな時代の憲法が広く国民に知らされた。

竹もとの夫婦もふかし芋を売りながら新聞を見ていた。

昭和22年の春

詰襟を着る直明を皆が素敵だとほめる。

直明、満面の笑み。

寅子は押し入れから箱を引っ張り出して開け、直言が作った古いスクラップブックを開き一枚一枚見ている。

そして、ノートや司法試験の合格証書を風呂敷にまとめる寅子。

優三の写真に行ってきますと語りかけ寅子は司法省へと出かけるのだった。

司法省の人事課の課長を探す寅子、奥だよと言われ通路を通って奥へ行くとそこには桂場が座っていた。

桂場は竹もとで買ったふかし芋を食べようとしていたが寅子を見てやめた。

鼻のあたまに芋の皮をつけながら君か、何か用かと寅子に言う。

寅子は桂場の前に行き、佐田寅子、昭和13年度高等試験司法科合格、私を裁判官として採用してください、お願いしますと言った。

すると、なぜだ、なぜ私が君を採用しなければならないのか理由を説明したまえと言う桂場だった。

虎に翼第9週「男は度胸、女は愛嬌?」の感想

第9週はとても悲しい事ばかりで見ていて辛い週でした。

直道も優三も戦争に行き亡くなってしまい、直言も病で亡くなってしまいましたね。

それでもそれぞれに悲しみを乗り越えて力強く前に進む猪爪家。

家族皆が幸せに暮らせるようにと願いつつ、次週からの裁判官編も楽しみにしています。

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