2024年注目の春ドラマから「約束~16年目の真実~」第3話「選択」のネタバレと感想です。
第2話では同級生の不破が16年前の殺人も自分がやったと自供し、その姿がネットで拡散されてしまいました。
そのまま逃走した不破を追う警察たちは果たして不破を見つけることはできるのでしょうか。
そして梅崎若菜殺害の真実が今回明らかになります。
時は悲しみを置き去りにはしない
どこまで進もうとも絶望や苦しみから逃れることはできない
約束~16年目の真実~基本情報
約束~16年目の真実~の基本情報です。
放送局 | 日本テレビ系 |
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放送時間 | 毎週木曜 夜11:59~ |
出演者 | 中村アン(桐生葵)、横山裕(香坂慧) |
主題歌 | Butterfly effect/野田愛実 |
あらすじ | 16年前、望野町という穏やかな街で二人の遺体が発見される。それは口の中にビー玉を詰められているという異様な遺体だった。殺人犯として主人公葵の父親が逮捕され、葵はすべてを失い望野町を去ることに。そして現在、葵は16年前の真相を探るために故郷に戻ったがその途端事件が発生する。 |
公式HP | https://www.ytv.co.jp/yakusoku_drama/ |
約束~16年目の真実~相関図
約束~16年目の真実~の第3話をわかりやすく相関図でまとめてみました。
約束~16年目の真実~第3話選択のネタバレ
では、第3話のネタバレいってみましょう。
16年前の事件を再捜査するという葵
望野署の前には記者が大勢押しかけていた。
それに対応する一条。
16年前の事件は冤罪だったのかという記者からの質問に対し、一条は当時の捜査は適正に行われた、今回はあくまでも梅崎若菜殺害事件について不破を追っていると言い署に戻っていく。
それでも質問やまない記者たちに対して葵は16年前の事件について調べなおす必要があると言ってしまう。
16年前の資料を調べる葵
16年前の事件を自分に追わせてくれと一条に頼む葵。
一条は捜査資料室のカギを葵に渡し、16年前の事件に納得するまで今回の捜査に加わること禁止するのだった。
葵は資料室で資料を調べる。
すると10~14ページの不破玲殺害現場に速水康男がいたという目撃証言についての捜査資料が抜けていることに気が付く。
一条に捜査資料が抜き取られている件を報告し当時の目撃者に接触しようとする葵。
すると香坂があなたは加害者の娘、自分の立場がわかっているんですかとやってくる。
葵はその真偽を確かめたいと言うのだった。
不破翔の同級生4人に見張りをつける香坂
一条は仮に16年前の事件が冤罪だったとして不破翔の自供については信憑性はあるのかと葵に聞く。
葵はあると思っていると。
理由はあの事件とそっくりな映画のシナリオを不破が書いたことからだった。
葵は一条に不破が書いた映画のシナリオを見せ速水康男は読んでいないはずと伝える。
すると、香坂も偶然の一致とは考えにくいと言うのだった。
不破翔を追っている木崎が戻ってくる。
不破は公共の交通機関を利用した形跡はないからまだこの町にいるはずなのになと。
天草あたりがかくまっているのではと言うが、用意周到な香坂は不破の同級生・天草・桃・恵には見張りを付け、そして葵は自分が監視していると。
葵は監視があるならもう少し好きにやらせてくださいと開き直ったように言うのだった。
タクシー運転手天草は不破の共犯者ではない⁉
タクシー運転手の天草が見つかったと警察に連絡が入り署に連行し取り調べる木崎。
不破翔の逃走に協力したのではと疑われている天草だが、天草は共犯ではないと言う。
突然仕事用の携帯に不破翔から連絡があって悪いけど頼まれてくれと言われた。
まさかあんなに騒ぎが大きくなると思っていなかったと。
理由を聞いても不破はお前は何も知らない方がいいと教えてくれなかったと。
第一被害者の家でかくまわれていた不破
不破翔の目撃情報が警察に入る。
情報を提供したのは目撃情報から察するに多分雑貨屋。
不破がいる範囲を調べると第一の被害者の家がある場所だとわかった。
葵は香坂と一緒にそこへ向かう。
香坂だけが空き巣被害の警戒にあたっていると家に入る。
その家の女性は葵に向かって出ていけ悪魔の子と言った女性。
そして第一の被害者やまねえりかの母親だったのだ。
香坂はやまねえりかの母親に不破翔がこの家にいるのではなかと尋ねる。
すると母親は目が泳ぐ。
香坂は不破翔が何か言っていなかったかと聞くと、16年前の真犯人は別にいる可能性があって、今警察に内緒で自分が調べていると言っていたとやまねえりかの母親は言った。
外では不破と葵が接触。
葵はメッセージがこれだけでは不破君が何を考えているのかわからないと言う。
すると木崎達もやってきて不破を署まで連行するのだった。
不破からの暗号メモは誰も信じるな
葵は16年前にもらった暗号メモについて思い出していた。
その解き方を当てはめて今回の暗号を解く。
その内容は『誰も信じるな』だった。
梅崎若菜と同じバーに通っていた不破翔
木崎達が不破翔の取り調べをしている最中に梅崎若菜の上司から不破翔と梅崎若菜はよく同じバーに通っていたという情報が入り、葵と香坂はそのバーに向かった。
そしてマスターから話を聞いた。
不破翔と梅崎若菜はいつも事件の話を深刻そうにしていたというマスター。
ある時不破翔が妹は俺が殺したという言葉を聞いたことがあると言うのだった。
葵と香坂の意見が一致
店を後にした葵は香坂に不破翔が本当に妹を殺したと思うかと聞くと、香坂は過去のシリアルキラーの殺害にそういった例もあるから考えられなくはないと。
葵は殺害の日も不破翔と会っていたが、どうしても不破翔が妹を殺したとは思えないと言う。
するとなんと香坂も自分も同意見だと言うのだ。
香坂はあの動画をもう一度見返してみたが不破の挙動にどこか嘘らしさを感じ、悲劇のヒーローとしての筋書を演じているように見えたと。
結局天草は不破の共犯者だった
香坂と葵は続いて天草にも会いに行く。
葵はまだ隠していることがあったら話してと天草に言う。
すると天草は、実は不破から依頼を受けて不破の動画を撮影し、不破に渡したのは自分だと認めた。
全ての舞台を自分で整えた不破翔
署に戻った葵と香坂。
一条も別室で香坂の取り調べを聞く。
香坂が天草から聞いたことを元に不破に話す。
天草が撮影した動画を不破が受け取り自ら拡散。
そして、不破自ら警察にも通報し、自分で舞台を全て整えて梅崎若菜殺害と16年前の事件の犯人は俺だと言う供述を不破は行ったのではと。
さらに香坂は続ける。
梅崎若菜と接触することで16年前の事件に疑いを持つようになったのではと。
そして動機は何かと考える香坂。
自分を知らしめたという犯人特有の承認欲求とはズレを感じる。
考えられるのはもう1つ。
16年前の事件に世間の注目を集めることで再調査へと仕向けたかったからですよねと。
そうだとしても16年前の事件を蒸し返すために当時を模倣した殺人を行ったのならそれは許されることではないと。
16年前の事件で自らを責め続けていた葵と不破
なぜ梅崎若菜を殺害したのか話してください。
警察なんか信じられるかよという不破。
誰も信じるなと言う不破からのメッセージを思い浮かべる葵。
そして、私に話させてくださいと葵が不破と話す。
葵も不破も不破の妹が死んだのは自分のせいだとずっとお互いが自分を責め続けたいたのだった。
葵はあの日不破を夏祭りに誘わなければ妹が1人になることはなかったと。
不破は俺があんなシナリオを書かなければ、あの日もっとあいつを気にかけていればと。
梅崎若菜について話し出す不破翔
梅崎若菜はもともと警察の不祥事や誤認逮捕の取材を積極的に行っていた人。
彼女はもともと望野町の事件についても興味を持っていた。
不破が事件の被害者遺族だと知ると自分が知らない情報も教えてくれたと。
それは警察組織の内部事情で結論を急いだ警察に捜査は突然切り上げられたということだった。
梅崎はこれは冤罪事件だと思うから必ず真実を突き止めると言っていたのだ。
あの日梅崎若菜から連絡があったという不破。
彼女は、望野町に取材にきている、今からある人とあう、その人は別件の取材で追っていた人物だけど連続殺人に関与している可能性もあると睨んでいる、もしかしたら殺人鬼本人の可能性もあると。
そして、例え自分の命を利用しても真実は必ず明らかにしなくちゃだめだからと不破に言うのだった。
不破が望野町の神社に行くと既に梅崎若菜は殺されていた
不破が望野神社に行くと梅崎若菜は既に死んでいた。
また俺のせいだ、俺がもっと早くこの事件と向き合っていれば彼女は殺されなかったかもしれない。
しかも彼女は過去に自分のネタを横取りされたことがあった経験から、自分がつかんだ情報を誰にも伝えていなかったから誰と会っていたかは不明なのだという。
そしてこの事件の犯人を捕まえたとしても警察は16年前の事件と無関係として片づける。
だからこの殺人が明らかに16年前の殺人の続きだと思わせることができればと考え、梅崎若菜の口にビー玉を入れたのだった。
葵を信じると言った不破翔
あの日神社を出た後に葵がこの町にいると知った不破。
葵なら16年前の事件の関係を疑うと思ったと。
例え自分が疑われたとしても再捜査に乗り出す可能性に期待した。
そしてその後自分に容疑がかかっているって聞いて動画拡散と言う次の手に出たのだった。
不破は葵に言う。
梅崎若菜を殺した犯人を追ってくれ、そいつが16年前の真犯人かもしれないと。
ここで一条がちらりと画面に映る
葵は、その想いは私が受け止めたから必ず真実を突き止めると不破に言う。
すると誰も信じるなと葵に言っていた不破・警察なんて信じられるかよと言っていた不破が葵を信じると言うのだった。
16年前の事件を再捜査することに
望野署メンバーで今回の事件を話し合う。
香坂は不破の供述に矛盾はないと考えると一条に伝える。
一条は梅崎若菜殺害の犯人をもう一度洗いなおす。
そして、その人物は16年前の連続殺人について深く関わっている可能性がある、それを含め全てをつきとめると言うのだった。
事件当日梅崎若菜が誰と接触したのかがその鍵となるが、彼女の携帯にそれらしき形跡は何もなかった。
しかし、待ち合わせをしていたということは、彼女は事件当日すでに犯人と一度話をしていることになる。
当日の足取りを徹底的に聞き込みする面々。
署では新たな事実が発覚する。
サイバー班が梅崎若菜のパソコンを検証したところ関係ありそうなファイルが自動消去されていたがある文字だけが確認できたのだ。
BITOコーポレーションへ向かう葵と香坂
梅崎若菜を乗せたと言っていた天草からの情報や、パソコンからの情報から間違いないと判断し、BITOコーポレーションの代表・そして恵の父でもある尾藤誠に会う。
そして葵は尾藤に言う。
午前10時20分頃防犯カメラに梅崎若菜と話している姿があり、また、データからも追っていたことが判明している。
聞かせてくださいあの日のこと16年前の事件の真相をと。
葵の最後の言葉
「高ぶる気持ちを抑えきれずにいた、自分が追い求めていた犯人と今向き合っているのだと」という葵の心の言葉で第3話は終了。
約束~16年目の真実~第3話4つの気になったポイント
約束~16年目の真実~第3話で私が気になったポイントです。
①不破が葵に梅崎をころした犯人を追ってくれ、そいつが16年前の真犯人かもしれないと言った後に一条が映るシーン
まさか、一条が何か関係しているのか⁉と思わせられるような構成なんですよね。
う~ん、でも一条が16年前の事件の真相を調べなおすって言ってるし気のせいかな。
②尾藤誠が本当に16年前の事件の真犯人なのか
まだ第3話だし、尾藤誠が犯人は展開が早すぎますよね(笑)
梅崎若菜を殺した犯人は尾藤誠かもしれない。
そして16年前の事件に関わっているのかも知れないけれど16年前の事件の犯人はきっと違う人だと思います。
その人を守ってるとか?
それともちょいちょい国会議員も出てくるから、町にまつわるもっと根深い何かなのかしら。
③捜査資料を抜き取ったのは誰?
16年前の捜査資料10~14ページを抜き取ったのは誰なんでしょう。
これは警察関係者じゃないと無理ですよね。
何のために?
犯人は警察内部の人間?
一条なの?まさかね。
④結局いちいち怪しげに登場していた雑貨屋は怪しくない⁉
第一話からいちいち登場が怪しげだった雑貨屋さんは結局全く怪しくないのか?
不破翔の目撃情報を警察に提供するだけの人だったの?
なんかまだありそうかもしれないと思わせられる私は勘ぐり過ぎなのか(笑)
約束~16年目の真実~第3話の感想
今回は不破の動画拡散に関係する一連には天草も協力していたことが発覚し、梅崎若菜を殺したのも不破ではなく別の人物だとわかりました。
前回の謎が解けてはいくものの、また新たな謎が浮き上がり、どんな展開になっていくのか続きが気になります。
桐生葵を演じる中村アンさんしかり他の演者さんも誰が犯人かわからないということなので、このスリリングを楽しみながら演じているんでしょうね。
いや~、それにしても犯人ほんとに誰なんだろう。まだまだ何か新しい真実が出てきそうですよね。