2024年春ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第8話「そして、闇に堕ちていく」が放送されました。
第7話では心臓血管外科プロジェクトが動き出し、第一号の手術患者に陽月の妹美咲が決定。大友に変わり岡田が執刀し、手術は無事成功したかに思われましたが手術中に他の臓器を傷つけたことにより数日後に美咲の容態が急変しそのまま亡くなってしまいます。
医療過誤の疑いがあることを若林から聞いた海斗ですが、どう対応していくのでしょうか。
Re:リベンジ-欲望の果てに-基本情報
Re:リベンジ-欲望の果てに-の基本情報です。
放送局 | フジテレビ系 |
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放送時間 | 毎週木曜 夜10:00~10:54 |
出演者 | 赤楚衛二(天堂海斗)、錦戸亮(大友郁弥)、芳根京子(朝比奈陽月) |
主題歌 | WHY?/Stray Kids |
あらすじ | 日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」。理事長の息子海斗(赤楚衛二)は、父との仲違いから医師にはならずに週刊誌の記者として出版社で働いている。父親が事件に巻き込まれたと聞いた海斗は天堂記念病院を訪れるが、理事長の座を狙って権力争いが起きようとしていた。 |
公式HP | https://www.fujitv.co.jp/re-revenge/index.html |
Re:リベンジ-欲望の果てに-の相関図
Re:リベンジ-欲望の果てに-の第8話をわかりやすく相関図でまとめてみました。
Re:リベンジ-欲望の果てに-第8話のネタバレ
では、Re:リベンジ-欲望の果てに-第8話のネタバレいってみましょう。
美咲の死因を解明するべきだと言う若林
美咲の葬儀で出棺の挨拶をする陽月。
それを聞きながら若林から言われた医療過誤の事を考える海斗。
海斗の回想
若林、遺族に病理解剖を提案するべきです。
海斗、今ここで?
若林、今ならまだ間に合います、遺体が焼かれてしまってからでは手遅れです。
海斗、だったらどうして今日まで黙ってたんですか。
若林、美咲さんが亡くなる前日、岡田先生にもご相談したが手術に問題はなかったと取り合ってもらえず。
海斗、そこまで断言されるならやはり手術でミスはなかったのではないでしょうか。
若林、ですが、病理解剖をしない限りは100%ミスがなかったとは言い切れないはずです。
海斗、わかりました、私が遺族に対応します。ただ、少し整理する時間を下さい。
若林、出棺まで時間はありません、よろしくお願いします。
葬儀の場面に戻る
陽月の挨拶も終わり出棺が迫る。
海斗は陽月に何も言う様子はなく若葉は海斗の方を見る。
その様子を見ている大友。
火葬場では美咲の棺が火葬炉へ入っていく。
陽月は目を伏せて悲しみにくれていた。
海斗は焦る表情でそれを見るが結局何も言えなかった。
手術ミスの可能性を皇一郎に報告する海斗
海斗は皇一郎に手術ミスの可能性を報告し、遺族の気持ちを思うとあの場で解剖の提案ができなかったと詫びる海斗。
皇一郎は眉間にしわをよせ海斗を見つめ、よくやった、いや、よく何もやらなかったと言う方が正しいかなと。
どういう意味でしょうかと尋ねる海斗。
すると皇一郎は言う。
為政者たるもの少々のトラブルに振り回されてはならん。お前にとっての大事とは何だ?と。
海斗はプロジェクトを推し進め1人でも多くの命を救うことですと答えた。
それを聞いた皇一郎。
そうだ、これから数多くの命を救う男がこんなとこで足をすくわれるわけにはいかんだろう。小さき命を懸命に救おうとした医師たち、手術が見事に成功した。が、その矢先予期せぬ心不全が患者を襲い…そんな美談にして世間には広めておけばいい。と言う。
海斗は、ですがもしほんとに医療過誤があったのならと返す。
しかし、皇一郎は返す。
今さらきれいごとを言うつもりか?遺体はもう骨になった。真相は藪の中。そういう決断をしたんだよお前が、自分の判断でと。
それを聞いた海斗はハッとするのだった。
医療ミスの可能性を岡田に確認する海斗
理事長室で岡田と話をする海斗だが考え事をして岡田の話が入ってこない。
失礼しましたと岡田の話をもう一度聞く海斗。
岡田はプロジェクトの2例目として受け入れる次の患者のファイルを海斗に渡し承認を依頼。
しかし、海斗はそのファイルを置き、岡田に尋ねる。
朝比奈美咲さんの手術はほんとに成功したんですよね、と。
岡田はおっしゃってる意味がわかりませんがと答える。
若林先生から聞いてしまったんですと言う海斗。
岡田はうなずきながら答える。
その話ですか。私も若林先生に言われ術後のレントゲンを確認しました。そして確かに左肺がやや落ちているような印象も受けました。ポータブルで撮影した場合そのような誤差が生じることは珍しいことではありません。事実、手術は完璧に行いました。こちらに落ち度は何らなく、ただ不測の心不全が患者を襲っただけのこと。
それを聞いた海斗は信じていいんですね?と岡田に聞く。
万が一ミスがあったとして、いまさら確かめられないことは理事長もおわかりですよね?という岡田。
辛そうな表情でええと答える海斗。
だとすればこれ以上の議論は意味をなさないと思いますがと言う岡田だった。
陽月に美咲の病理解剖を勧めていた大友
海斗は手土産を持って陽月の家へ向かうが、行くのをためらい戻ろうとすると陽月とばったり会ってしまう。
美咲の遺影に手を合わせる。
陽月は海斗に言う。
ありがとう、わざわざ来てくれて。びっくりだよね、こんなに小さくなっちゃうんだもん。嘘みたい美咲がもういないなんてと。
そして、尋ねる。
海斗はさ、美咲の死因についてどう思う?と。
ぎくりとして、えっ…と言ってしまう海斗。
美咲が亡くなったあの日、大友に病理解剖を進められたという陽月。
大友は美咲が亡くなったほんとの原因は別にあるのかもしれないと陽月に話していたのだ。
陽月も今になって何かがわかるなら解剖をお願いするべきだったのかもと後悔している。
海斗はだったらなぜ断ったのかと聞くと、美咲はずっと苦しんできたから、二回も手術を受けて、これ以上美咲の身体を傷つけたくなかった、だから…と言う陽月。
陽月の気持ちを知った海斗は言う。
陽月は間違ってないよ。手術は問題なかった。執刀した岡田先生たちのチームも全力を尽くした。解剖したところで何かわかったわけじゃないと。
そして続ける。
美咲ちゃんの体を傷つけたくないっていう陽月の気持ちは何も間違ってないよと。
うん、ありがとうとうなずく陽月だった。
美咲のレントゲン写真を確認する大友
病院では医局のパソコンで美咲のレントゲン画像を見ている若林。
資料室では大友がパソコンで美咲のレントゲン画像を確認していた。
ホームページで公表された美咲の死について
皇一郎の秘書永田から美咲の手術についてホームページで公表する文章の案を送りましたと電話が入る。
その文章には遺族の意向により病理解剖は行わなかったと掲載されていた。
理事長室にホームページを拝見したと若林がやってくる。
そして言う。
私達は遺族に病理解剖を提案していないのにどういうことなのでしょうか。
葬儀の場であっても病理解剖を勧めるべきだったと思います。その上こんな虚偽が含まれた文章まで無断で掲載して遺族も黙っているはずがありません、理事長!と。
海斗は立ち上がり若林に言う。
掲載された文章に虚偽は一切ありませんよ。遺族には患者の死後すぐに病理解剖を勧めていました。ただ、患者の身体を傷つけたくないと言う強い意向により断られてしまったんです。
それを聞いた若林はそんなことあの時は一言もと言うと、海斗は急なことで私も気が動転してたんですと言った。
若林はさらに言う。
解剖を勧めた時点では遺族にこの気胸の可能性について説明していないのですよね?術前の者と見比べれば左肺がわずかに落ちていることがお分かりいただけると思いますと。
海斗は岡田先生はポータブルによる誤差だとおっしゃっていましたがと言うと、もちろんその可能性もありまずが気胸である可能性もゼロではないはずです、だからこそ病理解剖で全てを明らかにすべきだと申し上げたんですと食い下がる若林。
それに対し、いずれにせよもう遺体は残っていません、悔しいんですがもうどうすることもできないんですよと海斗は言う。
若林はうなだれる。
美咲のレントゲン写真の閲覧権限について気にする海斗
そんな若林に海斗は尋ねる。
ちなみにこのレントゲン写真は誰でも見られるんですか?と。
医師なら誰でも見られると思いますと答える若林。
海斗がこの件は一度私がお預かりしますと言うと、ですが…と若林。
海斗は若林をにらみつけ何も言わせなかった。
失礼しますと若林は理事長室を後にすると、海斗はあわててレントゲン写真を確認した。
新栄出版に届いた医療過誤を疑うメール
新栄出版では木下と薮田が話す。
木下は天堂記念病院の公表文を見ながら術後に患者が亡くなってしまったようで、遺族と面識もあったのでちょっと気持ちのやり場がないっていうかと言うと、薮田が編集部のアドレスにこんなメールが届いたとパソコンを見せる。
それは手術は医療過誤の可能性がある、詳細希望の場合はご返信下さいという内容。
薮田は9割型タチの悪いいたずらだろうが、ガセじゃないとしたら大スクープだ、
とりあえず返事だけでもしてみるかと去ろうとする。
木下は薮田に私が確認してもいいでしょうか?と聞くと薮田はわかった、転送しとくよと言った。
美咲のレントゲン写真を削除する海斗
海斗は美咲のレントゲンの写真を皇一郎に見せていた。
皇一郎はこんなものなんの証拠にもならん、岡田先生も誤差だと言ってるんだろうとつっぱねる。
海斗はしかし、若林先生がこれを持って遺族の元に向かったとしたら…話す。
すると皇一郎は海斗に言う。
怖いか?時に臆病になることも権力者には必要だ。その臆病さが小さな芽をつむ原動力となりお前自身を助けることにつながる。と。
皇一郎は永田にノートパソコンを持ってくるように指示する。
海斗の前にパソコンを置き、永田は言う。
天堂記念病院のデータベースを直接操作することが可能です。と。
永田がモニターを操作すると、美咲のレントゲン写真データの上に削除してもよろしいですか?と表示される。
削除した記録は残りませんという永田。
悩んでいる海斗に、皇一郎はできないのか?
海斗、これはつまり…
皇一郎、隠ぺいだ、もみ消すんだよ。
目を見開きびっくりする海斗に、そんな顔するな、お前はそのためにここへ来たんだろう?と言う皇一郎。
海斗が否定しようとすると、なんだっていい、早くしないと今にもそのデータが外へ漏れ出るぞと脅す皇一郎。
そして海斗に近づきながら続ける皇一郎。
お前がやるんだ。お前が自らの手を汚してこの病院を守るんだよ。それとも何か、全て失うか、病院もプロジェクトもお前がこれまで築いてきた地位も全て!?と声を荒げる。
皇一郎はこわばった表情をする海斗の肩をさすり、さあ腹をくくれと。
海斗はゆっくりと指を伸ばしパソコンを操作、目に力が入り歯を食いしばりながらレントゲンを削除した。
医師の口封じも指示する皇一郎
うなだれる海斗に皇一郎はもう一つやることがあると告げる。
それは医師の口を封じること。
手段はを選ばず確実に口を封じるようにと指示をする皇一郎。
わかりましたと言う海斗はうなだれその表情は罪悪感に満ちている。
皇一郎は言う。
そんな顔するな、同じだよ、私も智信も。あらゆる手段を使って病院を守ってきた。
それを聞いた海斗は父さんも!?と顔を上げる。
皇一郎は続ける。
我々は無数の屍の上を生きている。そうでなければ大きな組織を繁栄させ維持することなどできんのだよ。と。
廊下を青ざめた表情でとぼとぼ歩いてくる海斗に秘書の高村が何かありましたかと声をかける。
海斗はいえ、行きましょうというだけだった。
理事長室にもどった海斗は机を強く打ち付け苦悶の表情で理事長の椅子を見つめるが少しして視線をあげた。まるで何かを決意したように。
病院に復帰する陽月
アパートでは陽月が美咲のスケッチブック見ている、あふれてくる涙をこらえるため顔をあげる。
美咲が亡くなって以来仕事を休んでいた陽月が出勤。
看護師長がもう大丈夫なのと聞くと、ご迷惑をおかけしましたと頭を下げる陽月。
陽月は廊下を通りかかる若林に声をかけ妹が大変お世話になりました、本日から復帰しますと挨拶をした。
そんな陽月に何かを話そうとする若林だったが、秘書の高村に理事長がお呼びですと声を掛けられ話せないまま理事長室に向かう。
手術ミスをなかったことにしようと若林を脅す海斗
中に入ると岡田がいた。
若林が海斗の前に行く。
海斗はこれからいくつか質問します、簡潔にお答えくださいとと若林に言う。
海斗、あのレントゲン写真を他の医者が見ている可能性はありますか?
若林、どういう意味でしょうか?
海斗、簡潔にお答えください。
若林、おそらくないかと、担当医は私でしたので担当医師以外見ることはないかと。
海斗、では、私と岡田先生に渡したもの以外で印刷したレントゲン写真はありますか?
若林、ありません、基本的には病院内のデータで管理しておりますので。
海斗、そうですか…。では、最後の質問です。朝比奈美咲さんの手術にミスはありましたか?
若林、えっ…
海斗、お答えください。
岡田を気にしながら若林は答える。
ですから、再三申し上げている通り、レントゲン写真に気胸と思われる肺の落ち込みを確認しました。手術中に肺を傷つけてしまったのが原因ではないかと。と。
それを聞いた海斗は岡田にいかがですか?と問う。
岡田は答える。
手術中に肺を傷つけるようなミスは一切しておりません。次にレントゲンに関して。私もあらためて確認しましたがそのような異変は一切見当たりませんでした。
それを聞いた若林、そんなはずは…。
では、どこに問題があるか教えていただけますかと言う岡田。
タブレットを取り出し美咲のレントゲン写真を見せようとするが術前と術後の写真を並べてみても違いがないことに驚く若林。
岡田は見比べてみても変化がないように見えますがというと、確かに術後は肺が落ちていたという若林。
海斗もまた見間違えたんじゃないですかと若林に言う。
若林がレントゲン写真がすり替えられたことに気が付き海斗を見る。
海斗は笑みを浮かべている。
岡田はどうどうとしている。
まさかという若林に、証拠もない、遺体もない、それでもまだ医療過誤と騒ぐようならそれは病院への背任行為ですと言う海斗。
さらに続ける。
私は理事長としてしかるべき措置をとらないといけない、身重の奥さんがいらっしゃるんですよね?狭い業界です。これからも医師として働きたいのなら妙な評判が立つのを避けたいでしょと。
脅す気ですか?と若林。
事実認識を共有しようっていう話です。ですよねと岡田に相槌を求める海斗。
岡田は、手術は成功した、しかし患者は予後に合併症としての心不全で命を落とした、と言い、続けざまに海斗も、そしてそれは決して予見できるものではなかった、これが私と岡田先生の認識です、若林先生も同じ認識ということでよろしいですよねと言った。
絶望の表情で聞いている若林。
海斗は若林の肩に手を置き、顔を近づけ、もう戻れないんですよと耳元で言った後、
顔をはなし、プロジェクトが軌道にのったら相応のポストを用意することを約束しますと告げ、同じ認識と言うことでよろしいですかと念を押す。
若林はちらりと岡田を見るが逆らうことができずうなずいた。
海斗は、では、本日の手術もよろしくお願いしますと言うと、わかりましたと岡田がでていく。若林もまたそれに続く。扉を開け出ていく前に振り返り海斗を見と、海斗は微笑んだ。しかし、若林が出て行った後、海斗はすぐに真顔にもどったのだった。
医療過誤についてさらに詳しい内容のメールを受け取る木下
木下の携帯に手術についてのメールが届く。
死因の隠ぺいを図った可能性を示す内容が細かく箇条書きで書かれている。
手術中具合が悪くなる若林
岡田と若林が心臓血管外科プロジェクトの2例目となる患者の手術をしている。
手際が悪い若林を見て看護師が、若林先生ご気分でも悪いんですか?と気遣う。
いえ、大丈夫ですと答える若林だが、心臓が止まった美咲の顔がフラッシュバックし呼吸が荒くなる。
耐えられず若林は手術室を飛び出し廊下に出て座り込んでしまった。
その様子を通りかかった大友が見つけ目が会うが、若林やフラフラと去って行ってしまう。
高村が2例目の手術が無事成功したことと若林の途中退出を海斗に報告する。
何があったんですかと海斗は聞くが体調不良としか聞いていないと答える高村。
美咲を思い屋上で花火をする陽月と海斗
海斗が理事長室に戻ると陽月から電話が鳴る。
屋上に行くと陽月がいた。
今日から復帰だったんだなと声をかける海斗。
ごめんね、急に呼び出したりしてと言う陽月。
話って?と海斗。
陽月は花火を見せながら、これ一緒にやらない?見せてやれなかったからさ、どうせなら美咲がよく見えるようになるべく高いところでやりたいなってと言う。
それで屋上?と海斗は言う。
理事長と一緒なら怒られないと思ってという陽月になんだよそれと笑う海斗だった。
2人は空を仰ぎながら花火をした。
帰りの廊下で陽月が言う。
心配かけてごめんね。私大丈夫だから。思ったんだ。たくさんの人達が美咲を救おうってがんばってくれたんだから、私がいつまでも落ち込んでちゃだめだな。落ち込むよりここの子供たちを1人でも多くの笑顔にする。そのために自分ができることを精一杯やる。きっと美咲も応援してくれると思うんだ。海斗、今日はありがとう。こうおして前を向けるのも海斗の存在が大きい。と。
海斗は、ああ、でも俺の前では無理しなくていいからと言った。
陽月はうん、ありがとうと帰っていく。
それを見送る海斗に木下から電話がきた。
医療過誤について海斗に確認する木下
先輩これから会えませんかという木下。
断ろうとする海斗にすぐ会いたいといんです、お願いしますという木下。
わかったと承諾する海斗だった。
海斗のマンションに木下がやってきた。
木下は美咲の死についてホームページで見たことを伝える。
海斗は手術は成功したけど不測の心不全でどうすることもできなかったと説明する。
そんな海斗に木下は聞く。
本当に手術は成功したんですよね?例えば手術中にわずかに肺を傷つけた可能性はありませんか?術後の急変はそれによってできた気胸が原因だったとか?
何言ってんだよという海斗。
さらに木下は続ける
そしてその証拠になるかもしれなかったレントゲンを削除して死因の隠ぺいを図った?
目をそらす海斗。
なんでそんな顔するんですかという木下。
そして木下は、うちあてに匿名でメールが届いたんですよ、今言ったこと全部ここに書いていますと海斗にメールを見せる。
先輩はこのことを知っていましたか?これは事実なんですか?どうなんですか?とさらに質問をぶつける木下。
黙る海斗。
なんで何も言わないんですか、答えてくださいと言う木下。
医療過誤はなかったと木下に断言する海斗
海斗が立ち上がると、木下も立ち上がり海斗の背中に向かって言う。
私この後この人と会うことになっています。肺に気胸があった可能性があるものを持っているそうです。おそらくそれは消されたはずのレントゲン写真。会いたくないですよ。知りたくない。だから違うって言ってくださいよ、俺を信じろって、じゃなきゃ私…。
それを聞いた海斗は知らない、俺は何も知らない…。と答えた。
じゃぁあのメールは?という木下にプロジェクトに対して海斗は否定的な感情を持つ病院内の者によるガセだと説明し木下を抱きしめ俺が隠ぺいなどするはずないだろと言うのだった。
そして海斗は木下にキスをしそのまま流れに身を任せる。
ベットでは木下が眠っている。
上半身裸の海斗が何かを考えている。
そしてリビングに行き高村に電話をかけた。
木下との待ち合わせ場所にやってきたのは大友だった
高村は指示通りの場所に伺いましたが若林先生はいらっしゃいませんでしたが、大友先生が誰かを待っているご様子でしたと海斗に報告する。
高村は何かあったらおっしゃってくださいと海斗を心配し気遣うがなんでもありませんと答える海斗だった。
ベッドで横になっている木下だったがその目は空いていた。
翌日、理事長室の椅子に座る海斗。
大友が失礼しますと入ってきた。
ご用件はと大友。
おわかりでしょと言う海斗。
新栄出版に匿名でメールをしたのはあなたですよね、なじみの記者は他にもいるでしょう、なぜわざわざあそこに連絡したんですか?
大友は答える。
新栄出版に連絡すれば木下紗耶を介してあなたに情報が入る、そうなればあなたかあなたに近しい人物が現れると思いましてね、一連の隠ぺい工作に絡んでいるとすればですが。
海斗はあのレントゲン写真をお持ちなんですかと大友に聞く。
大友は言う。
葬儀場での若林先生の挙動が気になったんです。その後私も朝比奈美咲の手術記録の一切を調べてみました。念のため全てのデータを保存していたのが幸いでした。後日データベースからレントゲン写真が消えていることに気づき疑念は確信に変わった。朝比奈美咲の手術中に医療過誤があったんですよね?レントゲンに映された左肺はわずかに落ちており気胸の可能性を示している。おそらくは手術中にメスが肺に触れたのが原因でしょう。つまり朝比奈美咲の死因は不測の心不全ではなく気胸による呼吸不全の可能性が高い。それを知ったあなたはレントゲンを削除し、岡田先生とも口裏をあわせた。そして若林先生も口止めし真実を闇に葬ろうとした。全ては自分の立場を守るために。あなたが個人的感情で私をプロジェクトから遠ざけ、成果を急いで手術を強行した結果、取り返しのつかない事態になりました。これが明るみに出ればあなたもこの病院も全ておしまいです。
黙れとにらみつける海斗。
大友は海斗に静かに言う。
全てを公表し理事長の座を降りろ、もはやお前に人の上に立つ資格はない。と。
Re:リベンジ-欲望の果てに-第8話気になったポイント
Re:リベンジ-欲望の果てに-第8話で私が気になったポイントです。
①大友先生って結局何も悪くないよね?
さかのぼって考えてみると、大友先生って何も悪い事してないんですよね、結局。
智信を殺してもいないし、海斗を拉致監禁してもいない。
それどころかそれをやった人物を大友自身も追いかけていたわけですから。
監禁についてはもっと早くどうにかできたのかもしれないと考えたりもしますが、拉致監禁も絶対に監禁されているだろうとは多分わからなかったと考えます。
陽月の事も陽月を無理矢理奪ったわけでもないですし。
海斗が大友を敵対視する理由がぼやける~。
②大友が言っていることが正論過ぎて返す言葉もない
ラストシーンで大友が海斗に言っている長台詞、正論過ぎてぐうの根も出ないです、ほんと。
海斗の選んだ道がすべて悪い方に向いてしまっている。
そういう道を歩くように誘導されている節もありますが、皇一郎に言われた通り、結局は自分で選んでいるという。
何より大友先生がお休み取らされていなければ美咲は死んでなかったかもしれないと思うと悔まれます。
Re:リベンジ-欲望の果てに-第8話の感想
サブタイトルは闇に落ちていくですが、本当にどんどん底なし沼はまっちゃってますね、海斗。
皇一郎が自分も智信も自らの手を汚して病院を守ってきたと言う言葉に自分もと思ってしまったのかもしれないですが、海斗には海斗のやり方があるはずです。
今の海斗は陽月の目も木下ちゃんの目も真っすぐみられないことになっている。
戻れるうちに誰かに引っ張ってもらってほしい。
それが大友なのか誰なのか。
とにかく早く本来の海斗にもどってほしい、このドラマ、最終回どう落としどころつけるんでしょうか?
不安です(笑)
まとめ
今回は2024年春ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第8話「そして、闇に堕ちていく」のネタバレと感想を紹介しました。
私のオリジナルな言葉で作成した相関図もお役にたつとうれしいです。
しっかりおさらいして第9話も楽しみましょう♪