2024年春ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第7話「歯車が狂い始める」が放送されました。
第6話では海斗が理事長に就任し心臓血管外科プロジェクトが動き出しました。
プロジェクトの最初の手術患者は陽月の妹・美咲に決定。
美咲は自分が生きていたら陽月が幸せになれないと手術を拒否しますが、陽月が美咲を大切に思っていることが伝わり手術を受ける決心をします。
しかし、海斗の判断により、執刀医は大友ではなく新しく赴任してきた岡田千尋が任されることに。
さぁ、美咲の手術はどうなるのでしょうか。
Re:リベンジ-欲望の果てに-基本情報
Re:リベンジ-欲望の果てに-の基本情報です。
放送局 | フジテレビ系 |
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放送時間 | 毎週木曜 夜10:00~10:54 |
出演者 | 赤楚衛二(天堂海斗)、錦戸亮(大友郁弥)、芳根京子(朝比奈陽月) |
主題歌 | WHY?/Stray Kids |
あらすじ | 日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」。理事長の息子海斗(赤楚衛二)は、父との仲違いから医師にはならずに週刊誌の記者として出版社で働いている。父親が事件に巻き込まれたと聞いた海斗は天堂記念病院を訪れるが、理事長の座を狙って権力争いが起きようとしていた。 |
公式HP | https://www.fujitv.co.jp/re-revenge/index.html |
Re:リベンジ-欲望の果てに-の相関図
Re:リベンジ-欲望の果てに-の第7話をわかりやすく相関図でまとめてみました。
Re:リベンジ-欲望の果てに-第7話のネタバレ
では、Re:リベンジ-欲望の果てに-第7話のネタバレいってみましょう。
美咲の手術は無事成功
美咲の手術は順調かに思われたが、突如大量の出血。
とても危険な状態に陥っているが執刀医は岡田、助手若林とで美咲の手術は続けられている。
岡田のメスが他の内蔵をこすったように見えた若林は一瞬眉をひそめた。
会議室ではオペを見ていた大友が部屋を飛び出す。
モニター室に大友がやってきて手術の中止を求め指示を出しに行こうとするが、小笠原が待ちなさいと大友を止めた。
すると美咲の出血は止まり手術が進められる。
海斗は胸を撫でおろす。
一時は危険な状態に陥ってしまった美咲の手術は岡田の機転により無事成功した。
小笠原がプロジェクトはその第一歩を踏み出した、おめでとうございますと海斗に告げ去っていった。
手術の成功を抱き合って喜ぶ陽月と海斗
岡田と若林が手術室から出てきて陽月に手術の成功を伝えると陽月は何度もありがとうございますと言い頭を深く下げる。
海斗がやってきておめでとう、がんばったね、美咲ちゃんも陽月もと陽月に言い、抱きしめ、2人して泣いた。
手術の全容を確認し何かに気が付く大友
モニター室ではタブレットを見る大友。
その表情は徐々に険しくなっていった。
皇一郎に手術の成功を報告する海斗
ホテルのレストランで海斗は皇一郎に手術の成功を告げた。
まだ仕事があるからという海斗に皇一郎はいっぱいくらいいいだろう、祝杯だとワインを注ぐ。
そして今回の手術が成功したことでプロジェクトにも箔がが付くと言う皇一郎。
それを聞いた海斗は既になじみの記者に第一報を書かせたところマスコミ各社からも問合せが殺到していると話した。
ブランド価値も一気に跳ね上がると大変満足そうな皇一郎。
さらに海斗は、この機をのがさず記者会見を行い心臓血管外科プロジェクト始動を大々的に発表し、執刀医の岡田にも登壇してもらおうと考えていると話す。
皇一郎は大友先生の処遇はどうすると聞くと、海斗はしかるべき対応を致しますと答える。
それを聞いた皇一郎。
プロジェクトはお前にまかせると言っていたからまぁいいだろうと言った。
そしてなじみの記者について、女かと質問し、海斗がそうですと答える。
するとせいぜいうまく乗りこなせよ、いつの世も権力者を惑わせるのは女と決まっていると言う皇一郎だった。
木下にお礼の電話をする海斗
新栄出版では木下と上司の薮田があいつも出世したなと海斗の話をしている。
薮田が去っていくと自分が書いた手術成功のネットニュースを見ながら浮かない顔をする木下だった。
するとスマホに海斗から着信。
海斗は記事にしてくれたお礼を言う。
木下は手術が無事成功してよかった、陽月さんも喜んでました?と聞く。
海斗はああ、そうだなと。
木下は海斗に今度2人で会えませんかと聞く。
海斗はわかったと答え電話を切った。
手術後目を覚ました美咲
病室ではベットで眠っていた美咲が目を覚ました。
若林が手術成功したよ、これから少しずつリハビリしていけば、夏休み前には学校に行けるようになると思うよと美咲に告げる。
美咲は目を輝かせてほんとに?と陽月に言う。
陽月はうん、よくがんばったね、今年こそ見に行こうね花火と
その様子を見ていた若林はニコニコしながら病室を出た。
若林を追いかけ陽月。
岡田先生はいまどちらに?と聞く。
今回の手術記録の作成に時間がかかっているようで、しばらくは私が担当します。美咲ちゃんの意識がもどったことはちゃんと伝えておきますからと若林は言った。
美咲の手術について不審に思う大友
病院の廊下。
大友が理事長室に向かう岡田を止め、美咲の手術に関して質問させてくださいと言う。
止血に時間がかかったにも関わらずなぜ手術を強行したのか?いったん中止すると言う選択肢もあったのでは?と聞く大友。
私の手術に不満があると?と聞き返す岡田。
見解が聞きたいだけですと言う大友。
では、あなたは手術を中止し患者の体力の回復を待っている間に病状が悪化し取り返しのつかない状態になってしまったら責任とれるんですか?と言い立ち去ろうとした。
そんな岡田に大友は本当にそれだけですか?他に手術を急ぐ理由があったんじゃないですか?近々国際メディカルセンターで同様の手術が行われると聞きました。遅れをとってしまえば評価されることもないから手術を強行したのでは?と言った。
すると岡田は大友をにらみつけ、私は執刀医として最適な判断を下し患者を救うことができた、これ以上何を望むことがありますか?これから先プロジェクトの責任者は私です、あなたはもう関係ないのでは?部外者は口を挟まないでくださいと立ち去った。
大友から手術について聞かれた件を海斗に報告する岡田
理事長室。
岡田に記者会見の話をする海斗。
岡田はこれでプロジェクトもますます注目をあびるでしょうと言う。
手術を成功に導いた岡田先生のおかげですという海斗。
すると岡田は、先ほど大友先生から今回の手術に関して質問を受けました。手術自体に問題はなかったため取り合いませんでしたがご不満のようで。何かあの患者に思い入れがあるのでしょうかと報告した。
海斗は彼がまた妙な動きを見せたら報告して下さいと言うと、岡田は承知しましたと理事長室を出ていった。
術後熱が続く美咲
日が変わり美咲の病室では陽月が美咲の体温を確認していた。
体温は37.2℃と少し熱っぽい。
今日は休もうという陽月に美咲はでも宿題やらないとと言う。
熱があるから休まなきゃダメでしょと宿題を取り上げる陽月がスケッチブックを見つけこれはなに?と聞く。
美咲はこれはだめといってスケッチブックを抱えて陽月に渡さなかった。
するつ失礼しますと大友が病室にはいってきて、美咲ちゃん、胸の音聞かせてと言う。
でもぉという陽月に念のためですと言う大友。
大友は美咲に傷口は痛い?と聞く。
美咲は痛くないと答えると笑顔でそぉという大友。
大友に休暇を言い渡す海斗
今度は海斗が病室に入ってきた。
大友を見て何をされているんですか?と。
2人は講堂へ移動。
海斗は大友に担当医に相談もせず診察したら患者が混乱します、勝手な真似は慎んでいただきたいと言う。
そして、ひとつ良い話を持ってきましたと続ける。
明日からしばらく休暇を取ってください、この病院に赴任してきてからずっと働き詰めだったでしょ?と大友に言った。
大友はどうしても私をプロジェクトから遠ざけたいんですねと言うと、海斗は、そういう意味ではありません、医師の労働環境の改善は私にとっても急務ですのでと返す。
それに対して大友は、今回確かに手術は成功し、今現在患者の容態も落ち着いている。しかし、リスクがあったことに変わりはない、今後もあのような高難度の手術が続くならそれに対応しうる人材はチームにいれておくべきでしょうと言う。
それを聞いた海斗、自分がその対応しうる人材であると?と。
そして大友、病院の未来のため事実をお伝えしているだけですと。
海斗は言う。
何が病院の未来ですか、悔しいだけでしょ。理事長の座は私に奪われプロジェクトからも外された。自分がいなくても手術は成功し、陽月の信頼も今のあなたには何もない。あなたは医者の立場ではなく、一個人として嫉妬心を抱いているんですよ。私情の混じった意見ほど参考にならないものはありませんと。
すると大友。
あなたはどうなんですか?私をプロジェクトから遠ざけるのは感情を排した合理的判断の上ですか?本音で話していないのはどちらでしょうか?と。
海斗は怒りを抑えながら振り返りゆっくり羽を伸ばしてきてくださいと大友に言うのだった。
海斗に大友と協力してほしいと思っている高村
海斗は高村に大友に休暇を与えたことを伝えると、高村はプロジェクトは?と聞く。
海斗は引き続き岡田先生と進めていきますよと言う。
それを聞いた高村は少し黙った後、私は反対です。あのプロジェクトは海斗さんと大友先生のお二人が中心となって進めていくべきですと。
それは父の願いだったからですかと海斗。
そして高村、あのプロジェクトは海斗さんのビジョンと情熱、そして大友先生の確かな技術がひとつとなって完成するのではないでしょうかと言う。
少し辛そうな顔で海斗は言う。
確かにあのプロジェクトを立ち上げたのは父です。ただ、今進めているのは私です。会見の準備を進めてくださいと。
それを聞いた高村は悲し気な表。
海斗もまた少し悲しい表情でお願いしますと言う。
すると高村は笑顔をつくり承知しましたと答えた。
美咲の容態に違和感を覚える若林
若林がパソコンに映し出される美咲のレントゲン画像を見ている。
違和感を感じた若林は一点を見つめていた。
美咲のスケッチブック
相変わらず熱がある美咲。
病室には海斗が入って来て言う。
術後の発熱は珍しい事じゃない、心配ない、すぐによくなるよと。
陽月は聞く。
岡田先生って忙しいのかな?手術が終わってからほとんど見てもらえてなくて。もう少し顔だけでも見せてくれたら安心できるんだけどと。
そんな陽月に海斗は、わかった、岡田先生に見てもらえるように伝えておくと言った。
そして、陽月が海斗に美咲が書いたスケッチブックを見せる。
そのスケッチブックには元気になったらやりたいことがイラスト付きで書かれていた。
そのスケッチブックを笑顔で見る二人。
陽月は言う。
今までもずっと元気になったら絶対花火見に行こうねって。
でもそれはなんていうか美咲を励ますためだったけど、今はほんとに行こうねって、それがうれしくて。
続けて、本当にありがとうと海斗に言う陽月。
それを聞いた海斗は、陽月の力に少しでもなれたならよかったよ、きっとおやじも喜んでくれてると言う。
2人はそっと病室を後にする。
海斗は明日の記者会見終わったらどっかご飯食べに行かないと陽月を誘う。
陽月はいつもの居酒屋に行きたいと元気に答えた。
岡田にレントゲン写真の違和感を伝える若林
パソコンで論文を執筆している岡田に若林が美咲の状態を伝えに来た。
経過は良好だがこちらを見ていただけますかと言いレントゲン写真を見せる。
左肺がわずかおちているように見えませんかと言うが、それは誤差だと言う岡田。
念のため精密検査をした方がいいのではと若林が言うと、後で詳しく見ておきますのでと言いかかってきた電話に出る岡田だった。
休暇を取る大友
日は変わり、休暇をとるため、病院を出ていく大友。
その様子を二階の廊下から見下ろす海斗。
海斗の顔には勝ち誇ったような笑みが浮かんでいた。
会見の後海斗を食事に誘う木下
会場に来ている木下は海斗と電話で話している。
すごい数の報道陣きてますよ、さすがですねと木下。
海斗は言う。
今日は新星天堂記念病院の第一歩だからなと。
木下、会見終わったら今日ってもう終わりですか?今日飲みにでもいきません?先輩の好きそうなお店見つけましたと海斗を誘う。
すると、今日はちょっと仕事の予定が入っていると言う海斗。
電話を切った木下は肩を落とした。
容態が急変する美咲
美咲の体温はさらに上がり38.2℃になっている。
コップの水をつらそうに飲む美咲の息は荒い。
陽月はナースステーションへ行き岡田を探す。
看護師長が岡田に会いに行き取り合うがこれから会見なので若林先生に見てもらってくださいと言われる。
陽月が美咲の個室に戻ると美咲がおねえちゃんごめんねと言う。
陽月はなんで美咲が謝るの、花火見に行くんでしょ、海行きたいんでしょ、山登って初日の出も見るんでしょ、ごめん、ノート見ちゃった、だからがんばろうねと励ます。
美咲はうなずくがその途端苦しそうに胸をおさえ出す。
ナースコールを鳴らすが待ちきれず飛び出す陽月。
陽月は当直の医師を調べるが、岡田も大友もどちらも不在となっている。
岡田は海斗と会見に。
岡田の携帯に天堂記念病院から電話が入る。
しかし、電話を切りスピーチを始める。
陽月と看護師長が美咲の個室に駆け込む。
陽月が美咲に必死で声をかけ、そして電話を鳴らす。
相手は大友。
大友は母のお墓参り中だった。
スマホを入れたバックは少し離れたところに置いているため着信に気が付かない。
心停止する美咲
美咲は人工呼吸器で酸素を送られていた。
若林が駆けつける。
美咲、心停止。
若林が必死で心臓マッサージとAED。
看護師長に止められ、心臓マッサージをやめ、うなだれる若林。
陽月が泣きながら心臓マッサージをする。
美咲は目を閉じたまま戻って来ない。
美咲に覆いかぶさるようにして泣き崩れる陽月。
若林や看護師長もベッドの周りに立ち尽くしていた。
高村が会見中に海斗を呼び出し美咲が亡くなったことを報告する。
海斗は会見場を後にし美咲の個室にやってきた。
憔悴した陽月を見つめたあとベットを見る海斗。
ベッドに歩み寄り美咲の顔の白い布を取る、亡くなっている美咲を見て青ざめる海斗。
陽月もまたしゃがんで泣き出してしまう。
海斗は呆然自失で病室を出ていき廊下でへたり込み顔を覆い泣いた。
美咲の葬儀
美咲の葬式。
岡田が焼香をあげる。
続いて海斗も焼香し陽月に頭を下げる。
小笠原と若林も焼香に来ている。
若林の顔は思いつめた表情だった。
小笠原が若林に、そんな顔するなと話しかけ、誰のせいでもないと若林の肩をたたいた。
陽月の思い
棺の前に座っている陽月に海斗が歩み寄り声をかける。
陽月は言う。
もう涙も出ない、もう何もわかんないよ、どうして美咲が?どうして美咲が死なないといけないの?手術に問題はなかった、あの場に岡田先生がいたとしても結果は同じだった、もう何度も言われた、だからわかってる、誰も何も悪くない、ただ美咲が死んだ、今日焼かれて骨になってそれでおしまい、しょうがない、しょうがない、しょうがない、しょうがない?
もう美咲に会えない。
もっとあの子と沢山の時間を過ごしたかった、もっとあの子に生きてほしかった、それだけなのに。
それを聞いていた海斗は涙をこぼす。
美咲の死は医療過誤の可能性があると伝える若林
そこへ若林が海斗に話があるとやってくる。
今じゃないとダメですかという海斗に強い口調で理事長と言う若林。
2人は建物の裏手へ移動。
若林は海斗に美咲の手術に関して報告すべきことがあると言う。
それは岡田が止血のため急いで周囲の組織を剥離しようとした時、わずかだが肺に電気メスがふれたことにより肺に気胸ができ、そのことが死を招いてしまったのではないかということだった。
若林はつまり美咲は医療過誤により命を落としたのではないかと言う。
そして、遺族に病理解剖を提案してくれませんか?美咲の遺体を解剖すれば死因も医療過誤があったかどうかもすべて明らかになります、今ならまだ間に合います。病理解剖を提案するべきですと海斗に強く言った。
それを聞いた海斗は驚きを隠せない表情でどうしたらいいのか落ち着きなく視線を動かす。
葬儀場では棺の蓋がしめられ参列者たちが合掌する。
Re:リベンジ-欲望の果てに-第7話気になったポイント
Re:リベンジ-欲望の果てに-第7話で私が気になったポイントです。
①海斗はなぜもっと冷静になれいないのか?
海斗は大友に個人的な感情を抱き過ぎて病院から遠ざけようと必死になっています。
美咲ちゃんの死は岡田先生のミスが一番の原因ではありますが、術後の体制をしっかりと整えられていなかった理事長海斗の責任でもあります。
岡田先生に美咲ちゃんの術後のフォローをちゃんと話していたシーンもなかったし、私情を挟まず、最悪の事態に備えて大友先生を病院においておくべきでした。
今回はほんとに海斗の失態ばかりが目についてしまいました。
Re:リベンジ-欲望の果てに-第7話の感想
美咲ちゃんがなくなってしまうという最悪の展開になってしまった第7話。
まさかなくなってしまうとは思っていなかったのであまりの展開にびっくりです。
たった一人の家族・美咲をとても大切に思っていた陽月。
美咲が元気になるためになんでもしてきた陽月がかわいそすぎます。
さて、医療過誤の可能性を知ってしまった海斗は次回からどのように動いていくのでしょうか。
闇落ちしてしまうのかも?なんて意見が出ていたりもしますがそうならないことを願うばかりです。