2024年注目の春ドラマから「約束」のネタバレと感想です。
今回は第9話「反転」真犯人が姿を現すになります。
第8話では有村刑事部長の息子が特殊詐欺グループに所属していることがわかり香坂が問い詰めますが、有村刑事部長は息子を連れて逃走してしまいます。そして、連続殺人事件の方では雑貨屋の店主・井出尚哉が犯人だと自首してきました。
第9話ではその信憑性が問われますが、犯人は井出尚哉で確定なのでしょうか?
心は誰にも覗けない。
自分自身の心でさえ正確には掴めない。
胸の内の真実は瓶の中のビー玉の用に…
誰にも取り出すことはできない。
約束~16年目の真実~基本情報
約束~16年目の真実~の基本情報です。
放送局 | 日本テレビ系 |
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放送時間 | 毎週木曜 夜11:59~ |
出演者 | 中村アン(桐生葵)、横山裕(香坂慧) |
主題歌 | Butterfly effect/野田愛実 |
あらすじ | 16年前、望野町という穏やかな街で二人の遺体が発見される。それは口の中にビー玉を詰められているという異様な遺体だった。殺人犯として主人公葵の父親が逮捕され、葵はすべてを失い望野町を去ることに。そして現在、葵は16年前の真相を探るために故郷に戻ったがその途端事件が発生する。 |
公式HP | https://www.ytv.co.jp/yakusoku_drama/ |
約束~16年目の真実~相関図
約束~16年目の真実~の第9話をわかりやすく相関図でまとめてみました。
約束~16年目の真実~第9話選択のネタバレ
では、第9話のネタバレいってみましょう。
連続殺人の犯人として自首してくる井出尚哉
井出が自首してきたことがわかり、葵と木崎は望野署に戻る。
葵は井出の雑貨屋から事件記事やスクラップを発見したことを伝える。
さらに、世間には公表されていない神田橋での遺体発見の記事が含まれていたことも。
それを踏まえ、その他の状況からも井出尚哉が連続殺人犯であるという葵だった。
井出の取り調べ
木崎が井出を取り調べる。
木崎、なぜ今になって自首してきた?
井出、なぜ?その説明は必要ですか?強いて言えば…飽きたから。和田瑠璃。彼女を殺した直後、家でそのニュースを見た時はっきりと自覚したんです。あ~もうワクワクしなくなったなぁ~って。それが理由です。
木崎、ふざけるなよ…
井出、供述が気に入らないなら変えましょうか?
木崎、お前自分がしたことわかってんのか?
井出、あなたよりは。何でも聞いてください。ただし、退屈な質問は嫌いです。
隣の部屋で事情聴取の様子を見ている葵と矢吹。
葵は自分に調べさせてほしいと矢吹に頼む。
矢吹は葵は適任ではないというと、葵は井出が自分を暗号で呼び出すなど明らかに自分への執着を見せているといい食い下がる。
しかし、矢吹は執着を見せているのならなおさら適任ではない、彼は全ての罪を認めようとしているのに下手に刺激をする必要はないと言う。
これで全て終わりですという矢吹だった。
井出尚哉の自首を香坂に伝える葵
有村を追っていた香坂と夏目。
有村潤は父であり刑事部長でもある有村とともに逃げ続けている。
とにかく2人の行方を追うという香坂のもとに電話が入る。
葵が井出尚哉自首について香坂に話す。
香坂は供述の信憑性はと問う。
葵は、井出尚哉の雑貨屋に神田橋で発見された遺体の記事を含む全ての事件のスクラップ記事があったこととシナリオの続きの原稿データがあったことを伝える。
井出で決まりですか?と香坂が言うと葵は分らないこともあってと答える。
香坂はなぜあなたに執着しているかですか?と。
葵は、はい、私とは接点が…。
香坂は全て明らかにするべきです、他に大きな事実を隠しているかもしれない、ただしくれぐれも警戒をと言い電話を切った。
井出を事情聴取したいと言う葵に助け舟を出す木崎
葵は矢吹に井出の取り調べをさせてほしいと再度言うが、矢吹は認められないと言う。
そこへ、同僚が、井出尚哉の自宅からロープが見つかり、凶器である可能性は高いとやってきた。
矢吹はお聞きの通りですと言い、井出が犯人で事件は終了と言いたそうだが、そこへ木崎がわってはいる。
自首調書はとりましたが、社会的反響の大きい事件です。すぐに警察に渡さず、手柄を演出するのも手じゃないですか?桐生葵の存在は週刊誌やネットを通じて注目されています。彼女がいたから犯人は全てを自供した。そんなストーリーも必要でしょう。新情報が飛び出せば矢吹課長の手柄です。と。
そして木崎は葵に取り調べ変われと言うと、矢吹は葵に手で行けというジェスチャーで指示を出した。
井出を事情聴取する葵
葵は木崎に礼を言い、井出が待つ取調室に向かう。
全ての真実を残さず拾い集める、たとえその先に大きな闇が待ち構えていようとという意思のもと。
葵が座ると井出尚哉が勝手に自分の年齢などを話し出すが葵は聞かれたことに答えてくださいとさえぎる。
井出は殺しました全員と言う。
葵はあなたの犯行は不破翔の映画シナリオに影響されたものですかと問う。
井出、影響って言われると心外だな。俺が正しい形で実際に作り上げたってとこかな。スリリングで皆の心に刻まれるものを。その結果日本中が夢中になった。はははは。
葵、シナリオの続きを書いたものを洋食店に送りつけたのも?
井出、もちろん俺だよ。この唯一無二の作品を文章で後世に残しておきたかった。あの店、映像研究部のたまり場でしょ?だからみんなに見せてあげようと思って。
葵、遺体には指切りをしたような形跡が残っていたが、その意味は?
井出、指切りってなんか崇高な儀式だな~と思って。この世を去る者と自分とを結ぶ儀式…とでも言えばいいかな。まぁちょっとした遊び心。なんでも聞いてよ、今は気分がいい。
葵、神田橋で発見された遺体もあなたの犯行?
井出、もちろん。
葵、なぜ1件だけあの場所で犯行を?
井出、なぜ?いや分ってるでしょ。
葵、私が住んだ場所のそばだった。
井出、そういうこと!
葵、10日前私は暗号で呼び出され背後から襲われた。あれもあなたが?
井出、うん。
葵、16年前も?
井出、もちろん。
葵、ならどうして私を殺さなかったの?あなたは私に執着している。被害者たちは当時の私の風貌に似ているという指摘もある。なぜ私なの?私に何度も暗号を送りつけた理由は?
井出、はぁ~がっかりだな…。残念だよ。分ってなかったんだ。自分自身に問えば見えてくるのに
葵、どういう意味?
井出、俺との接点なんだと思う?
葵、質問しているのはこっち。
井出、だから、自分で胸に手を当てて考えて見れば…。
葵、答えなさい!
井出、怖っ。嬉しいなぁ、そんな感情を高ぶらせてくれて。ねぇ誰が一番ショックだった?やっぱり不破玲が死んだ時?
葵は不破玲の遺体を発見したときのことを思い出す。
井出尚哉はじっと葵を見ながら言う。
井出、怒り、悲しみ、憎しみ、いろんな感情を見せてくれた。うん…。君はいいキャストだ。
葵は井出を睨んだ。
その頃本部からは徹底して裏付けを取るようにと矢吹に指示が入った。
有村達の逃走や連続殺人事件の公表を慎重に図り、警察のダメージを減らしたいというのが狙いなのだった。
矢吹は言う。
この難局をうまく乗り越えないと望野署が全ての責任を負わされると。
桃の店に集まる映像研究部のメンバー
桃の店には葵、不破、恵と皆が集まっている。
葵は井出尚哉が自首し罪を認めていること、自分への執着が犯行動機と見られているが、自分との接点がわからないと皆に言う。
恵が言う。
この前文化祭実行委員だった友達に話を聞いた時、井出尚哉が当時この映画は誰が主役をやるのか気にしてたって言ってて…。もしかしたらその時に葵に目をつけたんじゃないかな?
それを聞いた不破は言う。
けど、結局映画は撮ってないわけだしそれだけで葵に目をつけるかな。
そして桃、天草なら葵に関すること誰よりも知っているかもと言うのだった。
逃走中の有村刑事部長と息子の有村潤
場面は変わり、有村刑事部長と息子の有村潤。
2人は建物の屋上にいる。
有村潤はここに全部入っているよと手提げ袋をひっくり返すとじゃらじゃらと特殊詐欺の証拠品のスマホなどが出てくる。
有村刑事部長はこれまでにやったことを詳しく教えろ、これ以上隠し事があったらもうお前を庇うことはしない、これが最後だと言う。
全ての罪を話した有村潤は尾藤誠についても話だす。
尾藤誠が自殺した件は俺っていうよりおやじの罪だけどな、あいつなんで死んだと思う?
(この件についてはストーリー後半で詳しく説明)
天草に会う葵
葵は天草に会い、井出尚哉の写真を見せる。
葵は井出が自分に執着を持っていることに思い当たることはないかと天草に問う。
天草はわからない、バイト先で接点があったとかは?と逆に葵に聞く。
葵はないと思うと答える。
天草はそこまで相手を強く思っているなら写真のような何か相手に関わるものを自分の手元に残しているのではないかと葵に言う。
葵は不破のシナリオにあった指切りのシーンについても天草に尋ねる。
天草が提案したって聞いていると葵は言うが、天草はそうだったかなとおぼろげ。
しかし、少ししてそうだったかもと徐々に思い出す天草。
そして話す。
特に深い理由はないけど学校の帰り道に葵が誰かと指切りするのを見てその時印象に残ったと。
しかし、誰と指切りをしていたかは覚えていないという天草だった。
また有村たちがいる屋上の場面
一斗缶に証拠品のスマホなどを入これて全て消せるよという有村潤。
するとこれで最後だなといい有村刑事部長が拳銃を有村潤に向ける。
嘘だろという有村潤に、刑事部長は心配するな、お前を殺した後俺も死ぬと言う。
全ての証拠は親としてのけじめとして残しておくという有村刑事部長。
今にも発砲しそう。
有村潤は俺だって反省している、あの刑事だって本気で殺すつもりじゃなかったんだってと泣き出しそうになりながら言う。
当時を回想する有村刑事部長
電話で有村潤から死なせてしまったと聞かされおどろいている有村刑事部長。
有村潤はナイフで脅すだけのつもりが向こうが襲ってきたんだよと言う。
俺もおやじに迷惑かけたくないよ、反省してるんだって!という有村潤。
そしていう、俺の名前を知っているのは上の人間だけで皆海外にいるし、指紋だってちゃんとしてきた、助けてくれよ、おやじ、人生やり直させてくれよと。
それを聞いた有村刑事部長は電話越しに言う。
組織を抜け、二度と犯罪に手を染めるな。それが条件だ、誓えるか!
有村潤、誓う、誓うよ!
現在
有村刑事部長、悪事から足を洗うことを条件とし俺はお前を助けた。だが、お前はまた俺を頼ってきた。
また過去回想
有村潤、今からルームに警察がおしかけてくるらしい、おやじ、止めてくれよ。
有村刑事部長、足を洗ったんじゃなかったのか!
有村潤、人間そう簡単に変われるわけねぇだろ。
有村刑事部長、いいか、もうこれが最後だぞ。
また現在
有村刑事部長は言う。
俺はお前をまた庇った!俺も必死だった、でも例え息子だとしても人を殺した相手を庇うなんてどうかしてた。皮肉なもんだ、出世の道が途絶えた今になって、ようやく悔む気持ちが生まれた。俺はお前を守りたかったわけじゃない、自分の立場を守りたかった。お前の罪は俺の罪だ。
有村潤、親父…
有村刑事部長は少し微笑んでいる。
そして甘やかして悪かったなと有村潤のこめかみに銃口を突き付ける。
有村潤、やだ、やだ、もうやめてぇ~!
有村刑事部長、あの世で反省しろ。
有村たちのもとに到着する香坂
するとバタンと扉があき、銃をおろしてください!!と香坂がやってきた。
有村潤、助けて、助けてよ!
有村刑事部長、黙ってろ!俺もすぐにコイツの後を追う、黙ってケジメをつけさせてくれ!
それを聞いた香坂は言う。
まだわからないんですか?ケジメとは罪と向き合い傷つけた被害者と向き合うことです!犠牲になったものたちに心の底から謝罪をすることです!死なせはしない、あなたたちには生きて償う義務がある。償ってくださいあなたにほんのわずかでも後悔と刑事としての誇りがあるのなら。
有村刑事部長は泣き崩れた。
尾藤誠の件について恵に話す有村刑事部長
望野署にも有村たちが確保され、有村刑事部長が望野署に向かっていると連絡が入った。
有村刑事部長は尾藤恵に尾藤誠に死について自ら話す。
当時、あなたのお父さん・尾藤誠が複数人に賄賂を贈っていると知り、私はそれを彼の弱みとして利用してきました。16年前の事件の際、あなたの目撃証言を変えさせるよう命じたのは私です。それからしばらくして私が握った弱みを息子も知ることになりました。息子もまた彼を脅し、防犯カメラの証拠を消させたり、物件を提供させたりと利用していました。彼が逮捕される直前に息子が接触したそうです。彼の逮捕の可能性を知った息子は、自分達のことが警察に知られたら娘を殺すと脅したそうです。そして、それがあなたのお父さんをさらに追い込むこととなりました。そして、彼は自らの命を。全ては私と息子の責任です。申し訳ありませんでした。
恵に頭を下げる有村刑事部長だった。
葵にありがとうと告げ香坂に会釈をし恵は帰っていった。
井出尚哉の取り調べをする香坂
香坂は葵に言う。
個人的な感情で冷静さを欠き迷惑をかけました。
お互い様ですという葵。
香坂、こちらの状況は?
葵は答える。
今も詳細な供述をとっていますが、時折人をくったような言動を見せつつ、内容には一貫性があるとのことです。ただ、私への執着の理由だけがどうしても…。
香坂が井出尚哉を事情聴取する。
香坂は椅子に座るが沈黙。
すると井出尚哉は桐生葵と話したいなと言いながら、左胸のあたりをかく仕草をする。
それを見た香坂は言う。
その仕草、緊迫した状況でストレスや不安を和らげる無意識的行動。この場合、相手より優位に立たなければならないという焦りの裏返し。
井出、プロファイリング?なら、俺が今何考えてるか当ててみてよ。
香坂、何を恐れているんです?
井出、恐れてる?
香坂、全てを明かさないのは恐れがあるから。
井出、ブー、外れだね。
香坂、その恐れの正体は何か。感情が表にでてしまう無防備な人間ですね。精一杯の強がりももはや限界ですか。
井出、勝手にストーリーを作らないでほしいな。
香坂、その言葉そのままお返しします。現実とフィクションの区別がつかない稚拙なあなた。今確信しました。あなたは犯人ではない。やはり桐生さんが正しかったようだ。彼女はあなたが犯人だとは思っていませんよ。そのことを踏まえてあなたと向き合ってみましたが、あなたは犯人の人物像と一致しない。私に言わせればあなたは自分がやったと主張する目立ちたがりの三文役者に過ぎない。
井出、挑発にはのらない。
香坂、では捜査があるのでこれで。
扉を開け香坂は取調室を出ていく。
隣で見ていた葵も部屋を出て、香坂にどういうつもりですか?香坂さんは本当に彼が犯人ではないと?
香坂はわかりませんと言い、納得しきれない葵に理由を話す。
というより状況的には彼の犯行である可能性は極めて高い。彼の意図が真実がなんであろうと桐生さんに相手にされていないという事態、彼には耐えがたいはずです。実際に明らかに苛立っていた。彼は必ず動きを見せます。
井出尚哉の送致が決まる
テレビでは有村刑事部長が息子の罪を隠ぺいしていたこと、16年前の証言も偽装を指示していたことがニュースに流れている。
それを見てい望野署のメンバー。
これで一条さんの汚名も晴れましたよねと葵に言う夏目。
電話を切った矢吹は、直ちに井出尚哉を検察に送致すると言い出す。
待ってくださいと言う香坂に、これは上からの指示ですという矢吹。
すると木崎の声。
桐生、井出尚哉がお前に話したいことがあるそうだ。
まだ遺体があると言う井出尚哉
井出、悲しむ声が聞こえるんだ。俺の作品がさ、埋もれたまま泣いてるから、放っとかないでくれ~って。
葵、他にも犯行を?
にやりと笑い、顔を葵の方に近づけながら井出は遺体はどこにあるでしょう?これはクイズ。
矢吹は捜査を長引かせるためのはったりでしょ、聞く必要はないと言う。
葵は本当にハッタリでしょうかと言うと、少なくとも無視するべき証言ではないと言う香坂。
さらに香坂は言う。
仮に真実とした場合、場所はどこか。このタイミングで明かしたこと自体が手がかりになるかもしれない。自分の犯行ではない、そう疑われた直後に供述を行った。
葵も香坂に続いて言う。
その狙いは私達に全てが自分の犯行だと証明して見せること。
となると現場は。
雑貨屋の裏庭からあらたな遺体
井出の雑貨屋に向かう葵と香坂。
裏に回ると庭の一部に土の色が変わっている場所がある。
早速掘り起こしてみると新たな女性の遺体が出てきた。
口にはビー玉、小指は指切りの形になっている。
葵は目をつぶって犯行当時の被害者の状況を思い浮かべるがうまくつながらなかった。
葵たちは望野署に戻り井出を取り調べる。
井出は言う。
女性の名前は相川由香。和田瑠璃を殺すちょっと前かな。彼女日帰り旅行のつもりで町に来たけど、どこかで1泊したいって夜に宿探してて。
どうやって殺したのと聞く葵。
これまで通り現場に誘い出して後はロープでいつもの作業だよと答える井出。
井出の嘘を見破る葵たち
葵は言う。
嘘、あなたは嘘をついてる。ずっと違和感があった。やっと確信できた。どうやってあの場所まで誘ったの?あの場所に宿泊施設はない。
そして香坂、その女性の警戒心を解き、夜にあの雑貨屋の裏に連れ込む、それほどの社交性があなたにあるとは思えませんと言う。
葵、あなたに一連の犯行は不可能です。
井出、また決めつけか。そうやってまた違う犯人…。
ノックの音
夏目が礼しますと入って来て、新たな遺体が発見されましたと言う。
死亡推定時刻は二日前の夜、ビー玉に首の索条痕、鑑識によると同一犯である可能性が極めて高いとのこと。
葵はあなたがやったの?と井出に聞く。
黙る井出。
香坂、対応に困っているようですね、無関係な遺体かもしれない、本当に同一犯かも知れない。
井出、嘘だ。
香坂、嘘だ?なぜ断言できない?犯人のお前が。安心していい、新たな遺体は発見されていない。
葵、そもそもあなたに私への執着なんてない。あなたは連続殺人の実行犯じゃない。
真犯人を探す望野署の刑事たち
葵と香坂は矢吹に井出が実行犯ではないことを告げる。
望野署メンバーは新たに井出尚哉の人間関係を徹底的に洗いなおすことに。
矢吹が上の人間に報告すると、本部が記者発表前に井出尚哉を送致することのこと、望野署には選択肢はないと言う。
それまでに井出の供述とるぞ!と木崎と夏目は井出のもとに。
葵も出ていく。
木崎は井出に本当の犯人は誰だ、言え!と迫る。
香坂はホワイトボードを見ながら整理し考える。
- 16年前のシナリオを読んでいる
- 桐生葵とも強い関係がいある
- 天草勇樹、この事件でのアリバイは実証されないが桐生葵への執着は誰よりも強い
- 飛鳥桃、母親も16年前に殺害された被害者、ただその社交性等犯人像と合致する点も多い
- 不破翔、ビー玉についての記載がある映画シナリオを書いた張本人、捜査を混乱に陥れた
- 尾藤恵、父親の件で振り回された被害者と見ていたが、不破玲殺害の際現場付近にいた人物でもある
真犯人が浮かび上がってくる
葵は和田瑠璃殺害事件の時に男を見たと言う目撃者に会っていた。
主婦は毎日8時過にその場所をジョギングで通っているので男を目撃したのは夜8時過ぎで間違いないと言う。
葵は考える。
もし目撃されたのが井出尚哉なら、彼は誰かを庇うためにわざと現場へ行き目撃された。だとしたら真犯人はやはり、、、
香坂も同じように考えていた。
だが確証はない、井出はおそらくその人物の痕跡を徹底的に消して、いや…消さない!
葵は相手に関わるものを自分の元に残してるんじゃないかといった天草の言葉を思い出す。
場面は変わり、ベンチに座り誰かに電話をする不破翔。
つながらなかったため電話を切る。
よく見るとベンチの横には白いロープ。
再び雑貨屋へ向かう葵
葵は井出尚哉の雑貨屋に再び向かう。
室内を調べている。
葵は箱の中に何かを見つける。
それは決定的な証拠となるもの。
本部に送検される井出
望野署では本部の刑事が井出尚哉を送検する。
香坂の横を通り過ぎる井出、違う、違うと言い香坂の方を振り向き、香坂に俺だ!俺だ!俺だ~!と叫ぶ。
真犯人かもしれない人物と電話で話す葵
うん、私もちょうど話したいと思っていた。うん、じゃぁ待ち合わせで。
電話を切る葵。
真犯人現る
外に出る葵は香坂に言われた、「何より命を守ること、それでしか真実にたどり着けない」と言う言葉を思い出し香坂に連絡する。
今当人から連絡がありました。はい、間違いありません。
すると背後から何者かにロープで首を締められる。
はずみで雑貨屋で見つけた決定的な証拠を落としてしまう。
笑いながらだ~れだ?との声。
必死にロープを振りほどき振り返るとそこに立っていたのは飛鳥桃だった。
桃は不敵な笑みを浮かべる。
桃は、やっとこうして向き合える、驚いた?と言う。
そして桃は続ける。
でも葵、最低だね。破ったでしょ私との約束。
葵の最後の言葉
「殺人鬼の振る舞いと善人の振る舞い…私が見ていた世界はビー玉越しの景色のように…全てが反転していた…」
というのが葵の最後の言葉でした。
約束~16年目の真実~第9話2つの気になったポイント
約束~16年目の真実~第9話で私が気になったポイントです。
①少しの間映像に映った不破翔とロープ
葵が再び雑貨屋を調べるために雑貨屋に向かうシーンの直前に、不破翔がベンチに座り誰かに電話をかけているシーンがありました。
電話の相手はうっすら見える程度でしたが桐生葵のような感じでした。
しかも不破翔の隣には連続殺人に使われているような白いロープが置かれています。
葵が香坂に真犯人と睨んでいる人物から連絡があったと言っていましたが、これがまさか不破翔?
このシーンは何を意味しているのでしょうか?
葵と香坂が真犯人を絞り込んだ矢先での不破翔のシーンの出現だったので、何かあるかなと思いましたが、葵の前に登場した真犯人とされる人物は桃。
すんなり桃が犯人でいいのかどうか…
②桃は自分のお母さんも殺したのか?
桃が犯人で決まりなら、一連の犯行が同じ人物によるものとされているので、桃は自分の母も手をかけたことになります。
母が連続殺人の被害者だったと知ったとき、桃はそうとうびっくりして動揺してましたしお店も開けない状態でした。
演技?それとも多重人格者なのでしょうか?
桃がだぁ~れだというシーン、ものすごくサイコパスな感じ怖かったです。
約束~16年目の真実~第9話の感想
やっぱり井出尚哉が犯人じゃなかったですね。
第8話で書いていた私の気になった点①井出尚哉が信頼を得ることができる人物なのか?
が見事に的中していていうれしかった♪
やっぱりあの人に誘われても待ち合わせの場所いかないですよね(笑)
桃が犯人とは!でしたが、お庭の手入れも和田瑠璃ちゃん犯行時に配達に出ていた件もつじつまがあいますね。
まとめ
今回は約束~16年目の真実~9話のネタバレと感想をご紹介しました。
2024年4月春から始まった約束もいよいよ6月13日放送の第10話で最終回です。
出演者の皆さんもそれぞれクランクアップしているようで、最終回の反響を楽しみにしているようですね。
第9話をしっかりおさらいして第10話の最終回もしっかり楽しみましょう。